JPH0421506Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0421506Y2
JPH0421506Y2 JP14527088U JP14527088U JPH0421506Y2 JP H0421506 Y2 JPH0421506 Y2 JP H0421506Y2 JP 14527088 U JP14527088 U JP 14527088U JP 14527088 U JP14527088 U JP 14527088U JP H0421506 Y2 JPH0421506 Y2 JP H0421506Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
piece
locking claws
hanging
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14527088U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0266156U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14527088U priority Critical patent/JPH0421506Y2/ja
Publication of JPH0266156U publication Critical patent/JPH0266156U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0421506Y2 publication Critical patent/JPH0421506Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は額縁の吊紐止金具に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
額縁を壁面などに固定した吊金具に吊紐を介し
て吊垂し、壁面に沿つて装飾用として使用してい
る。この吊紐もしくはワイヤーの両端は額縁の裏
側に固定した止金具に締結している。この吊紐止
金具は木製額縁にあつてはその枠に釘止め、ビス
止め等にて固定している。また金属製のフレーム
にあつては枠にタツピングねじを刻設してこれに
ビス止めしている。またフレームの溝を利用して
係止する方法として、実開昭59−59162号、同57
−22371号公報に開示されたものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
木製額縁にあつては釘止め、あるいは金属フレ
ームにあつてはビス止めして吊止金具を固定する
と枠にビス穴を穿孔する手数及びビス止めする手
数を要し、かつ額縁に対する吊紐を係止する位置
が固定化され、任意に調整することができない。
またフレームの溝にビス止めして吊止金具を設
ける方式にあつては吊紐を係止する位置が変更で
きるが、この吊止金具の固定あるいは調整に際し
てはドライバー等の工具を要し、手数をわずらわ
すものとなつている。
本考案は金属製額縁の裏側に形成される溝を利
用し、任意位置にかつ工具、ビス等を用いること
なく簡易に可調整的に吊紐止金具を確固に係着す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
先端に両側に屈曲し、かつ互いに相反方向に突
出し、一面が傾斜面となした2個一対の係止爪
と、この係止爪の協働作用にてフレームのリブ片
を挟持する先端片と吊紐止穴とを備えた挟持体の
2つを軸を介してこの各挟持体の係止爪を互いに
接離方向揺動可能にして一体に形成する。
〔実施例〕
以下本考案を図面に示す実施例にもとづいて説
明する。
図において1は額縁の金属製フレームで、それ
ぞれ長さが同じものあるいは異長のフレーム片1
Aの四片を互いに突き合わせて四角枠状に組み立
て所望の額縁を構成する。この額縁には必要に応
じて表面に透明なガラス板又は合成樹脂板2、裏
側に裏板3を順次重ね、このガラス板等2と裏板
3との間に絵や写真等4を挟持せしめる。
このフレーム1は所望の強度を保持できればフ
レーム厚が薄い方が望ましいがガラス板・裏板・
補助リブ片等により適宜定められ、アルミその他
金属を用いて所望断面形状に成形されたものを適
宜寸法に切断して使用されるもので図示のものは
その一例であり、その断面形状は何も限定される
ものではない。
フレーム1はガラス面の四周縁外側面を係止す
る係止爪11より外側片12を略直角に屈曲連設
される如く形成し、この外側片12の他端側に係
止片と対向して補強リブ片13が連設されると共
に、この補強リブ片13の内方で、外側片の内側
に補強片14を突設し、この補強片14の終端部
に上記補強リブ片13と対向し且補強片14とに
より空溝15を構成するようにしてリブ片16を
設けるもので、この断面形状によりフレームとし
ての所望の強度を有するようになす。
而して上記断面形状のフレーム片を用いて額縁
を組み立てる場合、前記空溝15内にフレーム片
の突合せ部に継手金具(図示せず)を挿入しビス
止め等にて固定し、四角枠状のフレームを構成す
る。そして係止片11と補強片14間の溝17内
に表側よりガラス板2、絵、ポスター、写真4、
裏板3を順次嵌合し、次に係片14と裏板3間に
弓板形状となした或はその他の形状をした裏板止
具5を挿入し、このばね弾性により裏板等を固持
せしめるものである。またフレーム1の裏面左右
両側にはこのフレームを壁面等に沿つて吊垂支持
するための吊紐止金具20を所要長さに可調整的
に締結する。この吊紐19はフレーム片1Aの裏
側にしかもその長手方向にわたつて形成した空溝
15内に嵌合し、かつフレーム重量を利用して可
調整的に任意位置に固持される吊紐止金具20に
締結される。この吊紐止金具20は金属板をプレ
ス加工して製作するものである。
この吊紐止金具20は第1図以下の図面に詳示
する如く、2つの挟持体20Aと20Bを重ね、
その中央部分にて軸21をもつて係着し、両挟持
体20A,20Bをこの軸21を中心として互い
に揺動可能とすると共に、外端には同じ位置に吊
紐19を挿通係止するための吊紐止穴22,22
を穿設し、この挟持体外端の一側縁に突出した舌
片状のものを折り曲げて指先にて押圧可能な押片
23,23を一体形成し、内端側には前記フレー
ム1の空溝15内に嵌入しフレームに係着する係
着片を形成する。この係着片24は挟持体20A
(又は20B)の押片23を設けた側と反対側の
外側方に少し突出するようにし、両側に係止爪2
5,26を突設すると共に、この両係止爪25,
26を押片と同じ方向に折り曲げる。この係止爪
25と26は互いに対向するが先端の突出方向は
相反方向となるように即ち係止爪25はその先端
が挟持体20A又は20Bの先端方向に向い、他
方の係止爪26はこれと反対の挟持体20Aの後
端側(押片側)に向かうようになすと共に、この
両係止爪25,26の先端部は尖角をなし、かつ
その上面は先端に向かつて低くなる傾斜面25
a,26aとなつている。そしてこの係止爪2
5,26の先端は挟持体20Aの本体部側面より
突出し、フレームの空溝15内へ嵌入されるよう
にしてその突出量を定めると共に、互いに対設さ
れる係止爪25,26の挟持体20Aに連なる連
設部分25b,26bは挟持体20Aと面一な平
面となし、かつ前記空溝15内に嵌入される幅と
なしている。しかしこの連設部分25b,26b
に屈曲して連なる係止爪の先端部分25c,26
cの間隔は空溝15内には嵌入されるが対向する
リブ片13,16間の隙間より大となるようにし
ている。
このように互いに揺動する2つの挟持体20
A,20Bより成る吊紐止金具20をフレーム1
の裏面所定位置、例えば第3図に示すように係着
するには先ず両挟持体20A,20Bを開いて4
つの係止爪25,26が一直線上に配列されるよ
うになす。このとき4つの係止爪25,26の幅
はリブ片13,16間の隙間Lより小となる。こ
の状態で両挟持体20A,20Bを閉じるとこの
各挟持体20A,20Bにそれぞれ一対づゝ設け
た係止爪25,26間は前記隙間Lより大とな
り、これにより挟持体20A,20Bの先端片2
7はリブ片13の表面に当接されているので、こ
のリブ片13,16の裏面に係止爪25,26の
傾斜面25a,26aが接近し、係止爪の連設部
分近くの傾斜面にて強く押圧されることにより係
止爪25,26と先端爪27とにてリブ片13,
16の表裏両側が挟持される。このとき両挟持体
20A,20Bも同様にリブ片を挟持し、吊紐止
金具20は強固にフレームに装着されるものとな
る。そして2つの挟持体20A,20Bの吊紐止
穴22,22がほぼ合致しているので、これに吊
紐19を挿通締結する。この状態でフレームを壁
等に掛ければフレームの荷重がさらに吊紐止金具
のフレーム挟持力に加えられ、挟持が確固とな
る。またこの吊紐の引張方向が変わつても吊紐止
金具はフレームより外れることがない。この吊紐
止金具をフレームより外す場合、あるいは取付位
置を変更する場合は2つの挟持体20A,20B
を互いに反対方向へ揺動させ開くようにすれば係
止爪によるリブ片の挟持は解除されるので、この
状態で移動もしくはフレームにより外すことがで
きる。
〔考案の効果〕
本考案による時は、先端に両側に屈曲し、かつ
互いに相反方向に突出し、一面が傾斜面となした
2個一対の係止爪と、この係止爪の協働作用にて
フレームのリブ片を挟持する先端片と吊紐止穴と
を備えた挟持体の2つを軸を介してこの各挟持体
の係止爪を互いに接離方向揺動可能にして一体に
形成しているため、吊紐止金具の額縁への止着に
ビスやドライバー等の工具を用いることなく、簡
易に確固い行えると共にこの金具に吊荷重を解除
し、2つの挟持体を互いに離間するよう揺動させ
るようにすることによつて止金具のフレームへの
挟持を解除し、固定位置を任意にしかも迅速に調
整でき、かつ装脱着も容易に行なえる利点があ
る。
また2つの挟持体を互いに開くよう同時に操作
しない限り該止金具はフレーム挟持より解除され
ないので、吊紐にかかる荷重を解いても止金具は
フレームに装着された状態を保持できる利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案吊紐止金具の外観図、第2図は
同正面図、第3図はフレーム片の装着状態の説明
図、第4図は実施例図、第5図は拡大断面図であ
る。 1は額縁、1Aはフレーム片、13は補強リブ
片、15は空溝、16はリブ片、2はガラス板、
3は裏板、4は絵、19は吊紐、20は吊紐止金
具、20A,20Bは挟持体、25,26は係止
爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に両側に屈曲し、かつ互いに相反方向に突
    出し、一面が傾斜面となした2個一対の係止爪
    と、この係止爪の協働作用にてフレームのリブ片
    を挟持する先端片と吊紐止穴とを備えた挟持体の
    2つを軸を介してこの各挟持体の係止爪を互いに
    接離方向揺動可能にして一体に形成した額縁の吊
    紐止金具。
JP14527088U 1988-11-07 1988-11-07 Expired JPH0421506Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14527088U JPH0421506Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14527088U JPH0421506Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0266156U JPH0266156U (ja) 1990-05-18
JPH0421506Y2 true JPH0421506Y2 (ja) 1992-05-15

Family

ID=31413710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14527088U Expired JPH0421506Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0421506Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0266156U (ja) 1990-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7669723B2 (en) Tool suspension device
JPS6340643Y2 (ja)
US4775127A (en) Device for fixing rail for hanging exhibits
JPH04211706A (ja) 係止部材
JPH0421506Y2 (ja)
JPH0443078Y2 (ja)
JPH05202543A (ja) 設備器具類保持用ブラケット
JP4048839B2 (ja) 後付け手摺りの取付構造
JP4301644B2 (ja) 建築用化粧板材の取付金具およびその金具を用いた取付構造
JPS6024851Y2 (ja) 吊下可動間仕切用レ−ル
JPH0644969Y2 (ja) 天井吊り構造
JP2579455Y2 (ja) ハンガーの取付構造
JPH076303Y2 (ja) 壁板の取付け構造
JP2570964Y2 (ja) 額縁におけるパネル押え装置
JPS6115288B2 (ja)
JPH037601Y2 (ja)
JPH0446973Y2 (ja)
JPH0223192Y2 (ja)
JP3014674U (ja) レール受け具
JPH0735986Y2 (ja) 外装材の取付け装置
JPS6312503Y2 (ja)
JP3001164U (ja) 凹面体の取付け装置
JP2602768Y2 (ja) モール用保持具
JPH0321144Y2 (ja)
JP2597603Y2 (ja) 携帯用工具のフック