JP3001164U - 凹面体の取付け装置 - Google Patents

凹面体の取付け装置

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JP3001164U
JP3001164U JP1994000500U JP50094U JP3001164U JP 3001164 U JP3001164 U JP 3001164U JP 1994000500 U JP1994000500 U JP 1994000500U JP 50094 U JP50094 U JP 50094U JP 3001164 U JP3001164 U JP 3001164U
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JP1994000500U
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Inventor
実 近藤
Original Assignee
日本コンベヤ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 凹面体の取付けの際、対向する辺壁間に間隙
が発生しないようにする。 【構成】 重なり合う各辺壁2に合致する貫孔3を設け
た凹面体Aと、施工面に取付ける取付片11と、この取
付片の表面から突出する対の弾片12と、この弾片12
の先端に設けた係合部13とから成り、弾片により重な
り合う辺壁を挟持すると共に、貫孔に係合部を嵌入して
係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、裏面が開放する凹面体を天井面、壁面、床面などに並べて取付け る取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成樹脂成形や金属板のプレス加工による扁平な裏面開放の凹面体を例 えば壁面に取付けるには、図3に示すように、取付け面31に凹面体32の周囲 各辺壁33の開放縁から外方に突出させてあるすべての片34を重ねると共に、 この各片34の透孔35に挿入した釘や木ネジなどの固定金物36を取付け面3 1に打ち込み或はねじ込んで取付ける。
【0003】 なお、凹面体32は、表面を研磨や塗装する以外に装飾材を付着させるなどの 処理が施されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような取付け方法を採用すると、順次取付けて並べた凹面体の対向する 辺壁間に片の突出長さに相当する幅の間隙が発生するので、間隙内に露出する片 の隠蔽作業、すなわち、目地材の充填が必要になる。
【0005】 特に、凹面体の表面積が大きい場合、目地幅があまり目立たない。
【0006】 しかしながら、凹面体の表面積が小さくなると、目地幅が目立って見苦しくな る問題があった。
【0007】 そこで、この考案の課題は、凹面体の辺壁間に間隙ができないようにした取付 け装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、重なり合う各辺壁に合致する貫孔 を設けると共に、裏面が開放する多角形の凹面体と、施工面に釘や木ネジなどを 介し固定する取付片と、この取付片の表面から対向状に突出する挾持用の弾片と 、この両弾片の先端側に上記貫孔に嵌入係止するように設けた係合部とで構成し た取付け金具とから成る凹面体の取付け装置を採用する。
【0009】
【作用】
上記のように構成すると、施工面の凹面体の各辺壁当接位置に取付け金具を釘 の打ち込みや木ネジのねじ込みなどにより固定する。
【0010】 次に取付け金具の弾片間に凹面体の各辺壁を押し込む。
【0011】 辺壁の押し込みにともない両弾片を互に相反する方向に押し逃がし、貫孔に係 合部が合致すると、押し逃がしたために発生する弾片の復元力により貫孔に係合 部が自動的に嵌まり込んで係止し、施工面に取付け金具を介し凹面体を取付ける 。
【0012】 なお、順次取付ける凹面体の各重なる辺壁は、両弾片の係合部を合致した貫孔 に嵌入係止する。
【0013】
【実施例】
以下、この考案に係る実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0014】 図1及び図2に示すAは、裏面が開放する多角形の凹面体である。
【0015】 上記の凹面体Aは、方形状の主壁1と、この主壁1の各辺縁から連なって主壁 1の裏面方向に突出する辺壁2とで構成され、合成樹脂の成形や金属板のプレス 加工などにより得ると共に、塗装或は模様付け、表面研磨(金属製の場合のみ) 以外に接着剤を介し小石などの粒状物の張り付けなどがある。
【0016】 また、主壁1は、図示の四角形以外に三角形などがある。
【0017】 上記の辺壁2には、貫孔3が設けてある。 なお、図示の場合、辺壁2の両端部に貫孔3を設けたが、辺壁2の長さによっ て貫孔3の数を増減すればよい。
【0018】 Bは凹面体Aの取付け金具である。
【0019】 上記の取付け金具Bは、施工面Cに釘や木ネジなどを介し固定する取付片11 と、この取付片11の表面から対向状に突出すると共に、辺壁2の押し込みによ って互に復帰力に抗して押し開く挾持用の弾片12、12と、この弾片12、1 2の先端に貫孔3に嵌入係止する係合部13とで構成してある。
【0020】 上記の弾片12、12は、板バネをU字状に曲げ加工して形成し、係合部13 は、板バネの両端を巻き込むように屈曲して設けた。
【0021】 なお、図示の場合、取付片11に弾片12、12の連結部分をスポット溶接に より固着したが、鋲などを介し固着することもある。
【0022】 また、取付片11は、図示の場合、透孔に挿通した木ネジ15をねじ込んで固 定したが、釘を用いて取付けることもある。
【0023】 上記のように構成すると、施工面Cの凹面体Aの各辺壁2当接位置に取付け金 具Bを固定する。
【0024】 次に、弾片12、12間に各辺壁2を押し込みながら、互に相反する方向に弾 片12、12を押し開き、貫孔3に係合部13が合致すると、弾片12に作用す る復帰力により貫孔3に係合部13が嵌まり込んで係止する。
【0025】 また、凹面体Aの順次取付けにもない重なり合った辺壁2、2は、弾片12に より挟持される。
【0026】 なお、施工面Cに辺壁2の開放縁を当接する際辺壁2の開放縁にコ字状の切欠 き4を設けて、この切欠き4を弾片12の連結部及び取付片11に嵌め込むと、 施工面Cに辺壁2の開放縁を当接することができる。
【0027】 しかしながら、施工面Cに対して辺壁2の開放縁が当接しなときには、切欠き を設ける必要がない。
【0028】
【効果】
この考案に係る凹面体の取付け装置は、以上のように構成してあるので、重な り合う辺壁を挾持しながら取付けることができる。
【0029】 このため、凹面体の辺壁間に間隙ができず、目地材の充填作業が不要になると 共に、取付け金具の使用個数も少なくなる。
【0030】 また、弾片により辺壁を挟持すると共に、貫孔に係合部を嵌入係止して凹面体 を取付けるため、取付けた凹面体の交換などが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す正面図
【図2】取付け状態を示す縦断側面図
【図3】従来の取付けを示す縦断側面図
【符号の説明】
A 凹面体 B 取付け金具 1 主壁 2 辺壁 3 貫孔 11 取付片 12 弾片 13 係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重なり合う各辺壁に合致する貫孔を設け
    ると共に、裏面が開放する多角形の凹面体と、施工面に
    釘や木ネジなどを介し固定する取付片と、この取付片の
    表面から対向状に突出する挾持用の弾片と、この両弾片
    の先端側に上記貫孔に嵌入係止するように設けた係合部
    とで構成した取付け金具とから成る凹面体の取付け装
    置。
JP1994000500U 1994-02-09 1994-02-09 凹面体の取付け装置 Expired - Lifetime JP3001164U (ja)

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