JPH0441708Y2 - - Google Patents

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JPH0441708Y2
JPH0441708Y2 JP6453989U JP6453989U JPH0441708Y2 JP H0441708 Y2 JPH0441708 Y2 JP H0441708Y2 JP 6453989 U JP6453989 U JP 6453989U JP 6453989 U JP6453989 U JP 6453989U JP H0441708 Y2 JPH0441708 Y2 JP H0441708Y2
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JP
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channel material
clamping plate
elastic clamping
lip
locking piece
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JP6453989U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、電気設備工事において、ダクトや
レースウエイとして使用するチヤンネル材に照明
器具やカバーその他の配線器具類を取付ける際に
使用する配線器具等の支持金具用仮止め具に関す
る。
(従来の技術) 従来、ダクト等のチヤンネル材に照明器具等を
取り付ける工事において、チヤンネル材のリツプ
部が形成された開口部内に、連結ボルトを有した
所定の取付金具を装着する場合がある。このと
き、チヤンネル材への取付金具の装着を容易にす
るため、取付金具の連結ボルトに、チヤンネル材
の開口部に圧接せしめる弾性挟持板を設け、配線
器具の装着を容易にすると共に、取付金具の装着
位置をスライド調整自在することができるように
した配線器具類の支持金具が当出願人によつて先
に提案されている(実公昭49−16875号及び、実
公昭49−21595号参照)。
この出願は、チヤンネル材のリツプ部に、チヤ
ンネル材内部で係止する取付金具と、この取付金
具からチヤンネル材の外がわに突出する連結ボル
トに止着して、チヤンネル材の開口部に取付金具
を仮止めする弾性挟持板とで構成される。この弾
性挟持板は、チヤンネル材のリツプ部外がわに圧
着することで、取付金具を仮止めするものであ
る。
このような従来の取付金具は、チヤンネル材の
内部方向に折込まれたリツプ部の形状に嵌合すべ
く、取付金具自体を側面略波形状に屈曲してある
から、取付金具とリツプ部との係合状態が緊密な
状態である。したがつて、リツプ部外がわに弾性
挟持板を圧接し、取付金具の装着位置をチヤンネ
ル材に沿つてスライドさせても、取付金具とリツ
プ部とが離脱することなく、自在に調整し得るも
のである。
(考案が解決しようとする課題) ところが、リツプ部に、チヤンネル材内部に向
かう折り込みがない場合や、折り込みのあるリツ
プ部でも、取付金具がわに、この折り込みに嵌合
する屈曲部がない場合などにおける取付金具とリ
ツプ部との係合状態は、取付金具に加わる荷重が
小さくなるほど不確実なものになり、取付金具と
リツプ部とを常に安定した状態で係合させること
はできないものである。この結果、仮止め状態が
上記の場合の取付金具をチヤンネル材に沿つてス
ライド移動させると、リツプ部の内がわに係止し
た取付金具が回転して、チヤンネル材から取付金
具が外れてしまう不都合があつた(第7図参照)。
そこで、この考案は上述の不都合を解消すべく
案出されたもので、チヤンネル材や取付金具の形
状に拘らず、取付金具をチヤンネル材のリツプ部
に常時安定した状態で仮止めし、スライド調整時
の脱落を防止することが可能な配線器具等の支持
金具用仮止め具の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべくこの考案の第1の手段
は、チヤンネル材Pのリツプ部P1内がわに係止
する挟着子2と、この挟着子2から延長し照明器
具Q等の配線器具類を連結固定する連結ボルト3
とからなる支持金具1を、 チヤンネル材Pのリツプ部P1に仮止め固定す
る支持金具用仮止め具において、 仮止め具4は、チヤンネル材Pのリツプ部P1
相互に圧接する弾性挟持板5を形成し、 この弾性挟持板5に、連結ボルト3を挿通する
ボルト挿通孔5Aと、弾性挟持板5を挟着子2に
固定する挟持片5Bと、チヤンネル材Pの両側縁
に係止する係止片5Cとを設けたことにある。
また、係止片5Cは、弾性挟持板5からL字形
状に屈曲され、係止片5Cの先端部に、ボルト挿
通孔3を中心として各係止片5Cが点対称となる
位置で傾斜縁5Dを設けたことを問題解消のため
の第2の手段とする。
(作用) すなわち、この考案の第1の手段によれば、仮
止め具4を形成する弾性挟持板5が、チヤンネル
材Pのリツプ部P1内がわに係止する支持金具4
の連結ボルト3に沿つて、リツプ部P1相互の外
がわに圧接する。
そして、弾性挟持板5に設けた挟持片5Bは、
挟持子2の長手両側縁を挟着して仮止め具4を挟
着子2に固定する。
更に、弾性挟持板5に設けた嵌合部5Cは、チ
ヤンネル材Pの両側縁に係止し、支持金具1をス
ライド移動させた場合の回転防止作用を奏するも
のである。
また、この考案の第2の手段によると、係止片
5Cの傾斜縁5Dは、仮止め具4装着時におい
て、チヤンネル材Pのリツプ部P1外面に当接摺
動し、傾斜縁5Dに沿つた一方向へ向けて仮止め
具4の回転を促し、チヤンネル材Pの両側縁に係
止片5Cを係止させるものである。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
図に示される符号1は照明器具Q等の配線器具
類をチヤンネル材Pに支持連結する支持金具であ
る(第1図参照)。この支持金具1は、チヤンネ
ル材Pのリツプ部P1内がわに係止する挟着子2
と、この挟着子2から延長される連結ボルト3
で、構成されるものである。図示例の挟着子2
は、その支持強度を高めるために、自身の長手方
向に沿つた補強リブ2Aを設けてある。そして、
この挟着子2をチヤンネル材Pのリツプ部P1内
がわに仮止めするために、仮止め具4が使用され
る。
仮止め具4は、プラスチツク等の弾性挟持板5
で形成され、この弾性挟持板5は、チヤンネル材
Pのリツプ部P1外がわに当接せしめるもので、
挟着子2から延長される連結ボルト3を挿通する
ボルト挿通孔5Aを自身の板面中央に開穿してあ
る(第2図参照)。そして、このボルト挿通孔5
Aの両側に挟着子2の長手側縁を挟持する挟持片
5Bを設ける。図示例の挟持片5Bは、弾性挟持
板5の板面に切込みを設け、この切込みから弾性
挟持板5の一部を挟着子2がわに折曲して形成し
てある。また、この挟持片5Bは、例えば、弾性
挟持板5と別体にしたものを弾性挟持板5に接着
したものでよく、要は弾性挟持板5と挟着子2と
を固定できるものであれば良い。
そして、チヤンネル材Pの両側縁に係止する係
止片5Cを弾性挟持板5の両端部に設け、仮止め
具4がチヤンネル材Pに沿つて摺動するようにし
てある(第3図参照)。このとき、係止片5Cは、
弾性挟持板5からL字形状に屈曲され、係止片5
Cの先端部に、ボルト挿通孔3を中心として各係
合片5Cが点対称となる位置で傾斜縁5Dを設け
てある(第4図参照)。また、弾性挟持板5は透
明な平面円形状を成しているが、図示例に限ら
ず、矩形状その他の形状でも良い。
第5図乃至及び、第6図乃至は、弾性
挟持板の装着工程を示すものである。すなわち、
各図及びの如く、支持金具1の挟着子2をチ
ヤンネル材Pの開口部から内部に挿入し、支持金
具1を回転させる。更に、各図及びの如く、
支持金具1の回転に伴つて、各係止片5C先端の
傾斜縁5Dがリツプ部P1外面に圧接され、この
傾斜縁5Dに沿つて仮止め具4が容易に回転す
る。そして最後に、各図の如く、各係止片5C
がチヤンネル材Pの両側縁に係止して固定され
る。
(考案の効果) この考案は上述の如く構成したことにより、当
初の目的を達成する。
すなわち、チヤンネル材Pのリツプ部P1内が
わに係止する挟着子2と、この挟着子2から延長
し照明器具Q等の配線器具類を連結固定する連結
ボルト3とからなる支持金具1を、チヤンネル材
Pのリツプ部P1に仮止め固定する支持金具用の
仮止め具4において、仮止め具4は、チヤンネル
材Pのリツプ部P1相互に圧接する弾性挟持板5
を形成し、この弾性挟持板5に、連結ボルト3を
挿通するボルト挿通孔5Aと、弾性挟持板5を挟
着子2に固定する挟持片5Bと、チヤンネル材P
の両側縁に係止する係止片5Cとを設けたことに
より、取付金具1をチヤンネル材Pのリツプ部P
1に常時安定した状態で仮止めすることができ
る。
しかも、リツプ部P1に、チヤンネル材P内部
に向かう折り込みがない場合や、折り込みのある
リツプ部P1でも、取付金具1がわに、この折り
込みに嵌合する屈曲部がない場合などであつて
も、弾性挟持板5に設けた挟持片5Bと係止片5
Cとにより、仮止め具4に対する取付金具1の回
転や、リツプ部P1に対する仮止め具4の脱落を
防止し得る。したがつて、これまで取付金具1の
スライド調整時に頻繁に生じていた取付金具1の
脱落を確実に防止することができるものである。
更に、係止片5Cは、弾性挟持板5からL字形
状に屈曲され、係止片5Cの先端部に、ボルト挿
通孔3を中心として各係止片5Cが点対称となる
位置で傾斜縁5Dを設けたことにより、仮止め具
4装着時において、仮止め具4を傾斜縁5Dに沿
つた一方向への回転を促し、チヤンネル材Pへの
仮止め具4の装着を極めて容易にする。
このように、この考案によれば、チヤンネル材
や取付金具の形状に拘らず、取付金具をチヤンネ
ル材のリツプ部に常時安定した状態で仮止めし、
スライド調整時の脱落を確実に防止できる上に、
チヤンネル材Pへの仮止め具4の装着を極めて容
易にするなどいつた実用上有益な種々の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は使用状態を示す一部切欠斜視図、第2図は分解
斜視図、第3図は側面図、第4図は底面図、第5
図乃至及び、第6図乃至は、仮止め工程
を示す図であり、第7図は従来例の移動状態を示
す底面図である。 P……チヤンネル材、P1……リツプ部、Q…
…照明器具、1……支持金具、2……挟着子、2
A……補強リブ、3……連結ボルト、4……仮止
め具、5……弾性挟持板、5A……ボルト挿通
孔、5B……挟持片、5C……係止片、5D……
傾斜縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 チヤンネル材のリツプ部内がわに係止する挟
    着子と、この挟着子から延長し照明器具等の配
    線器具類を連結固定する連結ボルトとからなる
    支持金具を、チヤンネル材のリツプ部に仮止め
    固定する支持金具用の仮止め具において、仮止
    め具は、チヤンネル材のリツプ部相互に圧接す
    る弾性挟持板を形成し、この弾性挟持板に、連
    結ボルトを挿通するボルト挿通孔と、弾性挟持
    板を挟着子に固定する挟持片と、チヤンネル材
    の両側縁に係止する一対の係止片とを設けたこ
    とを特徴とする配線器具等の支持金具用仮止め
    具。 2 係止片は、弾性挟持板からL字形状に屈曲さ
    れ、係止片の先端部に、ボルト挿通孔を中心と
    して各係止片が点対称となる位置で傾斜縁を設
    けた請求項1記載の配線器具等の支持金具用仮
    止め具。
JP6453989U 1989-06-02 1989-06-02 Expired JPH0441708Y2 (ja)

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JPS5175261A (ja) * 1974-12-25 1976-06-29 Paakaa Sangyo Kk Shokubutsukansosochi

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JPH037611U (ja) 1991-01-24

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