JPH0336850Y2 - - Google Patents

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JPH0336850Y2
JPH0336850Y2 JP5885187U JP5885187U JPH0336850Y2 JP H0336850 Y2 JPH0336850 Y2 JP H0336850Y2 JP 5885187 U JP5885187 U JP 5885187U JP 5885187 U JP5885187 U JP 5885187U JP H0336850 Y2 JPH0336850 Y2 JP H0336850Y2
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JP
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water heater
main body
clamping piece
mount
piece
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JP5885187U
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、取付部位の寸法が異なる窓枠や壁
等に瞬間湯沸器を取り付ける取付具に関する。
〔従来の技術並びにその問題点〕
本考案者は、第7図と第8図に示す瞬間湯沸器
の取付具を開発した(実公昭52−55730号公報)。
この取付具は、コツターレバー50を圧入する
だけで、ブラケツト51を本体に挾着できる。圧
入したコツターレバー50は抜け出ないように、
ブラケツト51を貫通する止ピン52が挿通され
る。従つて、コツターレバー50の圧入位置は、
コツターレバー50とブラケツトの止ピン孔が合
致する位置に調整される。言い替えれば、両止ピ
ン孔が合うようにコツターレバー50の圧入量を
調整する。通常の取付作業に於ては、コツターレ
バー50をブラケツト51に打ち込み、打込量を
調整して、両止ピン孔を合致させている。
又、本考案者は、第9図と第10図に示す構造
の瞬間湯沸器の取付具も開発した(実開昭63−
60843号公報)。
しかしながら、これ等いずれの取付具も、一枚
の金属板で本体の局部を挾着して湯沸器取付台を
固定するので、本体に薄い金属板を使用すると、
挾着時に本体の一部が変形し、湯沸器取付台を強
固に固定できない欠点があつた。挾着片と本体と
は摩擦抵抗で固定される。摩擦抵抗は両者の押圧
力に比例する。従つて、挾着片が湯沸器取付台を
挾着する理想的な状態は、挾着片と本体とがバネ
の様に弾性変形して強く押圧する状態である。挾
着片が本体の局部を押圧して本体が変形すると、
いかに挾着片を強く打ち込んでも、強固に固定で
きない。挾着片を本体に打ち込むとき、本体が変
形しないように、本体に重い金属板を使用する必
要があつて、全体が重くて高価になる欠点があつ
た。
この考案は更にこの欠点を除去することを目的
に開発されたもので、この考案の重要な目的は、
至つて簡単に薄くて軽量で安価な本体を使用して
ブラケツトが本体に強く固定できる湯沸器の取付
具を提供するにある。
又、この考案の重要な目的は、ブラケツトが本
体を多数箇所で挾着するにも拘らず、湯沸器取付
台は従来とほとんど変わらず、挾着片が多少広幅
になるだけで、全体を安価にできる湯沸器の取付
具を提供するにある。
〔従来の問題点を解決する為の手段〕
この考案の湯沸器の取付具は、伸縮自在で両端
に取付片が設けられた本体と、この本体の外周に
摺動自在に設けられて湯沸器を本体に取り付ける
ブラケツトとからなる。ブラケツトは湯沸器取付
台と、この湯沸器取付台とで本体を挾着する挾着
片とからなる。湯沸器取付台と挾着片とは本体の
幅よりも長く形成されると共に、湯沸器取付台
は、横断面がコ字状で両側に相対向して側壁を有
する。側壁は本体が嵌入できる凹窪が設けられて
おり、凹窪の両側に位置する側壁上端縁は内側に
折曲されて引掛片が設けられている。一方挾着片
は、相対向して両側に先細状のクサビ状側壁を有
し、両クサビ状側壁は湯沸器取付台の側壁内幅よ
りも多少狭い間隔だけ離されて底板で連結されて
いる。この挾着片が圧入されて、本体を、湯沸器
取付台と挾着片とで挾着する。
〔作用、効果〕
この考案の湯沸器の取付具は、湯沸器取付台の
両側壁の上端を内側に折曲して、ここに挾着片の
クサビ状側壁を抱持する引掛片を設け、この引掛
片に、両側にクサビ状側壁を有する挾着片を圧入
して、挾着片と湯沸器取付台とで本体を挾着して
いる。即ち本体は、湯沸器取付台と挾着片の両側
に設けられている側壁とクサビとで挾着固定され
る為、従来のものに比べると、2倍の力で本体が
強着できる。又好都合なことに、湯沸器取付台は
湯沸器を取り付ける為に所要の幅が必要であつ
て、湯沸器取付台両側側壁は多少離されているの
で、1台の湯沸器取付台が離れた2箇所で本体を
挾着する為、本体に使用する挾着位置を分散し、
従来の局部集中荷重による本体の変形を効果的に
防止できる。従つて本体を薄くしてもブラケツト
は強固に本体に固定でき、軽量で安価な本体を使
用して湯沸器が確実に固定できる特長が実現でき
る。
更に又、この考案は、従来の湯沸器取付台に設
けられていた二つの側壁を挾着保持用に有効利用
するものであつて、二箇所挾着の為に特別に二つ
の側壁を設けるものでないので、湯沸器取付台を
著しく安価に製造でき、挾着片は多少幅が広くな
る程度で全体として安価に製造できる。特に、第
7図と第8図とに示す湯沸器取付台は、打ち込ま
れる挾着片が倒れないように、片側の側壁のほぼ
全体を2重構造として間に挾着片を圧入する構造
が必要であるが、この構造のものと、第1図に示
すこの考案の湯沸器取付台とでは、この考案の湯
沸器取付台が1枚の金属板から多く製造でき、挾
着片を含む全体としてもこの考案のものが実質使
用材料が少なく、より安価に製造できる特長があ
る。
〔好ましい実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。但し、以下に示す実施例は、この考案の技
術思想を具体化する為のものを例示すものであつ
て、この考案の湯沸器の取付具を下記のものに特
定するものでない。この考案の取付具は、実用新
案登録請求の範囲に記載の範囲に於て、種々の変
更が加えられる。
第3図に示す湯沸器の取付具は、伸縮自在で上
下両端に取付片7を有する本体1と、この本体1
に挾着されて湯沸器2が固定されるブラケツト3
とからなる。
本体1の伸縮部分は、第4図の端面図に示すよ
うに、両端縁がU字状に折り返されて樋状に形成
されており、第3図に於て、下方の本体が上方の
ものに内挿入されて自由に伸縮できるように、下
方の本体の外形が、上方の本体の内形よりも多少
小さく形成されている。又、両方の本体が抜け出
ないように、第3図と第5図とに示すように、下
側の本体の上端に固定された連結板4は中央に凸
部5が設けられ、この凸部5が下方の本体上端に
固定された連結板6の上縁に当たつて引き抜きが
防止される。
本体1の取付片7は、窓枠等に簡単に固定でき
るように、窓枠等の固定片8と、この固定片8に
脱着自在に引つ掛けて固定できる突出片9とから
なる。
突出片9は本体1の上端と下端とにネジ止めさ
れて、第3図に示すように本体の両側から係止凸
起10が突出する。
固定片8は、それ自体が窓枠等に固定されるよ
うに横断面がL字状の金具で、両端は、係止凹窪
11が設けられた板材12を有する。係止凹窪1
1は、上方の固定片8と下方の固定片8とで異な
り、上方の係止凹窪11は、開口部が細く絞られ
ると共に、係止凸起10の嵌着部分が多少低く段
差状に形成され、かつ嵌入された係止凸起10が
上方に移動しないように、上方の一部が閉塞され
ており、下方の係止凹窪11は、奥に向かつて下
り勾配に傾斜している。
この取付片7は、本体1をいつぱいに伸長し
て、上下の係止凸起10を係止凹窪11に嵌着し
た状態にあつては、本体1が収縮しない限り固定
片8から外れることがない。従つてこの取付片7
は、上下の固定片8を窓等に固定した後、本体上
端の係止凸起10を係止凹窪11に案内し、その
後、下方の係止凸起10を下側の係止凹窪11に
案内し、この状態で本体を上下にいつぱい伸縮し
て湯沸器2をブラケツト3を介して固定し、本体
1が伸縮しない状態として固定する。
ブラケツト3は、第1図と第2図とに示すよう
に、箱形に形成されて湯沸器2の背面が固定され
る湯沸器取付台13と、この湯沸器取付台13と
で本体を挾着して本体に固定する挾着片17とか
らなる。
湯沸器取付台13は、背面、第1図と第2図に
於て下面に、湯沸器を固定する為の長孔が長手方
向に延長して穿設され、相対向して平行に配設さ
れた両側の側壁14は、本体1に嵌着できるよう
に、本体の外形にほぼ等しい凹窪15が設けられ
ている。
更に、湯沸器取付台の両側の側壁14の上端
は、内側に折曲されて引掛片16が設けられてい
る。引掛片16は、凹窪15の両側に位置して設
けられている。引掛片16が設けられている側壁
14上端縁は、打ち込まれた挾着片17が点接触
して確実に固定されるように、両端が下がつた全
体形状山形に傾斜されている。
又、引掛片16は、側壁14に対して直角に折
曲することも可能であるが、第1図に示すように
90度より小さい鋭角に折曲することによつて打ち
込まれる挾着片17のクサビ状側壁18を引掛片
16下面の上端隅角に案内することができる。引
掛片16の上端隅角に、両側のクサビ状側壁18
が案内されると、挾着片17を打ち込んだときに
引掛片16でもつて、湯沸器取付台の側壁14が
互いに広がるのを防止できる効果があり、挾着片
17を強く打ち込んで、湯沸器取付台をより確実
に本体に挾着できる特長がある。
挾着片17は、相対向して両側にクサビ状側壁
18を有し、クサビ状側壁18は、下面で本体が
挾着できるように、下縁が多少凹んでおり、両ク
サビ状側壁18は、これが湯沸器取付台の側壁1
4間に挿入できるように、その外幅が湯沸器取付
台13の内幅よりも多少狭くなるように底板で連
結されている。
両クサビ状側壁18は、これを湯沸器取付台1
3の引掛片16の下面に打ち込んで、これと湯沸
器取付台とで本体を挾着できるように、先端が細
いテーパー状に形成されている。
又、このクサビ状側壁18は、湯沸器取付台1
3の側壁14上端の引掛片16接触部分が板状と
なるように、先端接触部は底板19で連結され
ず、後端接触部20は、底板19からスリツト状
に切り離されて垂直状に突出されている。更に、
接触部分20,21は、打ち込み状態で抜けない
ように、凹凸のある鋸歯状に形成されている。
挾着片17は、両側のクサビ状側壁18が、湯
沸器取付台13の引掛片16上端隅角に案内さ
れ、下方に鋭角に折曲された引掛片16が底板に
当たらないように、横断面形状が中央が凹んだ逆
W状に近い形状に折曲されている。
クサビ状側壁の先端には、これを湯沸器取付台
に打ち込んで、本体を挾着する位置で、湯沸器取
付台側壁14の突出部分に対応して止孔22が穿
設されている。
〔取付方法〕
まず、固定片8を窓枠等に固定し、この固定片
8に本体1の係止凸起10を引つ掛けて本体1を
窓枠に取り付けると共に、ブラケツト3の湯沸器
取付台13を湯沸器2の背面に固定し、湯沸器取
付台13の凹窪15を本体1に嵌着し、挾着片1
7を湯沸器取付台13の引掛片16下面に軽く挿
入して、挾着片17と湯沸器取付台13とで本体
を軽く挾着する。
ブラケツト3を本体1に沿つて上下に移動し
て、湯沸器2の上下取付位置を調整した後、挾着
片17を強く打ち込んで、側壁14から突出す部
分の止孔22に止ピンを挿入して挾着片が抜け出
るのを阻止し、挾着片17と湯沸器取付台13と
で本体1を挾着し、ブラケツト3と本体1とを介
して湯沸器2を窓枠等に固定する。
上下の取付位置を変更するときには、止ピンを
引き抜き、挾着片17の先端を叩いてこれを引掛
片から多少引き抜いて挾着状態を解除し、湯沸器
2とブラケツト3とを本体1に沿つて上下動した
後、再び挾着片17を打ち込んで本体1に挾着す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すブラケツト
の斜視図、第2図は第1図に示すブラケツトの本
体挾着状態を示す断面図、第3図はこの考案の一
実施例を示す取付具の背面図、第4図および第5
図は第3図の−線端面図および−線断面
図、第6図は第3図に示す本体の上下端部を示す
側面図、第7図ないし第10図は従来のブラケツ
トの斜視図および断面図である。 1……本体、2……湯沸器、3……ブラケツ
ト、4……連結板、5……凸部、6……連結板、
7……取付片、8……固定片、9……突出片、1
0……係止凸起、11……係止凹窪、12……板
材、13……湯沸器取付台、14……側壁、15
……凹窪、16……引掛片、17……挾着片、1
8……クサビ状側壁、19……底板、20……後
端接触部、21……接触部、22……止孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 伸縮自在で両端に取付片が設けられた本体
    と、この本体の外周に摺動自在に設けられて湯
    沸器を本体に取り付けるブラケツトとからなる
    湯沸器の取付具に於て、ブラケツトが湯沸器取
    付台と、この湯沸器取付台とで本体を挾着する
    挾着片とからなり、湯沸器取付台と挾着片とは
    本体の幅よりも長く形成されると共に、湯沸器
    取付台は、横断面がコ字状で両側に相対向して
    側壁を有し、この側壁は本体が嵌入できる凹窪
    が設けられており、凹窪の両側に位置する側壁
    上端縁は内側に折曲されて引掛片が設けられて
    おり、一方挾着片は、相対向して両側に先細状
    のクサビ状側壁を有し、両クサビ状側壁は湯沸
    器取付台の側壁内幅よりも多少狭い間隔だけ離
    されて底板で連結されており、この挾着片が圧
    入されて本体を、湯沸器取付台と挾着片とで挾
    着するように構成されたことを特徴とする湯沸
    器の取付具。 (2) 挾着片のクサビ状側壁と、湯沸器取付台側壁
    の先端に止孔が穿設されている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の湯沸器の取付具。 (3) 挾着片の横断面形状が逆W字状に形成されて
    いる実用新案登録請求の範囲第1項記載の湯沸
    器の取付具。
JP5885187U 1987-04-18 1987-04-18 Expired JPH0336850Y2 (ja)

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JP5885187U JPH0336850Y2 (ja) 1987-04-18 1987-04-18

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JPS63165453U JPS63165453U (ja) 1988-10-27
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