JPH0223192Y2 - - Google Patents

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JPH0223192Y2
JPH0223192Y2 JP8285884U JP8285884U JPH0223192Y2 JP H0223192 Y2 JPH0223192 Y2 JP H0223192Y2 JP 8285884 U JP8285884 U JP 8285884U JP 8285884 U JP8285884 U JP 8285884U JP H0223192 Y2 JPH0223192 Y2 JP H0223192Y2
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JP
Japan
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clamping
screw
curtain rail
clamping body
screwed
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JP8285884U
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JPS60193177U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はカーテンレールを壁面あるいは天井
面等に固定するための取付金具に関するものであ
る。
(従来の技術) カーテンレールを壁面あるいは天井面等に固定
するための取付金具は、第5図及び第6図に示す
ように、金具本体21とその金具本体21にネジ
22で支持固定される挾着体23とからなり、そ
の金具本体21の側縁と挾着体23との間にカー
テンレールRを位置させた状態でネジ22を螺入
すれば挾着体23が金具本体21側縁側に移動さ
れて挾着体23と金具本体21との間にカーテン
レールRが挾着固定されるようになつている。す
なわち、挾着体23に設けられるネジ挿通孔24
は金具本体21長手方向への長孔であり、挾着体
23下面には段差25が設けられている。そして
ネジ22を螺入するとそのネジ22の頭が、段差
25の下段25bから上段25aに滑り上るよう
な形で移動し、これに伴い挾着体23が金具本体
21側縁側(矢印A)へ押し出し移動されるもの
である。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来技術においてはネジ22の頭が挾着体
23の段差25の下段25bから上段25aに移
動し、これによつて挾着体23を押し出し移動さ
せてカーテンレールRの挾持を行つている。以上
の構成であるから従来装置では、ネジ22の締付
を完全に行うためには、カーテンレールRの挾持
が充分に行われたか否かに係わらず、ネジ22の
頭が上段25aに当接するまで増締する必要があ
り、この分だけ螺入量が多くなつて作業性を悪く
するのみならず、過度の締付によりカーテンレー
ルRが変形するおそれがある。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するために、金具
本体へのネジの螺入により、挾着体を挾着方向に
押し出してカーテンレールを挾着固定する取付金
具において、挾着体の操作面には挾着体を挾着方
向に押し出す押出斜面と、押出斜面の反対側に構
成され、螺入されるネジの頭が当たつて押し出し
を阻止する阻止斜面とからなる溝を挾着体に設け
たものである。
(作用) 上記手段により本願においては、ネジの螺入に
より押出斜面で挾着体を押し出し、カーテンレー
ルRが挾持されるとネジの頭が阻止斜面に当たつ
て押し出しを阻止するので、増締めを必要としな
い少ない螺入量で固定できる。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を第1図
〜第4図に従つて説明すると、取付金具1は前記
従来例と同様に金具本体2と合成樹脂にてなる挾
着部材3とからなる。金具本体2にはその中央か
ら等距離を隔てた位置にネジ孔4が設けられ、ネ
ジ5を螺入可能としている。金具本体2の両側部
は斜め下方へ屈曲され、さらに先端部は内側へ折
曲げられてカーテンレールRの側縁を係止する係
止爪6が形成されている。
挾着部材3は一対の挾着体7が連結片8で弾性
的に連結され、両挾着体7の操作面の外側には前
記金具本体2の係止爪6に対向する係止爪9が突
出されている。両挾着体7の操作面には後記の如
く螺入されるネジ5の頭が当接し、挾着体7を押
し出す急峻な押出斜面10aと、該押出斜面10
aの反対側には螺入されるネジ5の頭が当接し、
挾着体7の上記押し出しを阻止する緩やかな阻止
斜面10bとからなる断面ほぼV字状の溝10
が、挾着体7を横切るように形成され、中央部に
は同挾着体7を貫通する長孔11が挾着部材3長
手方向に設けられ、前記ネジ5を挿通可能となつ
ている。又、長孔11の両側縁には押出斜面10
aより外方において斜状に削りとられ案内斜面1
2が形成されている。
さて、上記のように構成された取付金具1は、
挾着部材3の下方からネジ5を長孔11に挿通す
るとともに、そのネジ5の先端を金具本体2のネ
ジ孔4に若干螺入した状態で金具本体2の係止爪
6と挾着体7の係止爪9との間にカーテンレール
Rを挿入する。すると、カーテンレールRは挾着
部材3の連結片8の金具本体2外側方向への付勢
力により両係止爪6,9間に緩く挾持される。そ
して、第3図に示すようにこの状態ではネジ5の
頭は押出斜面10aより外方(挾着方向側)にお
いて一部が案内斜面12に係る位置にある。
上記の状態からネジ5を螺入すると、第4図に
示すように、ネジ5の頭が案内斜面12に沿つて
押出斜面10aに案内され、押出斜面10aを滑
り上るような形となつて挾着体7を挾着方向に押
し出す。すなわち、挾着体7はネジ5の螺入に伴
い、螺入されるネジ5の頭で押出斜面10aが押
し出し方向に押され、第2図に示すようにカーテ
ンレールRが両係止爪6,9間に強固に締付挾持
されると、ネジ5の頭は阻止斜面10bに当接し
それ以上の螺入は不能となる。そして、上記ネジ
5の螺入開始からネジ5の頭が阻止斜面10bに
当接してカーテンレールRが固定されるまでのネ
ジ5の回転は僅か1,2回転である。
従つて、この取付金具1は挾着部材3の連結片
8の付勢力により挾着体7と金具本体2の両係止
爪6,9の間にカーテンレールRが緩く挾持され
た状態からネジ5を螺入すれば挾着体7がカーテ
ンレールR側に押し出し移動され、カーテンレー
ルRが両係止爪6,9間に強固に固定される。そ
して、この押し出し移動により、ネジ5の頭が溝
10の阻止斜面10bに当接するので、ネジ5の
僅かの螺入により、挾着体7と金具本体との固定
及び両係止爪6,9間におけるカーテンレールR
の固定を行うことができる。又、ネジ5を僅かに
戻せば挾着体7と金具本体2との固定を解除して
カーテンレールRを容易に取外すことができる。
効 果 以上詳述したようにこの考案は、挾着体7と金
具本体2との間にカーテンレールRが緩く挾持さ
れた状態から、ネジ5の螺入により押出斜面10
aにて挾着体7が押し出され、カーテンレールR
を締付固定するが、締付固定が行われるとネジ5
の頭が阻止斜面10bに当たつて挾着体7の押し
出しを阻止するので、従来と異なり増締を必要と
せず、少ない螺入量でネジの緩みもなく確固たる
締付が得られ、従つてカーテンレールRの着脱が
容易で作業性が良好であるばかりでなく、カーテ
ンレールRの変形を来さない等、優れた効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化したカーテンレール
取付金具の分解斜視図、第2図はその縦断面図、
第3図及び第4図はその挾着部材とネジの作用を
示す底面図、第5図及び第6図はこの考案に対す
る従来例を示す縦断面図である。 金具本体……2、ネジ……5、挾着体……7、
溝……10、押出斜面……10a、阻止斜面……
10b。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 挾着体に長孔を貫通形成し、この長孔に挿通
    し、金具本体のネジ孔に螺入するネジにより、前
    記挾着体を挾着方向に押し出して金具本体と挾着
    体との間にカーテンレールを挾持固定する取付金
    具において、 前記挾着体7の操作面には 前記長孔11の開口周縁において挾着方向側に
    斜状に形成され、螺入されるネジ5の頭が押圧当
    接されて挾着体7を挾着方向に押し出す押出斜面
    10aと、 同じく前記長孔11の開口周縁において前記押
    出斜面10aとは反対側において斜状に形成さ
    れ、螺入されるネジ5の頭が当接されて挾着体7
    の挾着方向への押し出しを阻止する阻止斜面10
    bとからなる溝10を設けたことを特徴とするカ
    ーテンレール取付け金具の挾着構造。
JP8285884U 1984-06-04 1984-06-04 カ−テンレ−ル取付金具の挾着構造 Granted JPS60193177U (ja)

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JP8285884U JPS60193177U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 カ−テンレ−ル取付金具の挾着構造

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Publication Number Publication Date
JPS60193177U JPS60193177U (ja) 1985-12-21
JPH0223192Y2 true JPH0223192Y2 (ja) 1990-06-22

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ID=30630953

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JP8285884U Granted JPS60193177U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 カ−テンレ−ル取付金具の挾着構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6336413B2 (ja) * 2015-06-19 2018-06-06 株式会社日中製作所 レール用ブラケット

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JPS60193177U (ja) 1985-12-21

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