JPS6018714Y2 - パイプ固定装置 - Google Patents

パイプ固定装置

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JPS6018714Y2
JPS6018714Y2 JP18123080U JP18123080U JPS6018714Y2 JP S6018714 Y2 JPS6018714 Y2 JP S6018714Y2 JP 18123080 U JP18123080 U JP 18123080U JP 18123080 U JP18123080 U JP 18123080U JP S6018714 Y2 JPS6018714 Y2 JP S6018714Y2
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JP
Japan
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pipe
fastener
section
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fixing device
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Expired
Application number
JP18123080U
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JPS57102776U (ja
Inventor
勝也 鶴田
Original Assignee
中央発條株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アウタチューブにインナケーブルを摺動自由
に挿通したコントロールケーブルのアウタチューブ、電
気配線の案内管若しくは各種の流体用の配管等のパイプ
を壁面等に固定する固定装置に関し、特に、取付けが容
易で、しかも、止めねじ等の止め具が露出しない固定装
置に関する。
従来、パイプを壁面等に固定する場合にはΩ形などに曲
成した金具をパイプに嵌めて止めねじで固定する方法が
一般に行なわれていたが、止めねじの頭が露出して不体
裁であるばかりでなく、パイプが壁面から浮き上がって
いる場合には、パイプを壁面に押し付けながら止めねじ
を締め付ける必要があって取付は作業が必ずしも容易で
ない欠点があった。
本考案はこのような従来の固定装置の欠点を除去した新
規な構造のパイプ固定装置を提供することを目的とする
ものである。
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する
図において、1は亜鉛合金等の金属材料を用いてグイキ
ャスト成形した取付具であって、上面の長手方向に略半
円形断面の受は面11が形成され、その受は面11の中
央に深く窪んだ平面角形の座ぐり面12が形成され、そ
の中心に取付孔13が下面に貫通して形成され、その周
りに逃し面14が形成されているとともに、両側面15
,15には前記受は面11の長手方向と平行な突条16
が形成されてその下面が下向き段部17となっており、
その両端には上向きに緩傾斜した食付面18.18が形
成され、また、突条16の上面の両端にも下向きに緩傾
斜した食付面19.19が形成されている。
2はアルミニウム合金等の金属材料を用いて引き抜き成
形し、前記取付具1と同長に切断してなる締付具であっ
て、略逆U字形断面をなし、略半円形断面の押さえ面2
1の下方に前記取付具1とほぼ緊密に嵌合する幅を隔て
て対応する内壁面22.22が形成され、各内壁面22
には前記取付具1の突条16とほぼ緊密に嵌合する溝2
3が凹成されており、各溝23の下面が上向き段部24
となっている。
そして、壁面等の取付面aに取付具1を当て、座ぐり面
12から止めねじ3を取付孔13に通し取付面aにねじ
込むと、止めねじ3の頭31が座ぐり面12内に納まっ
て固定される。
次に、この取付具1の受は面11に、アルミニウム製の
アウタチューブCにインチケーブルdを摺動自由に挿通
したコントロールケーブルbのアウタチューブCを当て
、第2図に示すように、締付具2を取付具1の左方にお
いてアウタチューブCに半径方向から外嵌めし、少し前
下がりに傾斜させて両側の溝23の上向き段部24を取
付具1の両側の突条16の下向き段部17の一端の食付
面18に食付かせ、同図の左方へ強く押すと、上向き段
部24が食付面18から下向き段部17へ滑動して水平
姿勢になりながら取付面a側へ押し下げられ、押さえ面
21でアウタチューブCを受は面11に強く押し付ける
このとき、取付具1の受は面11と締付具2の押さえ面
21によって構成される円の直径がアウタチューブCの
外径より僅かに小さくなるようにしておけば、取付具1
、締付具2及びアウタチューブCが弾性変形を生じてそ
の弾性復元力により強固に結合され、アウタチューブC
は軸方向にも半径方向にも移動不能に固定される。
前記において、取付具1の下向き段部17は突条16の
下面としてでなく、取付具1の側面15の下部を窪ませ
ることによって形成することもでき、また、締付具2の
上向段部24は溝23の下面としてでなく、内壁面22
の下部を突出させることによって形成することもできる
さらに、締付具2を取付具1の一側からのみ押し込む場
合には、下向き段部17の食付面18は一端にのみ形成
すればよく、また、突条16の上面の食付面19は締付
具2の溝23との嵌合わせを容易にするためのものであ
るが、溝23の幅が大きければ必要ではない。
さらに、取付具1、締付具2は合成樹脂材料に、よって
製造してもよい。
上記実施例によって具体的に説明したように、本考案の
管材の固定装置は、上面にパイプを受ける略半円形断面
の受は面と該受は面より窪んだ座ぐり面とが形成され、
該座ぐり面に下面へ貫通した取付孔が形成されていると
ともに、両側面に前記受は面の長手方向と平行な下向き
段部が形成され、該下向き段部の少なくとも一端に上向
きに傾斜した食付面が形成された取付具と、前記パイプ
に上方から外嵌される略半円形断面の押さえ面を有する
略逆U字形断面をなし、両側の内壁面の下部に前記取付
具の前記下向き段部と係合する上向き段部が形成された
締付具とからなることを要旨とするものであって、取付
具のみを止めねじ等の止め具で固定し、これにパイプを
当て、締付具の上向き段部を取付具の下向き段部の食付
面に係合させて強く押し込むだけでよいから作業性に優
れるとともに、パイプは取付具と締付具の夫々半円形の
受は面と押さえ面で挟持されるため大きな変形を生ずる
ことなく強固に固定することができ、しかも、止め具の
頭が取付具の座ぐり面に納められて露出しないため美観
に優れ、屋内配管用として好適であるなどの効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示す。 第1図は分解斜視図、第2図は締付具を取付具に食付か
せた状態の断面図、第3図は取付状態の断面図である。 第4〜9図は取付具と締付具の組み合わせ状態を示し、
第4図は平面図、第5図は側面図、第6図は底面図、第
7図は正面図、第8図は第4図A−A線断面図、第9図
は第4図B−B線断面図である。 第10〜14図は締付具を示し、第10図は平面図、第
11図は側面図、第12図は底面図、第13図は正面図
、第14図は第10図C−C線断面図である。 第15〜18図は取付具を示し、第15図は平面図、第
16図は側面図、第17図は底面図、第18図は正面図
である。 1・・・・・・取付具、11・・・・・・受は面、12
・・・・・・座ぐり面、13・・・・・・取付孔、15
・・・・・・側面、17・・・・・・下向き段部、18
・・・・・・食付面、2・・・・・・締付具、21・・
・・・・押さえ面、22・・・・・・内壁面、24・・
・・・・上向き段部、C・・・・・・アウタチューブ(
管材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上面にパイプを受ける略半円形断面の受は面と該受は面
    より窪んだ座ぐり面とが形成され、該座ぐり面に下面へ
    貫通した取付孔が形成されているとともに、両側面に前
    記受は面の長手方向と平行な下向き段部が形成され、該
    下向き段部の少なくとも一端に上向きに傾斜した食付面
    が形成された取付具と、 前記パイプに上方から外嵌される略半円形断面の押さえ
    面を有する略逆U字形断面をなし、両側の内壁面の下部
    に前記取付金具の前記下向き段部と係合する上向き段部
    が形成された締付具と、からなることを特徴とするパイ
    プ固定装置。
JP18123080U 1980-12-16 1980-12-16 パイプ固定装置 Expired JPS6018714Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18123080U JPS6018714Y2 (ja) 1980-12-16 1980-12-16 パイプ固定装置

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JP18123080U JPS6018714Y2 (ja) 1980-12-16 1980-12-16 パイプ固定装置

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Publication Number Publication Date
JPS57102776U JPS57102776U (ja) 1982-06-24
JPS6018714Y2 true JPS6018714Y2 (ja) 1985-06-06

Family

ID=29978518

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JP18123080U Expired JPS6018714Y2 (ja) 1980-12-16 1980-12-16 パイプ固定装置

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2714298B2 (ja) * 1991-12-26 1998-02-16 株式会社東芝 線材止着装置および同装置を用いた線材着脱方法
JP4641386B2 (ja) * 2004-05-21 2011-03-02 未来工業株式会社 配線材・配管材用配設具
JP4617320B2 (ja) * 2007-01-12 2011-01-26 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 ギャップ調整用ライナプレートとそれを用いた構造物及び各種プラント並びに構造物の固定方法
JP6768034B2 (ja) * 2018-06-29 2020-10-14 因幡電機産業株式会社 壁への配管類設置方法
JP6768035B2 (ja) * 2018-06-29 2020-10-14 因幡電機産業株式会社 壁への貫通孔形成部材

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Publication number Publication date
JPS57102776U (ja) 1982-06-24

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