JPH058744Y2 - - Google Patents

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JPH058744Y2
JPH058744Y2 JP1987169961U JP16996187U JPH058744Y2 JP H058744 Y2 JPH058744 Y2 JP H058744Y2 JP 1987169961 U JP1987169961 U JP 1987169961U JP 16996187 U JP16996187 U JP 16996187U JP H058744 Y2 JPH058744 Y2 JP H058744Y2
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JP
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box
plate
partition plate
clamping piece
bent
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JP1987169961U
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JPH0176122U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、主に床面やテーブル面等に設置さ
れるコンセント設置用ダクトに、ボツクスを取付
けるに好適なボツクス取付金具に関する。
(従来の技術) 従来、ボツクスを溝形鋼等に固定する金具とし
て、当出願人が先に提案した溝形鋼用ボツクス取
付金具(実開昭53−101298号)が知られている。
この取付金具は、野縁受材としての溝形鋼に、ア
ウトレツトボツクス等のボツクス類を取り付ける
ために使用するものである。すなわち、側面略コ
字状の口縁挟着部と溝縁挟着部とが一体に形成さ
れ、全体の形状が側面略S字状を呈する。そし
て、溝縁挟着部には、係止爪片が形成され、この
係止爪片が溝形鋼の側壁面に食い込むものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、この取付金具では、アウトレツトボ
ツクス等を溝形鋼等に固定するには都合がよい
が、コンセント設置用等のダクト開口縁に、ボツ
クス類の開口縁をほぼ面一に取付けるには不都合
であつた。
すなわち、コンセント設置用ダクトでは、ダク
ト内を電源ケーブルラインと信号ラインとに仕切
る仕切板に沿つてボツクス類を取付けることにな
る。すると、仕切板とボツクス類の側板とが重合
した状態となるため、従来の側面S字形状を成し
た取付金具では、挟着方向が異なるために、この
ような仕切板とボツクス類とを連結することが困
難となる。しかも、ボツクスの側板に開穿された
取付開口部内に取付金具の一端を挿入して装着し
ようとすると、ダクトの開口部から上方に、取付
金具の他端がわの屈曲部分が大きく突出し、ダク
トカバーの装着に支障を来す虞もあつた。
また、従来の取付金具は、係止爪片が側壁面に
食い込むことで、取付金具の挟着力を高めるもの
なので、この係止爪片が緩んでしまうと、係止部
材が簡単に抜け落ちてしまう問題があつた。
そこで、この考案は、上述の不都合を解消すべ
く案出されたもので、コンセント設置用等のダク
ト内の仕切板に、アウトレツトボツクスやコンセ
ントボツクス等のボツクス類の固定が容易で、固
定部材の抜け落ちを防止し、しかも、ダクトカバ
ーの装着に支障を来す虞のないボツクス取付金具
の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべくこの考案は、仕切板の
側縁端部に係止するU字形状の屈曲部と、屈曲部
の一端から延長されて仕切板の側面に圧接する板
体状の圧着部とを有する弾性材のプレート挟着片
を形成し、このプレート挟着片の屈曲部の他端か
ら側面クランク形状に屈曲延長され、仕切板の側
面に連結せしめる所定ボツクスの側板に開穿され
た取付開口部内に挿入してボツクス側板の内側面
に圧接するボツクス挟着片を設けたことを問題解
決のための手段とする。
(作用) この考案によると、弾性材から成るプレート挟
着片の屈曲部が所定仕切板の側縁端部に係止し、
圧着部が仕切板の側面に圧接する。
一方、プレート挟着片の屈曲部他端から屈曲延
長された側面クランク形状のボツクス挟着片は、
ボツクスの取付開口部内に挿入すると、このボツ
クスの側板内側面に圧接する。
すると、圧着部が圧接する仕切板と、ボツクス
挟着片が圧接したとが傾斜した状態で相接して圧
着されると共に、ボツクス挟着片の上に、ボツク
スの取付開口部から上部が係止するものである。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
図に示される符号1は弾性材から成るプレート
挟着片であり、側面逆鉤形状を成し、所定の仕切
板P1に挟着する(第1図参照)。プレート挟着
片1は、ダクトP内部の仕切板P1側縁に係止す
る側面U字形状の屈曲部1Aから板体状を成した
圧着部1Bが延長されている。この圧着部1B
は、仕切板P1の側面に圧接する。図示例では、
圧着部1Bの先端部分を、圧接する圧着部1Bが
わの反対方向へ屈曲して、ガイド部1Cを形成し
てある。こうすることで、プレート挟着片1の仕
切板P1への装着が容易となる。
符号2はボツクス挟着片であり、所定ボツクス
Qの側壁に開穿した取付開口部Q1に、ボツクス
Qの外側から差し込み、ボツクスQの側板を仕切
板P1の側面に圧着する。このボツクス挟着片2
は、プレート挟着片1の屈曲部1A端部からボツ
クスQ方向に屈曲延長され、側面中ほどからプレ
ート挟着片1がわに再び屈曲されてクランク形状
を呈する。
そして、ボツクス挟着片2の屈曲部1A端部が
わから、側面中ほどの屈曲部分までを貫通部2A
とし、装着時には、この貫通部2AがボツクスQ
の取付開口部Q1を貫通する(第4図参照)。ま
た、この貫通部2A端部からボツクス挟着片2の
先端までを圧着部2Bとし、装着時にボツクスQ
内側面に圧着させ、ボツクスQを仕切板P1に圧
接する。
次に、この考案止金具を使用するには、ボツク
スQの取付開口部Q1にボツクス挟着片2を差し
込み、次にこの状態でプレート挟着片1をダクト
Pの仕切板P1に係止させるもので、この考案止
金具をボツクスQや仕切板Pに強固に固定するた
め、必要により、ボツクス挟着片2やプレート挟
着片1をペンチ等で締め付けても良い。
(考案の効果) この考案は上述の如く構成したことにより、当
初に目的を達成する。
すなわち、仕切板P1の側面を圧着部1Bで圧
接し、ボツクスQの側板に開穿された取付開口部
Q1内にボツクス挟着片2を挿入してボツクスQ
側板の内側面に圧接すると、側面クランク形状の
ボツクス挟着片2が取付開口部Q1を貫通してい
るので、取付開口部Q1より上方の部分は、ボツ
クス挟着片2の上部に係止することになり、ボツ
クスQの抜け落ちを防止することができる。
しかも、仕切板P1とボツクスQ側板とが傾斜
状に挟着されるため、圧着部1Bとボツクス挟着
片2とによる挟着力を高めることができる。
更に、側面U字形状の屈曲部は、仕切板P1の
端部のみに装着するから、従来の側面S字形状の
取付金具の如く、ダクトPの開口縁上方に突出す
ることはなく、ダクトカバーSの装着に支障を来
す虞も解消された。
また、プレート挟着片1は、仕切板P1の側縁
に係止させるものであるから、仕切板P1の取付
作業は頗る容易となる。
更に、この考案の構成が簡単なことから、当初
の目的である、ダクト内の仕切板とボツクスとの
連結に限らず、同様の板体にボツクス類を連結す
る場合でも使用することができる。
このようにこの考案によると、コンセント設置
用等のダクト内の仕切板に、アウトレツトボツク
スやコンセントボツクス等のボツクス類の固定が
容易で、固定部材の抜け落ちを防止し、しかも、
ダクトカバーの装着に支障を来す虞もないなどと
いつた実用上有益な種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は使用状態を示す斜視図、第2図は同じく分解斜
視図、第3図はボツクス挟着片を取付開口部内に
挿入する状態を示す断面図、第4図はボツクスの
取付状態を示す断面図、第5図は使用例を示す斜
視図、第6図は同じく断面図である。 P……ダクト、P1……仕切板、Q……ボツク
ス、Q1……取付開口部、R……コンセント、S
……ダクトカバー、T……グロメツト、1……プ
レート挟着片、1A……屈曲部、1B……圧着
部、1C……ガイド部、2……ボツクス挟着片、
2A……貫通部、2B……圧着部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定仕切板の側縁端部に係止する側面U字形状
    の屈曲部と、屈曲部の一端から延長されて仕切板
    の側面に圧接する板体状の圧着部とを有する弾性
    材のプレート挟着片を形成し、一方、屈曲部の他
    端から側面クランク形状に屈曲延長され、仕切板
    の側面に連結せしめる所定ボツクスの側板に開穿
    された取付開口部内に挿入してボツクス側板の内
    側面に圧接するボツクス挟着片を設けたことを特
    徴とするボツクス取付金具。
JP1987169961U 1987-11-06 1987-11-06 Expired - Lifetime JPH058744Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987169961U JPH058744Y2 (ja) 1987-11-06 1987-11-06

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JP1987169961U JPH058744Y2 (ja) 1987-11-06 1987-11-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0176122U JPH0176122U (ja) 1989-05-23
JPH058744Y2 true JPH058744Y2 (ja) 1993-03-04

Family

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JP1987169961U Expired - Lifetime JPH058744Y2 (ja) 1987-11-06 1987-11-06

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JPH0176122U (ja) 1989-05-23

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