JPH04190Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04190Y2 JPH04190Y2 JP7850286U JP7850286U JPH04190Y2 JP H04190 Y2 JPH04190 Y2 JP H04190Y2 JP 7850286 U JP7850286 U JP 7850286U JP 7850286 U JP7850286 U JP 7850286U JP H04190 Y2 JPH04190 Y2 JP H04190Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- locking
- gutter
- shaped reinforcing
- reinforcing piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 15
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 210000003195 fascia Anatomy 0.000 description 5
- 241000238633 Odonata Species 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sewage (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は合成樹脂製樋受、特に鼻隠し板に軒
樋を取付けるための面打ちタイプの合成樹脂製樋
受に係るものである。
樋を取付けるための面打ちタイプの合成樹脂製樋
受に係るものである。
面打ちタイプの軒受は屋根勾配により固定板
（通称トンボ）の角度が異なるばかりでなく、軒
先の出の長さにより０番から20番までを必要とす
る等その組合せにより多くの品揃えを必要とする
関係上、高価な金型を使用する合成樹脂製樋受に
あつては金属製樋受に比し機械的強度と合わせ経
済的にも極めて不利なものとなつていた。
（通称トンボ）の角度が異なるばかりでなく、軒
先の出の長さにより０番から20番までを必要とす
る等その組合せにより多くの品揃えを必要とする
関係上、高価な金型を使用する合成樹脂製樋受に
あつては金属製樋受に比し機械的強度と合わせ経
済的にも極めて不利なものとなつていた。
この考案は上記従来品の欠点を解消すべく考案
されたものであつて、樋受を比較的高価な金型を
必要とする樋受部分と、比較的廉価な金型で済む
固定部分とに分け、この高価な金型を必要とする
樋受部分を共用することにより低廉価ならしめ、
且つ補強を目的として形成された板状補強片を利
用して固定性を向上せしめんとするものである。
されたものであつて、樋受を比較的高価な金型を
必要とする樋受部分と、比較的廉価な金型で済む
固定部分とに分け、この高価な金型を必要とする
樋受部分を共用することにより低廉価ならしめ、
且つ補強を目的として形成された板状補強片を利
用して固定性を向上せしめんとするものである。
この考案は上記に鑑み考案されたものであつて
両端に樋耳保持部を有する樋受部の外周面に該樋
受部に対し直角方向に突設してなる板状補強片を
形成し、この板状補強片の建屋側の端部に上記樋
受部と相対する係止板を設けるとともに該係止板
の建屋側面に係止突片を突設してなる樋受具と、
固定板の一面に上記板状補強片の建屋側を挿通す
べく縦方向に沿うスリツト状切れ目を前面略中央
部に設けるとともに上記係止板を嵌装すべく該切
れ目に連通する嵌装溝を設け且つ上記係止突片に
係止する係止凹部を設けてなる差込みを形成して
なる固定具とからなり、切れ目に板状補強片の建
屋側を介して嵌装溝に係止板を嵌装するとともに
係止凹部に係止突片を係止することにより固定具
に樋受具を固定せしめてなる合成樹脂製樋受であ
る。
両端に樋耳保持部を有する樋受部の外周面に該樋
受部に対し直角方向に突設してなる板状補強片を
形成し、この板状補強片の建屋側の端部に上記樋
受部と相対する係止板を設けるとともに該係止板
の建屋側面に係止突片を突設してなる樋受具と、
固定板の一面に上記板状補強片の建屋側を挿通す
べく縦方向に沿うスリツト状切れ目を前面略中央
部に設けるとともに上記係止板を嵌装すべく該切
れ目に連通する嵌装溝を設け且つ上記係止突片に
係止する係止凹部を設けてなる差込みを形成して
なる固定具とからなり、切れ目に板状補強片の建
屋側を介して嵌装溝に係止板を嵌装するとともに
係止凹部に係止突片を係止することにより固定具
に樋受具を固定せしめてなる合成樹脂製樋受であ
る。
尚、屋根勾配に対し直角に取付けられた鼻隠し
板に使用するものや軒の出の大きいものに使用す
るものにあつては固定板６と差込み１１との間に
連結板７を介して目的とする屋根勾配および軒の
出寸法に対応し得るようになしたものが使用され
る。
板に使用するものや軒の出の大きいものに使用す
るものにあつては固定板６と差込み１１との間に
連結板７を介して目的とする屋根勾配および軒の
出寸法に対応し得るようになしたものが使用され
る。
以下、この考案を図面に示す実施例について説
明すれば、第１図はこの考案の合成樹脂製樋受の
一実施例を示す斜視図、第２図および第３図は同
上部材たる樋受具および固定具の斜視図で、図中
Ａは樋受具であつて、両端に外側に突出する角形
の樋耳保持部２，２を形成してなる角形樋受部１
の外周面に、この樋受部１に対し直角方向に上記
樋耳保持部２，２の突出する長さと略同じ長さだ
け突出する板状補強片３を形成し、この板状補強
片３の建屋側の端部に建屋側の樋耳保持部２の外
側面と面一になるように上記樋受部１と相対する
係止板４を設けるとともに該係止板４の建屋側面
に係止突片５を突設してなるものであり、図中Ｂ
は固定具であつて、方形状板体からなる固定板６
の一面に該固定板６に対し直角方向に突設された
連結板７を介して前面略中央部に上記板状補強片
３の建屋側を挿通すべく縦方向に沿うスリツト状
切れ目８と上記係止板４を嵌装すべく該切れ目８
に連通する嵌装溝９と上記係止突片５に係止する
係止凹部１０とを設けてなるＣチヤンネル状の差
込み１１を形成してなるものであり、これら樋受
具Ａと固定具Ｂとは切れ目８に板状補強片３の建
屋側を介し嵌装溝９に係止板４を嵌装するととも
に係止凹部１０に係止突片５を係止することによ
り固定されているものである。
明すれば、第１図はこの考案の合成樹脂製樋受の
一実施例を示す斜視図、第２図および第３図は同
上部材たる樋受具および固定具の斜視図で、図中
Ａは樋受具であつて、両端に外側に突出する角形
の樋耳保持部２，２を形成してなる角形樋受部１
の外周面に、この樋受部１に対し直角方向に上記
樋耳保持部２，２の突出する長さと略同じ長さだ
け突出する板状補強片３を形成し、この板状補強
片３の建屋側の端部に建屋側の樋耳保持部２の外
側面と面一になるように上記樋受部１と相対する
係止板４を設けるとともに該係止板４の建屋側面
に係止突片５を突設してなるものであり、図中Ｂ
は固定具であつて、方形状板体からなる固定板６
の一面に該固定板６に対し直角方向に突設された
連結板７を介して前面略中央部に上記板状補強片
３の建屋側を挿通すべく縦方向に沿うスリツト状
切れ目８と上記係止板４を嵌装すべく該切れ目８
に連通する嵌装溝９と上記係止突片５に係止する
係止凹部１０とを設けてなるＣチヤンネル状の差
込み１１を形成してなるものであり、これら樋受
具Ａと固定具Ｂとは切れ目８に板状補強片３の建
屋側を介し嵌装溝９に係止板４を嵌装するととも
に係止凹部１０に係止突片５を係止することによ
り固定されているものである。
尚、軒の出がなく（０番）、しかも傾斜角度の
ない鼻隠し板に固定するものにあつては第５図に
示すように連結板７および差込み１１の建屋側壁
面を各々省略したものであつても差支えない。
ない鼻隠し板に固定するものにあつては第５図に
示すように連結板７および差込み１１の建屋側壁
面を各々省略したものであつても差支えない。
この考案の合成樹脂製樋受は上記構成よりなる
ために施工に際しては、まず軒の出および鼻隠し
板の傾斜角度に合わせてこれに適合する固定具Ｂ
を選択して該固定具Ｂの固定板６を鼻隠し板に釘
着により固定し、次いで差込み１１の嵌装溝９に
樋受具Ａの係止板４を嵌装してこれを押圧し、係
止凹部１０に係止突片５を係止することにより取
付けられるものである。
ために施工に際しては、まず軒の出および鼻隠し
板の傾斜角度に合わせてこれに適合する固定具Ｂ
を選択して該固定具Ｂの固定板６を鼻隠し板に釘
着により固定し、次いで差込み１１の嵌装溝９に
樋受具Ａの係止板４を嵌装してこれを押圧し、係
止凹部１０に係止突片５を係止することにより取
付けられるものである。
而して、この考案の合成樹脂製樋受は比較的高
価な金型を必要とする樋受具Ａが共用されるため
に従来品に比し廉価に提供し得、また補強を目的
とした板状補強片３を利用した差込み１１への係
止板４の嵌装および押圧による係止凹部１０への
係止突片５の係止により一体に固定されるために
機械的強度および固定性が向上せしめられるもの
である。
価な金型を必要とする樋受具Ａが共用されるため
に従来品に比し廉価に提供し得、また補強を目的
とした板状補強片３を利用した差込み１１への係
止板４の嵌装および押圧による係止凹部１０への
係止突片５の係止により一体に固定されるために
機械的強度および固定性が向上せしめられるもの
である。
第１図はこの考案の合成樹脂製樋受の一実施例
を示す斜視図、第２図は同上部材たる樋受具の斜
視図、第３図乃至第５図は同上部材たる固定具の
斜視図を示すものである。 Ａ……樋受具、Ｂ……固定具、１……樋受部、
２，２……樋耳保持部、３……板状補強片、４…
…係止片、５……係止突片、６……固定板、８…
…切れ目、９……嵌装溝、１０……係止凹部、１
１……差込み。
を示す斜視図、第２図は同上部材たる樋受具の斜
視図、第３図乃至第５図は同上部材たる固定具の
斜視図を示すものである。 Ａ……樋受具、Ｂ……固定具、１……樋受部、
２，２……樋耳保持部、３……板状補強片、４…
…係止片、５……係止突片、６……固定板、８…
…切れ目、９……嵌装溝、１０……係止凹部、１
１……差込み。
Claims (1)
- 両端に樋耳保持部２，２を有する樋受部１の外
周面に該樋受部１に対し直角方向に突設してなる
板状補強片３を形成し、この板状補強片３の建屋
側の端部に上記樋受部１と相対する係止板４を設
けるとともに該係止板４の建屋側面に係止突片５
を突設してなる樋受具Ａと、固定板６の一面に上
記板状補強片３の建屋側端部を挿通すべく縦方向
に沿うスリツト状切れ目８を前面略中央部に設け
るとともに上記係止板４を嵌装すべく該切れ目８
に連通する嵌装溝９を設け上記係止突片５に係止
する係止凹部１０を設けてなる差込み１１を形成
してなる固定具Ｂとからなり、切れ目８に板状補
強片３の建屋側を介して嵌装溝９に係止板４を嵌
装するとともに係止凹部１０に係止突片５を係止
することにより固定具Ｂに樋受具Ａを固定せしめ
てなる合成樹脂製樋受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7850286U JPH04190Y2 (ja) | 1986-05-24 | 1986-05-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7850286U JPH04190Y2 (ja) | 1986-05-24 | 1986-05-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62189429U JPS62189429U (ja) | 1987-12-02 |
| JPH04190Y2 true JPH04190Y2 (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=30927507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7850286U Expired JPH04190Y2 (ja) | 1986-05-24 | 1986-05-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04190Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2596276Y2 (ja) * | 1992-07-15 | 1999-06-07 | 松下電工株式会社 | 軒樋吊具 |
-
1986
- 1986-05-24 JP JP7850286U patent/JPH04190Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62189429U (ja) | 1987-12-02 |
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