JPH0413305Y2 - - Google Patents

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JPH0413305Y2
JPH0413305Y2 JP8647686U JP8647686U JPH0413305Y2 JP H0413305 Y2 JPH0413305 Y2 JP H0413305Y2 JP 8647686 U JP8647686 U JP 8647686U JP 8647686 U JP8647686 U JP 8647686U JP H0413305 Y2 JPH0413305 Y2 JP H0413305Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は合成樹脂製樋受、特に鼻隠し板に軒
樋を取付けるための面打ちタイプの合成樹脂製樋
受に係るものである。
〔従来の技術〕
面打ちタイプの樋受は屋根勾配により固定板
(通称トンボ)の角度が異なるばかりでなく、軒
先の出の長さにより0番から20番までの品種を必
要とする等、その組合せにより多くの品揃えを必
要とする関係上、高価な金型を使用する合成樹脂
製樋受にあつては金属製樋受に比し、機械的強度
と合わせ経済的にも極めて不利なものとなつてい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案は上記従来品の欠点を解消すべく考案
されたものであつて、樋受を比較的高価な金型を
必要とする樋受部分と、比較的廉価な金型で済む
固定部分とに分け、この高価な金型を必要とする
樋受部分を共用することにより低廉価ならしめ、
且つ補強を目的として形成された板状補強片を利
用して固定性を向上せしめんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記に鑑み考案されたものであつ
て、両端に樋耳保持部を有する樋受部の外壁面に
該樋受部に対し直角方向に突設してなる板状補強
片を形成し、建屋側の板状補強片の遊端部との間
に所定幅の隙間ができるように建屋側の樋耳保持
部の近傍から上記樋受部と相対する係止板を垂下
するとともに該係止板の遊端部との間に所定高さ
の間隙ができるように該板状補強片の遊端部から
ストツパーを突設してなる樋受具と、固定板の一
面に連結板を介して上記係止板を嵌装すべき差込
部を設けてなる固定具とからなり、差込部に係止
板を嵌装するとともに該差込部の下端部をストツ
パーにて支承することにより樋受具と固定具とを
固定せしめることにより課題を解決した。
尚、上記隙間の幅は差込部を構成する壁の肉厚
よりやや広幅となるように形成することが好まし
く、また間隙の高さは上記差込部の上端部が係止
板の遊端部に嵌装し得る程度に形成することが好
ましい。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に示す実施例について説
明すれば、第1図はこの考案の合成樹脂製樋受の
部材たる樋受具の一実施例を示す斜視図、第2図
は同上部材たる固定具の斜視図、第3図は同上使
用状態を示す一部欠截断面図、第4図は同上説明
図で、図中Aは樋受具であつて、両端に外側に突
出する角形の樋耳保持部2,2を形成してなる角
形樋受部1の外壁面に、この樋受部1に対し直角
方向に突出する板状補強片3を形成し、建屋側の
板状補強片3の遊端部との間に後述する差込部の
壁の肉厚よりやや広幅な隙間aができるように建
屋側の樋耳保持部2の近傍から上記樋受部1と幅
を略同じくして該樋受部1に相対する係止板4を
垂下するとともに該係止板4の遊端部との間に上
記差込部の上端部が該係止板4の遊端部に嵌装し
得る程度の間隙bができるように該板状補強片3
の下方の遊端部を延設してストツパー5を形成し
てなるものであり、図中、Bは固定具であつて、
方形状板体からなる固定板6の一面に該固定板6
に対し直角方向に突設された連結板7を介して上
記係止板4を嵌装すべき差込部8を設けてなるも
のであり、これら樋受具Aと固定具Bとは差込部
8に係止板4を嵌装するとともに該差込部8の下
端部をストツパー5にて支承することにより固定
されているものである。
〔考案の効果〕 この考案の合成樹脂製樋受は上記構成よりなる
ため、施工に際しては第3図および第4図に示す
ように、まず軒の出および鼻隠し板の傾斜角度に
合わせてこれに適合する固定具Bを選択して該固
定具Bの差込部8を間隙bから係止片4の遊端部
に嵌装して該係止板4の弾性を利用して嵌着する
とともに差込部8の下端部をストツパー5にて支
承し、樋受具Aに固定された固定具Bの固定板6
を鼻隠し板Cに釘着により固定し軒樋Dを取付け
るものである。
而して、この考案の合成樹脂製樋受は比較的高
価な金型を必要とする樋受具Aが共用されるため
に従来品に比し廉価に提供し得、また補強を目的
とした板状補強片3を利用して形成されたストツ
パー5にて保持されるために施工性や固定性も合
わせ向上せしめられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の合成樹脂製樋受の部材たる
樋受具の一実施例を示す斜視図、第2図は同上部
材たる固定具の斜視図、第3図は同上使用状態を
示す一部欠截断面図、第4図は同上説明図を示す
ものである。 A……樋受具、B……固定具、1……樋受部、
2,2……樋耳保持部、3……板状補強片、4…
…係止片、5……ストツパー、6……固定板、7
……連結板、8……差込部、a……隙間、b……
間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に樋耳保持部2,2を有する樋受部1の外
    壁面に該樋受部1に対し直角方向に突設してなる
    板状補強片3を形成し、建屋側の板状補強片3の
    遊端部との間に所定幅の隙間aができるように建
    屋側の樋耳保持部2の近傍から上記樋受部1と相
    対する係止板4を垂下するとともに該係止板4の
    遊端部との間に所定高さの間隙bができるように
    該板状補強片3の遊端部からストツパー5を突設
    してなる樋受具Aと、固定板6の一面に連結板7
    を介して上記係止板4を嵌装すべき差込部8を設
    けてなる固定具Bとからなり、差込部8に係止板
    4を嵌装するとともに該差込部8の下端部をスト
    ツパー5にて支承することにより樋受具Aと固定
    具Bとを固定せしめるようにはした合成樹脂製樋
    受。
JP8647686U 1986-06-06 1986-06-06 Expired JPH0413305Y2 (ja)

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JPS62199426U JPS62199426U (ja) 1987-12-18
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