JPS6115288B2 - - Google Patents

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JPS6115288B2
JPS6115288B2 JP12287780A JP12287780A JPS6115288B2 JP S6115288 B2 JPS6115288 B2 JP S6115288B2 JP 12287780 A JP12287780 A JP 12287780A JP 12287780 A JP12287780 A JP 12287780A JP S6115288 B2 JPS6115288 B2 JP S6115288B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
appropriate
locking piece
mounting bracket
support
clamping
Prior art date
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Expired
Application number
JP12287780A
Other languages
English (en)
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JPS5747233A (en
Inventor
Takashi Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAITO PURESU KOGYO KK
Original Assignee
DAITO PURESU KOGYO KK
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Publication date
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Publication of JPS6115288B2 publication Critical patent/JPS6115288B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は断面アングル状の長い突出部を利用し
て、これを巧みに挾圧抱持せしめて目的物の取付
けが確実にできる取付金具に関するものである。
一般に自動車のルーフキヤリアはルーフ樋を利
用して取付けるようになされているが、これの取
付金具はルーフキヤリアを取付けるための支持脚
と挾板とでルーフ樋の側板を挾持してボルト締め
を行ない、この支持脚の上端部にルーフキヤリア
を取付けた構成となつており、その挾持部はルー
フ樋の側板のみを挾持しているため不安定なもの
となり、走行中万一1ケ所のボルトが緩んだ場
合、ルーフキヤリアの荷重はその個所に集中する
こととなるので傾倒して事故を起こす原因となる
欠点がある。又比較的軽量な物品を構造体に取付
ける場合、その取付け部分に孔あけ加工などを行
なわずして目的物品を取付けるには、一般的に不
安定になるため往々にして複雑な構造の取付金具
を用いることになるので汎用的でない。
而して構造体に別個な部材を取付ける手段とし
て1辺に傾斜面をもつた、いわゆるクサビ状の緊
締部片と、その斜面が異なる向きのものを一対と
して、ボルトにより同時に横移動させるように
し、各緊締部片の斜面が頭付き軸ピンと当接し
て、横移動時の分力で目的部材を固定するような
方式がたとえば実公昭47−24552号公報によつて
知られている。しかし乍ら、このような構造では
平坦な壁面に沿つて目的とする部材を取付ける場
合にのみ利用でき、また両ねじボルトを使用して
緊締部片対間でねじボルトを回動させるようにし
なければならないので、全体的に嵩張ることにな
り、構造物から突出した部分に別個な物品を取付
ける場合には適用困難である。
本発明は斯かる問題点を解決したものであり、
アングル状断面の取付部を有する個所であれば目
的取付物品に固着を簡便に確実でかつ安定した状
態にて行ない得る取付金具を提供せんとするもの
である。
本発明は、構造物の一部に突設されたL形断面
(アングル状断面)の突出部を挾んで取付け支持
する取付金具であつて、適宜厚さの金属板をプレ
ス成形して、適宜長さで下部を所要幅直角に屈曲
せしめて受支部となし、直立部分の中央部から適
宜区間には左右対称に前記受支部の上方にて中央
に向け適宜角度で下り勾配にして断面鉤形に屈曲
形成した適宜長さの係止片対を設け、両端部は直
立部分を前記係止片形成部より高い位置に延長し
て受支部と同方向に屈曲させるか或いはそのまま
延長してなる取付け座を一体に設けて支持体を形
成し、該支持体に対し、適宜広幅で所要長にして
上部が前記係止片の傾斜角に対応し傾斜すると共
に、係止片の下向き鉤端縁に係合する傾斜溝を上
面に備えた楔状の挾持ブロツク2個を対称に配
し、該挾持ブロツク対が両者を繋ぐ締結体により
相互に中央へ引寄せられるとその下面と支持体の
受支部とでアングル状断面の構造物突出部に沿い
抱持挾着して安定状態で確実に固着することがで
きるよう構成した取付金具である。
次に本発明の一実施例を図面について詳述すれ
ば、第1図乃至第3図に示す如く、取付金具1は
所要寸法の金属板材を高さよりも長さが長くなる
ような割合にしてプレス成形してなる支持体2
と、この支持体2に形成した受支部3と係止片4
との間に介在して楔作用をなすようにした一対の
合成樹脂製挾持ブロツク10,10′と、この挾
持ブロツク10,10′を締結力により目的面に
作用せしめる締着用のボルト17とからなる。
而して支持体2は金属板材をプレス成形によ
り、下部を適宜幅で直角に屈曲せしめて受支部3
を全長にわたり形成し、直立部分2の中央部から
適宜区間には長手方向左右対称に所要長さで前記
受支部3の上方位置側にて、中央に向け適宜角度
で下り勾配の断面が下向き鉤形にした係止片4を
屈曲形成し、該係止片4の下向き鉤端縁4′が係
止片4の傾斜角と等しい傾斜を持つようになし、
また直立部分の両端部は前記係止片4形成部分よ
りも高い位置に延長して受支部3に対向する方向
に適宜屈曲して取付け用長孔6を穿設した取付け
座5をそれぞれ設けたものである。
これに対して挾持ブロツク10,10′は合成
樹脂製にして比較的広い幅で前記支持体2の係止
片4の長さよりやや長いものにして、上面部を段
付きで前記係止片4の傾斜角と合致する傾斜面と
なし、かつ段付き垂直面11を延長して所要深さ
で係止片4の鉤端縁4′が係合し得る傾斜溝12
を設けてなり、斯かる構成の主体部を備えた一方
の挾持ブロツク10は傾斜下端側下部を適宜量突
出13せしめてその中央に雌ねじ14を刻設した
金属製スリーブ15を一体に嵌設し、これに対す
る他方の挾持ブロツク10は前記雌ねじ14部に
対応せしめて貫通ボルト孔16を下部に穿設し、
この両挾持ブロツク10,10′を相対向せしめ
て、比較的長いボルト17をボルト孔16から他
方の雌ねじ14に嵌挿螺合せしめて締結するよう
にしたのである。なお支持体2の直立部分2′下
半部と上半部とはその中間部分で適宜量上半部が
内側(係止片4形成側)に寄るように屈曲せしめ
断面強度が高まるように構成されている。勿論直
立部分は直線的であつてもよい。また挾持ブロツ
ク10,10′は左右外形を同一にして雌ねじ1
4付きスリーブ15を一方のものに嵌設した状態
にしても何等支障を来たすことはない。
斯くの如く構成した本発明取付金具1は使用に
際して第1図及び第2図に示すように、これを例
えば自動車のルーフ樋aを利用して目的物を取付
けるための金具として使用するには、ルーフ樋a
の底板bと側板cとに支持体2の受支部3と直立
部分2′とを図示の如く当接し、予め充分緩めて
おいて挾持ブロツク10,10′をルーフ樋a内
に介在せしめて支持体2の係止片4鉤端縁4′を
傾斜溝12に嵌め合せてボルト17にて一方の挾
持ブロツク10′外端から他方の挾持ブロツク1
0を引寄せるよう締付ければ、両挾持ブロツク1
0,10′は支持体2の各係止片4,4の中央に
向けての下り勾配に従つて相互に引寄せられるこ
とにより両ブロツク10,10′が楔作用をな
し、その各底面18と支持体2の受支部3上面と
によりルーフ樋aの底板bが上下両方から挾圧さ
れ、同時に係止片4と挾持ブロツク10,10′
とは傾斜溝12と鉤端縁4′との滑合と共に段付
き垂直面11が係止片4の外側面4″に全面で接
触して両者の位置決めが正しく行なわれ、従つて
ルーフ樋aの側板cを支持体2の直立部分2′内
側面に当接せしめておくことにより支持体2によ
りルーフ樋aは抱持された状態で挾圧され、挾持
ブロツク10,10′を比較的広幅にしてあるそ
の底面全体での挾圧と相俟つて確実強固に取付け
られ、取付金具1は矢印ア方向の外力に対しても
傾倒することなく確実に自立して固着できるので
ある。なお第4図に示す如く挾持ブロツク10又
は10′の底面の長手方向に適宜形状の溝20を
複数条刻設しておくことで、上記したようなルー
フ溝aに取付けた場合水の流れを阻害することが
なく好都合である。
従つて上記したように自動車のルーフ樋を利用
しルーフキヤリア30を取付ける場合には、第5
図に示す如く所要の位置に4組の取付金具1を取
付け、その支持体2の取付け座5にそれぞれ受支
金具31を介してルーフキヤリア30に取付けれ
ば、各取付金具1は上述の如く個々にルーフ樋a
に対して固着立設されているので、該キヤリア3
0上に荷物を積載しても自動車と一体的に固定さ
れているから何等支障なく安全な走行ができるの
である。
更に第6図に示す如く大型自動車例えば乗合自
動車のルーフ樋aを利用してアンダーミラー40
を取付けるようなことも本発明取付金具によれば
可能になるのであり、該取付金具1は上記した要
領でルーフ樋aに固着し、その支持体2の取付け
座5にはアンダーミラー40の支持アーム41基
部取付け片42をボルト締着することで、ボデー
に孔をあけたり、或いは溶接加工を付加する必要
なく片持状であつても取付けが確実にできること
になり、作業性が向上するのである。
また更に、別途具体例として第7図に示すもの
は、アルミニウムサツシの一部を利用して本発明
取付金具を取付け、これに窓格子のような構造物
を取付けた一例を示すものであり、窓枠50の外
端部断面アングル状の縦縁50′を利用してこの
部分に取付け得る寸法に形成すると共に取付け座
5を直立させた形状の取付金具1を前記要領で縦
縁50′部に取付け、支持体2の取付け座5に窓
格子51の基端部を締結体52により締結し固着
したものである。
このほか、例えば金属製ロツカーなどの棚板の
長手折曲げ線の内側を利用して小型の取付金具を
固着し、この取付金具の取付け座に細い金属棒を
曲げ加工してなる所謂ブツクエンドの基端を取付
けるようにすればロツカー内での書類整理が非常
に便利になる等各種部分に利用して取付け物に特
別な加工を施こすことなく簡単確実に固着でき、
この取付金具を基礎にして他の器具、部材等を取
付けることが可能になるのである。なお必要に応
じて取付け座部をカールさせ、別途取付け部の基
端をこのカールさせた左右取付け座部間に介挿し
てピン若しくは軸で枢着するようになせば被取付
け体が取付金具を介して回動し得る状態で取付け
られる。
本発明の取付金具においては、公知の楔作用に
よる取付け手段(実公昭47−24552号公報)にお
いて知られているような固定ピンと斜面との当接
による楔作用での締付けでは、安定性に欠けるの
で、壁面に沿わせて支持する必要があつたもの
を、金属板をプレスして直角に屈曲した受支部と
これに対向して鉤状に折曲げ傾斜させた係止片と
が一枚の板で形成され、剛性を有するので、この
受支部と係止片との間に介在させた挾持ブロツク
が、その斜面に設けた傾斜溝を係止片に全長にわ
たり滑合させて、一方の外端からのボルトによる
締付け操作を操作を与えれば、受支部と挾持ブロ
ツクとによる構造物突出部の締着力として、すべ
て有効に作用し、かつ支持体の受支部の直立部分
で突出部(アングル状断面のもの)を抱持して安
定状態に固着でき、従つて上述したように各種用
途に使用できるのである。
斯くの如く本発明によれば、左右対称に傾斜せ
しめた係止部と長い屈曲した受支部とを相対向さ
せ、この受支部と係止部との間に係止部の傾斜に
合致した挾持ブロツクを一対介挿して、この両挾
持ブロツクを締結体により楔状に中央へ引寄せる
ことにより、該挾持ブロツクの底面と受支部上面
との間に介在させたアングル状断面を有する固定
体に対して簡単な操作で楔作用を得て取付け座を
備えた取付金具が強固に固着でき、しかもこの際
アングル状断面の直立部分を受支部に隣接する直
立部分で抱持するようにして固定できるから、比
較的長い受支部に対し相互に中央部に引寄せられ
て楔作用をなす二個のブロツクとで安定した挾持
固着の効果が得られ、取付け部に別途加工を必要
とせず、また取付け部に傷を付けないで取付けら
れる効果を有し、支持体の取付け座部は一部上述
したように被取付物品に応じた形状に加工するこ
とで、使用範囲を大ならしめるものとなり、製作
に際してはプレス加工により主体となる支持体を
成形できるので量産可能で安価に提供できる等多
くの利点を有するものである。
なお、挾持ブロツクは合成樹脂に限定されるも
のではなく、必要に応じて金属製にすることも任
意なし得る。またブロツクの締結手段としては両
ブロツクを貫通してボルトを通し、ナツトと組合
せて締結することもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであつて、
第1図は本発明取付金具の一部を断面にした全体
正面図、第2図は第1図の側面図、第3図は取付
金具を分解した斜視図、第4図は挾持ブロツクの
一部を変形した側面図、第5図及び第6図は取付
金具を自動車のルーフ樋に適用したものの斜視
図、第7図は別途使用例を示す横断面図である。 1……取付金具、2……支持体、3……受支
部、4……係止片、4′……鉤端縁、5……取付
け座、10,10′……挾持ブロツク、11……
段付き垂直面、12……傾斜溝、14……雌ね
じ、16……ボルト孔、17……ボルト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 構造物の一部に設けられているL形断面の突
    出部を挾んで取付け支持する取付金具であつて、 適宜厚さの金属板をプレス成形して、適宜長さ
    で下部を前記突出部抱持所要幅直角に屈曲して受
    支部となし、直立部分の中央部から左右適宜区間
    には、対称に前記受支部の上方にて中央に向け適
    宜角度で下り勾配にして断面鉤形に屈曲形成した
    適宜長さの係止片対を設け、両端部は直立部分を
    前記係止片形成部より高い位置に延長して前記受
    支部と同方向に屈曲或いは直立してなる取付け座
    を一体に形成した支持体と、 適宜幅で上部が前記係止片の傾斜角に対応して
    傾斜すると共に、該係止片の下向き鉤端縁に係合
    する傾斜溝を上面に備えた2個の挾持ブロツク
    と、 斯かる挾持ブロツク対を前記突出部上で、前記
    支持体の係止片と係合させて、両挾持ブロツクを
    中央寄りに引寄せて支持体受支部と挾持ブロツク
    とにより構造物突出部に挾着するための締結体
    と、 からなることを特徴とする取付金具。
JP12287780A 1980-09-03 1980-09-03 Metal fitting Granted JPS5747233A (en)

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JPS5747233A JPS5747233A (en) 1982-03-18
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