JPS6032888Y2 - クランプ具 - Google Patents

クランプ具

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JPS6032888Y2
JPS6032888Y2 JP5007581U JP5007581U JPS6032888Y2 JP S6032888 Y2 JPS6032888 Y2 JP S6032888Y2 JP 5007581 U JP5007581 U JP 5007581U JP 5007581 U JP5007581 U JP 5007581U JP S6032888 Y2 JPS6032888 Y2 JP S6032888Y2
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clamping
clamping pieces
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opposing surfaces
elongated holes
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達造 山田
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はクランプ具に関し、特に事故によって変形した
自動車のフレームを挾持してその変形を修正するのに好
適なりランプ具に関する。
一般的に自動車のフレームはその断面が矩形あるいは略
コの字形に構成されており、事故などによって変形した
フレームを修正するには、前記矩形あるいは略コの字形
の各辺をそれぞれ挾持して修正するための引っ張り力を
各辺に均等に加える必要がある。
とるが従来からのクランプ具では、隣接するクランプ具
が相互に邪魔にならないようにするために比較的小さな
りランプ具によって前記各辺を挾持しなければならず、
そのため大きな挾持力でフレームの各辺を確実に挾持す
ることができなかった。
したがってフレームの修正を断念してスクラップにする
か、あるいはフレームに鉄板などを溶接し、その鉄板を
従来のクランプ具によって挾持して牽引することにより
修正を行なっていた。
ところが、前述のごとく溶接を行なうと、フレームが局
部的に高温度となり、その高温度となった部分の強度が
低下してしまうことがあった。
他の先行技術は、たとえば1自動車ブツクス(6)/治
具取付具の自動化図集J(昭和5′R−9月20日発行
、藤森洋三著、株式会社大河出版)第26頁の図面10
および第46頁の図面35に示されている。
このような先行技術では、一対の締金を角変位可能に、
部材に、取付け、この締金の一端部間には、挾持される
べき加工物が介在され、締金の他端部は、それらの締金
に摺動する摺動子によって締金の他端部が相互に離反す
る方向に、変位される。
このような先行技術の大きな問題は、締金を枢支する前
記部材を必要とすることであり、これによって形状が大
型化する。
そのため自動車のフレームなどのように比較的小さいも
のを挾持することができない。
また、チェーンなどで引張り、希望する位置で簡便に引
張作り業を行なうようには工夫されておらず、したがっ
て自動車の修理工場などで使うことは現実的には困難で
あり、これらの先行技術は、主として工作機械などにお
いて用いられるものである。
本考案の目的は、狭い場所においても確実に挾持するこ
とができるとともに、簡便に引張り作業を行なうことが
できるようにした改良されたクランプ具を提供すること
である。
本考案は、一対の相互に対向して延びる挟持片8.9の
一端部には、相互に近接する方向に突出した挟圧部12
.13がそれぞれ設けられ、挟圧部12,13の対向面
には歯14.15が形成され、各挟持片8,9の他端部
には、相互に近接する方向に突出した係止部16.17
がそれぞれ設けられ、 一方の係止部16から突出したピン18は他方の係止部
17に形成された穴19に嵌入し、挟持片8,9には、
長手方向に延びる長孔20.21が形成されており、こ
れらの長孔20゜21にはボルト10が嵌挿され、ボル
ト10に螺合するナツト22によって挟圧片8,9が締
付けられることができ、 挟持片8,9相互間には、長孔2G、21と係止部16
.17との間において連結環11が介装され、 両挟持片8,9の対向面24.25は前記他端部に向か
うにつれて相互に近接するようなテーパを有し、 一方の挟持片9の両側部は、その対向面25からもう一
つの挟持片8と反対側の外面26に向うにつれて幅dが
次第に小さくなるように傾斜面27a、27bを有して
形成され、 連結環11は、その軸直角断面が円形であり、全体の形
状力伏略的に等脚台形であって相互に平行な上底辺とそ
の上底辺よりも長い下底辺とを含み、上底辺は両挟持片
8,9の対向面24.25間にあることを特徴とするク
ランプ具である。
以下、図面によって本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例のクランプ具によって自動車
のフレームをクランプした状態を示す斜視図である。
自動車のフレーム1は、一般的に両側の縦部材2,3間
を複数の横部材4で相互に連結して構成される。
これらの縦部材2,3および横部材4の長手方向に直角
な断面は図示のごとく矩形、あるいは略コの字形に形成
されている。
このようにフレーム1において自動車事故などによって
フレーム1が変形した場合、その変形したフレーム1を
牽引して修正するために、クランプしうる個所は車体の
前端部に臨む縦部材2,3の端部である。
この縦部材2,3の端部の各辺を、本考案に従うクラン
プ具6でそれぞれクランプし、それらのクランプ具6に
連結されたフック付チェン7あるいはワイヤなどを牽引
することによってフレーム1の変形が修正される。
第2図はクランプ具6の斜視図であり、第3図は第2図
の切断面線■−■から見た断面図であり、第4図は第3
図の底面図である。
クランプ具6は相互に対向して延びる一対の挾持片8,
9と、その挟持片8,9を締付ける締付ボルト10と、
両挾持片8,9に係止された連結環11とを含む。
両挟持片8,9の一端部(第3図の右端部)には相互に
近接する方向に突出した挟圧部12.13がそれぞれ設
けられており、それらの挟圧部12,13の対向面には
挾持すべき部材たとえば縦部材2を確実に挾持するため
の歯14,15がそれぞれ形成されている。
また、挾持片8゜9の他端部間には相互に近接する方向
に突出した係止部16.17がそれぞれ設けられており
、係止部16から突出したピン18は係止部17に形成
された穴19に嵌入する。
両挟持片8,9にはそれらの長手方向に延びる長孔2G
、21がそれぞれ対応して形成されており、これらの長
孔20,21にはボルト10が嵌挿される。
このボルト10に、ワッシャ23を介してナツト22を
螺合し、ナツト22を締付けることによって、両挾持片
8,9が締付けられる。
連結環11は、この実施例では、略三角形状に形成され
ており、挾持片8,9間に介装される。
両挟持片8,9の対向面24.25は少なくとも各他端
部(第3図の左端部)よりにおいて、前記他端部に向う
につれて相互に近接するようなテーパを有する。
挟持片8,9のうち矩形断面の縦部材2内に位置する挾
持片たとえば9の両側部(第4図における上下両側部)
は、対向面25から挟持片8と反対側の外面26に向か
うにつれて挾持片9の幅dが次第に狭小になるように、
傾斜面27a、27dを有して形成される。
このようなりランプ具6によって縦部材2をクランプす
るにあたっては、先ず、ナツト22を緩めた状態におい
て、両挾持部12,13で縦部材2を挾み、ついでナツ
ト22によってボルト10を締付けることにより縦部材
2をクランプすることができる。
この際、ボルト10は長孔20,21に沿って移動自在
であるので、縦部材2の厚みに応じてボルト10を移動
することにより、縦部材2を確実に挾持することができ
ぬ、しかも連結環11にチェ77を連結して牽引するこ
とにより、連結環11は、両対向面24.25間で第3
図の左方に移動する。
両対向面24.25はテーパを有して形成されているの
で、この連結環11の移動によって挾持片8,9の他端
部は相互に離反する方向に付勢され、したがって挟圧部
12゜13における縦部材2の挟持力が強められ、縦部
材2をより強固にクランプすることができる。
このようなりランプ具6によって、縦部材2の各辺に均
等に牽引力が作用するように、第5図で示すごとく前記
各辺をクランプする。
その際、縦部材2の内方に配置される挟持片9の両側部
は、傾斜面27a、27bを有しているので、隣接する
挟持片9を相互に当接することなく、縦部材2内に挿入
することができる。
したがって挟圧部12.13の挾持面積を比較的に大に
することができ、より確実にクランプすることが可能と
なる。
本考案の他の実施例として、各クランプ具6で略コの字
形のフレームの各辺をクランプするようにしてもよく、
また自動車のフレームに限定されず、みぞ形鋼り形鋼な
どの各辺を本杆クランプ具6でクランプすることができ
る。
第1図〜第5図に示された実施例において、連結環11
は、第3図に明らかに示されるようにその軸直角断面が
円形である。
この連結環11は、全体の形状が第4図に明らかなよう
に大略的に等脚台形であって、相互に平行な上底辺(第
4図の右方の辺)と、その上底辺よりも長い下底辺(第
4図の左方の辺)とを含む。
上底辺は、両挟持片8.9の対向面24.25間にある
本考案によれば、次の効果が遠戚される。
(a) 両挟持片8,9の対向面24.25は、係止
部16.17側に向かうにつれて相互に接続するような
テーパを有しているので、連結環11を引張ると、ボル
ト10とナツト22との位置を支点として挟圧部12,
13が近接する方向に角変位し、挟圧部12,13によ
って大きな力でクランプすることが可能になる。
(b) 係止部16.17とピン18とは、連結環1
1が挟圧部8,9間から抜出してしまうことを防ぎ、本
件クランプ具を用いて行なう修理などの作業性を向上す
るのに役立つ。
(C) ボルト10とピン18とによって、挟持片8
.9は常に平行に保たれ、両者の挟圧部12.13がず
れてしまう不都合がない。
(dl 長孔20,21は、挟持片8,9の長手方向
に延びているので、挟圧部12,13によって挟圧する
物の厚みを大きな範囲にわたって変化することができる
(e) 傾斜面27a*27bによって、第5図ノヨ
うな狭いスペースにおいてもクランプが可能になる。
(f) さらに本考案では、挟圧部12,13の対向
面には歯14.15が形成されているので、この歯14
.15によって物を強固に挟圧することができ、引張り
作業が確実になる。
(g)さらに、また連結環11はその軸直角断面が円形
であり、全体の形状が大略的に等脚台形となっているの
で、製造がきわめて容易であるとともに、挟持片8,9
の対向面24.25を連結環11の引張り位置に相互の
離反方向に拡開することが確実に可能となる。
ω)連結環11は、上述のように等脚台形であって、上
底辺と下底辺とは相互に平行であり、上底辺は前記対向
面24.25間にある。
この上底辺は下底辺よりも短く、そのため上底辺が対向
面24.25間にあることが確実となる。
したがって対向面24.25間に上底辺が確実に存在し
、これによって対向面24.25相互の離反方向に各間
することが可能になる拡開することが可能となる。
(i) 下底辺は上底辺よりも長くなっており、この
上底辺にフックなどを介してチェーンを引掛けることが
でき、作業性が向上する。
(j) ボルト10を長孔20,21の係止部17寄
り(第4図の左方)に位置しておき、連結環11の上底
辺を長孔2G、2i寄りに位置しておくことによって、
挟圧部12,13を可及的に大きく開くことができる。
そこで挟持されるべき物2を挟圧部12.13間に介在
し、ポルNOを長孔2G、21に沿って挟圧部12゜1
3寄りに移動し、これによって挟圧部12゜13は物2
を挟圧する。
この状態で連結環11の下底辺11を第3図および第4
図の左方に引張ることによって、物2を大きな力で挟圧
して引張ることが可能である。
このときナツト22を回して調整する必要がなく、作業
性が向上される。
(k) 本考案は、自動車の修理工場などにおいて、
関連に使用することができ、小形であり、狭い空間にお
いても物を確実に挟持することができ、作業性がよく、
前述の先行技術における問題点をすべて解決する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のクランプ具によって自動車
のフレームをクランプした状態を示す斜視図、第2図は
クランプ具6の斜視図、第3図は第2図の切断面線■−
■から見た断面図、第4図は第3図の底面図、第5図は
縦部材2の各辺をクランプ具6でクランプした状態を示
す簡略化した正面図である。 6・・・・・・クランプ具、8,9・・・・・・挾持片
、12゜13・・・・・・挟圧部、16.17・・・・
・・係止部、24゜25・・・・・・対向面、26・・
・・・・外面、d・・・・・・幅。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対の相互に対向して延びる挟持片8,9の一端部には
    、相互に近接する方向に突出した挟圧部12.13がそ
    れぞれ設けられ、挟圧部12,13の対向面には歯14
    .15が形成され、各挟持片8,9の他端部には、相互
    に近接する方向に突出した係止部16.17がそれぞれ
    設けられ、一方の係止部16から突出したピン18は他
    方の係止部11に形成された穴19に嵌入し、挟持部8
    ,9には、長手方向に延びる長孔20.21が形成され
    ており、これらの長孔20゜21にはボルト10が嵌挿
    され、ボルト10に螺合するナツト22によって挟圧片
    8,9が締付けられることができ、 挟持片8,9相互間には、長孔20,21と係止部16
    .17との間において連結環11が介装され、 両挟持片8,9の対向面24,25は前記他端部に向か
    うにつれて相互に近接するようなテーパを有し、 一方の挟持片9の両側部は、その対向面25からもう一
    つの挟持片8と反対側の外面26に向うにつれて幅dが
    次第に小さくなるように傾斜面27a、27bを有して
    形成され、 連結環11は、その軸直角断面が円形であり、全体の形
    状が大略的に等脚台形であって相互に平行な上底辺とそ
    の上底辺よりも長い下底辺とを含み、上底辺は両挟持片
    8,9の対向面24.25間にあることを特徴とするク
    ランプ具。
JP5007581U 1981-04-06 1981-04-06 クランプ具 Expired JPS6032888Y2 (ja)

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JPS6089920U (ja) * 1983-11-19 1985-06-20 山下 浩平 車両保持台装置
JPH049049Y2 (ja) * 1985-03-08 1992-03-06
JP2512749Y2 (ja) * 1993-06-30 1996-10-02 江東産業株式会社 クランプ具

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