JPH0232528Y2 - - Google Patents

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JPH0232528Y2
JPH0232528Y2 JP1983124882U JP12488283U JPH0232528Y2 JP H0232528 Y2 JPH0232528 Y2 JP H0232528Y2 JP 1983124882 U JP1983124882 U JP 1983124882U JP 12488283 U JP12488283 U JP 12488283U JP H0232528 Y2 JPH0232528 Y2 JP H0232528Y2
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JP
Japan
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clamp
tube portion
tightening
rectangular tube
teeth
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JP1983124882U
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JPS6032157U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば自動車を水平に固定支持でき
るオートロツククランプ装置等に使用され、自動
車の一部分を挾持固定できるクランプに関する。
第10図は全損事故車の復元時例えばフレーム
及びストラツト部の修正やエンジンルームの修復
を行う際に使用され、自故車を水平に固定支持で
きるオートロツククランプ装置100の斜視図で
あつて、101はスタンド、102はスタンド1
01に支持されるクランプパイプ、103はクラ
ンプパイプ102に嵌合されるクランプ、104
は基板、105はクランプ103に掛止めされ、
両端が基板104に連結されるチエーン、106
はチエーン105を張設するチエーンロツク、1
07はクランプ103同志を連結する連結杆、1
08はセンターパイプ、109はクランプパイプ
102及びセンターパイプ108に嵌合され、両
者を連結する支持杆である。
一般に、前記装置100に用いられるクランプ
103は、第7図乃至第9図に示す構造のものが
知られている。即ち、クランプ103は、クラン
プパイプ102に嵌合される本体110と、本体
110に取付けられ、多数の突起111aを形成
した左右のクランプ歯111と、各クランプ歯1
11に対向して配置され、多数の突起112aを
形成した左右の可動板112と、本体110及び
各可動板112に挿通され、ボルト113a、ナ
ツト113b、座金113c及びスラストベアリ
ング113dから成る緊締具113と、本体11
0と各可動板112の間に介設された圧縮スプリ
ング114とから構成されている。
而して、クランプ103は、自動車115の一
部分つまりロツカーパネルをクランプ歯111と
可動板112の間に介在させて両者を緊締具11
3により緊締すると、可動板112が圧縮スプリ
ング114の附勢力に抗してクランプ歯111に
接近し、ロツカーパネルを挾持固定することがで
きる。
然し乍ら、前記クランプ103は、クランプ歯
111と可動板112の間に自動車115のロツ
カーパネルを容易に介在できるように可動板11
2をクランプ歯111から離れる方向に附勢して
両者間に間隙を形成する為の圧縮スプリング11
4を備えている為、部品点数が増大してコスト高
になると云う問題がある。
又、一つの可動板112に二つの緊締具113
を挿通している為、両方の緊締具113を同じよ
うに締め付けないと、締め付け力が不均一になつ
て自動車のロツカーパネルを良好に挾持すること
ができない虞れがある。然も、締め付けに手数が
掛ることになる。
更に、クランプ103は、これをクランプパイ
プ102に嵌挿し、該クランプ103にチエーン
105を掛止めすることによりクランプパイプ1
02に固定されるようになつている為、セツトを
迅速且つ簡単に行えなかつた。然も、左右のクラ
ンプ歯111等を一定間隔を開けて本体110に
取付けている為、クランプ自体が大型化して極め
て取り扱い難くなつている。
本考案は、上記の問題点を解消する為に創案さ
れたものであり、その目的は部品点数の削減を図
れると共に自動車等の挾持を滑ることなく良好に
行え、然もセツトを迅速且つ簡単に行えるクラン
プを提供するにある。
本考案のクランプは、柱材を摺動自在に挿通し
得る略U字型の角筒部と、角筒部に連設されて中
央側へ彎曲した左右の屈曲部と、各屈曲部に連設
されて対峙する左右の締付部とから成り、前記角
筒部が角筒部自体の弾力により若干拡径するボデ
イと;前記締付部の内側面に取付けられて対峙す
る面に多数の突起を形成した板状のクランプ歯
と;前記左右の締付部を緊締して角筒部を縮径さ
せると共に左右のクランプ歯を接近させる緊締具
とを具備した事に特徴がある。
本考案は、上記構成とすることにより、部品点
数の削減及びコスト低減を図り得る。又、自動車
等の挾持を滑ることなく良好に行える。更に、セ
ツトを迅速且つ簡単に行え、取り扱いも容易であ
る。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示すクラ
ンプ1であつて、2はボデイ、3はクランプ歯、
4は緊締具である。
前記ボデイ2は、鋼板材により作製されて居
り、柱材5例えば角パイプや角材を摺動自在に挿
通しうる略U字型の角筒部2aと、これに連設さ
れて中央側へ彎曲した左右の屈曲部2bと、各屈
曲部2bに連設されて対峙する左右の板状の締付
部2cとから成る。
又、角筒部2aは、角筒部2a自体の弾力によ
り若干拡径するようになつている。
クランプ歯3は、板状を呈し、その一側面に多
数の突起3aが形成されて居り、ボデイ2の締付
部2c内側面に突起3aが対峙すべくボルト6に
より固定されている。
緊締具4は、ボデイ2の両締付部2cに挿通さ
れて居り、締付部2cを緊締して角筒部2aを縮
径させると共に、左右のクランプ歯3を接近させ
るようになつている。尚、本実施例に於いては、
緊締具4としてボルト4a、ナツト4b、座金4
c及びスラストベアリング4dが使用されてい
る。
上記実施例に於いては、緊締具4にボルト構造
のものを使用したが、該緊締具4は上記実施例の
ものに限定されるものではなく、左右の締付部2
cを緊締できれば、その構造及び形状は任意であ
る。
尚、前記クランプ1は、緊締具4を弛めたとき
には、角筒部2aが角筒部2a自体の弾力により
若干拡径する為、角筒部2aへの柱材5の挿入或
いは角筒部2aからの柱材5の抜き取りを簡単且
つ容易に行えるようになつている。
又、角筒部2aが拡径したときには左右のクラ
ンプ歯3も互いに離れる為、クランプ歯3間へ自
動車の一部分例えばロツカーパネルを簡単且つ容
易に挿入することができるようになつている。
而して、前記クランプ1は、緊締具4にてボデ
イ2の締付部2cを緊締すると、角筒部2aが縮
径してこれに挿通された柱材5を挾持固定すると
共に、左右のクランプ歯3が接近してこれらの間
に介在された自動車の一部分例えばロツカーパネ
ルを挾持固定する。
このとき、クランプ1は、ボデイ2の中心線が
柱材5の軸線上を通り、クランプ歯3の突起3a
が柱材5の略軸線上方に位置する為、バランスが
良くなり、自動車等を良好且つ確実に固定支持す
ることができる。
又、ボデイ2の角筒部2aが柱材5を挾持する
為、クランプ1全体が柱材5に対して回動すると
云うこともなく、クランプ1は自動車等をより一
層良好且つ堅固に固定支持することができる。
更に、クランプ歯3の多数の突起3aにより自
動車等を滑ることなく良好且つ確実に挾持するこ
とができる。
そのうえ、角筒部2aに屈曲部2bが連設され
ている為、緊締具4を緊締して角筒部2aで柱材
5を挾持固定したときには該角筒部2aは屈曲部
2bの持つ弾力により柱材5を強固に挾持固定す
ることができる。
加えて、スラストベアリング4dにより緊締具
4の締め付けトルクが大きくなつて締め付けを確
実に行える。
第5図及び第6図は前記クランプ1を用いたオ
ートロツククランプ装置7の概略を示す正面図及
び平面図である。この装置7は、全損事故車8の
復元時例えばフレーム及びストラツト部の修正や
エンジンルームの修復を行う際に使用され、事故
車8を水平且つ直角に堅固に固定支持でき、迅速
にして正確なる作業が行えるものである。
尚、図に於いて、9は床に埋設され、長孔を形
成した角パイプ製のレール、10はレール9に移
動自在且つ適宜位置で固定できるように取付けら
れたスタンド、11はスタンド10に着脱自在に
固定支持された角パイプ製の横材、5は横材11
と交差して配設された角パイプ製の縦材すなわち
柱材、12は横材11及び柱材5を摺動自在に挿
通しうると共にこれらを固定保持しうる継手、1
は柱材5に摺動自在に嵌挿されてこれに固定でき
ると共に自動車の一部分を挾持固定しうるクラン
プである。
上記実施例に於いては、クランプ1をオートロ
ツククランプ装置に使用したが、該クランプ1の
用途は上記実施例のものに限定されるものではな
い。
上述の通り、本考案のクランプは、緊締具を弛
めると、角筒部がそれ自体の弾力により若干拡径
し、左右のクランプ歯が互いに離れるようになつ
ている為、従来のクランプのようにクランプ歯と
可動板の間に間隙を形成する為の圧縮スプリング
を介設する必要もなく、部品点数の削減及びコス
トの低減を図り得る。
又、一つの緊締具でボデイの一個所を緊締する
ようにしているうえ、クランプ歯が多数の突起を
備えている為、従来のクランプにように締め付け
力が不均一になると云うこともなく、自動車等の
一部分を滑ることなく、良好且つ確実に挾持する
ことができる。然も、締め付けに手数を要するこ
ともない。
更に、クランプは、緊締具を緊締することによ
り柱材と自動車等の一部分を同時に挾持固定でき
る為、セツトを迅速且つ簡単に行える。
その上、クランプ自体も従来のものに比較して
コンパクト化されている為、取り扱いが容易に行
える。
加えて、クランプが柱材と自動車等の一部分を
挾持固定したときにはそのクランプ歯の突起が柱
材の略軸線上方に位置する為、バランスが良くな
り、該クランプは自動車等を良好且つ確実に固定
支持することができる。
特に、クランプは、ボデイの角筒部が柱材を挾
持する為、荷重が掛つても角筒部が柱材に対して
回転即ちクランプ全体が柱材に対して回動すると
云うこともなく、自動車等をより一層良好且つ堅
固に固定支持することができる。然も、角筒部は
これに屈曲部が連設されている為、柱材を挾持し
たときに屈曲部の持つ弾力により柱材を強固に挾
持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すクランプの正面
図、第2図は同じく左側面図、第3図は同じく平
面図、第4図は第2図の−線断面図、第5図
は本考案の実施例に係るクランプを用いたオート
ロツククランプ装置の概略を示す正面図、第6図
は同じく平面図、第7図は従来のクランプを示す
正面図、第8図は同じく平面図、第9図は同じく
右側面図、第10図は従来のクランプを用いたオ
ートロツククランプ装置の斜視図である。 1はクランプ、2はボデイ、2aは角筒部、2
bは屈曲部、2cは締付部、3はクランプ歯、3
aは突起、4は緊締具、5は柱材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柱材5を摺動自在に挿通し得る略U字型の角筒
    部2aと、角筒部2aに連設されて中央側へ彎曲
    した左右の屈曲部2bと、各屈曲部2bに連設さ
    れて対峙する左右の締付部2cとから成り、前記
    角筒部2aが角筒部2a自体の弾力により若干拡
    径するボデイ2と;前記締付部2cの内側面に取
    付けられて対峙する面に多数の突起3aを形成し
    た板状のクランプ歯3と;前記左右の締付部2c
    を緊締して角筒部2aを縮径させると共に左右の
    クランプ歯3を接近させる緊締具4とを具備した
    事を特徴とするクランプ。
JP12488283U 1983-08-10 1983-08-10 クランプ Granted JPS6032157U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12488283U JPS6032157U (ja) 1983-08-10 1983-08-10 クランプ

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JP12488283U JPS6032157U (ja) 1983-08-10 1983-08-10 クランプ

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Publication Number Publication Date
JPS6032157U JPS6032157U (ja) 1985-03-05
JPH0232528Y2 true JPH0232528Y2 (ja) 1990-09-04

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JP12488283U Granted JPS6032157U (ja) 1983-08-10 1983-08-10 クランプ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4821716U (ja) * 1971-07-23 1973-03-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4821716U (ja) * 1971-07-23 1973-03-12

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JPS6032157U (ja) 1985-03-05

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