JPH0139652Y2 - - Google Patents

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JPH0139652Y2
JPH0139652Y2 JP1982134340U JP13434082U JPH0139652Y2 JP H0139652 Y2 JPH0139652 Y2 JP H0139652Y2 JP 1982134340 U JP1982134340 U JP 1982134340U JP 13434082 U JP13434082 U JP 13434082U JP H0139652 Y2 JPH0139652 Y2 JP H0139652Y2
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chain
vehicle body
mounting plate
clamp members
hole
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JP1982134340U
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JPS5939013U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車の鈑金作業等に際して、比較的
作業が容易な大型車、中型車或は小型車の場合な
ど、車体を床面上に簡単に保持する車両保持装置
に関するものである。
〔従来の技術の問題点〕
自動車の鈑金作業等においては車体の修正部分
を強い力で引つ張るため作業中に車体の移動を生
ずる場合があるが一定の移動許容範囲を越えると
作業に支障を来す。このため従来、自動車等を前
後方向に移動しないように固定させるのにジヤツ
キを介して持上げることが多く採られているが、
車体を持上げるロツドを押出させる操作にずい分
と手間が掛かつて煩らわしいものであり、さらに
車体を確実に固定させることは因難なものであ
る。
また実公昭57−120153号に記載の自動車車体修
正用車体固定装置は自動車の前後方向に延びる第
1円筒部材およびこれと直角な方向に延びる第2
円筒部材を一体的に有し、各円筒部材には剛性の
第1,第2連結部材を嵌挿、固定して全体に方形
状に形成し、自動車の車体の両側部に設けられた
ロツカパネルをその前後方向に間隔をあけた相互
に対応する位置で夫々クランプする4つのクラン
プ具とする。そして前記第1円筒部材は自動車の
前後方向に比較的長く延設され、嵌挿した第1連
結部材の両端部を固定するためねじ部材を第1円
筒部材の半径方向に螺進および螺退自在に貫通さ
せる。さらに前記第2円筒部材は比較的短く延設
され、嵌挿した第2連結部材の両端部を固定する
ため第2円筒部材の軸線方向両外方で第2連結部
材の外周面に対応した円弧状当接面を有する挟圧
部材を設け、ねじ部材を該挟圧部材に貫通して第
2円筒部材に螺合させ、該挟圧部材を第2円筒部
材の半径方向内方に向けて押圧するように構成し
たものである。しかしかかる車体固定装置は前記
の如く本来自動車車体の両側部に設けられたロツ
カパネルをその前後方向に間隔をあけた相互に対
応する位置で方形状に四個所に亘りクランプし、
該各クランプ具を公知のチエンなどをもつて床面
の係止具で引張係止するものである。該車体固定
装置は締付力が強いため比較的大型の自動車の車
体を固定したり、長期間に亘り車体を固定するに
は好適である。しかし一方では縦横に4個のクラ
ンプ具を連結するため、前記の如くクランプ具本
体に縦杆(第1直結部材)を嵌挿固定する第1円
筒部材を突設し、さらにこれとは直角に横杆(第
2連結部材)を固定する第2円筒部材と挟圧部材
を備える必要がある。このため該クランプ具の製
造工程及び構造が複雑であるばかりか、これらク
ランプ具を縦杆、横杆を用いて方形状に連結しさ
らにロツカパネルの所定位置に夫々ねじにより取
着せねばならず組立作業がきわめて煩雑で手間が
かかるという欠点がある。また事故車の修理部分
によつては、比較的簡単な作業で済む為、短時間
の間車体を便宜的に保持するだけでよい(例えば
事故現場など)こともあり、かかるときには一定
の移動許容範囲内で簡易かつ迅速なる車体の保持
を必要とするにも拘らず前記の従来例では構成及
び組立作業が複雑なため、かかる場合の要請に沿
えないという問題もある。
また該考案によればクランプ具の本体に一方の
挟持片を固設しておき該挟持片と他方の挟持片と
の間に前記ロツカパネルを挟持するものであるた
め、該パネルの形状が凸部となつていたり、幅が
大きいときなどには挟持片相互の位置合せが困難
で挟持し憎く、挟持力が低下するといつた問題点
もある。
さらに該クランプ具を床面等に固定するときは
その図面より判断して該クランプ本体の中央に開
設した長孔に固定用のチエンを挿通すると思われ
る。しかし該長孔によるときは左右横方向に夫々
にチエンを必要とするため作業上やはり手間がか
かるという問題点がある。
〔本考案の目的と構成〕
本考案は上記の問題点を解決して比較的鈑金作
業が簡単な大型車、中型車や小型車の車体の保持
が極く簡単になし得て、しかも作業中に生ずる移
動を許容範囲内に抑制して、車体の保持が確実に
かつ強固に行なえる車両保持装置を提供すること
を目的とするものであり、車体幅以上の長さをも
つ横杆の両端を床面に立設したジヤツキで支承さ
せ、さらにパイプ状金具に取付板を垂設すると共
に該取付板の両側面に一対の挟着片を当てがいこ
れをボルトで取付板に両側から同時に締付けるよ
うにしてクランプ部材を形成し、該クランプ部材
を前記横杆の両端側でジヤツキより内側にそれぞ
れ1つずつ摺動可能に装着したうえ各パイプ状金
具にねじ孔を開設し、該ねじ孔に締付ボルトを螺
通させて締付固定し、前記各クランプ部材の取付
板の外側面に通孔を有するチエンの支持金具を固
設し、クランプ部材の挟着片によつて車体のドア
開口部の下縁に突出するリムを挟着すると共に前
記各支持金具の通孔に1本のチエンを挿通し該チ
エンの両先端部を床面に設けられた支持体に係止
することによりチエンを三角形状なるよう展張し
て左右両クランプ部材を下方に引張り、車体を保
持させる如く構成したものである。
〔作 用〕
一対のクランプ部材の挟着片をドア開口部下縁
の両側のリムに挟着、固定し、両クランプ部材の
間を横杆で連結して該横杆の両端をパイプ状金具
及びジヤツキに嵌挿、固定する。その後支持金具
を介してチエンを左右両方に展張し、両先端を床
面上のストツパーなどに係止すれば、車体は簡易
かつ迅速に床面に保持される。この場合、チエン
の支持金具には車両の前後方向となるよう通孔が
開設してあるため、両端に例えばフツクを取着し
た一本のチエンを該通孔に挿通し、車体の前後方
向にある一対の支持体に両フツクを係止すればよ
く手間がかからない。
又、該チエンは支持金具の通孔への挿通部分及
び、前記一対の支持体への係止部分を頂点とした
三角形状をなし、三点の位置はすべて、殆どずれ
動くことはない。
従つて車体の前後方向から強力な押圧力,引張
力を加えても該車体は両側面において、前記の如
く三点で緊縛係止されたチエンにより床面に強固
に保持されるため、殆ど前後方向に移動せず、た
とえ僅かに移動しても一定の許容範囲内に抑制さ
れ得る。
クランプ部材は取付板の両側面に一対の挟着片
を当てがい両側から同時に締付けるため、位置合
せが簡単で迅速かつ確実に被挟持物を挟持し得
る。
横杆はパイプ状金具に開設したねじ孔に締付け
るたけで所定位置に簡単に固定できる。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。図において1は車体Aの横幅より長い長さを
持つた丸棒より成る横杆であり、2,2は該横杆
1の両端部を支持させるジヤツキである。該各ジ
ヤツキ2は極く通常のねじ式にロツド3を上下動
させる形式のものでロツド3の頂部に横杆1を挿
通させるパイプ状金具4が固着されている。
5,5は車体Aのドア開口部Bの下縁に突出さ
せたリムCを挟着させるクランプ部材であり、
夫々横杆1に摺動自在に挿通させたパイプ状金具
6に取付板7を垂設けしてある。該取付板7は板
状をなし、かつ下端に互いに内側へ屈曲させて挟
持を形成した挟着片8,8を当てがい、これをボ
ルトナツト9,9でもつて取付板7に取付け、該
ボルトナツト9,9の締付けで挟着片8,8先端
の挟着部10の間隔が挟められるようになつてい
る。
各クランプ部材5,5は夫々パイプ状金具6に
貫通穿設したねじ孔11に締付ボルト12を螺合
させて締付けることで横杆1の所定個所に即座に
固定させることができるものである。
13は取付板7の中央部外側面にボルト14を
介して固設される支持金具であり、横杆1と平行
するように設けられ、チエン15の通孔16,1
6が開設されている。チエン15はターンバツク
ル17を取付けており、両端にフツク18,18
を設け、中央部を通孔16に挿通させ、両端はフ
ツク18,18を介して固定部材(実施例は床面
上に所定間隔を隔てて配置したストツパー19,
19を夫々アンカー20で固定することで構成)
に係止させ、ターンバツクル17を回動させてチ
エン15を展張させるようになつている。
次に使用について説明するに、先ず、車体Aを
床面の定位置に配置したうえで、一対のクランプ
部材5,5の各ボルトナツト9の締付けを一旦緩
めて挟着片8,8の挟着部10に、ドア開口部B
の下縁に突出しているリムCを挟ませ、各ボルト
ナツト9を締付け、挟着部10にリムCをしつか
りと咬止させる。このとき挟着片8,8を両側か
ら締付けるためリムCへの位置合わせが容易であ
り、挟持力も強固にできる。一方、横杆1はドア
を夫々開放させた車体Aの内部を横断させ、該横
杆1の両端を前記クランプ部材5,5の両パイプ
状金具6,6に貫挿し、さらにジヤツキ2,2の
両パイプ状金具4,4に挿通する。
この後、チエン15を挿通孔16に挿通して該
チエン15の中間部分を該挿通孔16で支持さ
せ、さらに両先端に設けたフツク18,18をス
トツパー19,19に係止させ、ターンバツクル
17を締付けて強力に展張させる。すると各チエ
ン15は車の両側で前記挿通孔16及びストツパ
ー19,19を頂点とする三角形状となり、高さ
も常に一定となる。これによりチエン5は車体A
両側の上記三点において緊縛係止されることとな
り、同時に車体Aは該チエンにより床面に強固に
保持される。この結果車体Aの前後方向から強力
な押圧力,引張力を加えられても該車体Aは前後
方向に殆んど移動せず、たとえ移動しても一定の
許容範囲内に抑制されうるので鈑金作業等に支障
をきたすこともない。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の車両保持装置によれ
ば、迅速を要する事故車の修理にあたり、車体の
両側面で三角形状に張設されるチエンを用いて車
体を簡易,迅速に床面に保持でき、作業中にその
前後移動を一定の許容範囲内に抑制しうる。この
結果、比較的作業が容易な大型車、中型車や小型
車の床面への保持を簡単かつ確実になし得て作業
能率の大幅な向上が図られるという利点があり、
実用的価値が高いものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例に係わるもので第1図は
斜視図、第2図は一部の拡大斜視図である。 1……横杆、2,2……ジヤツキ、5,5……
クランプ部材、15……チエン、A……車体、B
……ドア開口部、C……リム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体幅以上の長さをもつ横杆の両端を床面に立
    設したジヤツキで支承させ、さらにパイプ状金具
    を取付板に垂設すると共に該取付板の両側面に一
    対の挟着片を当てがいこれをボルトで取付板に両
    側から同時に締付けるようにしてクランプ部材を
    形成し、該クランプ部材を前記横杆の両端側でジ
    ヤツキより内側にそれぞれ一つずつ摺動可能に装
    着したうえ各パイプ状金具にねじ孔を開設し、該
    ねじ孔に締付ボルトを螺通させて締付固定し、前
    記各クランプ部材の取付板の外側面に通孔を有す
    るチエンの支持金具を固設し、クランプ部材の挟
    着片によつて車体のドア開口部の下縁に突出する
    リムを挟着すると共に前記各支持金具の通孔に1
    本のチエンを挿通し該チエンの両先端部を床面に
    設けられた支持体に係止することによりチエンを
    三角形状なるよう展張して左右両クランプ部材を
    下方に引張り、車体を保持させる如く構成した車
    両保持装置。
JP13434082U 1982-09-03 1982-09-03 車両保持装置 Granted JPS5939013U (ja)

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JP13434082U JPS5939013U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 車両保持装置

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JP13434082U JPS5939013U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 車両保持装置

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Publication Number Publication Date
JPS5939013U JPS5939013U (ja) 1984-03-12
JPH0139652Y2 true JPH0139652Y2 (ja) 1989-11-28

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ID=30302733

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JP13434082U Granted JPS5939013U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 車両保持装置

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417238A (en) * 1977-07-08 1979-02-08 Riyuuzou Yamashita Machine of correcting body and frame of automobile
JPS54115840A (en) * 1978-02-27 1979-09-08 Riyuuzou Yamashita Car holding device of automobile car frame correction machine

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JPS5939013U (ja) 1984-03-12

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