JPH0541091Y2 - - Google Patents

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JPH0541091Y2
JPH0541091Y2 JP230990U JP230990U JPH0541091Y2 JP H0541091 Y2 JPH0541091 Y2 JP H0541091Y2 JP 230990 U JP230990 U JP 230990U JP 230990 U JP230990 U JP 230990U JP H0541091 Y2 JPH0541091 Y2 JP H0541091Y2
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wedge
holding stand
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、事故等で変形した自動車の車枠を矯
正する車枠矯正装置に使用する車枠保持用のクラ
ンプ保持台を固定する作業台に関する。
(従来の技術) 事故等で変形した自動車の車枠を矯正するため
には、先ず車枠矯正装置の保持装置により車枠を
床、又は作業台に保持させた後、矯正力を加えて
矯正する。
上記保持装置としては、例えば実開昭62−
41274号公報に記載されたものが知られている。
同公報においては、前後左右に配置した4つの
保持台上に、夫々クランプを取り付けている。そ
れらの各クランプは、クランプ板を対向させなが
ら上方へ向けて取り付けたものである。それらの
各クランプ板は、前後方向に向いていて、自動車
の車枠を上から乗せ、車枠下部のピンチ溶接部を
各対のクランプ板間にそれぞれボルトによつて締
め付けてしつかり挟持させる。そして、保持台は
床に設置した作業台に固定する。
このようにして車枠を強固に保持させた後、変
形した車枠の任意位置に矯正装置より矯正力を加
えて車枠の変形を矯正する。
床に設置する作業台は、みぞ形鋼、山型鋼、平
鋼等で組み立て製造されていて、大きくて重いと
ともに、高価なものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のクランプ保持台を固定する作業台は
人力で持ち上げられないほど大きく、重く、高価
になる問題点があつた。
更に、大きく、重い作業台は、床への水平設置
作業が大変である等の問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、従来の技術が有する以上のような欠
点を解消し、矯正される車枠の正面から見た左側
の前・後輪の近傍に一方の作業台を配置すると共
に右側の前・後輪の近傍に他方の作業台を配置す
るようにした長尺状の二分割構成の作業台とする
か、又は矯正される車枠の正面から見た左右の各
前・後輪の近傍の四ケ所に配置するようにした四
分割構成の作業台にして、作業台自体を小さく軽
くして、人力で持ち上げられるようにし、床に簡
単に水平設置できるようにした車枠矯正装置に使
用する車枠保持用クランプ保持台を固定する作業
台を提供することを目的とする。
上記本考案の目的を達成するために、この考案
に係わる車枠矯正装置に使用する車枠保持用のク
ランプ保持台を固定する作業台は、次のようなも
のとした。
即ち、複数の作業台は作業台の本体を長方形状
としている。そして、くさび受け具を挿入する奥
広溝を前後方向に向いて設け、床に設置するため
の複数の段付き孔を設けている。
(作用) 本考案に係る作業台は、複数の作業台を床に配
置し、雌ねじ孔に六角穴付き等の止ねじをねじ込
んで、複数の作業台の上面が水平になるように調
節する。そして、複数の段付き孔にアンカーボル
トを通して床にあけた孔に打ち込み作業台を床に
設置する。
アンカーボルトの頭は段付き孔の上孔部分に入
り、本体の上面より出ないので、作業台の上面の
任意位置に保持台を配置できる。そして、奥広溝
にくさび受け具を挿入し、保持台の鍔部間にくさ
びを打ち込むことで作業台に保持台を固定でき
る。
(実施例) 本考案の一実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。
第1図は、第2図に示す保持台10を固定する
作業台A、くさび受け具5及びくさび8を示して
いる。第1図中の符号1は作業台Aの本体を示し
ている。この本体1は長方形状とされていて、く
さび受け具5を挿入する前後方向に向いた奥広溝
2(溝の入口幅より奥の方の幅が広い溝)を中央
部分に設けている。なお、本体1の幅が広い実施
例の場合は、複数の奥広溝2を横列に設けると好
都合である。
第1図に示す本実施例においては、前記作業台
Aの本体1を四分割の構成とし、各本体1を矯正
される車枠25の正面から見た左右の各前・後輪
の近傍の四ケ所に配置(第3図参照)するように
したものを図示しているが、本考案においては作
業台Aの本体1を長尺状の二分割の構成とし、矯
正される車枠25の正面から見た左側の前・後輪
の近傍に一方の作業台Aを配置し、右側の前・後
輪の近傍に他方の作業台Aを配置するようにして
も良い。
上記本体1に複数の雌ねじ孔3と、複数の段付
き孔4を設けている。なお、段付き孔4の上方は
大きな穴に形成し、該穴はボルトの頭又はナツト
が入つてしまう大きさとしている。
前記くさび受け具5は、本体6の上方に向けて
フツク部7を設けている。第1図中の符号8はく
さびを示している。
次に、この実施例で使用するクランプ9、保持
台10について、第2図を参照して説明する。
第2図は、車枠下部のピンチ溶接部を挟持させ
るクランプ9と作業台Aに固定する保持台10と
くさび11を示している。第2図中の符号12は
クランプ9の本体を示しているが、本体12には
本体12の下方にくさび受け孔13を備えた連結
部14を設けている。なお、連結部14はL字形
に形成して、下方の曲げた部分をくさび受け部と
しても良い。
上記本体12の上方には、上方へ向けてクラン
プ板15を設けている。このクランプ板15に沿
わせて別体のクランプ板15(又は複数のクラン
プ板)を配置し、左右両端付近の位置において一
方のクランプ板15から他方のクランプ板15へ
ボルト16,16を通し、ボルト16,16の先
にナツト(図示せず)をねじ込んでいる。本体1
2の上方には、上方へ向けて板を設けている。
なお、当該板の両側に沿わせて複数の対のクラ
ンプ板を配置し、左右両端付近の位置において一
方のクランプ板から板と他方のクランプ板へボル
トを通し、ボルトの先にナツトをねじ込むように
しても良い。
第2図中の符号17は保持台10の本体を示し
ているが、本体17には上方にクランプ9の連結
部14が挿入する連結孔18を設けている。そし
て、本体17の側面にくさび11を通す孔19を
設けている(裏側面の孔は図示せず)。
上記保持台10の連結孔18にクランプ9の連
結部14を挿入した後、孔19より連結部14の
くさび受け孔13にくさび11を通してくさび1
1を打ち込むと、くさび11の上面は孔19の上
面に接触しつつ、くさび11の下面はくさび受け
孔13の下面に接触してクランプ9を強く下方に
牽引し、クランプ9は保持台10に固定される。
次に、作業台Aの床20への設置例を、第3図
を参照して説明する。
先ず、矯正される車枠25の正面から見た左右
の各前・後輪の近傍の床上四ケ所に各作業台Aを
配置し(右側の二ケ所は図示せず)、雌ねじ孔3
に六角穴付き等の止ねじ21をねじ込み、複数の
作業台Aの上面が水平になるように調節して床2
0に置き、複数の段付き孔4にアンカーボルト2
2を通して床20にあけた孔23に打ち込み作業
台Aを床20に設置する。
なお、上記アンカーボルト22の頭は段付き孔
4により本体1の上面より表出しない。また、複
数の作業台Aの上面が水平になるようにするため
には、上記六角穴付き止ねじ21に代替して本体
1の下方にモルタル、座金等の物を置いて水平調
節しても良い。
次に、この実施例の使用状態を説明する。
先ず、第3図で図示するリフト24で車枠25
を持ち上げ、クランプ9を車枠25の四隅に挟持
する。
そして、作業台Aに保持台10を配置し、車枠
25をリフト24で下ろしてクランプ9の下方の
連結部14を保持台10の各対の上方の連結孔1
8に挿入した後、奥広溝2の前後よりくさび受け
具5を挿入し、くさび受け具5のフツク部7と保
持台10の鍔部26間にくさび8を打ち込むと、
鍔部26と作業台Aの本体1はくさび受け具5の
本体6とフツク部7間にくさび8で挟持し、保持
台10は作業台A上に固定する。なお、この場
合、保持台10を作業台Aに固定する手段として
は、上記くさび受け具5とくさび8による固定手
段の他、特に図示するものではないが、奥広溝2
の前後よりボルト頭を該奥広溝2の下部空間に挿
入し、該ボルトに固定板を通した後ナツトで締め
付けて、保持台10の鍔部26を固定するように
しても良い。
そして、保持台10の孔19より連結部14の
くさび受け孔13にくさび11を通して、このく
さび11を打ち込むと、くさび11の上面は孔1
9の上面に接触し、くさび11の下面はくさび受
け孔13の下面に接触してクランプ9を強く下方
に牽引するので、ねじれた車枠25はねじれを矯
正しながら保持台10に固定する。
このようにして作業台Aに固定した変形車枠2
5の任意位置に矯正装置(図示せず)より矯正力
を加えて車枠25の矯正作業をする。
なお、車枠25の下方よりリフト24を引き出
した後に、車輪付き三次元測定機27を挿入して
車枠25の検査作業が行われる。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように、矯正される車
枠の正面から見た左側の前・後輪の近傍に一方の
作業台Aを配置すると共に右側の前・後輪の近傍
に他方の作業台Aを配置するようにした長尺状の
二分割構成の作業台Aにするか、又は矯正される
車枠の正面から見た左右の各前・後輪の近傍の四
ケ所に配置するようにした四分割構成の作業台A
にすることで、作業台A自体を軽くすることがで
き、しかも、これを安価に製造できる。
また、本考案は、本体1の段付き孔4にアンカ
ーボルト22を通して本体1を床20に設置する
ようにしたので、アンカーボルト22の頭が本体
1の上面より表出せず、本体1の全範囲の任意位
置に保持台10が固定できることから、本体1の
大きさは必要最小の大きさで良く、本体自体を軽
くすることができ、しかも、これを安価に製造で
きる。
更に、本考案は、作業台Aに奥広溝2が備えら
れているので、この奥広溝2にくさび受け具5等
の固定具を挿入し、保持台10をくさび8等で簡
単に着脱できる等全体として多大な諸種の効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の作業台の斜視図、第2図は車
枠保持用クランプ保持台の斜視図、第3図は本考
案の作業台の使用例を示す側面図である。 図中の主な符号、A……作業台、1……本体、
2……奥広溝、3……雌ねじ孔、4……段付き
孔、5……くさび受け具、8……くさび。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 矯正される車枠25を挟持するクランプ9を
    その下方で保持するようにした保持台10の底
    部と床20との間に配置されて、前記保持台1
    0をくさび受け具5とくさび8、又はくさび受
    け具5以外の固定具であるボルトと該ボルトが
    挿通されてナツトにて締着される固定板とをも
    つて固定した車枠矯正装置に使用する車枠保持
    台用作業台であつて、ほぼ長方形状に形成した
    本体1と、本体1の中央部分に設けられて且つ
    前記くさび受け具5の本体6又はくさび受け具
    5以外の固定具であるボルトの頭が挿入可能で
    且つ係止可能なように前後方向に向いた奥広溝
    2と、本体1の複数個所に設けられて且つ床2
    0にあけた孔23に打ち込み本体1を床20に
    設置するようにしたアンカーボルト22の頭が
    本体1の上面に表出しないように上方を大きな
    穴に形成した段付き孔4とを具備してなること
    を特徴とする車枠矯正装置に使用する車枠保持
    台用作業台。 (2) 前記本体1の複数個所に、本体1の上面を水
    平調節するようにした六角穴付きの各止ねじ2
    1を挿入するための雌ねじ孔3を設けた請求項
    1記載の車枠矯正装置に使用する車枠保持台用
    作業台。 (3) 前記本体1は、この本体1を矯正される車枠
    25の正面から見た左右の各前・後輪の近傍の
    四ケ所に配置するようにした四分割の構成とし
    たものである請求項1記載の車枠矯正装置に使
    用する車枠保持台用作業台。 (4) 前記本体1は、矯正される車枠25の正面か
    ら見た左側の前・後輪の近傍に一方の本体1を
    配置し且つ右側の前・後輪の近傍に他方の本体
    1を配置するようにした長尺状の二分割の構成
    としたものである請求項1記載の車枠矯正装置
    に使用する車枠保持台用作業台。
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