JPH0243804Y2 - - Google Patents

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JPH0243804Y2
JPH0243804Y2 JP9543084U JP9543084U JPH0243804Y2 JP H0243804 Y2 JPH0243804 Y2 JP H0243804Y2 JP 9543084 U JP9543084 U JP 9543084U JP 9543084 U JP9543084 U JP 9543084U JP H0243804 Y2 JPH0243804 Y2 JP H0243804Y2
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JP
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roof
roof rack
brackets
attached
contact surface
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JP9543084U
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JPS6110256U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のルーフ上に取付けられて、荷
物などを載せるために使用されるルーフラツクに
関するものである。
(従来技術及びその問題点) 自動車のルーフラツクは一般には、実開昭56−
139640号公報に示されるように、ルーフの両側縁
に配されたドリツプチヤネルを利用し、これに掛
止められる取付具を介してルーフ上に取付けられ
ている。
しかし一部の自動車ではルーフの両側縁にドリ
ツプチヤネルを備えないものがあり、このタイプ
の自動車では上記のようにしてルーフラツクを取
付けることができないという問題がある。
そこでこのタイプの自動車では、ルーフに開設
した孔に取付金具をセツトしてルーフラツクを取
付けることが行なわれている。しかしこれは作業
が複雑で手間がかかるばかりでなく、防水上の問
題及び発錆の問題がある。
(考案の目的) 本考案は上記問題点を解消することを目的とす
る。
(考案の構成) 本考案は上記目的を達成するため、ルーフaの
両側縁にドリツプチヤネルを備えない自動車に取
付けられるルーフラツクにおいて、ルーフaの両
側縁の内側箇所bの上面に当接する圧接面1を備
えた押え板2を、ルーフaの上方に横架されるル
ーフラツクバー3の両端4の夫々に取付ける一
方、ルーフaの両側縁の屈曲部cに当接する鉤状
当接面5を備えたブラケツト6をその上部7にお
いて前記両押え板2の夫々に枢着し、更に前記両
ブラケツト6を取付バー8で連結すると共に、こ
の取付バー8に両ブラケツト6を互いに引き寄せ
合わす手段を付設したことを特徴とする。
(実施例) 以下本考案を図面に示す実施例に基づき具体的
に説明する。
第1図乃至第3図に示す実施例は、ルーフaの
両側縁に屈曲部cを有すると共にその内側箇所に
ドリツプチヤネルと同様の働きをする凹溝dを備
えた自動車に取付けられるルーフラツクに係るも
のである。前記凹溝dの周辺部は主パネルと副パ
ネルとの接合箇所になつているため、構造上強
く、本実施例においては前記凹溝dの周辺箇所b
に押え板2の圧接面1を当接させている。
ルーフラツクの本体部はルーフaの上方に横架
される複数本のルーフラツクバー3と、これらル
ーフラツクバー3を連結するためこれらに直交す
る方向に配された複数本のサブバー10(第3
図)によつて構成されているが、前記本体部の構
造はこれに限定されず種々の態様をとることがで
きる。
前記ルーフラツクバー3の両端の夫々には鋼板
製の押え板2が溶接によつて取付けられている。
この押え板2の下部折曲げ部の下面は圧接面1と
なつていて、前記凹溝dの周辺箇所bにゴム板1
1を介して当接する。
前記両押え板2の夫々には、鋼板製のブラケツ
ト6がその上部7において回動可能に枢着されて
いる。このブラケツト6は下部に鉤状部を備え、
その内面の鉤状当接面5がゴム板12を介して、
ルーフaの前記屈曲部cに当接する。又両ブラケ
ツト6には支持壁13が形成され、この支持壁1
3に取付けバー8を挿通するための左右1対の孔
14が設けられている。
前記ルーフラツクバー3の両端部に位置する両
ブラケツト6は夫々の支持壁13の孔14に挿通
された1対の取付けバー8によつて連結されてい
る。この取付けバー8は本実施例においてはボル
ト状のネジ棒で形成され、その一端のネジ部15
にナツト16を螺合することにより、両ブラケツ
ト6を互いに引き寄せ合わす手段9を構成してい
る。
尚、第1図乃至第3図において、17はブラケ
ツト6を押え板2に枢着するための枢支ピン、1
8は前記取付けバー8を遊挿するために前記押え
板2の補強壁19に設けた孔である。
次に上記構成のルーフラツクの前記ルーフaへ
の取付法を簡単に説明する。
最初は前記ナツト16を弛めて、両ブラケツト
6の間隔を拡げた状態で、両ブラケツト6及び両
押え板2を所定の箇所c,bに配置する。次い
で、前記ナツト16を締付けると、前記1対の取
付けバー8を介して、両ブラケツト6は互いに引
き寄せられるので、両ブラケツト6は前記屈曲部
cとの係合関係を強くすると同時に、前記押え板
2にこれを引き下げようとする力を及ぼす。この
結果、両押え板2も前記箇所bに圧接せしめられ
て、ルーフラツクはルーフa上に安定強固に取付
けられる。従つて自動車の上下左右の揺れに対し
ても、ルーフラツクは安定しており、又これに載
せる荷物の重量が大である場合にも十分に耐えら
れるのである。
第4図に示す他の実施例は、前記押え板2に、
可動板20を上下位置調整可能に取付け、可動板
20の下面に形成される圧接面1の圧接力を高め
うるように構成している。21は上下位置調整用
のネジ、22はロツクナツトである。又前記ルー
フラツクバー3の両端部には前記押え板2が軸方
向位置調整可能に取付けられ、ルーフラツクバー
3の端部に突接した螺軸23に螺合するナツト2
4の締付け加減によつて、前記押え板2のルーフ
ラツクバー3への取付位置を調整することができ
る。
本実施例は上記実施例に比較し、取付け作業が
複雑になるが、ルーフラツクをより一層安定強固
にルーフaに取付けることができるという長所が
ある。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば、前記両ブラケツト
6を互いに引き寄せ合わす手段9として、カム面
を利用した所謂クイツクレバーを用い、これを前
記取付けバー8に付設した構成とすることができ
る。
(考案の効果) 本考案は上記構成を有するので、ルーフの両側
縁にドリツプチヤネルを備えない自動車において
も、ルーフに孔をあけることなく、容易且つ安定
強固にルーフラツクを取付けることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の中央部を省略して示
す正面図、第2図はその要部の縦断正面図、第3
図はその要部の斜視図、第4図は本考案の他の実
施例の要部の正面図である。 1……圧接面、2……押え板、3……ルーフラ
ツクバー、4……ルーフラツクバーの両端、5…
…鉤状当接面、6……ブラケツト、7……ブラケ
ツトの上部、8……取付けバー、9……両ブラケ
ツトを互いに引き寄せ合わす手段、a……ルー
フ、b……ルーフの両側縁の内側箇所、c……両
側縁の屈曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフの両側縁にドリツプチヤネルを備えない
    自動車に取付けられるルーフラツクにおいて、ル
    ーフの両側縁の内側箇所の上面に当接する圧接面
    を備えた押え板を、ルーフの上方に横架されるル
    ーフラツクバーの両端の夫々に取付ける一方、ル
    ーフの両側縁の屈曲部に当接する鉤状当接面を備
    えたブラケツトをその上部において前記両押え板
    の夫々に枢着し、更に前記両ブラケツトを取付バ
    ーで連結すると共に、この取付バーに両ブラケツ
    トを互いに引き寄せ合わす手段を付設したことを
    特徴とする自動車用ルーフラツク。
JP9543084U 1984-06-26 1984-06-26 自動車用ル−フラツク Granted JPS6110256U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9543084U JPS6110256U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 自動車用ル−フラツク

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JP9543084U JPS6110256U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 自動車用ル−フラツク

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Publication Number Publication Date
JPS6110256U JPS6110256U (ja) 1986-01-21
JPH0243804Y2 true JPH0243804Y2 (ja) 1990-11-21

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ID=30654551

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JP9543084U Granted JPS6110256U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 自動車用ル−フラツク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061483Y2 (ja) * 1987-02-05 1994-01-12 本田技研工業株式会社 自動車のル−フ用キヤリア

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Publication number Publication date
JPS6110256U (ja) 1986-01-21

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