JPH0736004Y2 - 中空足場の支持金物 - Google Patents
中空足場の支持金物Info
- Publication number
- JPH0736004Y2 JPH0736004Y2 JP4234289U JP4234289U JPH0736004Y2 JP H0736004 Y2 JPH0736004 Y2 JP H0736004Y2 JP 4234289 U JP4234289 U JP 4234289U JP 4234289 U JP4234289 U JP 4234289U JP H0736004 Y2 JPH0736004 Y2 JP H0736004Y2
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- Japan
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- shaped
- angle
- column
- steel
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ビル建築等の現場において鉄骨柱に取付けて
使用する中空足場の支持金物に関する。
使用する中空足場の支持金物に関する。
鉄骨柱同士の接続や鉄骨柱と梁鉄骨との接続でボルト締
付作業や溶接作業等を行う場合には、作業工具とか自動
溶接機等の作業機械を設置したり、作業員の作業スペー
スを確保するために中空足場が必要となる。この足場は
鉄骨柱に設けるのが適している。
付作業や溶接作業等を行う場合には、作業工具とか自動
溶接機等の作業機械を設置したり、作業員の作業スペー
スを確保するために中空足場が必要となる。この足場は
鉄骨柱に設けるのが適している。
実開昭59-8442号公報や実開昭61-71743号公報に示され
る足場はその一例を示すもので、足場1としては第4図
に示すように長方形のステージ2としての足場板に複数
のソケット3を縦方向に設け、該ソケット3に手摺4の
下端部を差し込む。
る足場はその一例を示すもので、足場1としては第4図
に示すように長方形のステージ2としての足場板に複数
のソケット3を縦方向に設け、該ソケット3に手摺4の
下端部を差し込む。
このような周囲にコ字形の手摺4を立設する足場1を鉄
骨柱5に取付けるには、実開昭59-8442号公報のもので
は、第5図、第6図に示すように、鉄骨柱5の足場取付
け面に上向きに屈曲され上端にストッパーとして偏平な
頭部6aを有するフック6を左右一対溶着しておき、この
フック6にステージ2の端部に穿設された孔7を嵌合
し、ステージ2の上端に突出する部分のフック6に、楔
8の長手方向に穿設された長孔8aを挿入したのち楔8を
90℃回動して楔8を矢印α方向に打込んで固定させる。
作業終了後はこの楔8を抜いてステージ2をフック6か
ら外して撤去する。
骨柱5に取付けるには、実開昭59-8442号公報のもので
は、第5図、第6図に示すように、鉄骨柱5の足場取付
け面に上向きに屈曲され上端にストッパーとして偏平な
頭部6aを有するフック6を左右一対溶着しておき、この
フック6にステージ2の端部に穿設された孔7を嵌合
し、ステージ2の上端に突出する部分のフック6に、楔
8の長手方向に穿設された長孔8aを挿入したのち楔8を
90℃回動して楔8を矢印α方向に打込んで固定させる。
作業終了後はこの楔8を抜いてステージ2をフック6か
ら外して撤去する。
これに対して、実開昭61-71743号公報のものは図示は省
略するが、鉄骨柱5の足場取付け面に筒体を上向きに固
着しておき、またステージ2の側面には前記筒体に外嵌
する外套体を設け、外套体を筒体に嵌めた状態で外套体
の上端からネジ杆を挿入してその下端を筒体下端のネジ
部に螺挿させるものである。
略するが、鉄骨柱5の足場取付け面に筒体を上向きに固
着しておき、またステージ2の側面には前記筒体に外嵌
する外套体を設け、外套体を筒体に嵌めた状態で外套体
の上端からネジ杆を挿入してその下端を筒体下端のネジ
部に螺挿させるものである。
このような実開昭59-8442号公報や実開昭61-71743号公
報における従来の足場取付構造では、足場をセットする
前に予めフックや筒体を鉄骨柱の側部に溶接しておかな
ければならず、また足場の使用が不要となった段階で
は、これら溶接したフックや筒体を鉄骨柱の側部から切
断して除去しなければならない。
報における従来の足場取付構造では、足場をセットする
前に予めフックや筒体を鉄骨柱の側部に溶接しておかな
ければならず、また足場の使用が不要となった段階で
は、これら溶接したフックや筒体を鉄骨柱の側部から切
断して除去しなければならない。
鉄骨柱の工場製作時にこれらのフックや筒体を取付けて
おくと、これらが突出して運搬や搬入時の邪魔になるこ
ともあり、切断撤去作業は高所作業となるので、ガス切
断用のボンベの揚重を初めとして危険で面倒な作業を伴
うことになる。
おくと、これらが突出して運搬や搬入時の邪魔になるこ
ともあり、切断撤去作業は高所作業となるので、ガス切
断用のボンベの揚重を初めとして危険で面倒な作業を伴
うことになる。
また、予めフックや筒体の取付位置が限定されてしまう
ので、足場の取付個所を必要に応じて変更することがで
きない。
ので、足場の取付個所を必要に応じて変更することがで
きない。
そこで考案者、出願人は先に実願昭63-140144号(実開
平2-60157号公報参照)として第7図に示すような中空
足場の支持金物を考案し、出願した。
平2-60157号公報参照)として第7図に示すような中空
足場の支持金物を考案し、出願した。
これは足場1のステージ2の側部にボルト9等で固定接
合する接合用帯板10に沿って、外周にネジ部11aを有す
るネジ杆11をブラケット12で多少の間隔を存して一体的
に平行に設ける。
合する接合用帯板10に沿って、外周にネジ部11aを有す
るネジ杆11をブラケット12で多少の間隔を存して一体的
に平行に設ける。
図中13a,13bは鉄骨柱5のフランジ5aの外側端に当接す
るフック状の掛止金物で、該掛止金物13a,13bを取付け
た筒体14を前記ネジ杆11に左右一対として嵌め、かつ、
この筒体14の外側位置に並べて回動用ナット15をネジ杆
11に螺合した。
るフック状の掛止金物で、該掛止金物13a,13bを取付け
た筒体14を前記ネジ杆11に左右一対として嵌め、かつ、
この筒体14の外側位置に並べて回動用ナット15をネジ杆
11に螺合した。
この第7図に示すように、中空足場1は支持金物を介し
てH型鉄骨柱5のフランジ5aに取付けられるが、回動用
ナット15をラチェット等で回動すれば、ナット15の位置
が移動して筒体14を相互に近づくように押し、これに伴
って筒体14に設けたフック状掛止金物13aと13bも相互に
近づくようになる。
てH型鉄骨柱5のフランジ5aに取付けられるが、回動用
ナット15をラチェット等で回動すれば、ナット15の位置
が移動して筒体14を相互に近づくように押し、これに伴
って筒体14に設けたフック状掛止金物13aと13bも相互に
近づくようになる。
このようにしてフランジ5a端をフック状掛止金物13a,13
bで両側から挟み込むようにして強固に締付ければ、支
持金物は鉄骨柱5にしっかりと固定される。
bで両側から挟み込むようにして強固に締付ければ、支
持金物は鉄骨柱5にしっかりと固定される。
しかし、前記第7図に示す中空足場の支持金物ではH型
鉄骨柱5に対しては有効であるが、建物のコーナー部で
よく使用されるT字柱には利用出来ない。
鉄骨柱5に対しては有効であるが、建物のコーナー部で
よく使用されるT字柱には利用出来ない。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、T字柱の
鉄骨柱に溶接固定せずとも取付けることができ、取付及
び撤去が簡易及び迅速に行えるとともにその取付位置を
自由に変更して足場の設置個所を必要に応じて変えるこ
とができる中空足場の支持金物を提供することにある。
鉄骨柱に溶接固定せずとも取付けることができ、取付及
び撤去が簡易及び迅速に行えるとともにその取付位置を
自由に変更して足場の設置個所を必要に応じて変えるこ
とができる中空足場の支持金物を提供することにある。
本考案は前記目的を達成するため、中空足場のステージ
側部への接合用帯板に沿って外周にネジ部を有する第1
のネジ杆を設け、T字もしくはH字柱等平行するフラン
ジを有する鉄骨柱の該フランジ部端へ外側から当接する
アングル状当接金物を取付けた筒体をこの第一のネジ杆
に左右一対として嵌め、かつ、この筒体にその外側位置
に並べて回動用ナットを第1のネジ杆に螺合し、一方、
前記アングル状当接金物の筒体への結合部片とは異なる
片の外側に、外周にネジ部を有する第2のネジ杆端を前
記第1のネジ杆に該第1のネジ杆の長さ方向を回転方向
として回動自在に取付け、該第2のネジ杆に前記第1の
ネジ杆のアングル状当接金物が当接する側とは反対側の
鉄骨柱フランジ部端へ掛止するフック状掛止金物を取付
けた筒体を嵌め、かつ、回動用ナットを前記第2のネジ
杆に、前記フック状掛止金物を取付けた筒体とアングル
状当接金物間よりも外側位置にこの筒体と並べて螺合す
ることを要旨とするものである。
側部への接合用帯板に沿って外周にネジ部を有する第1
のネジ杆を設け、T字もしくはH字柱等平行するフラン
ジを有する鉄骨柱の該フランジ部端へ外側から当接する
アングル状当接金物を取付けた筒体をこの第一のネジ杆
に左右一対として嵌め、かつ、この筒体にその外側位置
に並べて回動用ナットを第1のネジ杆に螺合し、一方、
前記アングル状当接金物の筒体への結合部片とは異なる
片の外側に、外周にネジ部を有する第2のネジ杆端を前
記第1のネジ杆に該第1のネジ杆の長さ方向を回転方向
として回動自在に取付け、該第2のネジ杆に前記第1の
ネジ杆のアングル状当接金物が当接する側とは反対側の
鉄骨柱フランジ部端へ掛止するフック状掛止金物を取付
けた筒体を嵌め、かつ、回動用ナットを前記第2のネジ
杆に、前記フック状掛止金物を取付けた筒体とアングル
状当接金物間よりも外側位置にこの筒体と並べて螺合す
ることを要旨とするものである。
本考案によれば、回動用ナットを回して第1のネジ杆に
沿って筒体相互を近づけ、また伸縮部材を縮小すれば、
アングル状当接金物相互の距離も縮まり、これらでT字
柱の鉄骨柱の平行するフランジ部端同士を外側から抱え
込むように締付ける。
沿って筒体相互を近づけ、また伸縮部材を縮小すれば、
アングル状当接金物相互の距離も縮まり、これらでT字
柱の鉄骨柱の平行するフランジ部端同士を外側から抱え
込むように締付ける。
また、該フランジ部は回動用ナットを回して第2のネジ
杆に沿って筒体とアングル状当接金物とを近づければ、
フック状掛止金物とアングル状当接金物との相互の距離
も縮まり、この掛止金物とアングル状当接金物とでフラ
ンジ部の両端を強く挟み込んで締付けるようになる。
杆に沿って筒体とアングル状当接金物とを近づければ、
フック状掛止金物とアングル状当接金物との相互の距離
も縮まり、この掛止金物とアングル状当接金物とでフラ
ンジ部の両端を強く挟み込んで締付けるようになる。
このようにして、本考案の支持金物はT字柱等の鉄骨柱
外周に締付固定され、この支持金物の接合用帯板を介し
て中空足場が取付けられる。なお、予め足場と本考案の
支持金物とを接合しておいてから、鉄骨柱へ取付けても
よい。
外周に締付固定され、この支持金物の接合用帯板を介し
て中空足場が取付けられる。なお、予め足場と本考案の
支持金物とを接合しておいてから、鉄骨柱へ取付けても
よい。
また、足場を接合用帯板から外した上で回動用ナットを
逆に回して筒体とアングル状当接金物とを離間させれ
ば、フック状掛止金物とアングル状当接金物とが第2の
ネジ杆に沿って離間し、さらに回動用ナットを逆に回し
て筒体相互を第1のネジ杆に沿って離間させれば、アン
グル状当接金物相互も離間し、鉄骨柱外周から本考案の
支持金物を外すことができる。
逆に回して筒体とアングル状当接金物とを離間させれ
ば、フック状掛止金物とアングル状当接金物とが第2の
ネジ杆に沿って離間し、さらに回動用ナットを逆に回し
て筒体相互を第1のネジ杆に沿って離間させれば、アン
グル状当接金物相互も離間し、鉄骨柱外周から本考案の
支持金物を外すことができる。
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の中空足場の支持金物の第1実施例を示
す平面図、第2図は同上中空足場に取付けた状態の平面
図、第3図は同上側面図で、図中5はウエブ5bが直交
し、これらのウエブ5bの先端にフランジ5aがあるT字柱
としての鉄骨柱を示す。本考案の支持金物は前記鉄骨柱
5の平行するフランジ5aの端に掛け渡すように中空足場
1を取付けるための金物であり、第2図において足場1
は第4図に示すようなステージ2の周面に手摺4を着脱
自在に立上げたものである。
す平面図、第2図は同上中空足場に取付けた状態の平面
図、第3図は同上側面図で、図中5はウエブ5bが直交
し、これらのウエブ5bの先端にフランジ5aがあるT字柱
としての鉄骨柱を示す。本考案の支持金物は前記鉄骨柱
5の平行するフランジ5aの端に掛け渡すように中空足場
1を取付けるための金物であり、第2図において足場1
は第4図に示すようなステージ2の周面に手摺4を着脱
自在に立上げたものである。
足場1のステージ2の側部にボルト9等で固定接合する
接合用帯板10に沿って、外周にネジ部11aを有する第1
のネジ杆11をブラケット12で多少の間隔を存して一体的
に平行に設ける。
接合用帯板10に沿って、外周にネジ部11aを有する第1
のネジ杆11をブラケット12で多少の間隔を存して一体的
に平行に設ける。
図中18a、18bは鉄骨柱5の平行するフランジ5aの端に当
接するアングル状の当接金物で、該当接金物18a、18bの
一片側を固定した筒体14を前記第1のネジ杆11に左右一
対として嵌め、かつこの筒体14の外側位置に並べて回動
用ナット15を第1のネジ杆11に螺合した。
接するアングル状の当接金物で、該当接金物18a、18bの
一片側を固定した筒体14を前記第1のネジ杆11に左右一
対として嵌め、かつこの筒体14の外側位置に並べて回動
用ナット15を第1のネジ杆11に螺合した。
このようなアングル状当接金物18a、18bの他片の外側に
ブラケット19を突設し、該ブラケット19を介して外周に
ネジ部16aを有する第2のネジ杆16の端を該第1のネジ
杆11の長さ方向を回転方向として回動自在に取付け、該
第2のネジ杆16に鉄骨柱フランジ5aの他端へのフック状
掛止金物13を取付けた筒体20を嵌め、かつ、この筒体20
に並べて回動用ナット21を第2のネジ杆16に螺合させ
た。この回動用ナット21は前記第2のネジ杆16に、前記
筒体20とアングル状当接金物18a、18b間よりも外側位置
にこの筒体20と並べて螺合する 次に、使用法について説明する。
ブラケット19を突設し、該ブラケット19を介して外周に
ネジ部16aを有する第2のネジ杆16の端を該第1のネジ
杆11の長さ方向を回転方向として回動自在に取付け、該
第2のネジ杆16に鉄骨柱フランジ5aの他端へのフック状
掛止金物13を取付けた筒体20を嵌め、かつ、この筒体20
に並べて回動用ナット21を第2のネジ杆16に螺合させ
た。この回動用ナット21は前記第2のネジ杆16に、前記
筒体20とアングル状当接金物18a、18b間よりも外側位置
にこの筒体20と並べて螺合する 次に、使用法について説明する。
中空足場1は本考案の支持金物を介してT字柱としての
H型鉄骨柱5の平行するフランジ5a端に直交するように
取付けられるが、回動用ナット15をラチェット等で回動
すれば、ナット15の位置が移動して筒体14を相互に近づ
くように押し、これに伴って筒体14に設けたアングル状
当接金物18相互の距離も縮まり、これらでT字柱の鉄骨
柱5の平行するフランジ5a端同士を外側から抱え込むよ
うに締付ける。
H型鉄骨柱5の平行するフランジ5a端に直交するように
取付けられるが、回動用ナット15をラチェット等で回動
すれば、ナット15の位置が移動して筒体14を相互に近づ
くように押し、これに伴って筒体14に設けたアングル状
当接金物18相互の距離も縮まり、これらでT字柱の鉄骨
柱5の平行するフランジ5a端同士を外側から抱え込むよ
うに締付ける。
このようにして、フランジ5a端間をアングル状当接金物
18で両側から挟み込むようにしてから、第2のネジ杆16
をフランジ5aに沿わせ、回動用ナット21を回して第2の
ネジ杆16に沿って筒体20とアングル状当接金物18とを近
づければ、フック状掛止金物13とアングル状当接金物18
との相互の距離も縮まり、この掛止金物13とアングル状
当接金物18とでフランジ5aを両端から強く挟み込んで締
付けるようになる。
18で両側から挟み込むようにしてから、第2のネジ杆16
をフランジ5aに沿わせ、回動用ナット21を回して第2の
ネジ杆16に沿って筒体20とアングル状当接金物18とを近
づければ、フック状掛止金物13とアングル状当接金物18
との相互の距離も縮まり、この掛止金物13とアングル状
当接金物18とでフランジ5aを両端から強く挟み込んで締
付けるようになる。
その後、接合用帯板10を足場1のステージ2の側部にボ
ルト9で止めれば、足場1は本考案の支持金物を介して
鉄骨柱5に取付けられる。
ルト9で止めれば、足場1は本考案の支持金物を介して
鉄骨柱5に取付けられる。
第3図において22は、足場1のステージ2の下部に設け
るネジ棒による当て金である。
るネジ棒による当て金である。
なお、予め足場1と本考案の支持金物とを接合しておい
てから、鉄骨柱5へ取付けてもよい。
てから、鉄骨柱5へ取付けてもよい。
前記ボルト9にはワッシャーを介在させることが好まし
く、また接合用帯板10とステージ2との接合はこのよう
にボルト9により止める場合の他、クランプ等他の結合
手段で固定することも考えられる。
く、また接合用帯板10とステージ2との接合はこのよう
にボルト9により止める場合の他、クランプ等他の結合
手段で固定することも考えられる。
一方、足場1の取付位置を鉄骨柱5に沿って上下に移動
させるには、ナット15を逆方向に回動して筒体14同士を
離間すれば、アングル状当接金物18もその間隔を広げる
ので締付力がなくなり、さらにナット21を逆方向に回動
して筒体20とアングル状当接金物18を離間すれば、掛止
金物13とアングル状当接金物18もその間隔を広げるので
締付力がなくなりそのままずらすことができる。これ
は、足場1を第4図に示すような鉄骨柱5と鉄骨梁17と
の接合に用いてから、さらに鉄骨柱5の継足し接合に用
いるなど、他の作業に使用する場合に便利なものとな
る。
させるには、ナット15を逆方向に回動して筒体14同士を
離間すれば、アングル状当接金物18もその間隔を広げる
ので締付力がなくなり、さらにナット21を逆方向に回動
して筒体20とアングル状当接金物18を離間すれば、掛止
金物13とアングル状当接金物18もその間隔を広げるので
締付力がなくなりそのままずらすことができる。これ
は、足場1を第4図に示すような鉄骨柱5と鉄骨梁17と
の接合に用いてから、さらに鉄骨柱5の継足し接合に用
いるなど、他の作業に使用する場合に便利なものとな
る。
また、足場1が不要となった場合は、さらに掛止金物13
とアングル状当接金物18を離間させれば、フランジ5aが
ここから抜け出し、本考案の支持金物を鉄骨柱5から外
すことができる。
とアングル状当接金物18を離間させれば、フランジ5aが
ここから抜け出し、本考案の支持金物を鉄骨柱5から外
すことができる。
なお、以上の実施例はT字柱の鉄骨柱5に足場1を取付
ける場合について説明したが、H型の鉄骨柱でも同様に
平行するフランジ端に直交するように足場を取付ける場
合に利用できる。
ける場合について説明したが、H型の鉄骨柱でも同様に
平行するフランジ端に直交するように足場を取付ける場
合に利用できる。
以上述べたように本考案の中空足場の支持金物は、足場
をT字柱の鉄骨柱の側部に取付けるのに、従来のように
部材を柱に溶接固定することなく取付けることができ
る。
をT字柱の鉄骨柱の側部に取付けるのに、従来のように
部材を柱に溶接固定することなく取付けることができ
る。
その結果、この支持金物を簡単かつ迅速に鉄骨柱に固定
若しくは取外すことができ、足場取付けに関する作業性
を向上させることができるものである。
若しくは取外すことができ、足場取付けに関する作業性
を向上させることができるものである。
また、締付力だけで鉄骨柱に固定するものであるから、
取付ける場所に限定されず、自由に取付位置を変更して
足場の位置に汎用性を持たせることもできる。
取付ける場所に限定されず、自由に取付位置を変更して
足場の位置に汎用性を持たせることもできる。
第1図は本考案の中空足場の支持金物の第1実施例を示
す平面図、第2図は同上中空足場に取付けた状態の平面
図、第3図は同上側面図、第4図は中空足場の一例を示
す斜視図、第5図は従来例を示す縦断側面図、第6図は
同上斜視図、第7図はH型鉄骨柱用の先願例を示す平面
図である。 1……足場、2……ステージ 3……ソケット、4……手摺 5……鉄骨柱、5a……角部 5b……ウエブ、6……フック 6a……頭部、7……孔 8……楔、8a……長孔 9……ボルト、10……接合用帯板 11……第1のネジ杆、11a……ネジ部 12……ブラケット、13、13a、13b……掛止金物 14……筒体、15……回動用ナット 16……第2のネジ杆、16a……ネジ部 17……鉄骨梁、18……当接金物 19……ブラケット、20……筒体 21……回動用ナット、22……当て金
す平面図、第2図は同上中空足場に取付けた状態の平面
図、第3図は同上側面図、第4図は中空足場の一例を示
す斜視図、第5図は従来例を示す縦断側面図、第6図は
同上斜視図、第7図はH型鉄骨柱用の先願例を示す平面
図である。 1……足場、2……ステージ 3……ソケット、4……手摺 5……鉄骨柱、5a……角部 5b……ウエブ、6……フック 6a……頭部、7……孔 8……楔、8a……長孔 9……ボルト、10……接合用帯板 11……第1のネジ杆、11a……ネジ部 12……ブラケット、13、13a、13b……掛止金物 14……筒体、15……回動用ナット 16……第2のネジ杆、16a……ネジ部 17……鉄骨梁、18……当接金物 19……ブラケット、20……筒体 21……回動用ナット、22……当て金
Claims (1)
- 【請求項1】中空足場のステージ側部への接合用帯板に
沿って外周にネジ部を有する第1のネジ杆を設け、T字
もしくはH字柱等平行するフランジを有する鉄骨柱の該
フランジ部端へ外側から当接するアングル状当接金物を
取付けた筒体をこの第一のネジ杆に左右一対として嵌
め、かつこの筒体にその外側位置に並べて回動用ナット
を第1のネジ杆に螺合し、一方、前記アングル状当接金
物の筒体への結合部片とは異なる片の外側に、外周にネ
ジ部を有する第2のネジ杆端を前記第1のネジ杆に該第
1のネジ杆の長さ方向を回転方向として回動自在に取付
け、該第2のネジ杆に前記第1のネジ杆のアングル状当
接金物が当接する側とは反対側の鉄骨柱フランジ部端へ
掛止するフック状掛止金物を取付けた筒体を嵌め、か
つ、回動用ナットを前記第2のネジ杆に、前記フック状
掛止金物を取付けた筒体とアングル状当接金物間よりも
外側位置にこの筒体と並べて螺合することを特徴とする
中空足場の支持金物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234289U JPH0736004Y2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 中空足場の支持金物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234289U JPH0736004Y2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 中空足場の支持金物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02134146U JPH02134146U (ja) | 1990-11-07 |
JPH0736004Y2 true JPH0736004Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31553805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4234289U Expired - Lifetime JPH0736004Y2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 中空足場の支持金物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736004Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110329921B (zh) * | 2019-07-24 | 2024-08-27 | 国网冀北电力有限公司廊坊供电公司 | 一种35kV互感器专用更换装置 |
-
1989
- 1989-04-11 JP JP4234289U patent/JPH0736004Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02134146U (ja) | 1990-11-07 |
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