JPS6013548Y2 - 車体固定装置 - Google Patents

車体固定装置

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JPS6013548Y2
JPS6013548Y2 JP10459381U JP10459381U JPS6013548Y2 JP S6013548 Y2 JPS6013548 Y2 JP S6013548Y2 JP 10459381 U JP10459381 U JP 10459381U JP 10459381 U JP10459381 U JP 10459381U JP S6013548 Y2 JPS6013548 Y2 JP S6013548Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の車体固定装置に関し、特に事故車など
の車体の変形を修正する場合などに車体を固定する装置
に関する。
先行技術では、第7図のように、4本の連結棒61.6
2,63.64を用いて水平面内で矩形の支持体65を
構威し、その支持体65を作業床66上のスタンド67
.68.69.70上に固定するとともに、車体71の
両側部において支持体65に設けられた挾持手段72,
73,74゜75で車体71を挾持していた。
このような先行技術においては、作業床66上に係合フ
ック76.77.78.79を固定してその係合フック
にかけられたチェ780,81,82.83により前記
スタンド67.68,69,70を固定する。
そのため係合フック76.77.78,79を作業床6
6上に固定したとき、係合フック76〜79とチェ78
0〜83が作業員の作業の邪魔になり作業性が劣ってい
た。
本考案は上述の技術的課題を解決し、作業性を向上する
とともに車体をレール上に直接固定し得る車体固定装置
を提供することを目的とする。
本考案は、 作業床6の床面と面一な上面を有する一対の係止部分1
5,16を備える一対のレール7.8が作業床6に埋設
され、 レール7.8には、上方に開放した開口17が第1係止
部分15.16によって1、レール7゜8の長手方向に
沿って形成され、 各レール7.8に、複数の固定具9,10.11をレー
ル7.8の長手方向に調節変位可能に装着し、これらの
各固定具9,10.11は、レール7に沿って延びる基
台18と、 レール7.8に直角な横方向に延びる案内台19と、 案内台19の一端部を基台18の上方で基台18に固定
する脚20.21と、 案内台19の他端部を作業床6上に支持するジヤツキ5
2とを含み、 案内台19の前記一端部はレール7.8の相互の離反方
向(すなわち第1図のレール7よりも上方、レール8よ
りも上方)に位置しており、前記他端部はレール7.8
の相互の近接方向(すなわち第1図のレール7よりも上
方、レール8よりも下方)に位置しており、 基台18の両端部には、開口17に嵌まり込んで第1係
止部分15,16に係合する鉤形の係合部分22を設け
、この鉤形係合部分22を上方に引張って第1係止部分
15,16の下面に当接する手段23.30を設け、こ
の引張り手段23゜30は、その引張り状態が解除可能
であり、案内台19には、上方に開放した開口44が第
2係止部分34,35によって、レール7.8に直角な
前記横方向に沿って形成され、 案内台19上には、前記離反方向に開放した切欠き40
.41を有する上下一対の支持板38゜39が、切欠き
40.41を外囲する補強板42を介在して設けられ、
これら支持板38.39は、前記近接方向の端部で上下
に延びる平板状の一方の挟圧部36に固定され、他方の
平板状挟圧部37は、前記一方の挟圧部36に対向して
前記近接方向に配置され、 ねじ棒43は、切欠き40.41と案内台19の開口4
4に挿通され、ねじ棒43の下端部には、第2係止部分
34,35の下面に当接する係合板45が固着されてお
り、支持板38.39の上方で、ねじ棒43に螺合しか
つ支持板38,39の上面に当接するナツト47が設け
られ、前記一対の挟圧部36,37をそれらの挟圧部3
6.37に挿通するボルト48.49と、それに螺合す
るナツト50.51とによって締め付けるようにしたこ
とを特徴とする車体固定装置である。
以下、図面によって考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例の車体固定装置によって車体
を固定した状態を示す簡略化した平面図である。
事故車などの変形を修正すべき車体1は、その両側部に
設けられたロッカパネル2,3を車体1の矢符4で示す
前後方向に間隔をあけて相互に対応した位置で本件車体
固定装置でそれぞれ挟持されて固定される。
第2図は第1図の矢符Aで示す部分の拡大斜視図である
車体固定装置5は、車体1の両側部に対応して作業床6
に埋設されるレール7と、前記ロッカパネル2,3を挾
持する複数の挟持手段9と、それらの挾持手段9をそれ
ぞれ支持する支持手段10と、各支持手段10を前記レ
ール7にそれぞれ固定するための固定手段11とを含む
第3図は第2図の切断面線■−■から見た断面図である
レール7はその長手方向に直角な断面が、上方に平行に
延びる鉛直部分12.13と、それらの鉛直部分12.
13の下端部を相互に連結する水平部分14と、鉛直部
分12.13の上端部から相互に近接する方向に延びる
係止部分15.16とから戒る略C状に形成されている
係止部分15.16の各遊端部間には、レール7の長手
方向に沿って開口17が形成される。
このようなレール7は、係止部分15.16の上面を作
業床6の床面と面一にして作業床6に埋設される。
第4図は第3図の右側面図であり、第5図は第3図の平
面図である。
支持手段10はレール7に係合した状態で作業床6上に
載置される基台18、レール7.8と直角な横方向に延
びる案内台19、案内台19の一端部(第3図の右端部
)寄りの部分を基台18で支持する一対の脚20,21
、ならびに案内台19の他端部(第3図の左端部)を作
業床6上に支持するジヤツキ52を含む。
基台18はレール7に沿って延びて基本的に平板状に形
成され、その下端部にはレール7の係止部分15に係合
する鉤形の係合部分22がその全長にわたって形成され
る。
基台18の長手方向両端部には、前記係合部分22より
も上方に間隔をあけた位置から上端部に至るまでの間で
基台18の両側に張出した四角柱状の張出部分23,2
4がそれぞれ形成される。
基台18の前記両端部寄りには、支持突部25,26が
それぞれ突出されており、案内台19を支持する脚20
.21の下端部は支持突部25,26上に固着される。
第6図は第5図の切断面線VI−VIから見た断面図で
ある。
固定手段11は、張出部分23の外方を覆う略C状で遊
端部には相互に近接する方向に延びて張出部分23の下
端面とレール7の上端面との間に挿入される挿入片27
.28を備える取付は部材29と、取付は部材29の上
部を上下に。
螺進および螺退自在に貫通して張出部分23の上端部に
嵌め込まれかつ張出部分23からの抜出しが防がれてお
りかつ張出部分23との相互の角変位が可能なボルト3
0とから威る。
この固定手段11によれば、レール7の一方の係止部分
たとえば15に基台18の係合部分22を係合した状態
で、ボルト30を締め付けることにより、係合部分22
が上方に引張られる。
それによって係止部分15と係合部分22とが強固に係
合され、基台18がレール7上に固定される。
なお、基台18の他方の張出部分24も上述の固定手段
11と同様の固定手段によって固定される。
案内台19は、その長手方向に直角な断面形状が前記レ
ール7と同様に構成されている。
すなわち、案内台19は、上方に平行に延びる鉛直部分
31.32と、それらの鉛直部分31.32の下端部を
相互に連結する水平部分33と、鉛直部分31.32の
上端部から相互に近接する方向に延びる係止部分34.
35とから戒る略C状の断面形状を有する。
ジヤツキ52は、その上下方向長さを調節自在であり、
基台18を前述のごとくレール7に固定した後に、案内
台19がほぼ水平となるように前記長さを調節して案内
台19を支持することができる。
挟持手段9は、案内台19に沿って移動自在である平板
状の挟圧部36と、その挟圧部36に対向する平板状の
挟圧部37とを含む。
挟圧部36の前記挟圧部37と反対側の面には、上下に
間隔をあけて相互に平行な支持板38.39が突出され
る。
各支持板38.39にはそれらの遊端部から挾持部36
に近接する方向に延びる切欠き40.41がそれぞれ形
成される。
両支持板38゜39間には切欠き40.41を外囲する
ようにして補強板42が設けられる。
支持板38は案内台19上に載置される。
支持板38.39の両切欠き40,41にはねじ棒43
が挿通される。
このねじ棒43は案内台19における係止部分34,3
5間の開口44に挿通される。
しかもねじ棒43の一端部には前記係止部分34.35
に係合する係合板45が固着されている。
支持板39の切欠き41から上方に突出したねじ棒43
にはワッシャ46を介してナツト47が螺合される。
したがってナツト47を締め付けることにより、挟持部
36を案内台18に沿う任意の位置に固定することがで
きる。
挟圧部36.37の両端部にはボルト48,49が挿通
される。
これらのボルト48.49にナツト50.51を螺合す
ることにより、挟圧部37は挟圧部36に対して近接、
離反変位される。
したがって両挾圧部36.37の上部間に車体1のロッ
カパネル2,3を介在し、前記ナツト50.51を締め
付けることにより、ロッカパネル2.3を強固に締め付
けることができる。
上述のごとく構成された車体固定装置1によれば、基台
18をレール7に沿って任意の位置に固定することがで
きる。
しかも挟持手段11を案内台19に沿って任意の位置に
固定することができるので、変形を修正すべき車体1の
各種のサイズに対応して、車体1を固定することができ
る。
車体1の固定作業が終了した後においては、レール7の
外方における作業床6に埋設されたレール8(第1図参
照)に引っ張り手段(図示せず)を取付けて、車体1の
修正作業を行なう。
上述のごとく本考案によれば、車体をレール上に直接固
定するようにしたので、作業能率が向上する。
また本考案は、車体の固定位置において、作業者の邪魔
になることがなく、作業性が良好である。
さらにまた、車体の大きさが違っていても本考案を共通
に実施することができるので、好都合である。
ジヤツキを使用しているので、車体の傾きを調整するこ
とができ、車体の修理を正確に、しかも良好な作業性で
、行なうことができる。
同−構成の固定具を少なくとも4つ揃えることによって
、車体を作業床に固定することができるので、第7図に
関連して述べたような支持体65は、本考案では不要で
あり、したがって構成が小形化され、運搬および保管の
ためのスペースが小さくてすむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の車体固定装置によって車体
を固定した状態を示す簡略化した平面図、第2図は第1
図の矢符Aで示す部分の拡大斜視図、第3図は第2図の
切断面線■−■から見た断面図、第4図は第3図の右側
面図、第5図は第3図の平面図、第6図は第5図の切断
面線VI−Vlから見た断面図、第7図は先行技術の斜
視図である。 1・・・・・・車体固定装置、6・・・・・・作業床、
7・・・・・・レール、9・・・・・・挾持手段、10
・・・・・・支持手段、11・・・・・・固定手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 作業床6の床面と面一な上面を有する一対の係止部分1
    5,16を備える一対のレール7.8が作業床6に埋設
    され、 レール7.8には、上方に開放した開口17が第1係止
    部分15,16によって、レール7.8の長手方向に沿
    って形成され、 各レール7.8に、複数の固定具9. 10. 11を
    レール7.8の長手方向に調節変位可能に装着し、これ
    らの各固定具9,10.11は、レール7に沿って延び
    る基台18と、 レール7.8に直角な横方向に延びる案内台19と、 案内台19の一端部を基台18の上方で基台18に固定
    する脚20.21と、 案内台19の他端部を作業床6上に支持するジヤツキ5
    2とを含み、 案内台19の前記一端部はレール7.8の相互の離反方
    向に位置しており、前記他端部はレール7.8の相互の
    近接方向に位置しており、基台18の両端部には、開口
    17に嵌まり込んで第1係止部分15.16に係合する
    鉤形の係合部分22を設け、この鉤形係合部分22を上
    方に引張って第1係止部分15.16の下面に当接する
    手段23.30を設け、この引張り手段23゜30は、
    その引張り状態が解除可能であり、案内台19には、上
    方に開放した開口44が第2係止部分34.35によっ
    て、レール7.8に直角な前記横方向に沿って形成され
    、 案内台19上には、前記離反方向に開放した切欠き40
    .41を有する上下一対の支持板38゜39が、切欠き
    40.41を外囲する補強板42を介在して設けられ、
    これらの支持板38.39は、前記近接方向の端部で上
    下に延びる平板状の一方の挟圧部36に固定され、他方
    の平板状挟圧部37は、前記一方の挟圧部36に対向し
    て前記近接方向に配置され、 ねじ棒43は、切欠き40.41と案内台19の開口4
    4に挿通され、ねじ棒43の下端部には、第2係止部分
    34,35の下面に当接する係合板40が固着されてお
    り、支持板38.39の上方で、ねじ棒43に螺合しか
    つ支持板38,39の上面に当接するナツト47が設け
    られ、前記一対の挟圧部36,37をそれらの挟圧部3
    6.37に挿通するボルト48.49と、それに螺合す
    るナツト50.51とによって締め付けるようにしたこ
    とを特徴とする車体固定装置。
JP10459381U 1981-07-13 1981-07-13 車体固定装置 Expired JPS6013548Y2 (ja)

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JP10459381U JPS6013548Y2 (ja) 1981-07-13 1981-07-13 車体固定装置

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JP10459381U JPS6013548Y2 (ja) 1981-07-13 1981-07-13 車体固定装置

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JPS589221U JPS589221U (ja) 1983-01-21
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ID=29899178

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6116158A (ja) * 1984-07-02 1986-01-24 Yamaguchi Kogyo:Kk 自動車補修装置
JPH0238851Y2 (ja) * 1984-09-28 1990-10-18
JPH0438886Y2 (ja) * 1985-01-17 1992-09-11
JPS61287844A (ja) * 1985-06-17 1986-12-18 Yamaguchi Kogyo:Kk 自動車補修装置

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JPS589221U (ja) 1983-01-21

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