JPH0694010A - 自動車修理における車体固定用楔 - Google Patents

自動車修理における車体固定用楔

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JPH0694010A
JPH0694010A JP27094392A JP27094392A JPH0694010A JP H0694010 A JPH0694010 A JP H0694010A JP 27094392 A JP27094392 A JP 27094392A JP 27094392 A JP27094392 A JP 27094392A JP H0694010 A JPH0694010 A JP H0694010A
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JP
Japan
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wedge
fixing
tip end
car body
end portion
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Application number
JP27094392A
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English (en)
Inventor
Shugo Fuwa
周吾 不破
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 事故等で損傷した車体を修理する際に、移動
不能に固定させるねじジャッキと固定部材とを台盤上面
等に固定させる楔が抜き取る時一挙に飛び出さないよう
にする。 【構成】 上面21を片勾配に形成して基端部20aが
高く先端部20bが低くなるように形成し、先端部20
bに上面より上方へ所定高さ突出する突起22を設けた
構成よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事故等で損傷した車体
を修理する際、ねじジャッキ等を床面などに移動不能に
固定させる楔の改良構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の楔101は図4に示すよ
うに水平面に形成した底面102に対して上面105を
その基端部103で高く、先端部104で低くなるよう
に片勾配に形成している。そして、例えば事故車を載置
する修理台Aの台盤106上面に設けたレール溝107
に沿って、レール溝107内に配置される基板108上
に側面逆L形状の係止片109を立設した固定部材11
0を摺動自在に設け、該固定部材110を前記レール溝
107を跨いで台盤106上面に配置した車輌固定用ね
じジャッキの座板111の左右両側に当接し、座板11
1と係止片109間に上面105を片勾配に形成して基
端部103が高く先端部104が低くなるように形成し
た楔101を先端部104から挿入させ、基端部103
をハンマーで叩打することでシャッキを台盤106上面
に固定させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように使用される
楔101を取外すときは、先端部104をハンマーで叩
打することで図4矢示方向に移動させ抜き取るようにし
ているが、この際に離脱する楔101が勢いよく飛び出
して作業者自身の脚に当たったり、或いは付近で作業し
ている人に当たって怪我をさせたりすることがあり、ま
た、近くにある物品に当たって損傷させたりすることが
あった。また、この際にハンマーで叩打する楔101の
先端部104は断面積が小さい上に、修理する車体が近
接していてハンマーで叩打し辛く作業もしにくいもので
あった。そこで、本発明はこれらの課題をすべて解決で
きる改良された楔を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的達成のため、
本発明の自動車修理における車体固定用楔は上面を片勾
配に形成して基端部が高く先端部が低くなるように楔を
形成し、先端部に上面より上方へ所定高さ突出する突起
を設けた構成よりなる。
【0005】
【作用】このように構成した本発明では、固定部材の係
止片と車輛固定用ねじジャッキの座板間に打込んだ楔を
取外す際、先端部をハンマーで叩打したときに、楔の先
端部上面に突出している突起が係止片の下縁に当って止
まり、一挙に飛び出るようなことはない。また、楔の先
端面は突起の側面を加えた広い面積となり、ハンマーで
叩打し易くなる。
【0006】
【実施例】以下に本発明に係る自動車修理における車体
固定用楔の一実施例を図面と共に説明する。図2におい
て1は車輛固定用のねじジャッキであり、このねじジャ
ッキ1は次のように構成されている。即ち、平板状の座
板2の上面に円筒3を立設して該円筒3内に螺合するね
じ軸4を円筒3中に昇降自在に設ける。5は受金具で、
その上方突出部5aをねじ軸4に支持させると共に、垂
直板部5bは円筒3の一側に沿わせ、垂直板部5bに環
状受片6、また下端水平板部5cに環状受片7を固設す
る。ねじ軸4の上端には帽状体8を被せて、該帽状体8
は蝶ねじ9のねじ軸4への締付けで回動位置を固定させ
るようにし、該帽状体8上に別の環状受片10を固着し
ている。11はねじ軸4に貫設した透孔12に遊挿させ
る操作杆である。
【0007】また、13は事故車Bを載置する修理台A
の台盤14上面に設けたレール溝であり、その下面にさ
らに摺動溝15が形成される。そして、前記ねじジャッ
キ1を座板2がレール溝13を跨ぐようにして台盤14
上面の所定位置に配置させる。16は台盤14上面に配
置したねじジャッキ1を固定させる固定部材であり、該
固定部材16は基板17上に側面逆L形状の係止片18
を立設して形成される。また、係止片18の後記する楔
20の上面21が当接する下端面18aは上面21と同
じ方向の片勾配が設けられている。そして、固定部材1
6は基板17をレール溝13沿いに設けた広巾開口19
から台盤14下に挿入すると共に係止片18を台盤14
上面に突出するようにして、ねじジャッキ1の座板2の
左右両側にそれぞれ一対位置させて、各係止片18を座
板2上方に臨ませる。
【0008】20は楔であり、図1に示すように底面を
水平面とし上面21を片勾配に形成して基端部20a側
が高く先端部20b側が低くなるように形成し、該楔2
0の先端部20bに上面21より上方へ所定高さ突出す
る突起22を設けている。この突起22の頂部の高さ
は、図3に示すように基板17を台盤14の裏面に摺接
し、楔20を座板2上に乗せた状態で、固定部材16の
係止片18下端縁18bとねじジャッキ1の座板2上面
間の間隔より若干長く設定される。このように形成した
楔20をあらかじめ係止片18の下に挿入し、そして図
2に示すようにねじジャッキ1の座板2の左右両側に固
定部材16を配置して係止片18と座板2間に側方から
座板2上に乗せ、さらに基端部20aをハンマーで叩打
することでねじジャッキ1を台盤14上面に固定させ
る。
【0009】このようにして、台盤14上面に固定する
ねじジャッキ1を事故車Bの両側縁に沿って2基ずつ、
計4基配置し、車巾方向に設けた横パイプ23を環状受
片6に挿通する。24は該横パイプ23に止着された車
両支持金具で、パイプ23を挿通する環状体25上にこ
れと直交方向の板状体26を固着し、該板状体26には
一対の挟着片27,27を締付ボルト28,28により
締付可能に設けると共に、中間部に止ボルト30により
ブラケット29を固着し、該ブラケット29に透孔3
1,32を貫設する。透孔32には事故車Bの両側縁に
沿って配設された縦パイプ33の端部に嵌挿支持させる
支持杆34を嵌挿させ、各ねじジャッキ1に支持させた
横パイプ23,23と縦パイプ33,33(夫々2本ず
つ)で平面方形の枠体が組立てられるようにしている。
【0010】そして、前記操作杆11を旋回することで
受金具5を上昇させ、パイプ23を持上げ車両支持金具
24を上昇させることによりパイプ枠全体を上昇させ、
各車両支持金具24の挟着片27,27を車体両側縁下
面の所定個所に当接させて車体の一部を挟着させること
により事故車Bが水平に固定できる。このようにして固
定した状態に持上げられた事故車Bを修正機(図示せ
ず。)等を用いて修理する。
【0011】修理を済ました後は、操作杆11を旋回さ
せて受金具5と共に車両支持金具24を下降させ、各ね
じジャッキ1をフリー状態とし、楔20の突起22を設
けた先端部20bの前面をハンマーで叩打し、ねじジャ
ッキ1の固定を解除させるが、ハンマーで叩打した楔2
0は突起22が固定部材16の係止片18の下端縁18
bに当接して止まり一挙に飛び出すようなことはない。
【0012】なお、固定部材16の係止片18の下端面
18aは楔20の上面21に設けた片勾配に合致する片
勾配にしたので、楔20の締付時に面で接することとな
り、片ぎきするようなことはなく楔20の効果が倍増す
る。なお、本実施例は事故車を修理台上で固定する場合
を説明したが、床面上にレール溝を設け、床面上に事故
車を固定する場合も同様である。
【0013】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の自動車修理
における車体固定用楔は、使用後の取外しに際し、その
先端部を叩打して抜き取るも、先端部に設けた突起が固
定部材の係止片の下端部に当たり止まるので、一挙に飛
び出るようなことはない。従って、従来楔が飛び出すこ
とで作業者自身が脚を怪我したり、付近で作業している
作業者や付近の物品に楔が当たるといったことがすべて
回避できて、楔を安全に取外すことができる。また、楔
の先端部の前面は突起を設けたことで面積が広くなり、
取外しに際してのハンマー叩打がし易くなり、狭いスペ
ースでのハンマー操作が容易となって作業性が向上する
などの利点をも有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の楔の斜視図。
【図2】本発明の楔の使用状態を示す斜視図。
【図3】同上要部断面図。
【図4】従来例を示す要部断面図。
【符号の説明】
20 楔 20a 基端部 20b 先端部 21 上面 22 突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面を片勾配に形成して基端部が高く先
    端部が低くなるように形成し、先端部に上面より上方へ
    所定高さ突出する突起を設けたことを特徴とする自動車
    修理における車体固定用楔。
JP27094392A 1992-09-14 1992-09-14 自動車修理における車体固定用楔 Pending JPH0694010A (ja)

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JP27094392A JPH0694010A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 自動車修理における車体固定用楔

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JP27094392A JPH0694010A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 自動車修理における車体固定用楔

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JPH0694010A true JPH0694010A (ja) 1994-04-05

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JP27094392A Pending JPH0694010A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 自動車修理における車体固定用楔

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JP (1) JPH0694010A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6789295B1 (en) * 1998-08-21 2004-09-14 Amicus Trade Ab Clamp apparatus
US7836562B2 (en) 2007-04-16 2010-11-23 Formetco, Inc. Locking clip for a billboard sign tensioning system
US8020260B2 (en) 2007-04-16 2011-09-20 Formetco, Inc. Locking clip for a billboard sign tensioning system
US8042292B2 (en) 2007-07-16 2011-10-25 Formetco, Inc. Cable tensioning apparatus and method for securing a sheet to a frame
US8371002B2 (en) 2007-04-16 2013-02-12 Formetco, Inc. Locking clip for a sign tensioning system

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8371002B2 (en) 2007-04-16 2013-02-12 Formetco, Inc. Locking clip for a sign tensioning system
US8042292B2 (en) 2007-07-16 2011-10-25 Formetco, Inc. Cable tensioning apparatus and method for securing a sheet to a frame

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