JPH0613473Y2 - 車両の固定装置 - Google Patents

車両の固定装置

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JPH0613473Y2
JPH0613473Y2 JP6498288U JP6498288U JPH0613473Y2 JP H0613473 Y2 JPH0613473 Y2 JP H0613473Y2 JP 6498288 U JP6498288 U JP 6498288U JP 6498288 U JP6498288 U JP 6498288U JP H0613473 Y2 JPH0613473 Y2 JP H0613473Y2
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fixed
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光明 栗田
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この考案は、車両を、その試験装置等の上に固定して載
置する固定装置に関する。
B.考案の概要 本考案は、車両を、その試験装置等の上に固定して載置
する固定装置において、 固定用軌条台上に、スライド固定台部を移動調整可能に
装着し、さらに、スライド固定台部に立設した支柱に上
下位置移動調整可能に装着したバー支持部に、ダンパス
プリング機構部を介して車止めバー部を取り付けて成る
支持装置部を、固定すべき車体の前後対応位置にそれぞ
れ配置して構成することにより、 車体前後の各固定すべき部位に、それぞれ車止めバー部
を、車体の全長と、固定高さ位置とを調整して当接さ
せ、さらに、これをダンパスプリング機構部で弾性的に
支持し、安定して確実に車体を固定するようにしたもの
である。
C.従来の技術 近時、自動車の多様化に伴い、その安全性又は排ガス試
験やその他の試験を安定した試験条件で、迅速かつ省力
化して行うことが求められており、シャーシーダイナモ
メータ等の各種の試験装置が広く用いられている。
従来、例えば、シャーシーダイナモメータで四輪駆動の
自動車の試験を行う場合には、第6図に例示するよう
に、自動車の車体1をシャーシーダイナモメータ上の所
定位置に固定して行わねばならない。
このため、自動車の車体1の後2箇所に設けたフック
2,3と、床上に設けた固定具4,5との間に飛び出し
防止チェーン6,7を張り渡して固定するとともに、車
体1の前に2箇所に設けたフック8,9と、床上に設け
た固定具10,11との間に横ブレ防止チェーン12,
13を互いにクロスするように張り渡して、車体1を固
定している。
D.考案が解決しようとする課題 上述のように車体1をチェーンで固定するようにした場
合には、これら飛び出し防止チェーン6,7及び横ブレ
防止チェーン12,13を張設するために、車体前後に
広い場所を必要とし、室内の試験場内の床面の有効利用
上不都合であるという問題があった。
また、近時自動車の多様化に伴い種々の構造の自動車が
作られているので、車体1の前のフック8,9と、固定
具10,11との間に横ブレ防止チェーン12,13を
張設しようとすると、第7図に示すように、チェーンが
車体角部1aに干渉してしまうことになって、取付不能
となる場合があるという問題があった。
本考案は上述の点に鑑み、場所をとらず、しかも種々の
構造の車両に対応調整して、車両を適切に固定できる車
両の固定装置を新たに提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 本考案の車両の固定装置は、床上に設置した固定用軌条
台上に移動調整可能に装着したスライド固定台部と、こ
のスライド固定台部に立設した支柱と、この支柱に上下
位置移動調整可能に装着したバー支持部と、バー支持部
にダンパスプリング機構部を介して着脱可能に取り付け
た車止めバー部と、を具備することを特徴とする。
F.作用 上述のように構成することにより、種々の固定すべき車
体の全長及び、その車体前後の固定位置に対応し、車止
めバー部を移動調整して適正に当接し、ダンパスプリン
グ機構によって弾性的に支持するという作用を奏する。
G.実施例 以下本考案の車両の固定装置の一実施例を第1図乃至第
5図によって説明する。なお、この第1図乃至第5図に
おいて、第6図及び第7図に対応する部分には同一符号
を附すこととし、説明の便に供する。
第1図は本例装置の全体平面図で、1は車体、15,1
6は試験場に設置した一対の固定用軌条台である。
この一対の固定用軌条台15,16上には、車体1の前
後部を各々支持するための支持装置部17,18と、車
体1の両横側部を各々支持する横押え装置部19,20
とを設置する。
この支持装置部17,18は、第2図及び第3図にも示
すように、床に設けた固定用軌条台15,16の各上に
装着する各スライド台部21と、この各スライド台部2
1に各々立設した支柱22と、この一対の支柱22間に
橋渡すように設置した車止めバー部23と、この車止め
バー部23に、その長手方向に移動及び固定可能に装着
したサイド押え部24とを具備する。
このスライド台部21は、固定用軌条台15,16上を
その長手方向(第1図に矢印A又はBで示す方向)に移
動可能とするとともに、その任意の一で、固定軌条台の
支持溝25内に嵌めたボルト及びナット等の締結手段
で、固定可能に構成する。
また、スライド台部21の中央部には、支柱22を、一
体的に立設する。
さらに、支柱22には、バー支持部26を装着する。こ
のバー支持部26は、その挿通孔を支柱22に摺動自在
案内支持されるように挿通し、かつ支柱22に隣接して
立設したハンドル27a付螺子棒27に、バー支持部2
6の突出部に穿設した螺子孔を螺挿して構成する。な
お、本例ではバー支持部26の摺動可変範囲を360mm
とした。これにより、ハンドル27aを回動操作するこ
とにより、螺子棒27を回して、バー支持部26を螺子
棒27の軸方向に送ることにより、支柱22に沿ってバ
ー支持部26を摺動し、任意の位置に位置決めせしめ得
るものである。また、バー支持部26には、車止めバー
部23の端部を取り付ける、取付部26aを設ける。
この取付部26aは、上下2つの小矩形板26bに、一
本の差し込みピン28を挿通するための挿通孔29を穿
孔して成る。
さらに、取付部26aは、ダンパスプリング機構部30
の圧縮スプリング31の附勢力によって、弾性的に支持
されるようにする。
また、一対の固定用軌条台15,16上に設置した相対
応する一対のスライド台部21間には、車止めバー部2
3を架設する。
この車止めバー部23は、一本の棒材より成り、その両
端部にはそれぞれ、小矩形板の中央部に差し込みピン2
8を挿通するための透孔を穿孔した突片32を突設して
成る。
そして、この車止めバー部23は、その一方の突片32
を、一方のスライド台部の取付部26aにおける、上下
2つの小矩形板26b間に挟み込み、連通孔29に差し
込みピン28を挿通して支持させる。これとともに、他
方の突片32を、他方のスライド台部の上下2つの小矩
形板26b間に挟み込み、その連通孔29に差し込みピ
ン28を挿通して、架設するものである。
さらに、車止めバー部23には、その両端部にそれぞ
れ、サイド押え部24を、長手方向に所要距離移動かつ
固定可能に装着する。この一対のサイド押え部24は、
第1図に示すように、その相対向する押え面部にそれぞ
れスポンジ等の緩衝材34を設置して成る。
また、第1図に示すように、前後一対設置する、車止め
バー部23にも、その相対向する内側面部に、それぞ
れ、緩衝材35を設置する。
ところで、本例装置においては、前後の車止めバー部2
3のうち、車体1の後方バンパを支える車止めバー部2
3には、その一方の開放時に、差し込みピン28を取り
外す側端部近くに、第5図にも示すように、車輪付支え
棒36をクランパ36aを介して設置する。
第1図及び第4図に示すように、一対のサイド押え部2
4は、スライド固定台部37と、支柱38と、押え支杆
部39とにより構成する。
このスライド固定台部37は、固定用軌条台15,16
上を、長手方向に移動可能とするとともに、その任意の
位置で、固定軌条台の支持溝25内に嵌めたボルト及び
ナット等の締結手段で、固定可能に構成する。
また、スライド台部21の中央部には、支柱38を、一
体的に立設する。
さらに、支柱38の自由端部には、この支柱38と直交
する横方向に延出するとともに、第1図の矢印C方向に
移動かつ固定可能なように、押え支杆部39を装着して
構成する。
さらに、押え支杆部39の先端部には、押え板40を枢
着し、いわゆる首振り自在に構成する。また、押え板4
0の外側面には緩衝材41を設置する。
次に、上述のように構成した本例装置の使用法及び作動
を説明する。
まず、本例装置に測定対称である車体1を搬入するに
は、車体1後方のバンパ42を押えるため、の車止めバ
ー部23における、車輪付支え棒36近傍の一方のバー
支持部26の差し込みピン28を引き抜き、この車止め
バー部23を、他方のバー支持部26の差し込みピン2
8を回転軸として矢印D方向に回動して、入口を開け
る。なお、この動作の際、車止めバー部23の自動は、
車輪付支え棒36に支持されるので、楽に作業できる。
次に、本例装置内の所定位置に車体1を搬入した後、車
止めバー部23を上述とは逆に、矢印Dと逆方向に回動
して、その突片32をスライド台部の小矩形板26bの
間に挟み、差し込みピン28を差し込んで固定支持させ
る。
なお、車体1の全長と、その前後の車止めバー部23の
間隔とが不適合な場合には、固定用軌条台15,16上
の各スライド台部21の固定位置を調整して適合させ
る。
また、車種の相異により、車体1の前後にあるバンパ4
2の高さ位置も区々であるので、そのバンパ42に当接
対応するよう、車止めバー部23の高さ位置の調整を行
う。
この場合には、各車止めバー部23をハンドル27aを
回動操作して、螺子棒27により、支柱22に沿って摺
動し、位置決め調整する。
さらに、各車止めバー部23の、2つのサイド押え部2
4を、それぞれ内側に押し進めて、バンパ42の両横部
に押し当てて固定する。
次に、横押え装置部19,20の調整を行う。この場合
には、各固定用軌条台15,16上におけるスライド固
定台部37の固定位置を調整し、さらに、その押え支杆
部39の固定位置を調整し、押え板40の緩衝材41を
車体1の側部に当接せしめるようにする。
上述のようにすることにより、第1図に示すように、車
体1の前後のバンパ42と、車体両側部とを支持され、
本例装置の所定位置に車体1を保持するものである。
また、ダイナモメータ等のテスト装置では、そのテスト
中、車体1が振れ動くことがあるが、これらの振れや、
衝撃力は、各部の緩衝材及びダンパスプリング機構部3
0によって吸収され安定して保持できる。
なお、本例装置から車体1を引き出すときは、前述した
車体を搬入したときと同様に車止めバー部23を開いて
行うものとする。
H.考案の効果 以上詳述したように本考案の車両の固定装置によれば、
固定用軌条台上に、スライド固定台部を移動調整可能に
装着し、さらに、スライド固定台部に立設した支柱に上
下位置移動調整可能に装着したバー支持部に、ダンパス
プリング機構部を介して車止めバー部を取り付けて構成
したので、固定すべき種々の車体の全長及び、固定支持
すべきダンパ等の高さ位置に容易に対応して、当接支持
するための車止めバー部の位置を調整し、適正に固定で
きるという効果がある。また、従来のチェーンを用いて
車体を固定する手段に比べ、チェーンを張架するための
広い場所が不用で、固定装置の設置スペースを大巾に縮
少でき、他の装置の配置等、試験室内のスペースの有効
利用を図り、メンテナンス作業を容易にすることができ
るという効果がある。
さらに、チェーンによる固定手段に比べ、車体の前後
を、それぞれ車止めバー部が当接支持して固定するの
で、安定して支持でき、使用者に安心感を与え得る。し
かもダンパスプリング機構で振動や衝撃力を吸収できる
ので、強制的に押え付けすぎて車体や試験装置を壊わし
てしまうようなことを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の車両の固定装置の一実施例を示す概略
平面図、第2図はその支持装置部分の拡大正面図、第3
図はその支持装置部分の拡大側面図、第4図はその横押
え装置部の拡大背面図、第5図は第1図V−V線による
拡大断面図、第6図は従来のチェーンを用いて車体を固
定する手段の一例を示す概略平面図、第7図はその要部
を取り出して示す側面図である。 1……車体、15,16……固定用軌条台、17,18
……支持装置部、19,20……横押え装置部、21…
…スライド台部、22……支柱、23……車止めバー
部、24……サイド押え部、26……バー支持部、30
……ダンパスプリング機構部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床上に設置した固定用軌条台上に移動調整
    可能に装着したスライド固定台部と、 当該スライド固定台部に立設した支柱と、 当該支柱に上下位置移動調整可能に装着したバー支持部
    と、 当該バー支持部にダンパスプリング機構部を介して着脱
    可能に取り付けた車止めバー部と、を具備することを特
    徴とする車両の固定装置。
JP6498288U 1988-05-17 1988-05-17 車両の固定装置 Expired - Lifetime JPH0613473Y2 (ja)

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JP6498288U JPH0613473Y2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 車両の固定装置

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JP6498288U JPH0613473Y2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 車両の固定装置

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JPH01167642U JPH01167642U (ja) 1989-11-24
JPH0613473Y2 true JPH0613473Y2 (ja) 1994-04-06

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US10928278B2 (en) 2013-12-11 2021-02-23 Meidensha Corporation Vehicle restraining device
JP6187539B2 (ja) * 2014-10-21 2017-08-30 株式会社明電舎 車両拘束装置
JP6032322B1 (ja) 2015-05-15 2016-11-24 株式会社明電舎 車両拘束装置

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