JPS6116158A - 自動車補修装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、激しく潰れた自動車の前部などを交換しボデ
ィの歪を修正する自動車補修装置に関するもので水平な
定盤に二本のボディ支持溝を穿設し、対となる支持具を
この支持溝に据えつけ、対向する支持具に連結ロッドを
掛け通し、複数の支持具で補修すべきボディを定盤の中
央に水平に設置し、定盤に穿設したローザー取付溝にロ
ーザ−を据えつけてこれを引っ張シ、一方、定盤に二本
の平行な支持台案内溝を穿設し、この案内溝に沿って移
動する支持台に交換シャシ−を載置し、この交換シャシ
−をボディに突き合せてボディの加工寸法を確認するも
のである。

潰れた自動車を局所的に引っ張って原型に修復する装置
は、基台の周辺に複数の回動自在な引張機構を配置した
もので、作業者はボディの水平保持、基準線（センター
ライン）から各部分の測定、そして僅かづつの引張９修
正をその都度繰シ返している。作業効率は著るしく低く
その品質は悪い。近年、ＦＦ車の普及により前部シャシ
−の寸法精度は高く要求されており、たえるもので、以
下図面に基づいて詳しく説明する。

表面が一様に水平な定盤（１）の中央に二本の平行なボ
ディ支持溝（２）、（２）を穿設し、４個の支持具（３
）をこの支持溝（２）に据えつけ、対向する支持具（３
）、（３）に連結ロッド（４）を掛け通すＣ二本のボデ
ィ支持溝（２Ｌ　（２）は、第２図に記載されたセンタ
ーライン（Ａ）に対して対称で且つ所定の距離を有し、
第６図のように支持具（３）の下部突出片（図示せず）
が嵌めこまれ、ロッド（５）、（５）を介してこの支持
具（３）を確固に据えつけている。ボディ支持溝（２）
、（２）のあいだにボディを持ち上げる周知のリフト（
６）を配置する。支持具（３）に掛け通された連結ロッ
ド（４）に把持具（力の下部を嵌めこみ、４個の把持具
（７）でボディの下部端縁を把む。連結ロッド（４）を
介して支持具（３）と把持具（力は一体化し、ボディを
水平に支持することができる。

定盤（１）の前部に、互いに平行な多数のローザ−取付
溝（８）をセンターライン（Ａ）に対して対称的に且つ
所定の距離を保たせて穿設し、その内側に同じように二
本の平行な支持台案内溝（９）、’（９）を穿設する。

取付溝（８）や案内溝（９）はセンターライン（Ａ）に
対して所定の寸法を有するために、定盤（１）上の寸法
線として機能する。平行なローザ−取付溝（８）とは別
にローザー取付溝００）を定盤（１）の最前部に穿設す
る。なお、谷溝の端部には方形の窓があり、止め具ＯＤ
をこの窓を通して溝内に導入する。

ボディを局所的に引っ張るローザ−０４は、水平部材０
３）と揺動自在な揺動部材０４）、シリンダー（１５）
そしてローザ−取付溝（８）、ｕＯ）に嵌めこまれる嵌
入部材（１６）とからなり第１１図のように取付溝００
）の所望位置に嵌入部材０６）を嵌めこんでセットされ
る。

交換シャシ−０７）を保持する支持台０８）は第４図に
示されており、あり溝を有する水平体０９）に移動自在
で任意個所に固定しえる二対のグリップ＋２０）、（２
０＋を配置し、水平体（１９１の高さを調整する、一対
のネジ付きンヤフト■〃とこれに螺合する回動ディスク
（イ）をこの水平体（１９）の下部に取りつけ、このネ
ジ付きンヤフトＩ２υを垂直に保持する基枠＠の下部に
、定盤（１）上を回転するロール（財）と案内溝（９）
に嵌めこまれる摺動片（ハ）を対称的に一対取りつける
。基枠翰に螺合するシャフト（２υは一体の回動ディス
ク（４）と共に回動しこれに応じて上下動し、その上の
水平体α０の高さを調整する。

次に本装置の使用方法について説明すると、破損した自
動車のボディをリフト（６）で持ち上げ、ホディ支持溝
（２）、（２）に二対の支持具（３）を嵌めこみ、ロッ
ド（５）でこれを定盤（１）に確固に据えつけ、対向す
る支持具（３）間に連結ロッド（４）を掛け渡し、この
連結ロッド（４）に把持具（力の下部を嵌めこんで支持
具（３）と一体にする（第６図）０リフト（６）を徐々
に下げ、把持具（７）にボディの下部周縁突部を把えさ
せ、第６図のように４個の支持具（３）を介してボディ
を水平に保持する。４個の支持具（３）と把持具（力そ
して二本の連結ロッド（４）の相互作用にょシボディは
センターライン（Ａ）の真上で且つ定盤（１）の水平面
と平行な水平状態を常に維持され、後述するロ′−ザー
圓の引張り時でもこの形態を崩すことはない。ボディが
捩れたり変形していれば、その変形量が一目瞭然にわか
り、修正の目途にもなる。特に走行安定性に重要な項目
である、トーイン、キャスター、キャンバ−の狂いは、
水平な定盤（１）の表面を基準面として容易に解る。従
来の装置では水平面が無いためにこのような狂い量の判
定は不正確であった。第６図ではケージ←）をボディの
各部に邑てかって変形量を実測しているがボディが定盤
（］）のセンターライン（Ａ）の直上に位置し、且つ、
この定盤（１）の表面が一様に水平を保つことで始めて
意義のあることである。第６図において、センターライ
ン（Ａ）からゲージ（Ｇ）の置く地点までの距離を測定
し、ゲージ（Ｇ）のケージ値を引けはボディの水平方向
の寸法が演算されるＯまだ、支持台案内溝（９）や取付
溝（８）のセンターライン（Ａ）からの距離が自明であ
るため、これらの溝を基準にしてゲージ（Ｇ）の設置地
点を計算することもできる。その自動車のスペックと実
測の寸法値が異なっていれば、ローザ−（１２）により
修正することになる。第７図は前部シャシ−を溶断し、
ローザー（１２）の成人部材０６）を平行な取付溝（８
）に嵌めこみ、ボディに一端が固定された鎖（４）を揺
動部材０４）に掛け渡し、シリンダー（１５）に所定圧
力の流体を送シこんでボディを局所的に引っ張る。取付
溝（８）、００）などに嵌め入れられた止め具（１υに
鎖（イ）の一端を伸長し、その引っ張り方向や強さを調
整することもできる。この止め具（ＩＩ）は定盤（１）
の全ての溝に嵌め入れえるようになっており、ボディや
ローザ−０２）の固定補強にも利用される。ゲージ（（
））による測定とローザ−（１２）による引っ張り操作
が幾度となく繰り返され、また第１図のようにローザ−
Ｈを最前部の直交する取付溝００）に据えつけて手前方
向の引っ張り修正をも行う。つまり、縦横に穿設された
取付溝ＱＯ）、（８）を利用してローザ−０２）はボデ
ィの任意個所を任意方向に引っ張ることができる。

次に支持台案内溝（９）に沿って移動する支持台０８）
に、交換シャシ−（１′？）を載せてボディに突き合せ
る（第８図）０グリツプ（２０）、（２０）で交換シャ
シ−０７）を握持した水平体０９）は、左右の回動ディ
スク（イ）の回動により所定、の高さに調整される。突
き合せにょ９ボデイ側の狂い量が認識され、再びローザ
ー０２）を使用して僅かな修正が繰り返し実行される（
第９図）。支持台ｔ１８）の交換シャシ−θ力にはフェ
ンダ−やバンパーなどのパーツがこのあいまに装着され
、第１０図のようにトッキングされる。

修理を終えたボディをリフト（６）で持ち上げ、連結ロ
ッド（４）や支持具（３）を取り外して定盤（１）より
運び出す。支持具（３）などを再び定盤（１）上に設置
した平面図が第１１図であり、ローザ−０２１の嵌入部
材（１６）は直角方向の取付溝００）に嵌めこ寸れてい
る。

以上のように本発明は、水平な定盤の中央に二本の二平
行なボディ支持溝（２）を穿設し、対となる支持具（３
）をこの支持溝（２）に据えつけ、対向する支持具（３
）に連結ロッド（４）を掛け通し、この支持具（３）で
補修すべきボディを支承し、そして定盤（１）にローザ
ー取付溝＋８）、［Ｑｌを多数穿設し、ボディを局所的
に引っ張るローザ−０２）をこの取付溝ｉ８）、（１ｏ
）に据えつけたため、ボディの狂い度（ひずみ量）が５
次元で簡単に解り、修正手順が適格に採用され、常に水
平状態で一定の位置に保持されたボディの寸法を正確に
測定しつつ、引っ張り修正することができ、その作業性
と品質は飛躍的に向上する。

また、取付溝（８）や案内溝（９）はセンターライン（
Ａ）に対して平行で一定の距離を有するため、これらを
水平な定盤（１）上で寸法線として利用でき、ゲージ（
Ｇ）を用いた正確なボディ寸法値を算出できる。更に、
案内溝（９）に沿って移動する支持台０８）に交換シャ
シ−０７）を載せてボディに突き合せたり、予じめ必要
なパーツを交換シャシ−０７）に装着しえるため、ボデ
ィの微修正が可能となり作業の分担と相壕って品質の優
れた修理を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明実施の一例を示すもので、第１図は定盤上
に設置されたボディをローザ−で引っ張っている時の説
明図□、第２図は定盤の平面図、第６図は対向す。 る支持具に連結ロッドを掛け通した時の斜視図、第４図
は支持台の斜視図、第３図は第４図のＢ−、Ｂ線に沿う
縦断面図、第６図は破損している自動車を定盤上に設置
した時の正面図、第７図は破損した前部を溶断した後の
ボディをローザ−で局所的に引っ張って修正している時
の正面図、第８図は支持台に交換シャシ−を載せた時の
正面図、第２図は交換シャシ−を賊せた支持台をボディ
に突き合せたり離したりしている時の側面図、第１０図
は交換シャシ−をボディに接続した時の側面図、第１１
図は支持台やローザーを据えつけた時の定盤の平面図で
ある。 １・・定　盤　　　　　　　２・・ボディ支持溝３　支
持具　　　　　　　４・・連結ロッド８・・ローザ−取
付溝　　　９　支持案内溝１０・ローザー取付溝　　１
２・・ローザ−１８・・支持台 第４図 第３図 第１θ図 第１／図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）、水平な定盤の中央に二本の平行なボディ支持溝
   を穿設し、対となる支持具をこの支持溝に据えつけ、対
   向する支持具に連結ロッドを掛け通し、この支持具で補
   修すべきボディを支承し、この定盤にローザー取付溝を
   穿設し、ボディを局所的に引っ張るローザーをこの取付
   溝に据えつける、自動車補修装置。
2. （２）、定盤のセンターラインに対して対称的に二本の
   ボディ支持溝や多数のローザー取付溝を穿設し、且つこ
   れらの溝が夫々センターラインに対して所定の距離を保
   つ、特許請求の範囲第１項記載の自動車補修装置。
3. （３）、水平な定盤に二本の平行なボディ支持溝を穿設
   し、対となる支持具をこの支持溝に据えつけ、対向する
   支持具に連結ロッドを掛け通し、この支持具で補修すべ
   きボディを支承し、同じように定盤に二本の平行な支持
   台案内溝を穿設し、この案内溝に沿って移動する支持台
   に交換シャシーを載置し、交換シャシーをボディに突き
   合せてボディの加工寸法を確認し、併せて必要なパーツ
   をこの交換シャシーに予じめ組み付ける、自動車補修装
   置。
4. （４）、ボディ支持溝や支持台案内溝にゲージ機能をも
   たせるために、これらの溝が定盤のセンターラインに対
   して所定の距離を保つ、特許請求の範囲第３項記載の自
   動車補修装置。