JPH0426285Y2 - - Google Patents

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JPH0426285Y2
JPH0426285Y2 JP19651686U JP19651686U JPH0426285Y2 JP H0426285 Y2 JPH0426285 Y2 JP H0426285Y2 JP 19651686 U JP19651686 U JP 19651686U JP 19651686 U JP19651686 U JP 19651686U JP H0426285 Y2 JPH0426285 Y2 JP H0426285Y2
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fixed
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vertical plate
screw
cylinder
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車体を移動不能に固定する螺子ジヤ
ツキの頭部に取着する挟着具に関するものであ
る。
[従来の技術] 衝突事故等により変形した自動車ボデーの修理
に際しては、一般に車体を地上に移動不能に固定
して復元修理されるが、この際に、公知のジヤツ
キで車体を一旦持上げて固定支持台を車体下に介
在させ、ジヤツキを戻すことで該固定支持台上に
支承するといつた煩雑な作業を省略するものとし
て出願人は、実願昭57−100794号により出願した
車体固定用螺子ジヤツキの一実施態様として第4
図に示される使用例を考案した。即ち、同図にお
いて座板14上に円筒30を垂直に樹立し、この
円筒30中に昇降自在にねじ軸18を螺合し、こ
のねじ軸18の上方突出部から受金具31を円筒
30の一側に沿つて垂下させ、この受金具31の
下端に固設した環状受片32を前記円筒30の外
周に遊嵌した摺動環33に固着して螺子ジヤツキ
13aを構成し、この螺子ジヤツキ13aを車体
の両側縁に沿つて二個ずつ配置し、車幅方向に設
けたパイプ34の両端部を夫々環状受片32に挿
通させ、このパイプ34に止着した環状体35に
垂直板3を固着させ、該垂直板3の両端部に設け
た一対の挟着片4,4で車体両側縁下面の一部を
挟着させて固定し、さらに垂直板3に固着したブ
ラケツト6に設けた透孔8,9の一方の透孔9に
車体の両側縁沿いに配設されたパイプ26の両端
部を嵌挿して、夫々二本のパイプ26と34で平
面方形の枠体を組立て、他方の透孔8にチエン2
7を挿通し、このチエン27の両端をアンカーボ
ルト28で地面に固着した止金29に係着して張
設し、各螺子ジヤツキ13aの横すべりを阻止
し、車体を支持させ、修理にあたり外力を加えて
も移動不能に固定していた。
一方、衝突事故等により変形した車体の修理作
業においては、車体が元の寸法に復元されたかど
うかを測定する必要の生ずる場合があつて、例え
ば車体下面の複数の水抜き穴等の基準点間の寸法
を測長機を使つて測定している。
[考案が解決しようとする問題点] このような測長機を車体の下面にセツテイング
するに際して、車体を挟着させる挟着具1aが車
幅方向の螺子ジヤツキ13a間に張設したパイプ
34に取付けられており、このパイプ34が車体
下面の前後位置に夫々横断状にあつて測長機の搬
入並びにセツテイングに障害となり測定を著るし
く困難にし、実質的に、測長機による基準点間の
測定を不可能にしている。
そこで本考案の目的は、前記のように車体の下
面に横断状に設けるパイプ34を使用する必要な
しに螺子ジヤツキの上部に直接取付けて使える挟
着具を提供するにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の挟着具は、平板状をなす基板の上面に
垂直板を樹立して、該垂直板の両端部に夫々一対
の挟着片を締付け可能に設けると共に、該垂直板
の中央部に透孔を備えるブラケツトを固設し、さ
らに前記基板の下面に筒体を固設して該筒体をジ
ヤツキの頂部に冠着させる構成としている。
[実施例] 第1図において1は本考案の車体固定用挟着具
であり、長方形状の平板よりなる基板2の上面の
長手方向に垂直板3を樹立し、該垂直板3の両端
部寄りに夫々一対の挟着片4,4を締付ボルト
5,5により締付可能なるように設けている。こ
れらの挟着片4,4の対向内側面は鋸歯状の凹凸
面として咬合し易くしてある。また、垂直板3の
中央部にブラケツト6を止めボルト7,7により
固着し、該ブラケツト6に透孔8,9を開設して
ある。さらに、前記基板2の下面中央に筒体10
を溶接して固着させ、該筒体10の側壁に対向位
置させてねじ孔11を刻設し、夫々蝶ねじ12を
螺合させる。
第2図において13は螺子ジヤツキであり、本
考案における螺子ジヤツキ13は平板状の座板1
4の上面に外円筒15を溶接により垂直に樹立
し、この外円筒15に内壁に雄ねじ部材16を固
設した内円筒17を嵌挿して、さらに、雌ねじ部
材16に螺合させてねじ軸18を内円筒17中に
昇降自在に設ける。ねじ軸18の上方突出部19
に小径部20を周設し、この小径部20より下方
で上方突出部19の直径方向に透孔21を開設し
て操作杆22を遊嵌させる。また、外円筒15と
内円筒17の下部位置の側壁に連通孔23及び2
4を貫設して軸杆25を挿通させて両者を連係さ
せるようにしている。さらに外円筒15には中央
と上部位置の側壁に夫々連通孔23a及び23b
を設けて、内円筒17を引上げた状態で連通孔2
4と23a或いは23bに軸杆25を挿通して螺
子ジヤツキ13の押上げ高さを高く保たせるよう
にしてある。
第3図にはこのように螺子ジヤツキ13上に取
付けた挟着具1の使用状態が示される。即ち、螺
子ジヤツキ13を車体の両側沿いに二個ずつ配置
し、ブラケツト6に設けた透孔9にパイプ26の
端部を嵌挿させ、透孔8にはチエン27を挿通
し、このチエン27の両端は第4図に示す従来例
と同じように固定させる。
そして、挟着具1の各挟着片4,4を車体両側
縁下面の所定部所に当接させ、車体の一部を挟着
させて締付ボルト5,5を締付けにより車体を固
定し、前記のように張設したチエン27によつて
螺子ジヤツキ13の横すべりを阻止し、修理に当
たり外力が加えられても移動不能に車体を支持す
る。
このように使用される本考案の挟着具1は螺子
ジヤツキ13の頭部に冠着して真上でじかに車体
の重量を受けることから、これのみで安定した状
態に支承でき第4図で使われている車幅方向のパ
イプ34が不用となり車体の下面に測長機が自由
に配置できて、基準点間の寸法を測定しながら修
理を進めることができる。
[考案の効果] 以上に述べたように本考案の車体固定用挟着具
は、螺子ジヤツキの頭部に取着することにより従
来のように車体の頭部に取着することにより従来
のように車体を横断するパイプを通す必要がない
から、測長機等が自由に使用できる。
しかも、螺子ジヤツキに対する取付けはねじ軸
頂部へ冠着させるワンタツチ操作で完了し、ま
た、取外しも簡単である。このため運搬等の取扱
かいが容易で、かつ操作性よく車体の修理作業を
能率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例に係わるもので第1図は
斜視図、第2図は螺子ジヤツキに挟着具を取付け
た状態の一部を断面にして示す側面図、第3図は
使用状態の斜視図、第4図は従来例の使用状態を
示す斜視図である。 1……挟着具、2……基板、3……垂直板、
4,4……挟着片、5,5……締付ボルト、6…
…ブラケツト、7,7……止ボルト、8,9……
透孔、10……筒体、13……螺子ジヤツキ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平板状をなす基板の上面に垂直板を樹立して、
    該垂直板の両端部に夫々一対の挟着片を締付可能
    に設けると共に、該垂直板の中央部に透孔を備え
    るブラケツトを固設し、さらに前記基板の下面に
    筒体を固設して該筒体を螺子ジヤツキの頂部に冠
    着させるように構成してなる車体固定用挟着具。
JP19651686U 1986-12-20 1986-12-20 Expired JPH0426285Y2 (ja)

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JPS63100492U JPS63100492U (ja) 1988-06-29
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