JPH0538185Y2 - - Google Patents

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JPH0538185Y2
JPH0538185Y2 JP9259388U JP9259388U JPH0538185Y2 JP H0538185 Y2 JPH0538185 Y2 JP H0538185Y2 JP 9259388 U JP9259388 U JP 9259388U JP 9259388 U JP9259388 U JP 9259388U JP H0538185 Y2 JPH0538185 Y2 JP H0538185Y2
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plate
angle
upper plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は折版屋根に使用する雪止め金具に関する
ものである。
(従来の技術) 折版屋根には種々のものが存在し、雪止め金具
もその折版屋根の構造によつて取付け構造が異な
るもので、例えば折版頂部に馳部を有する屋根に
在つてはこの馳部を挟持する金具(実開昭58−
181737号公報、同63−12541号公報参照)が一般
的であるが、本案は特にタイトフレームから突出
せしめた直立ボルトで折版を止着している折版屋
根や、実開昭63−28720号公報に示されているよ
うに馳部に固着した直立ボルトを有する折版屋根
に用いる雪止め金具に関するものである。
直立ボルトを有する折版屋根の雪止め金具とし
ては、実開昭55−156130号公報に示されているよ
うに、V字状の雪止め板の左右端を直立ボルトに
固着したもの、意匠登録第579693号公報に示され
ているように〓状の基板を直立ボルトに固着し、
基板に挟持板を装着してなるものが知られてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 雪止板を有する雪止め金具は、各々独立して雪
止め機能をはたすものであるため、雪止め機能を
高めるためには、多数の金具の取付けが必要であ
り、また雪止め板自体も所定の強度を有する必要
上その製造が煩雑であると云える。これに対して
雪止アングルを使用する雪止め金具は、アングル
全長に渡つて雪止め機能をなし、またアングル部
材自体は所定の強度を有しているので、雪止め板
を用いた雪止め金具に比して簡素化していると云
える。しかしこの雪止アングルを用いた従来の雪
止金具は、折版屋根への取付部材とアングルを挟
持する挟持部材の二つより構成され、且つ各々の
取付作業を要するものである。そこで本案は一つ
の部材で構成され且つ取付作業も一つの作業で折
版屋根への取付並びに雪止アングルの止着の両方
を行うようにした金具を提供せんとしたものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本案の折版屋根用雪止金具は金属厚板を折り返
し、折り返し上板の端部を起立せしめて受部を形
成し、折り返し先部にボルト孔を穿設すると共
に、ボルト孔と前記受部との間にアングル挟持部
を形成してなることを特徴とするものである。
(作用) ボルト孔に折版屋根の直立ボルトを挿通し、挟
持部に雪止アングルを差し入れ直立ボルトにナツ
トを螺装して緊締すると挟持部で雪止アングルを
挟持すると共に、金具が屋根に装着されることに
なる。
(実施例) 次に本案の実施例について説明する。
本案金具は長尺の金属厚板を折り返して形成し
たもので、下板1は水平板とし、上板は折り返し
先部に近い方から上板先部2、上板挟持部3、上
板受部4と構成してなり、上板先部2には上下板
を貫通するボルト孔5を穿設し、上板挟持部3は
下板1との間に雪止アングルAが挿入される間隔
を保たせて略下板1と平行に設けてなり、上板受
部4は起立せしめてなるものである。
而かして折版屋根Bの上面に突出した直立ボル
トCを本案金具のボルト孔5に挿通するようにし
て本案金具を屋根B上に載置し、ボルト孔5より
突出した直立ボルトCにナツトDを螺装して本案
金具を折版屋根B上に仮止めする。而かる後雪止
アングルAの水平板を下板1と上板挟持部3との
間に差し入れ、雪止アングルAの垂直板を上板受
部4に当接せしめ、ナツトDを緊締すると雪止ア
ングルAを挟持すると共に本案金具が折版屋根と
一体化し、所定の雪止機能を発揮するものであ
る。
尚上記実施例において上板先部と上板挟持部と
の間に段落を有せしめてなるが、特に段落部とし
なくとも良い。また上板各部及び下板の長さは任
意である。
(考案の効果) 本案は以上の通り、金属厚板を折り返して形成
すると共に、上下板を貫通するボルト孔を設け、
折版屋根の直立ボルトに本案金具を装着すると共
に、装着時に雪止アングルを挟持するようにした
もので、一つ部材で構成され、且つ一つの作業で
金具取付けと雪止アングル固定の両動作がなされ
るので、簡素化された金具で且つ作業能率の優れ
た雪止め金具が提供されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の実施例金具の正面図、第2図は
同平面図、第3図は使用状態を示す斜視図、第4
図は取付時の断面図である。 1は下板、2は上板先部、3は上板挟持部、4
は上板受部、5はボルト孔、Aは雪止アングル、
Bは折版屋根、Cは直立ボルト、Dはナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属厚板を折り返し、折り返し上板の端部を起
    立せしめて受部を形成し、折り返し先部にボルト
    孔を穿設すると共に、ボルト孔と前記受部との間
    にアングル挟持部を形成してなることを特徴とす
    る折版屋根用雪止め金具。
JP9259388U 1988-07-13 1988-07-13 Expired - Lifetime JPH0538185Y2 (ja)

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JP9259388U JPH0538185Y2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13

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JPH0218028U JPH0218028U (ja) 1990-02-06
JPH0538185Y2 true JPH0538185Y2 (ja) 1993-09-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0726493Y2 (ja) * 1990-09-14 1995-06-14 株式会社護国 折版屋根における雪止具

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Publication number Publication date
JPH0218028U (ja) 1990-02-06

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