JPH0678534U - 床材固定具 - Google Patents

床材固定具

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JPH0678534U
JPH0678534U JP1996593U JP1996593U JPH0678534U JP H0678534 U JPH0678534 U JP H0678534U JP 1996593 U JP1996593 U JP 1996593U JP 1996593 U JP1996593 U JP 1996593U JP H0678534 U JPH0678534 U JP H0678534U
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JP
Japan
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floor material
fixture
main body
sandwiching portion
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Application number
JP1996593U
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English (en)
Inventor
馥 青山
Original Assignee
信和株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 孔あけをせずに床材を梁に強固に固定できる
床材固定具を提供する。 【構成】 床材固定具1を使用して床材15を梁20に
固定する。床材固定具1は、本体2側面に床材15を梁
20の上面20bとの間で挟着する挟着部3を備える。
ボルト9を締め付け、挟持部4と挟持部8とを梁20の
上部側端部20aに挟着する。同時に床材15のリブ1
6を挟着部3と床材15の上面20bとの間に挟着す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、床材を床材支持用梁に固定する技術に係り、特に、鋼板 製の床材を、鉄骨の梁に固定するのに適する床材固定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自走式の立体駐車場等においては、床材と梁の双方に孔をあけ、そこ にボルトを挿通しナットで締め付けて床材を梁に固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記固定方法では、孔あけの作業とボルトとナットによる締め付け 作業とを交互に行わなければならず、孔あけ用の工具の準備も必要となり、総じ て、作業工程が増え、工期が短縮しにくいという問題点があった。
【0004】 そこで、この考案の課題は、孔あけをせずに床材を梁に強固に固定できる床材 固定具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案の床材固定具は、本体と底板とに設け た孔にボルトを挿通し締め付けることにより被挟持物を挟着する固定具において 、 被挟持物の挟着部を本体の側面に形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成の床材固定具を使用する場合には、端部をL字状に折り曲げた鋼板製 の床材を梁と梁との間に連設載架する。そして、本体と底板とを梁に挟装し、挟 着部を床材の端部に係止する。この状態で、ボルトにより本体と底板とを締め付 けると、床材が梁の上面と挟着部との間に強固に挟着保持される。こうすれば、 孔を設けなくても、床材を梁に固定できる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案を床材固定具に具体化した第一実施例を図1〜図9に基づいて 説明する。図1、2に示すように、床材15は両端が逆L字状に折曲成形されて おり、この折曲されたリブ16を重合させて、H型鋼よりなる床材支持用梁20 上に連設載架される。そして、床材15を前記梁20に固定するために複数の本 実施例の床材固定具1が使用される。
【0008】 図3〜図9に示すように、床材固定具1は、本体2と底板6を備えている。本 体2と底板6とは鋳物で形成され、その中央には、ネジ孔2a、6aが形成され ている。本体2は床材15を梁20の上面との間で挟着する挟着部3と、梁20 を上方から挟む挟持部4と、挟持部4の反対の端で直角に垂下する板厚規制片5 とを備えている。挟着部3は倒立L字状に形成されている。底板6は梁20を下 方から挟む挟持部8と、挟持部8の反対の端で斜め上方に屈曲する屈曲部7を備 えている。本体2及び底板6に設けられたネジ孔2a、6aには、底面側から六 角ボルト9が螺合されている。
【0009】 上記のように構成した第一実施例の床材固定具1を使用する場合には、H型鋼 からなる梁20の上部側端部20aに挟持部4と挟持部8とを挟装し、さらに挟 着部3を床材15のリブ16に掛止する。この状態で、六角ボルト9を締め付け ると、板厚規制片5と屈曲部7とを支点として挟持部4と挟持部8とが梁20の 上部側端部20aを挟着し、床材15のリブ16が梁20の上面20bと挟着部 3との間に強固に挟着保持される。
【0010】 したがって、第一実施例の床材固定具1を使用すれば、従来のように床材や梁 に孔をあける作業が不要となり、容易に床材を梁に固定できる。その結果、工期 の短縮ができるという利点がある。
【0011】 次に第一実施例の床材固定具1の別例である床材固定具11を図10に基づい て説明する。この別例の床材固定具11においては、本体2の両側に高さの異な る挟着部3が設けられており、挟着部3の下端位置がそれぞれ異なって形成され ている。これにより、床材15の厚さが異なる場合にも使用が可能となる。
【0012】 次に、この考案を床材固定具に具体化した第二実施例を図11〜図17に基づ いて説明する。第二実施例の床材固定具12は、主に、板厚規制片5の取着部位 及び高さにおいて第一実施例と相違している。なお、第一実施例と同一または相 当する部材には図面に同一の符号が付されている。
【0013】 床材固定具12は、梁に挟装される本体2と底板6を備えている。本体2と底 板6とは鋳物で形成され、その中央には、ネジ孔2a、6aが形成されている。 本体2は床材15を梁20の上面との間で挟着する挟着部3と、梁20を上方か ら挟む挟持部4とを備えている。挟着部3は、本体2の一側に倒立L字状に形成 されている。挟持部4は本体2の両端に形成されている。底板6は梁20を下方 から挟む挟持部8と、挟持部8の反対の端で上方に直角に延設される板厚規制片 5を備えている。本体2及び底板6に設けられたネジ孔2a、6aには、底面側 から六角ボルト9が螺合されている。
【0014】 第二実施例の床材固定具12は、図17に示すように、高さの調整のために梁 20上にレール21が固定されている等、挟着部が厚い場合に使用されるもので ある。又、この実施例の床材固定具12においては、本体2の両端に挟持部4が 形成されているため、床材15や梁20の状況に応じて、本体2を反転させて挟 着部3を他側で使用することも可能である。
【0015】 したがって、この第二実施例の床材固定具12によっても、第一実施例と同様 、従来のように床材や梁に孔をあける作業が不要となり、容易に床材を梁に固定 でき、工期の短縮が可能となる。
【0016】 なお、この考案は上記実施例に限定されるものではなく、この考案の趣旨から 逸脱しない範囲で以下のように変更してもよい。 (1)前記各実施例におけるネジ孔を単なる貫通孔とし、ボルトによる締め付 けはナットを使用して行うこと。
【0017】 (2)緩み止めのためのナットをボルトに螺合すること。 (3)挟着部に滑り止めのための手段を設けること。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述したように、この考案の床材固定具によれば、床材及び梁に孔をあけ る作業を省略でき、工期を短縮できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による第一実施例の床材固定具を使用
状態で示す一部破断平面図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】第一実施例の床材固定具の正面図である。
【図4】第一実施例の床材固定具の平面図である。
【図5】第一実施例の床材固定具の底面図である。
【図6】第一実施例の床材固定具の右側面図である。
【図7】第一実施例の床材固定具の左側面図である。
【図8】第一実施例の床材固定具の背面図である。
【図9】第一実施例の床材固定具を使用状態で示す斜視
図である。
【図10】第一実施例の床材固定具の別例を示す左側面
図である。
【図11】この考案による第二実施例の床材固定具の正
面図である。
【図12】第二実施例の床材固定具の平面図である。
【図13】第二実施例の床材固定具の底面図である。
【図14】第二実施例の床材固定具の右側面図である。
【図15】第二実施例の床材固定具の左側面図である。
【図16】第二実施例の床材固定具の背面図である。
【図17】第二実施例の床材固定具を使用状態で示す斜
視図である。
【符号の説明】
1…床材固定具、2…本体、2a,6a…ネジ孔、3…
挟着部、6…底板、9…ボルト、15…床材、20…
梁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(2)と底板(6)とに設けた孔
    (2a、6a)にボルト(9)を挿通し締め付けること
    により被挟持物を挟着する固定具において、 被挟持物の挟着部(3)を本体(2)の側面に形成した
    ことを特徴とする床材固定具。
JP1996593U 1993-04-19 1993-04-19 床材固定具 Pending JPH0678534U (ja)

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JP1996593U JPH0678534U (ja) 1993-04-19 1993-04-19 床材固定具

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JP1996593U JPH0678534U (ja) 1993-04-19 1993-04-19 床材固定具

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JPH0678534U true JPH0678534U (ja) 1994-11-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6191935B1 (ja) * 2017-01-01 2017-09-06 マフレン株式会社 ベルトクリーナ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02274974A (ja) * 1989-04-17 1990-11-09 Nissan Paaking Syst:Kk 自走式組立駐車場

Patent Citations (1)

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