JP3014304U - ケーブルラック用上下ラックカバー取付金具 - Google Patents

ケーブルラック用上下ラックカバー取付金具

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JP3014304U
JP3014304U JP1994013612U JP1361294U JP3014304U JP 3014304 U JP3014304 U JP 3014304U JP 1994013612 U JP1994013612 U JP 1994013612U JP 1361294 U JP1361294 U JP 1361294U JP 3014304 U JP3014304 U JP 3014304U
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locking body
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JP1994013612U
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English (en)
Inventor
尚 鵜沢
Original Assignee
株式会社ブレスト工業研究所
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ケーブルラックPの幅方向に配され底板Q2下
面に当接する底板用杆体1と、屈曲された帯板状を成し
親桁P1の外側面に配して親桁P1の上面に係止する係
止体2と、ケーブルラックPの幅方向に配されカバーQ
1の上面に載置するカバー用杆体3と、係止体2から底
板用杆体1とカバー用杆体3とに夫々ネジ止め連結する
連結具4とから成る。 【効果】カバーと底板とを夫々独立して装着することが
可能になり、底板を外さなくてもカバーのみを開閉する
ことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ケーブルラックの底板とカバーとを夫々独立した状態で装着する ために使用するケーブルラック用上下ラックカバー取付金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ケーブルラックに底板を装着するには、ケーブルラックの子桁の上に底 板を載置する方法や、溶接や取付金具で子桁の下に装着する方法などがある。ま た、ケーブルラックにカバーを装着するには、溶接の外、ケーブルラックの親桁 に係止するフックボルトやカバークランプを利用して装着する方法などがある。
【0003】 一方、当出願人が先に提出した実開昭63-21422号公報に記載のケーブルラック 用カバー兼用底板では、取付金具を選択することで、カバーと底板とに使用でき る板体を形成したもので、2枚の板体を使用することにより、カバーと底板とを 同時に装着することも可能になる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、これら従来の装着手段では、次のような課題が残されていた。すな わち、子桁の上に底板を載置する方法では、カバーを後付けで装着することは可 能になるが、ケーブル配線後の装着が困難であり、また、ケーブルと子桁との間 に底板が介されるので、ケーブルを子桁に固定することができず、ケーブルの連 結作業が困難になる。
【0005】 一方、カバー兼用底板を使用すると、カバーと底板とを同時に装着する必要が あるので、施工後の点検等でカバーを外す際に、底板も外さなければならない不 都合があった。
【0006】 そこでこの考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、カバー兼用底 板を使用して、カバーと底板とを夫々独立して装着することが可能になり、底板 を外さなくてもカバーのみを開閉することができるケーブルラック用上下ラック カバー取付金具の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、この考案の第1の手段によると、ケーブルラック Pに装着するカバーQ1と底板Q2とに兼用するカバー兼用底板Qを連結する取 付金具であって、ケーブルラックPの幅方向に配され底板Q2下面に当接する底 板用杆体1と、屈曲された帯板状を成し親桁P1の外側面に配して親桁P1の上 面に係止する係止体2と、ケーブルラックPの幅方向に配されカバーQ1の上面 に載置するカバー用杆体3と、係止体2から底板用杆体1とカバー用杆体3とに 夫々ネジ止め連結する連結具4とから成ることにある。
【0008】 また、第2の手段の連結具4は、略鉤形状に屈曲した係止部4Aを先端に有し 、カバー用杆体3と底板用杆体1とに夫々連結した一対の連結具4の係止部4A を、係止体2に開穿した挿通孔2Aに挿通係止する。
【0009】 第3の手段の係止体2は、一対の連結具4をケーブルラックPの長手方向に沿 って分離状態に連結し、係止体2側面に、各連結具4の端部側面に当接して連結 具4の空回りを防止する係合部2Bを設ける。
【0010】 第4の手段の連結具4は、1本の長ボルトにて形成され、係止体2とカバー用 杆体3とに夫々ナット4Bでネジ止めする。
【0011】 第5の手段の係止体2は、底板用杆体1に連結する連結具4に固着成形する。
【0012】 第6の手段の底板用杆体1に連結する連結具4は、係止体2と共に帯状板材で 一体に形成することを課題解消のための手段とする。
【0013】
【作用】
この考案の第1の手段によると、カバーQ1と底板Q2とは、係止体2から夫 々連結された連結具4が底板用杆体1とカバー用杆体3とにネジ止めして連結さ れる。
【0014】 第2の手段は、底板用杆体1とカバー用杆体3とに連結した各連結具4は、先 端の係止部4Aを係止体2の挿通孔2Aに挿通係止することで連結する。
【0015】 第3の手段は、係止体2の係合部2Bが各連結具4の端部側面に当接して連結 具4の空回りを防止する。
【0016】 第4の手段は、1本の長ボルトにネジ止めした2個のナット4Bが係止体2と カバー用杆体3とを夫々固定する。
【0017】 第5の手段は、係止体2と底板用杆体1に連結する連結具4とが一体に固着さ れる。
【0018】 第6の手段は、共に帯状板材で一体に形成された係止体2と底板用杆体1に連 結する連結具4とは、振れ止め金具としての使用も可能になる。
【0019】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0020】 この考案取付金具は、底板用杆体1と係止体2とカバー用杆体3と連結具4と から構成されるもので、カバーQ1と底板Q2とに兼用するカバー兼用底板Qを 連結する(図1参照)。
【0021】 底板用杆体1は、ケーブルラックPの幅方向に配され底板Q2下面に当接する 。この底板用杆体1に使用する杆材は、断面ハット型鋼状のチャンネル材を使用 している。そして、この底板用杆体1に挿通孔1Aを開穿し、連結具4を挿通し ている。また、カバー用杆体3は、底板用杆体1と同じチャンネル材を使用して おり、このカバー用杆体3もまた、挿通孔3Aを開穿して連結具4を挿通する( 図2参照)。
【0022】 係止体2は、屈曲された帯板状を成し親桁P1の外側面に配して親桁P1の上 面に係止する。この係止体2は、親桁P1の上端に係止した係止体2がカバーQ 1の妨げにならないように屈曲している。そして、この屈曲端部に挿通孔2Aを 開穿して連結具4を挿通する。このとき、図1及び図2に示す係止体2は、1個 の挿通孔2Aに上下2本の連結具4を挿入し、連結具4で連結するカバー用杆体 3及び底板用杆体1の上下の取付位置を一致させるようにしている。また、図3 及び図6に示す係止体2は、一対の連結具4をケーブルラックPの長手方向に沿 って分離状態に連結することで、カバー用杆体3及び底板用杆体1の上下の取付 位置を異ならせるようにしている。更に、図5及び図6に示す係止体2は、係止 体2の側面に係合部2Bを屈曲形成し、各連結具4の端部側面に当接して連結具 4ネジ止めの際の空回りを防止している。このとき、係止体2の挿通孔2Aを矩 形状に開穿すると共に、連結具4に使用する一対のボルトを角根ボルトとするこ とでも、連結具4の空回りを防止できる(図示せず)。
【0023】 図8に示す係止体2は、底板用杆体1に連結する連結具4に固着成形している 。こうすることで、係止体2と一方の連結具4とを一体にできるから、部品点数 を少なくすることができる。
【0024】 連結具4は、係止体2から底板用杆体1とカバー用杆体3とに夫々ネジ止め連 結するボルト状のもので、まず、底板用杆体1と係止体2とをネジ止めし、次に 、カバー用杆体3と係止体2とをネジ止めする。このとき、図1乃至図4に示す 連結具4は、係止体2の挿通孔2Aに挿通する端部を鉤形状に屈曲して係止部4 Aを形成し、係止部4Aの端部が係止体2の側面に係止して、ネジ止めの際に連 結具4が回転しないようにしている。また、この係止部4Aは、係止体2の上方 から係止体2の挿通孔2Aに連結具4を挿通した際の抜け止めにもなっている。 そして、連結具4の底板用杆体1及びカバー用杆体3がわの端部は、夫々ナット 4Bにてネジ止めしている。
【0025】 図7に示す連結具4は、1本の長ボルトにて形成され、係止体2とカバー用杆 体3とに夫々ナット4Bでネジ止めしている。こうすることで、連結具4の部品 点数を少なくすることができる。
【0026】 図9に示す連結具4は、底板用杆体1に連結する連結具4を係止体2と共に帯 状板材で一体に形成している。これは、全体の部品点数を少なくするだけでなく 、図10に示す如く、この連結具4をケーブルラックPの振れ止め金具としても 使用することが可能になる利点がある。
【0027】
【考案の効果】
この考案は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。
【0028】 すなわち、請求項1により、カバーQ1と底板Q2を連結する連結具4は、係 止体2に夫々個別に連結するから、カバー兼用底板を使用して、カバーと底板と を夫々独立して装着することが可能になった。この結果、底板を外さなくてもカ バーのみを開閉することができ、施工後の点検作業を容易にすることができる。
【0029】 また、請求項2乃至6により、この考案取付金具の装着作業を簡略化できるも のである。
【0030】 更に、請求項4乃至6により、この考案取付金具の部品点数を少なくすること が可能になった。
【0031】 そして、請求項6によると、連結具4をケーブルラックPの振れ止め金具とし ても使用することが可能になる。
【0032】 このようにこの考案によると、カバー兼用底板を使用して、カバーと底板とを 夫々独立して装着することが可能になり、底板を外さなくてもカバーのみを開閉 することができるなどといった実用上有益な種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例を示す分解斜視図。
【図2】この考案の第1実施例の使用状態を示す側面
図。
【図3】この考案の第2実施例を示す分解斜視図。
【図4】この考案の第2実施例の使用状態を示す側面
図。
【図5】この考案の第3実施例を示す分解斜視図。
【図6】この考案の第3実施例の使用状態を示す側面
図。
【図7】この考案の第4実施例を示す分解斜視図。
【図8】この考案の第5実施例を示す分解斜視図。
【図9】この考案の第6実施例を示す分解斜視図。
【図10】この考案の第6実施例の使用状態を示す斜視
図。
【符号の説明】
P ケーブルラック P1 親桁 Q カバー兼用底板 Q1 カバー Q2 底板 1 底板用杆体 1A 挿通孔 2 係止体 2A 挿通孔 2B 係合部 3 カバー用杆体 3A 挿通孔 4 連結具 4A 係止部 4B ナット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルラックに装着するカバーと底板
    とに兼用するカバー兼用底板を連結する取付金具であっ
    て、ケーブルラックの幅方向に配され底板下面に当接す
    る底板用杆体と、屈曲された帯板状を成し親桁の外側面
    に配して親桁の上面に係止する係止体と、ケーブルラッ
    クの幅方向に配されカバーの上面に載置するカバー用杆
    体と、係止体から底板用杆体とカバー用杆体とに夫々ネ
    ジ止め連結する連結具とから成ることを特徴とするケー
    ブルラック用上下ラックカバー取付金具。
  2. 【請求項2】 連結具は、略鉤形状に屈曲した係止部を
    先端に有し、カバー用杆体と底板用杆体とに夫々連結し
    た一対の連結具の係止部を、係止体に開穿した挿通孔に
    挿通係止した請求項1記載のケーブルラック用上下ラッ
    クカバー取付金具。
  3. 【請求項3】 係止体は、一対の連結具をケーブルラッ
    クの長手方向に沿って分離状態に連結し、各連結具の端
    部側面に当接して連結具の空回りを防止する係合部を係
    止体の適位置に設けた請求項1及び2記載のケーブルラ
    ック用上下ラックカバー取付金具。
  4. 【請求項4】 連結具は、1本の長ボルトにて形成さ
    れ、係止体とカバー用杆体とに夫々ナットでネジ止めす
    る請求項1記載のケーブルラック用上下ラックカバー取
    付金具。
  5. 【請求項5】 係止体は、底板用杆体に連結する連結具
    に固着成形された請求項1記載のケーブルラック用上下
    ラックカバー取付金具。
  6. 【請求項6】 底板用杆体に連結する連結具は、係止体
    と共に帯状板材で一体に形成された請求項1記載のケー
    ブルラック用上下ラックカバー取付金具。
JP1994013612U 1994-10-07 1994-10-07 ケーブルラック用上下ラックカバー取付金具 Expired - Lifetime JP3014304U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3421850B2 (ja) 2001-08-02 2003-06-30 株式会社ブレスト工業研究所 カバークランプ用フックボルト取付補助具
JP3421849B2 (ja) 2001-08-02 2003-06-30 株式会社ブレスト工業研究所 カバークランプ用フックボルト

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3421850B2 (ja) 2001-08-02 2003-06-30 株式会社ブレスト工業研究所 カバークランプ用フックボルト取付補助具
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