JPH0436180Y2 - - Google Patents

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JPH0436180Y2
JPH0436180Y2 JP13259589U JP13259589U JPH0436180Y2 JP H0436180 Y2 JPH0436180 Y2 JP H0436180Y2 JP 13259589 U JP13259589 U JP 13259589U JP 13259589 U JP13259589 U JP 13259589U JP H0436180 Y2 JPH0436180 Y2 JP H0436180Y2
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locking
cover
rack
cable
rack cover
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JP13259589U
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JPH0374119U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、屋内電気工事において、ケーブル
ラツクを施蓋せしめるラツクカバーをケーブルラ
ツクに止着固定するのに好適なケーブルラツク用
カバー止め金具に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の金具として、第4図に示される
如きカバークランプ10が知られている。このカ
バークランプ10は、ラツクカバーQの上面を押
圧するチヤンネル材20の両端にボルト挿通孔を
開穿し、ケーブルラツクPの親桁P1下端部に係
止するフツクボツト30の上端部をチヤンネル材
20のボルト挿通孔20Aに通してネジ止めする
ものである。
(考案が解決しようとする課題) ところが、従来のカバークランプ10では、チ
ヤンネル材20やフツクボルト30、ナツト40
等を必要とし、部品点数が多く、持ち運びが困難
であるといつた不都合があつた。
さらには、チヤンネル材20のボルト挿通孔2
0Aにフツクボルト30の上端を挿入した状態を
保ちながら、ナツト40等でネジ止めしなければ
ならないもので、取り付けに手間が掛かり、極め
て作業性が悪く、また、チヤンネル材20がラツ
クカバーの上面から両サイドにかけて大きく張り
出るから、施工後の見栄えも良いものではなかつ
た。
しかも、ケーブルラツクPやラツクカバーQの
幅は、種類によつて異なり、従来のカバークラン
プでは、各種のケーブルラツクPの幅に適応した
長さのチヤンネル材20を必要としていた。
そこでこの考案は、上述の不都合を解消すべく
案出されたもので、 部品点数が少く、運搬や保管に便利となり、 取付けが容易で作業性が良好となり、 ラツクカバーの両サイドにおける金具自体の
張り出しを少なくして見栄えが良好になり、 各種の幅のケーブルラツクに適応して汎用性
に富むケーブルラツク用カバー止め金具の提供
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成すべくこの考案は、所定ラツ
クカバーQの長手側縁に沿つて屈曲された屈曲片
Q1に止め金具を係止せしめる係止孔Q2を開穿
し、ケーブルラツクPの親桁P1下端に係止せし
めるフツク体2の上端と、係止孔Q2に係止せし
める係止体1の下端とを屈曲重合し、これら係止
体1とフツク体2との重合部分を止着ボルト3に
てネジ止めしたことを課題解消のための第1の手
段とする。
また、第2の手段の係止体1は、ラツクカバー
Qの内側から係止孔Q2内に係止せしめる係止部
1Aを有し、係止体1をネジ止めする止着ボルト
3の上方に位置する係止部1Aの一部を切り欠い
てドライバー等の取付工具挿入部1Bを設けたこ
とにある。
そして、第3の手段において、係止孔は、ラツ
クカバーQの継目部分に沿つて被着する帯板状の
継目カバーRに開穿したことを課題解消のための
手段とする。
(作用) すなわち、この考案の第1の手段によれば、ケ
ーブルラツクPの親桁P1下端に係止するフツク
体2と、ラツクカバーQの係止孔Q2に係止する
係止体1とが止着ボルト3にてネジ止めされ、ケ
ーブルラツクPにラツクカバーQが固定される。
また第2の手段によれば、フツク体2と、係止
体1とが止着ボルト3にてネジ止めされる際に、
止着ボルト3の上方に位置する係止部1Aの一部
を切り欠いて設けた取付工具挿入部1Bからドラ
イバー等の取付工具が挿入される。
第3図の手段によれば、ラツクカバーQの継目
部分に沿つて被着する帯板状の継目カバーRに係
止体1が係止し、ケーブルラツクPに係止するフ
ツク体2と係止体1とが連結される。そして、こ
の継目カバーRにより、ラツクカバーQがケーブ
ルラツクPに押圧固定されるものである。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
図にしめされる符号1は、係止体であり、この
係止体1は、ラツクカバーQや継目カバーRに開
穿した係止孔に係止するものである。そして、ケ
ーブルラツクPの親桁P1下端に係止したフツク
体2の上端と係止体1下端とを屈曲重合し、これ
ら係止体1とフツク体2との重合部分を止着ボル
ト3にてネジ止めしてある。
図示例の係止体1は、係止孔の内がわから外が
わに向けて係止せしめる係止部1Aを係止体1の
上端に屈曲形成し、係止体1をネジ止めする止着
ボルト3の上方に位置する係止部1Aの一部を切
り欠いて取付工具挿入部1Bを設けてある。この
とき、係止部1Aは、鋭角に屈曲することで、係
止孔への取付けを容易にすることができる。
係止体1の下端は、係止部1Aと同じ方向に屈
曲して連結片1Cを設け、この連結片1Cに止着
ボルト3を挿通せしめるボルト孔1Dを開穿して
ある。そして、フツク体2の上端部を連結片1C
と同じ方向に屈曲して連結片2Bを形成し、この
連結片2Bに止着ボルト3をネジ止めするタツプ
2Cを設けてある。このとき、タツプ2Cの代り
として、連結片2Bにナツトを固定しておき、こ
のナツトに止着ボルト3をネジ止めしてもよい。
第1図及び第2図で示す係止体1は、ラツクカ
バーQの屈曲片Q1に開穿した係止孔Q2に係止
することで、ラツクカバーQをケーブルラツクP
に直接固定している。
また、第3図で示す係止体1は、ラツクカバー
Qの継目部分に沿つて被着する帯板状の継目カバ
ーRに開穿した係止孔Q2に係止することで、ラ
ツクカバーQとケーブルラツクPとが連結され、
この結果、ラツクカバーQがケーブルラツクPに
押圧固定される。
(考案の効果) この考案は上述の如く構成したことにより、当
初の目的を達成する。
すなわち、請求項1により、ラツクカバーQに
係止した係止体1とケーブルラツクPに係止した
フツク体2とが止着ボルト3にてネジ止めされ、
ケーブルラツクPにラツクカバーQが直接固定さ
れるから、ラツクカバーQの固定が確実なものに
なる。しかも、係止体1とフツク体2とは、止着
ボルト3のみで連結できるから、部品点数が少
く、運搬や保管に便利である。
また、止着ボルト3でネジ止めする係止体1と
フツク体2とは、夫々係止孔Q2や親桁P1下端
に係止せしめるものであるから、これら係止体1
とフツク体2とを止着ボルト3で緩く連結した状
態で装着することも可能であり、この考案止め金
具の取付け作業は頗る容易なものとなつた。この
結果、従来のこの種のカバークランプ10の如
く、チヤンネル材20の挿通孔20Aにフツクボ
ルト30の上端を挿入した状態を保ちながら、ナ
ツト40等でネジ止めしなければならないなどと
いつた作業上の不都合は解消された。
しかも、この考案止着金具は、従来のこの種の
カバークランプ10の如く、チヤンネル材20を
必要としないので、各種の幅のケーブルラツクに
適応して装着することができ、極めて汎用性に富
むものである。
また、請求項2により、係止部1Aの一部を切
り欠いて設けた取付工具挿入部1Bからドライバ
ー等の取付工具を挿入できるから、係止体1とフ
ツク体2との連結部分は、係止孔から突出する係
止部1Aのうちがわで連結可能になる。したがつ
て、この考案止め金具は、ケーブルラツクP側面
から突出する部分が少ないものになり、装着後の
見栄えが良好になる。
さらに、請求項3によつて、ラツクカバーQの
継目部分に沿つて被着する継目カバーRがラツク
カバーQをケーブルラツクPに押圧固定すること
で、ラツクカバーQの継ぎ目部分の施蓋を確実に
行なうことができる。
このように、この考案によれば、 部品点数が少く、運搬や保管に便利となり、 取付けが容易で作業性が良好となり、 ラツクカバーの両サイドにおける金具自体の
張り出しを少なくして見栄えが良好になり、 各種の幅のケーブルラツクに適応して汎用性
に富むなどといつた実用上有益な種々の効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は使用状態を示す斜視図、第2図は縦断面図、第
3図は他の使用例を示す斜視図、第4図は従来例
を示す斜視図である。 P……ケーブルラツク、P1……親桁、Q……
ラツクカバー、Q1……屈曲片、Q2……係止
孔、R……継目カバー、R1……屈曲片、R2…
…係止孔、1……係止体、1A……係止部、1B
……取付工具挿入部、1C……連結片、2……フ
ツク体、2A……係止部、2B……連結片、2C
……タツプ、3……止着ボルト、10……カバー
クランプ、20……チヤンネル材、20A……ボ
ルト挿通孔、30……フツクボルト、40……ナ
ツト、50……座金。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 所定ラツクカバーの長手側縁に沿つて屈曲さ
    れた屈曲片に止め金具を係止せしめる係止孔を
    開穿し、ケーブルラツクの親桁下端に係止せし
    めるフツク体の上端と、係止孔に係止せしめる
    係止体の下端とを屈曲重合し、これら係止体と
    フツク体との重合部分を止着ボルトにてネジ止
    めしたことを特徴とするケーブルラツク用カバ
    ー止め金具。 2 係止体は、ラツクカバーの内側から係止孔内
    に係止せしめる係止部を有し、係止体をネジ止
    めする止着ボルトの上方に位置する係止部の一
    部を切り欠いて取付工具挿入部を設けた請求項
    1記載のケーブルラツク用カバー止め金具。 3 係止孔は、ラツクカバーの継目部分に沿つて
    被着する帯板状の継目カバーに開穿した請求項
    1または2記載のケーブルラツク用カバー止め
    金具。
JP13259589U 1989-11-15 1989-11-15 Expired JPH0436180Y2 (ja)

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