JPH0416573Y2 - - Google Patents

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JPH0416573Y2
JPH0416573Y2 JP10065187U JP10065187U JPH0416573Y2 JP H0416573 Y2 JPH0416573 Y2 JP H0416573Y2 JP 10065187 U JP10065187 U JP 10065187U JP 10065187 U JP10065187 U JP 10065187U JP H0416573 Y2 JPH0416573 Y2 JP H0416573Y2
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cover member
side edge
bent
cable rack
fastening
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案はケーブルラツク用カバー部材の止着
金具に係り、ケーブルラツクの配線開口面を施蓋
する断面略コ字形のカバー部材を、ケーブルラツ
クの張出側縁を有する親桁に、極めて安定した状
態で装着し、装着後の止着金具が他の作業の妨げ
にならずに済むケーブルラツク用カバー部材の止
着金具に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のケーブルラツクを施蓋するカバ
ー部材の止着金具は、第5図に示すように、ケー
ブルラツクLの親桁P上端から外側方向に張り出
た張出側縁P1上にカバー部材Cを載せ、このカ
バー部材Cの上面と張出側縁P1との下面とを、
ケーブルラツクL上下方向で、側面略C字形状を
成した固定金具10で挟着し、固定金具の上方か
らカバー部材C上面を締め付ける締付ボルト20
で固定していた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、これによると、締め付けボルト20
がカバー部材C上面に大きく突出し、この締付ボ
ルト20が他の作業の妨げになつていた。
また、締付ボルト20にてカバー部材Cとケー
ブルラツクLとを直接締結するから、締結された
カバー部材Cの僅かな振動でもこの締付けボルト
3が緩み易く、固定金具10が容易に離脱する虞
もあつた。
しかも、装着後の施工完了確認検査において、
ねじ込み終了状態の視認が困難であり、ねじ止め
部位それぞれの締付けトルクが一定であるか否か
の判断は付きにくいものである。
そこで、この考案は、叙上の点に鑑み案出され
たものであり、施工後の止着金具が他の作業の妨
げにならないこと、取付後の確認検査が容易であ
ること、装着後の締付ボルトの緩みを防止できる
こと、等を目的とするものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 上述した目的を達成するため、この考案にあた
つては、ケーブルラツクの長手方向に沿つた自身
の両側縁をケーブルラツクがわに屈曲して屈曲側
縁が形成されたケーブルラツク用のカバー部材
を、ケーブルラツクの親桁上端から外側方向に張
り出た張出側縁に固定する止着金具であつて、カ
バー部材の側縁がわ上面から外側方向に突出して
カバー部材を圧接する板体状の止着金具部材と、
この止着金具部材の突出した下面にネジ止めされ
る連結片からカバー部材の屈曲側縁下端部に圧接
する屈曲部が屈曲延長され、更に、張出側縁の下
部に係止せしめる係止片を屈曲部から延長した受
金具部材と、これら止着金具部材、受金具部材両
者を締結させる連結ボルトとを有して成ることで
前記した種々の目的を達成することに成功したも
のである。
(作用) すなわちこの考案によれば、カバー部材の側縁
がわ上面に圧接する板体状の止着金具部材と、こ
の止着金具部材の外側方向に突出した下面にネジ
止めされる受金具部材とが、これら両者を締結さ
せる連結ボルトにより緊締されることで、ケーブ
ルラツクの親桁上端から外側方向に張り出た張出
側縁にカバー部材が固定される。
このとき、カバー部材の屈曲側縁下端部に、受
金具部材の屈曲部が当接することによつてこの考
案止着金具がカバー部材の屈曲側縁に固定され
る。そして、ケーブルラツクの張出側縁の下部に
当接させた受金具部材の係止片が、カバー部材の
離脱を防止する。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例を説明
すると次の通りである。
図において示される符号Lは、相対峙した親桁
L1相互間に子桁L2を架設して成るアルミニウ
ム合金製、或いはF.R.P製等のケーブルラツクで
あり、この親桁Pの上端は、鈎形状の張出側縁P
1が設けられて断面略T字状を成している。そし
て、親桁Pの上端部に載置するカバー部材Cは、
自身の長手方向に沿つた両側縁がケーブルラツク
L側に屈曲されて屈曲側縁C1を有し、断面略コ
字状を成す。
この考案止着金具は、カバー部材Cの屈曲側縁
C1に緊締固着した止着金具をケーブルラツクL
の張出側縁P1に係止させるもので、ケーブルラ
ツクLの張出側縁P1に下方から係止せしめる受
金具部材1と、親桁Pの上端部に載置したカバー
部材Cの上面から外側方向に突出して受金具部材
1を連結せしめる止着金具部材2とから成り、こ
れら受金具部材1と止着金具部材2とを締付ボル
ト3で締め付けることで、この考案止着金具がカ
バー部材Cに固定され、圧着片1Dが張出側縁P
1に係止する。
受金具部材1は、カバー部材Cの側方で止着金
具部材2に重合せしめる連結片1Aを形成し、こ
の連結片1Aに雌ネジ孔1Bを穿設する。更に、
連結片1Aの一端を屈曲延長してカバー部材Cの
屈曲側縁C1下端に圧接せしめる屈曲部1Cと、
屈曲部1C端部を更に延長して屈曲側縁C1の下
端部に係止せしめる係止片1Dとを形成する。そ
して、屈曲部1Cを屈曲側縁C1下端に当接させ
た際に、連結片1Aの上面が親桁Pに載置したカ
バー部材Cの上面より僅かに低くなるように設定
してある。
この際、第2図のように、屈曲部1C内にカバ
ー部材Cの屈曲側縁C1と、親桁Pの張出側縁P
1の屈曲された下端部とを同時に囲む形状にし、
張出側縁P1の下面に係止片1Dを当接させ、屈
曲縁P2の内側面に係止させることで、受金具部
材1の側方へのズレを防止するに極めて有効とな
る。更に、止着金具部材2の幅を、断面略U字状
を成した所定のカバー接続用チヤンネルNの内溝
に嵌合する大きさに形成することで、カバー接続
用チヤンネルNとの一体化を図ることも可能にな
る(第3図参照)。
また、第4図のように、係止片1Dを張出側縁
P1の屈曲された下端部に当接させることで、親
桁P外側面にケーブルラツク接続金具L1を配し
たケーブルラツクL接続部分での使用も可能にな
る。
更に、圧着片1Dの先端がケーブルラツクLの
親桁P側面に当接するように形成することによ
り、この考案止着金具自身で、ケーブルラツクL
の親桁側方から突出したカバー部材Cの端部の幅
を揃えることもできる。
止着金具部材2は、カバー部材Cの上面に当接
して側方に張り出す板体状の押圧片2Aにネジ挿
通孔2Bを穿設し、この押圧片2Aの一側縁を下
方に屈曲して受金具部材1の連結片1A端部に係
止する係止片2Cを形成してある。この際、ネジ
挿通孔2Bの径は、締付ボルト3の頭部より小径
に形成してあり、押圧片2Aに挿通させた締付ボ
ルト3を雌ネジ孔1Bにネジ止めするのみで、受
金具部材1と止着金具部材2とが緊締されるよう
にしてある。これにより、受金具部材1と止着金
具部材2とをセツトした状態で取り付けることが
でき、取付作業を簡略化し得ると共に、使用部品
数の低減を図つている。
この考案は以上のように構成されており、次に
これが使用を説明すると、ケーブルW通線後のケ
ーブルラツクLにおける配線開口にカバー部材C
を施蓋装着した後に、カバー部材Cの親桁Pがわ
上側面に止着金具部材2を当接させる。更に、カ
バー部材Cの屈曲側縁C1下端に受金具部材1の
屈曲部1Cを当接させる。そして、止着金具部材
2のネジ挿通孔2B上方から挿通させた締付ボル
ト3を受金具部材1の雌ネジ孔1Bにネジ止め
し、両者1,2を締結することによつて、係止片
1DをケーブルラツクLの張出側縁P1下部に係
止させ、カバー部材CをケーブルラツクLに固定
するものである。尤も、受金具部材1と止着金具
部材2とを締付ボルト3でセツトした状態で装着
する場合は、この考案止着金具をカバー部材Cの
屈曲側縁C1に取り付けて締付ボルト3を締め付
けるだけで完了する。
[考案の効果] この考案は上述の如く構成したことにより、当
初の目的を達成する。
すなわち、ケーブルラツクLの長手方向に沿つ
た自身の両側縁をケーブルラツクLがわに屈曲し
て屈曲側縁C1が形成されたケーブルラツク用の
カバー部材Cを、ケーブルラツクLの親桁P上端
から外側方向に張り出た張出側縁P1に固定する
止着金具であつて、カバー部材Cの側縁がわ上面
から外側方向に突出してカバー部材Cを圧接する
板体状の止着金具部材2と、この止着金具部材2
の下面にネジ止めされる連結片1Aからカバー部
材Cの屈曲側縁C1下端部に当接する屈曲部1C
が屈曲延長され、更に、屈曲部1Cから張出側縁
P1の下部に当接せしめる係止片1Dを延長した
受金具部材1と、これら止着金具部材2、受金具
部材1両者を締結させる連結ボルトとを有して成
ることにより、カバー部材Cの止着固定は、カバ
ー部材Cの外側がわで行えるようになり、従来の
如く締め付けボルト20がカバー部材C上面に大
きく突出して、この締付ボルト20が他の作業の
妨げになるような不都合は解消された。
しかも、受金具部材1の連結片1Aと止着金具
部材2の押圧片2Aとの締め付け状態を見るだけ
で、この考案止着金具の固定状態や締め付けトル
クが一目で判別し得るから、装着後の施工完了確
認検査における確認が極めて容易である。
また、この考案止着金具自体は、カバー部材C
のみに緊締固着するものなので、ケーブルラツク
Lを施蓋したカバー部材Cに外部からの衝撃、振
動によつても確実な固着力を保持することがで
き、従来の止着金具の如く、カバー部材Cとケー
ブルラツクLとを締付ボルト20にて直接締結し
たもののように、カバー部材Cの僅かな振動でも
締付ボルト3が緩み、固定金具10が容易に離脱
される虞れがないのである。
もとより、この考案金具は、ケーブルラツクL
の敷設形態その他によつて直線状となつているカ
バー部材Cのみならず、L字状、三股状、十文字
状等の種々の分岐状に形成されたカバー部材Cで
あつても同様に使用でき、また、必要があれば隣
接配置されたカバー部材Cに跨つて装着すること
も可能である。
以上説明したようにこの考案によれば、施工後
の止着金具が他の作業の妨げにならずに済み、圧
着固定状態も安定していて外部からの衝撃、振動
によつても簡単には離脱せず、装着後の締付ボル
トの緩みを防止し、取付完了確認の有無も速やか
に検査できるなどの実用上極めて有益な効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は使用状態での分解斜視図、第2図は側面図、第
3図は他の使用状態を示す分解斜視図、第4図は
他の実施例を示す側面図、第5図は従来例におけ
る側面図である。 C……カバー部材、C1……屈曲側縁、L……
ケーブルラツク、L1……ケーブルラツク接続金
具、P……親桁、P1……張出側縁、P2……屈
曲縁、W……ケーブル、N……カバー接続用チヤ
ンネル、1……受金具部材、1A……連結片、1
B……雌ネジ孔、1C……屈曲部、1D……係止
片、2……止着金具部材、2A……押圧片、2B
……ネジ挿通孔、2C……係止片、3……締付ボ
ルト、10……固定金具、20……締付ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ケーブルラツクの長手方向に沿つた自身の両
    側縁をケーブルラツクがわに屈曲して屈曲側縁
    が形成されたケーブルラツク用のカバー部材
    を、ケーブルラツクの親桁上端から外側方向に
    張り出た張出側縁に固定する止着金具であつ
    て、カバー部材の側縁がわ上面から外側方向に
    突出してカバー部材を圧接する板体状の止着金
    具部材と、この止着金具部材の突出した下面に
    ネジ止めされる連結片からカバー部材の屈曲側
    縁下端部に圧接する屈曲部が屈曲延長され、更
    に、張出側縁の下部に係止せしめる係止片を屈
    曲部から延長した受金具部材と、これら止着金
    具部材、受金具部材両者を締結させる連結ボル
    トとを有して成ることを特徴とするケーブルラ
    ツク用カバー部材の止着金具。 2 係止片は、張出側縁の下面に当接し、張出側
    縁から下方に屈曲された屈曲縁の内側面に係止
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のケー
    ブルラツク用カバー部材の止着金具。 3 係止片は、親桁の張出側縁から下方に屈曲さ
    れた屈曲縁の下端部に当接する実用新案登録請
    求の範囲第1項または第2項記載のケーブルラ
    ツク用カバー部材の止着金具。
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