JPH0635603Y2 - ケ−ブルヘツド保持装置 - Google Patents
ケ−ブルヘツド保持装置Info
- Publication number
- JPH0635603Y2 JPH0635603Y2 JP1986057675U JP5767586U JPH0635603Y2 JP H0635603 Y2 JPH0635603 Y2 JP H0635603Y2 JP 1986057675 U JP1986057675 U JP 1986057675U JP 5767586 U JP5767586 U JP 5767586U JP H0635603 Y2 JPH0635603 Y2 JP H0635603Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable head
- cable
- fixed
- movable
- use position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Patch Boards (AREA)
- Insulators (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、とくに特別高圧クラスのケーブルヘッドを
配電盤内に固定するためのケーブルヘッド保持装置に関
するものである。
配電盤内に固定するためのケーブルヘッド保持装置に関
するものである。
〔従来の技術〕 第３図に示すように、ケーブルヘッド１は、Ｌ形の取付
金物２に締付けにより固定したケーブル３と、前記取付
金物２にボルト５により固定された碍管４と、前記ケー
ブル３の先端に取付けられた端子６とから構成される。
前記取付金物２は、配電盤枠体12に熔接固定された固定
金物７にボルト８により取付けられる。
金物２に締付けにより固定したケーブル３と、前記取付
金物２にボルト５により固定された碍管４と、前記ケー
ブル３の先端に取付けられた端子６とから構成される。
前記取付金物２は、配電盤枠体12に熔接固定された固定
金物７にボルト８により取付けられる。
また、ケーブルヘッド１の端子６は分岐導体９と可撓端
子10を介して導通している。可撓端子10は両端がボルト
11によって分岐導体９および端子６とそれぞれ接続され
ている。
子10を介して導通している。可撓端子10は両端がボルト
11によって分岐導体９および端子６とそれぞれ接続され
ている。
ケーブルヘッド１の取付けに際しては、まず取付金物２
を固定金物７にボルト８で固定し、ケーブル３を取付金
物２に締付け固定する。この状態で、碍管４を取付け
る。
を固定金物７にボルト８で固定し、ケーブル３を取付金
物２に締付け固定する。この状態で、碍管４を取付け
る。
この場合、分岐導体９がケーブル３の上部近くにあって
スペースが小さいときは、第４図に示すように、ケーブ
ル３を外方向に曲げなければ、碍管４をケーブル３に外
装できなかった。
スペースが小さいときは、第４図に示すように、ケーブ
ル３を外方向に曲げなければ、碍管４をケーブル３に外
装できなかった。
しかしながら、ケーブル３を曲げると、ケーブル３に応
力が加わるとともに、碍管４の内部でケーブル３を擦っ
てケーブル３に傷をつけるおそれがあった。
力が加わるとともに、碍管４の内部でケーブル３を擦っ
てケーブル３に傷をつけるおそれがあった。
したがって、この考案は、配電盤内等の限られた狭いス
ペース内におけるケーブルヘッドの取付け作業を容易に
し、しかも取付け時にケーブルに無理な荷重をかけた
り、あるいはケーブルを傷つけるおそれのないケーブル
ヘッド保持装置を提供することを目的とする。
ペース内におけるケーブルヘッドの取付け作業を容易に
し、しかも取付け時にケーブルに無理な荷重をかけた
り、あるいはケーブルを傷つけるおそれのないケーブル
ヘッド保持装置を提供することを目的とする。
この考案のケーブルヘッド保持装置は、ケーブルヘッド
を保持した可動部と、前記ケーブルヘッドを電気接続す
る使用位置とこの使用位置から離れた位置であって前記
ケーブルヘッドを前記可動部に取付ける際に位置させる
取付位置とを有して前記使用位置と前記取付位置との間
を移動可能に前記可動部を支持する固定部と、前記使用
位置および前記取付位置で前記可動部を前記固定部に固
定する固定手段とを備えたものである。
を保持した可動部と、前記ケーブルヘッドを電気接続す
る使用位置とこの使用位置から離れた位置であって前記
ケーブルヘッドを前記可動部に取付ける際に位置させる
取付位置とを有して前記使用位置と前記取付位置との間
を移動可能に前記可動部を支持する固定部と、前記使用
位置および前記取付位置で前記可動部を前記固定部に固
定する固定手段とを備えたものである。
この考案によれば、ケーブルヘッドを電気接続する使用
位置と、ケーブルヘッドを可動部に取付ける際の取付位
置とを別にし、ケーブルヘッドを保持する可動部を前記
使用位置と取付位置との間に移動自在に固定部に支持さ
せたため、使用位置および取付位置としてそれぞれに最
適な位置を確保できるので、配電盤内等の限られた狭い
スペース内におけるケーブルヘッドの取付け作業が容易
になり、かつケーブルを曲げる必要がないので、取付け
時にケーブルに無理な荷重がかかったり、あるいはケー
ブルを傷つけるおそれがなくなる。したがって、ケーブ
ルヘッドの施工上の品質および使用状態での品質をとも
に向上できる。
位置と、ケーブルヘッドを可動部に取付ける際の取付位
置とを別にし、ケーブルヘッドを保持する可動部を前記
使用位置と取付位置との間に移動自在に固定部に支持さ
せたため、使用位置および取付位置としてそれぞれに最
適な位置を確保できるので、配電盤内等の限られた狭い
スペース内におけるケーブルヘッドの取付け作業が容易
になり、かつケーブルを曲げる必要がないので、取付け
時にケーブルに無理な荷重がかかったり、あるいはケー
ブルを傷つけるおそれがなくなる。したがって、ケーブ
ルヘッドの施工上の品質および使用状態での品質をとも
に向上できる。
この考案の一実施例を第１図および第２図に基づいて説
明する。なお、第３図および第４図に示した同じ構成部
材については同一符号を付して説明を省略する。すなわ
ち、この実施例のケーブルヘッド保持装置は、第１図に
示すように、ケーブル３および碍管４を含むケーブルヘ
ッド１を保持した取付金物２を固定した溝形鋼からなる
第１の可動部13を移動可能にしたものである。
明する。なお、第３図および第４図に示した同じ構成部
材については同一符号を付して説明を省略する。すなわ
ち、この実施例のケーブルヘッド保持装置は、第１図に
示すように、ケーブル３および碍管４を含むケーブルヘ
ッド１を保持した取付金物２を固定した溝形鋼からなる
第１の可動部13を移動可能にしたものである。
かかる第１の可動部13の取付構造を第２図に示す。第２
図に示すように、第１の可動部13はその両端に取付板1
4,14が固定される。この第１の可動部13は、その取付板
14,14間の距離に等しいか、あるいはそれよりもわずか
に大きい間隔をもって対向配置した一対の固定部15,15
の間に配置される。各固定部15には、それぞれその長手
方向に延びる長穴16が形成されている。固定部15はその
両端部が熔接時により他部材（図示せず）に固定されて
いる。
図に示すように、第１の可動部13はその両端に取付板1
4,14が固定される。この第１の可動部13は、その取付板
14,14間の距離に等しいか、あるいはそれよりもわずか
に大きい間隔をもって対向配置した一対の固定部15,15
の間に配置される。各固定部15には、それぞれその長手
方向に延びる長穴16が形成されている。固定部15はその
両端部が熔接時により他部材（図示せず）に固定されて
いる。
前記第１の可動部13の取付面14は、各固定部15を介して
板状の第２の可動部17と対向する。
板状の第２の可動部17と対向する。
第２の可動部17には、その内面に前記長穴16と同方向に
並ぶ一対の円柱状の突起18が熔接等により固着される。
この突起18はタップ加工により先端にねじ穴が形成され
ている。かかる突起18に対応して、前記取付面14には突
起18が挿通する貫通孔20が穿設される。そして、突起18
を長穴16および貫通孔20に挿通させた状態で反対側より
ボルト21（固定具）をそのねじ穴に螺合させる。このた
め、第１の可動部14と第２の可動部17とは固定部15を介
して接合され、かつ第１の可動部13は第２の可動部17と
ともに長穴16に沿って移動可能になる。
並ぶ一対の円柱状の突起18が熔接等により固着される。
この突起18はタップ加工により先端にねじ穴が形成され
ている。かかる突起18に対応して、前記取付面14には突
起18が挿通する貫通孔20が穿設される。そして、突起18
を長穴16および貫通孔20に挿通させた状態で反対側より
ボルト21（固定具）をそのねじ穴に螺合させる。このた
め、第１の可動部14と第２の可動部17とは固定部15を介
して接合され、かつ第１の可動部13は第２の可動部17と
ともに長穴16に沿って移動可能になる。
固定部15に形成した長穴16は固定部15の長手方向に延
び、一端には固定部15の幅方向に切り欠いた切欠部16a
が連続的に形成されている。このため、第１の可動部13
は長穴16に沿って固定部15の長手方向に平行移動される
とともに、切欠部16aに一方の突起18が落ち込んで第１
の可動部13を回転移動させることができる。すなわち、
具体的には、第１図において符号Ａで示すケーブルヘッ
ド１の電気接続する際の最適の使用位置の垂直姿勢から
符号Ｂで示すケーブルヘッド１の取付作業時の最適の取
付位置の傾斜姿勢の間を移動させることが可能になる。
このため、傾斜姿勢でケーブル３に碍管４を取付けるこ
とができるので、碍管４の取付作業がきわめて簡単にな
り、ケーブル３に無理が荷重がかかったり、あるいはケ
ーブル３を傷つけるなどのおそれがなくなる。
び、一端には固定部15の幅方向に切り欠いた切欠部16a
が連続的に形成されている。このため、第１の可動部13
は長穴16に沿って固定部15の長手方向に平行移動される
とともに、切欠部16aに一方の突起18が落ち込んで第１
の可動部13を回転移動させることができる。すなわち、
具体的には、第１図において符号Ａで示すケーブルヘッ
ド１の電気接続する際の最適の使用位置の垂直姿勢から
符号Ｂで示すケーブルヘッド１の取付作業時の最適の取
付位置の傾斜姿勢の間を移動させることが可能になる。
このため、傾斜姿勢でケーブル３に碍管４を取付けるこ
とができるので、碍管４の取付作業がきわめて簡単にな
り、ケーブル３に無理が荷重がかかったり、あるいはケ
ーブル３を傷つけるなどのおそれがなくなる。
また、ケーブルヘッド１を垂直姿勢（Ａの状態）および
傾斜姿勢（Ｂの状態）でそれぞれ固定または仮保持する
ために、第１の可動部13をそれぞれの位置で固定する固
定手段が必要になる。このため、この実施例では、第２
図に示すように、第１の可動部13および第２の可動部17
のそれぞれ対応する部位に小孔22,23を設けるととも
に、固定部15の長穴16の両端部近傍にそれぞれ同径の小
孔24,25を設けている。そして、ボルト（図示せず）を
小孔22から固定部15の小孔24または25のいずれか一方を
経て他方の小孔23に通し、第１の可動部13および第２の
可動部17を固定部15にそれぞれの位置（または姿勢）で
固定するのである。すなわち、ボルトを小孔22から小孔
24を経て他方の小孔23に通すときは、第１図に示す垂直
姿勢となり、一方、ボルトを小孔22から小孔25を経て他
方の小孔23に通すときは、傾斜姿勢となるのである。こ
の場合、他方の小孔23はボルトと螺合するねじ穴で構成
されていてもよく、あるいは単なる挿通孔で構成してナ
ット（図示せず）によりボルトを固定するようにしても
よい。
傾斜姿勢（Ｂの状態）でそれぞれ固定または仮保持する
ために、第１の可動部13をそれぞれの位置で固定する固
定手段が必要になる。このため、この実施例では、第２
図に示すように、第１の可動部13および第２の可動部17
のそれぞれ対応する部位に小孔22,23を設けるととも
に、固定部15の長穴16の両端部近傍にそれぞれ同径の小
孔24,25を設けている。そして、ボルト（図示せず）を
小孔22から固定部15の小孔24または25のいずれか一方を
経て他方の小孔23に通し、第１の可動部13および第２の
可動部17を固定部15にそれぞれの位置（または姿勢）で
固定するのである。すなわち、ボルトを小孔22から小孔
24を経て他方の小孔23に通すときは、第１図に示す垂直
姿勢となり、一方、ボルトを小孔22から小孔25を経て他
方の小孔23に通すときは、傾斜姿勢となるのである。こ
の場合、他方の小孔23はボルトと螺合するねじ穴で構成
されていてもよく、あるいは単なる挿通孔で構成してナ
ット（図示せず）によりボルトを固定するようにしても
よい。
なお、この実施例における長穴16の形状は第２図に示す
もののみに限定されるものではなく、配電盤内等のスペ
ースによって制限を受けるケーブルヘッド１の移動方向
に応じて種々の変更が可能であり、たとえば長穴をＬ字
形にしたり、あるいは円弧状にしたりするなどの態様が
あげられる。
もののみに限定されるものではなく、配電盤内等のスペ
ースによって制限を受けるケーブルヘッド１の移動方向
に応じて種々の変更が可能であり、たとえば長穴をＬ字
形にしたり、あるいは円弧状にしたりするなどの態様が
あげられる。
この考案によれば、ケーブルヘッドを電気接続する使用
位置と、ケーブルヘッドを可動部に取付ける際の取付位
置とを別にし、ケーブルヘッドを保持する可動部を前記
使用位置と取付位置との間に移動自在に固定部に支持さ
せたため、使用位置および取付位置としてそれぞれに最
適な位置を確保できるので、配電盤内等の限られた狭い
スペース内におけるケーブルヘッドの取付け作業が容易
になり、作業性が向上するとともに、ケーブルを曲げる
必要がないので、取付け時にケーブルに無理な荷重がか
かったり、あるいはケーブルを傷つけたりすることがな
くなる。したがって、ケーブルヘッドの施工上の品質お
よび使用状態での品質をともに向上できるという効果が
ある。
位置と、ケーブルヘッドを可動部に取付ける際の取付位
置とを別にし、ケーブルヘッドを保持する可動部を前記
使用位置と取付位置との間に移動自在に固定部に支持さ
せたため、使用位置および取付位置としてそれぞれに最
適な位置を確保できるので、配電盤内等の限られた狭い
スペース内におけるケーブルヘッドの取付け作業が容易
になり、作業性が向上するとともに、ケーブルを曲げる
必要がないので、取付け時にケーブルに無理な荷重がか
かったり、あるいはケーブルを傷つけたりすることがな
くなる。したがって、ケーブルヘッドの施工上の品質お
よび使用状態での品質をともに向上できるという効果が
ある。
第１図はこの考案の一実施例の説明図、第２図は第２の
可動部の可動機構を示す分解斜視図、第３図は従来のケ
ーブルヘッド取付状態を示す説明図、第４図はケーブル
ヘッドの取付作業の状態を示す説明図である。 １……ケーブルヘッド、13……第１の可動部、15……固
定部、17……第２の可動部、Ａ……使用位置の垂直姿勢
の中心線を示す符号、Ｂ……取付位置の傾斜姿勢の中心
線を示す符号
可動部の可動機構を示す分解斜視図、第３図は従来のケ
ーブルヘッド取付状態を示す説明図、第４図はケーブル
ヘッドの取付作業の状態を示す説明図である。 １……ケーブルヘッド、13……第１の可動部、15……固
定部、17……第２の可動部、Ａ……使用位置の垂直姿勢
の中心線を示す符号、Ｂ……取付位置の傾斜姿勢の中心
線を示す符号
Claims (1)
- 【請求項１】ケーブルヘッドを保持した可動部と、前記
ケーブルヘッドを電気接続する使用位置とこの使用位置
から離れた位置であって前記ケーブルヘッドを前記可動
部に取付ける際に位置させる取付位置とを有して前記使
用位置と前記取付位置との間を移動可能に前記可動部を
支持する固定部と、前記使用位置および前記取付位置で
前記可動部を前記固定部に固定する固定手段とを備えた
ケーブルヘッド保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986057675U JPH0635603Y2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | ケ−ブルヘツド保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986057675U JPH0635603Y2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | ケ−ブルヘツド保持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62168737U JPS62168737U (ja) | 1987-10-26 |
| JPH0635603Y2 true JPH0635603Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=30887602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986057675U Expired - Lifetime JPH0635603Y2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | ケ−ブルヘツド保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635603Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2591578Y2 (ja) * | 1992-03-06 | 1999-03-03 | エナジーサポート株式会社 | 開閉器 |
| JP5137698B2 (ja) * | 2008-06-06 | 2013-02-06 | 中国電力株式会社 | スイッチギヤ及びその設置方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58139810U (ja) * | 1982-03-15 | 1983-09-20 | 株式会社東芝 | ケ−ブル支持具 |
| JPS5925909U (ja) * | 1982-08-07 | 1984-02-17 | 篠原電機株式会社 | 配電ボックス内における端子台および配線ダクトの取付用桟 |
-
1986
- 1986-04-17 JP JP1986057675U patent/JPH0635603Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62168737U (ja) | 1987-10-26 |
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