JPH07203614A - 電気接続箱の取付構造 - Google Patents

電気接続箱の取付構造

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JPH07203614A
JPH07203614A JP6000497A JP49794A JPH07203614A JP H07203614 A JPH07203614 A JP H07203614A JP 6000497 A JP6000497 A JP 6000497A JP 49794 A JP49794 A JP 49794A JP H07203614 A JPH07203614 A JP H07203614A
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JP
Japan
Prior art keywords
connection box
mounting
guide
box body
guide groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP6000497A
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English (en)
Inventor
毅之 ▲柳▼瀬
Tsuyoshi Yanase
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付作業に手間がかかることがなく、電気接
続箱を所定の位置に容易に位置決めすることが出来る。 【構成】 本発明に係る電気接続箱の取付構造は、接続
箱本体21の他側内部に設けた受部27と、この受部2
7に設けた案内溝33と、取付部19に設けられて接続
箱本体21が所定の角度に傾斜して案内溝33に嵌合す
ると共に、接続箱本体21の回動により案内溝33内を
移動して接続箱本体21を取付部19の正規取付位置に
案内する案内爪45、45とからなることを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気接続箱を車体等の
取付部に取り付けるための電気接続箱の取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、実開平1−143230号公報
に記載のものと類似の電気接続箱1を示す。この電気接
続箱1は、リレーやヒューズ等の電気部品が装着される
と共に分岐回路が形成された接続箱本体3と、この接続
箱本体3の外周から突設された取付足部5、7とからな
る。取付足部5、7は、車体の取付部9の取付壁面9
a、9bに当接される当接面5a、7aが形成されると
共に、ボルト挿通孔11、11が形成されている。
【0003】一方、取付部9には、取付壁面9a、9b
にねじ孔13、13が形成されている。
【0004】このような電気接続箱1は、取付足部5、
7の当接面5a、7aを取付壁面9a、9bに位置決め
しながら当接させ、ボルト15、15を挿通させた後
に、ねじ孔13、13に締め付けることにより、取付部
9に固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記電気接
続箱を取り付ける際に、ボルト15、15の締め付け作
業を2か所でしかも、異なる方向に締め付けるので、取
付作業に手間がかかるという問題がある。
【0006】また、取付足部5、7のボルト挿通孔1
1、11と取付壁面9a、9bに設けたねじ孔13、1
3との位置が寸法誤差等によりずれている場合には、ボ
ルト15を締め付けていくと取付足部5、7に無理な力
が加わって、取付足部5、7が破損するおそれもある。
【0007】このため、取付部9の取付壁面9a、9b
から鉄板製のスティ等を突出させてフレキシビリティを
持たせて、ねじ孔13とボルト挿通孔11とが多少ずれ
ていても、取付足部5、7に無理な力が加わらないよう
にしているが、この場合でも、ねじ孔とボルト挿通孔と
の位置決めが必要で、取付作業に手間がかかる。
【0008】そこで、本発明は、位置決めが容易で、取
付作業性を向上することが出来る電気接続箱の取付構造
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、接続箱本体の一側に取付足部が
形成された電気接続箱を取付部に取り付ける電気接続箱
の取付構造であって、接続箱本体の他側内部に設けた受
部と、この受部に設けた案内溝と、取付部に設けられて
接続箱本体が所定の角度に傾斜して案内溝に嵌合すると
共に、接続箱本体の回動により案内溝内を移動して接続
箱本体を取付部の正規取付位置に案内する案内爪とから
なることを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、受部を円柱状の受棒で形成すると共に、こ
の受棒の周方向に沿って案内溝を形成したことを特徴と
している。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明であって、案内溝の両端部が受棒の軸方向に沿ってず
れて形成され、箱本体の回動時に、受棒の軸方向に沿っ
て接続箱本体が移動することを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、接続箱本体を所定の
角度に傾斜した状態で、接続箱本体に設けた受部の案内
溝に、取付部の案内爪を嵌合する。次に、接続箱本体を
回動させると、案内爪が案内溝内を移動して接続箱本体
が正規取付位置に導かれる。この状態では、取付部の正
規取付位置に接続箱本体が位置決めされており、一側に
設けた取付足部を取付壁面等に締結することにより、電
気接続箱を取付部に固定することが出来る。
【0013】請求項2記載の発明によれば、接続箱本体
を所定の角度に傾斜した状態で、接続箱本体に設けた受
部の案内溝に、取付部の案内爪を嵌合し、接続箱本体を
回動させると、受棒の周方向に沿って案内爪が移動し、
接続箱本体を正規取付位置に導く。
【0014】請求項3記載の発明によれば、接続箱本体
を所定の角度に傾斜した状態で、接続箱本体に設けた受
部の案内溝に、取付部の案内爪を嵌合し、接続箱本体を
回動させると、受棒の周方向に沿って案内爪が移動する
と共に、接続箱本体の回動中心の軸方向に沿って移動す
る。このため、接続箱本体は回動しつつ回動中心の軸方
向に沿って移動することになり、結果として取付部に対
して斜めに移動しながら、正規取付位置に案内される。
この場合、壁面で囲まれた取付部に電気接続箱を固定す
る場合、壁面になるべく近接した状態で取り付けること
が出来る。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る電気接続箱の取付構造に
ついて説明する。図1は、本発明の取付構造が適用され
た電気接続箱17と、この電気接続箱17が固定される
取付部19を示す。
【0016】電気接続箱17は、接続箱本体21の一側
に取付足部23が突設されており、この取付足部23に
は、ボルト挿通孔25が形成されている。また接続箱本
体21の他側内部には、受部27が形成されている。こ
の受部27には、下方に開口した凹部29内に、円柱状
の受棒31が配置され、軸方向の両端部が凹部29の対
向する両側壁に固定されている。この受棒31の外周に
は、一対の案内溝33、33が形成されている。案内溝
33は、図2(a)に示すように、受棒31の周方向に
沿って形成されると共に、両端部が受棒31の軸方向に
沿ってずれて形成されている。すなわち、この案内溝3
3は、受棒31の周方向に対して傾斜して設けられてい
る。また、案内溝33は図2(b)に示すように、凹状
の断面形状を形成しており、この案内溝33内に、取付
部19に形成された案内爪45が嵌合され、案内され
る。
【0017】一方、取付部19には、図1に示すよう
に、ブラケット35が壁面37に固定されている。この
ブラケット35は、壁面37への支持部39と、この支
持部39から略直角に屈曲形成されて接続箱本体21の
角部が当接する角当接部41と、この角当接部41の先
端部が支持部39と同方向に屈曲形成された挿入端部4
3とで略U字状に屈曲形成されている。挿入端部43の
端面には、支持部39側に向けて屈曲された一対の案内
爪45、45が形成されている。挿入端部43の幅寸法
は、接続箱本体21の受部27に形成された凹部29の
長手方向の寸法より短く設定されており、接続箱本体2
1の取付時に、ブラケット35の挿入端部43が凹部2
9内に挿入される。また、ブラケット35の先端部に
は、一対の案内爪45、45、取付部19の壁面37に
向けて屈曲形成されている。これらの案内爪45、45
は、受部27の案内溝33、33内に嵌合される。
【0018】次に、電気接続箱17を取付部19に取り
付ける手順について図4を用いて説明する。なお、図4
(a)、(c)は電気接続箱を側方から見た断面図であ
り、(b)、(d)は電気接続箱を上面から見た平面図
である。
【0019】図4(a)に示すように、電気接続箱17
の接続箱本体21を所定の角度θに傾斜させて角部をブ
ラケット35の角当接部41に当接させると共に、挿入
端部43を凹部29内に挿入し、案内爪45を案内溝3
3の一方の端部に嵌合させる。この状態では、図4
(b)に示すように接続箱本体21は壁面37から距離
S1離れており、作業がし易くなっている。
【0020】次に、図4(c)に示すように、接続箱本
体21を回動させると、案内爪45が案内溝33内を移
動する。このとき、案内爪45は、図3に示すように、
案内溝33が傾斜しているので、斜めに移動することに
なり、接続箱本体21を壁面37側に接近させる。結果
として、接続箱本体21を回動させることにより接続箱
本体21は取付部19の正規取付位置に向けて斜めに導
かれることになり、壁面37からの距離S2をできるだ
け短くすることが出来る。そして、接続箱本体21は、
取付部19の正規取付位置に位置決めされる。この状態
で取付足部23のボルト挿通孔25にボルト15を挿通
し、壁面37に形成したねじ孔と螺合させることによ
り、電気接続箱17を取付部19に固定することが出来
る。
【0021】このように、本実施例の電気接続箱の取付
構造によれば、接続箱本体21を所定の角度θに傾斜し
た状態で、接続箱本体21に設けた受部27の案内溝3
3に、取付部19の案内爪45を嵌合し、接続箱本体2
1を回動させると、案内爪45が案内溝33内を移動し
て、接続箱本体21が正規取付位置に接続箱本体21が
位置決めされるので、電気接続箱17を所定の位置に容
易に位置決めすることが出来る。また、一箇所をボルト
15により締め付けるだけなので、取付作業性が向上す
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、接続箱本体を所定の角度に傾斜した状態で、
接続箱本体に設けた受部の案内溝に、取付部の案内爪を
嵌合し、接続箱本体を回動させると、案内爪が案内溝内
を移動して接続箱本体が正規取付位置に導かれる。よっ
て、取付作業に手間がかかることがなく、電気接続箱を
所定の位置に容易に位置決めすることが出来る。
【0023】請求項2記載の発明によれば、接続箱本体
を所定の角度に傾斜した状態で、接続箱本体に設けた受
部の案内溝に、取付部の案内爪を嵌合し、接続箱本体を
回動させると、受棒の方向に沿って案内爪が移動し、接
続箱本体を正規取付位置に導くことが出来るので、電気
接続箱を所定の位置に容易に位置決めすることが出来
る。
【0024】請求項3記載の発明によれば、接続箱本体
を所定の角度に傾斜した状態で、接続箱本体に設けた受
部の案内溝に、取付部の案内爪を嵌合し、接続箱本体を
回動させると、受棒の周方向に沿って案内爪が移動する
と共に、接続箱本体の回動中心の軸方向に沿って移動す
る。このため、接続箱本体は回動しつつ回動中心の軸方
向に沿って移動することになり、結果として取付部に対
して斜めに移動しながら、正規取付位置に案内される。
この場合、壁面で囲まれた取付部に電気接続箱を固定す
る際、壁面になるべく近接した状態で取り付けることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気接続箱の取付構造が適用され
た電気接続箱と、この電気接続箱が取り付けられる取付
部を示す斜視図である。
【図2】電気接続箱の受棒を示し、(a)は受棒を示す
側面図、(b)は(a)のb−b線に沿って切断した断
面図である。
【図3】案内爪とこの案内爪が嵌合する案内溝を示す正
面図である。
【図4】取付部への電気接続箱の取付手順を示し、
(a)は接続箱本体を所定の角度に傾斜させて案内爪を
案内溝内に嵌合した状態を示す断面図、(b)は(a)
の状態を示す平面図、(c)は接続箱本体を回動させた
状態を示す断面図、(d)は(c)の状態を示す平面図
である。
【図5】従来の電気接続箱の取付構造を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
17 電気接続箱 19 取付部 21 接続箱本体 23 取付足部 31 受棒 33 案内溝 45 一対の案内爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続箱本体の一側に取付足部が形成され
    た電気接続箱を取付部に取り付ける電気接続箱の取付構
    造であって、前記接続箱本体の他側内部に設けた受部
    と、この受部に設けた案内溝と、前記取付部に設けられ
    て前記接続箱本体が所定の角度に傾斜して前記案内溝に
    嵌合すると共に、前記接続箱本体の回動により前記案内
    溝内を移動して前記接続箱本体を前記取付部の正規取付
    位置に案内する案内爪とからなることを特徴とする電気
    接続箱の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記受部
    を円柱状の受棒で形成すると共に、この受棒の周方向に
    沿って前記案内溝を形成したことを特徴とする電気接続
    箱の取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明であって、前記案内
    溝の両端部が前記受棒の軸方向に沿ってずれて形成さ
    れ、前記箱本体の回動時に、前記受棒の軸方向に沿って
    前記接続箱本体が移動することを特徴とする電気接続箱
    の取付構造。
JP6000497A 1994-01-07 1994-01-07 電気接続箱の取付構造 Pending JPH07203614A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10108337A (ja) * 1996-10-01 1998-04-24 Yazaki Corp 電気接続箱の取付け構造
WO2003078211A1 (de) * 2002-03-16 2003-09-25 Conti Temic Microelectronic Gmbh Elektronische baugruppe für ein kraftfahrzeug
JP2017533146A (ja) * 2014-11-04 2017-11-09 バイエリシエ・モトーレンウエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト 自動車、および、自動車の製造のための方法

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