JP2989473B2 - クランプ取付治具 - Google Patents

クランプ取付治具

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JP2989473B2
JP2989473B2 JP6126149A JP12614994A JP2989473B2 JP 2989473 B2 JP2989473 B2 JP 2989473B2 JP 6126149 A JP6126149 A JP 6126149A JP 12614994 A JP12614994 A JP 12614994A JP 2989473 B2 JP2989473 B2 JP 2989473B2
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤーハーネスの所
定の位置にクランプを取り付けるクランプ取付治具に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5は、ワイヤーハーネスを製造するた
めの布線台1を示す。この布線台1上には、所定の配索
経路にしたがって電線3が配索されている。これらの電
線3は、布線台1上に固定された複数個の電線支持具5
に支持されている。また、電線支持具5間には、ワイヤ
ーハーネスWの所定の位置にクランプ7(図7参照)を
取り付けるための複数個のクランプ取付治具9が配置さ
れ、布線台1に固定されている。これらの電線支持具5
や、クランプ取付治具9は、図6に示すように、布線台
1に予め設けられた固定孔11によりその取付位置が決
められて布線台1に固定されている。
【0003】ワイヤーハーネスWに取り付けられるクラ
ンプ7は、ワイヤーハーネスWを車体に固定するための
もので、図7(a)、(b)、(c)に示すように、ワ
イヤーハーネスWの外周に巻き付けられるバンド部13
と、車体の取付孔に係止される係止突起15とからな
る。このクランプ7は、車体に設けられた取付孔に係止
するため、ワイヤーハーネスWの軸方向の所定の位置に
取り付けられることが要求される。特に、隣接するクラ
ンプ間の距離は、ある程度の精度が必要で、車体の設け
た取付孔間のピッチより短かったり、長かったりする
と、クランプ7を取付孔に係止することが出来ない。こ
のため、クランプ7をワイヤーハーネスWの軸方向の所
定の位置に取り付けるために、クランプ取付治具9が布
線台1の所定の位置に配置・固定されている。
【0004】クランプ取付治具9は、図8及び図9に示
すように、布線台1に固定される支持部17と、この支
持部17に回動自在に支持された脚部19と、脚部19
の上部に設けられてクランプ7を支持するクランプ受部
21とからなる。支持部17には、下面側にボルトが突
設されており、布線台1に設けた固定孔11に挿通され
て、ナットを螺合することにより、支持部17を布線台
1に固定する。また、クランプ受部21には、所定の間
隔(クランプ7のバンド部13の幅寸法より若干長い間
隔)をあけて一対のガイドピン23、23が突設されて
いる。これらのガイドピン23、23がワイヤーハーネ
スWの軸方向の所定の位置となるように、クランプ取付
治具9が布線台1に固定されている。
【0005】そして、クランプ7をクランプ取付治具9
でワイヤーハーネスWの軸方向の所定の位置に取り付け
るには、クランプ受部21を傾倒状態にして電線を配索
し、ワイヤーハーネスWを製造した後に、クランプ受部
21を起立状態にして一対のガイドピン23、23をワ
イヤーハーネスに係止させ、これらのガイドピン23、
23間のワイヤーハーネスWにバンド部13を巻き付け
る。これにより、ワイヤーハーネスWの軸方向の所定の
位置にクランプ7を取り付けることが出来るようになっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クラン
プ受部21がワイヤーハーネスWの軸方向の所定の位置
に正確に位置するように複数個のクランプ取付治具9を
布線台1に固定することは困難であり、誤差が生じる。
【0007】すなわち、固定孔11とこの固定孔11内
に挿入されるボルトとの間にはクリアランスがあるた
め、クランプ取付治具の位置は所定の位置からずれる。
このため、基準となるクランプ取付治具に対して隣接す
るクランプ取付治具の位置がずれてしまう。この場合に
は、基準となるクランプ取付治具に対して隣接するクラ
ンプ取付治具の位置をそれぞれ微調整しなければならな
い。
【0008】また、ワイヤーハーネスWを製造する毎
に、クランプ受部21を傾倒状態から起立状態にしてク
ランプをワイヤーハーネスWに取り付け、再びクランプ
受部21を傾倒状態にする作業を、複数台のクランプ取
付治具9について行うので、作業に手間がかかり作業性
が悪いという問題がある。
【0009】そこで、本発明は、ワイヤーハーネスの軸
方向の所定の位置に複数のクランプを正確に取り付ける
ことが出来ると共に、ワイヤーハーネスへのクランプの
取付作業性を向上することが出来るクランプ取付治具の
提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、布線台上のワイヤーハーネスの
所定の位置にクランプ受部を配置して、クランプをワイ
ヤーハーネスの所定の位置に取り付けるクランプ取付治
具であって、複数個のクランプ受部が所定の間隔で取り
付けられた固定ステーと、この固定ステーをワイヤーハ
ーネスの軸方向に移動可能に支持し、基準となるクラン
プ受部をワイヤーハーネスの軸方向の所定の位置に位置
決めすると共に、固定ステーを布線台に固定する支持部
とからなることを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、布線台に対して起立して複数個のクランプ
受部がワイヤーハーネスの所定の位置にそれぞれ配置さ
れる起立位置と、布線台に対して傾倒して複数個のクラ
ンプ受部がワイヤーハーネスから離間した傾倒位置との
間で回動自在に固定ステーを前記支持部に支持したこと
を特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1、2記載
の発明であって、布線台上に固定される固定部と、この
固定部にワイヤーハーネスの軸方向に移動可能に支持さ
れると共に、クランプを支持するクランプ受部が支持さ
れた可動部と、この可動部を固定部に対してワイヤーハ
ーネスの軸方向の所定の位置で固定しワイヤーハーネス
へのクランプの取付位置を決める固定手段とから前記支
持部を形成したことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば、複数個のクランプ受
部を固定ステーに所定の間隔をあけて取り付け、この固
定ステーを支持部により布線台に固定する。この場合、
基準となるクランプ受部からの他のクランプ受部までの
間隔を正確に設定して、隣接するクランプ受部を固定ス
テーに取り付ける。また、基準となるクランプ受部をワ
イヤーハーネスの軸方向の所定の位置に位置するよう
に、固定ステーをワイヤーハーネスの軸方向に移動させ
て位置決めする。これにより、固定ステーをワイヤーハ
ーネスの軸方向に移動可能に位置決めすることで、固定
ステーに取り付けられた複数のクランプ受部が同時に位
置決めされる。この結果、ワイヤーハーネスの軸方向の
所定の位置に正確にクランプ受部を取り付けることがで
きる。
【0014】請求項2の発明によれば、固定ステーを支
持部に対して傾倒位置と起立位置との間で回動させるこ
とにより、複数個のクランプ受部を一度にワイヤーハー
ネスの軸方向の所定の位置に配置することが出来る。し
たがって、作業性が向上する。
【0015】請求項3の発明によれば、可動部を固定部
に対してワイヤーハーネスの軸方向に移動させることに
より、固定ステー全体をワイヤーハーネスの軸方向に移
動することが出来、複数個のクランプ受部を一度に移動
することが出来る。このため、固定ステーに複数のクラ
ンプ受部を正確な間隔で取り付けておくことにより、固
定ステーをワイヤーハーネスの軸方向に移動させること
で、これらのクランプ受部を容易に位置調節することが
出来る。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係るクランプ取付治具の実施
例について説明する。図1は、クランプ取付治具25を
示す斜視図、図2はクランプ取付治具25の使用状態を
示し、(a)は布線台に対して傾倒した状態を示す斜視
図、(b)は布線台に対して起立した状態を示す斜視
図、(c)はワイヤーハーネスWにクランプを取り付け
た後の傾倒状態を示す斜視図である。
【0017】図1及び図2に示すように、クランプ取付
治具25は、複数個のクランプ受部27、29が所定の
間隔で取り付けられた固定ステー31と、この固定ステ
ー31を布線台に固定する支持部33とからなる。固定
ステー31は長尺状で、長手方向の両端部にそれぞれク
ランプ受部27、27がねじ35、35により固定され
ている。また、クランプ受部27、27の間にも、クラ
ンプ受部27、27と同じ側にクランプ受部29、29
が所定の間隔をあけてねじ35、35により固定されて
いる。クランプ受部27、29には、一対のガイドピン
37、37がそれぞれ突設されており、これらのガイド
ピン37、37の間隔は、クランプ7のバンド部13の
幅寸法より若干長く設定されている。これらのガイドピ
ン37、37は、ワイヤーハーネスWに係止されて、ク
ランプ7を取り付ける位置を示す。
【0018】また、これらのクランプ受部27、27、
29、29の間隔は、ワイヤーハーネスWの軸方向の所
定の位置に対応するように所定の間隔に設定されてい
る。このため、固定ステー31をワイヤーハーネスWの
軸方向に沿って近接させると、ガイドピン37、37が
ワイヤーハーネスWに対して直交した状態で係止され、
その位置は、ワイヤーハーネスWの軸方向の所定の位置
を示す。この固定ステー31の両端部のクランプ受部2
7、27には、脚部39が一体に形成されており、支持
部33に支持されている。
【0019】支持部33は、図3及び図4に示すよう
に、布線台1上に固定される固定部41と、この固定部
41に移動可能に支持されると共に、脚部39を回動自
在に支持する可動部43と、可動部43を固定部41に
固定する固定手段45とからなる。
【0020】固定部41は、矩形状の平板で、上面41
bの中央部分に高さの低い円筒状の突起47が形成され
ている。この突起47と反対側の下面41a側には、ボ
ルト49が突設されている。また、突起47を挟んで幅
方向の両側は、上面41bと両側面51、51とを結ぶ
角部を矩形状に切り欠いたスライドレール53、53が
それぞれ形成されている。さらに、突起47を挟んで対
称位置に、ねじ孔55、55が形成されている。これら
のねじ孔55、55には、可動部43の挿通孔57、5
7を通過したボルト59、59が螺合する。
【0021】可動部43は、板状の基板部61と、この
基板部61の略中間部に設けられた支持壁部63とから
なる。基板部61は、固定部41の上面41b上に載置
された摺動面65に、凹部(図4参照)67が形成され
ている。この凹部67内には、固定部41の突起47が
挿入されている。また、摺動面65の幅方向の両側に
は、断面矩形状のスライド突起69、69が形成されて
いる。これらのスライド突起69、69は、固定部41
のスライドレール53、53上にそれぞれ載置されてい
る。このため、スライド突起69、69間に固定部41
の上面41bが嵌合するので、基板部61は固定部41
の幅方向に位置決めされると共に、基板部61は固定部
41の長手方向へスライド可能となっている。
【0022】また、基板部61には、支持壁部63の両
側に、前述した挿通孔57、57が形成されている。こ
れらの挿通孔57、57は、基板部61の上面側に開口
すると共に、摺動面65側にそれぞれ開口しており、基
板部61が固定部41に載置された状態ではねじ孔5
5、55とそれぞれ連通している。この挿通孔57、5
7は、基板部61の長手方向(ワイヤーハーネスの軸方
向、図示矢印a方向)に沿う長孔状に形成されている。
そして、挿通孔57、57の長径は、固定部41に対す
る可動部43の可動範囲となっている。
【0023】すなわち、挿通孔57を挿通したボルト5
9をねじ孔55に螺合した状態で、可動部43を固定部
41の長手方向の一側に移動させると、ボルト59が挿
通孔57の長径方向に相対的に移動してねじ部が一側の
端壁に当接し、他側に移動させると、他側の端壁に当接
して可動部43の固定部41に対する可動範囲が設定さ
れる。基板部61を固定部41に対して可動させること
で、支持壁部63に支持されたクランプ受部27がワイ
ヤーハーネスWの軸方向に移動して所定の位置に微調整
される。
【0024】支持壁部63は、所定の間隔をあけて形成
された一対の支持壁71、71と、これらの支持壁7
1、71間を連結するストッパ壁73とで、上面視コ字
型に形成されている。支持壁71、71間には、クラン
プ受部27の下端部がボルト72により一側へ回動自在
に支持されている。
【0025】固定手段45は、上述した固定部41のね
じ孔55、55と、可動部43に設けた挿通孔57、5
7と、ボルト59、59とで構成されている。すなわ
ち、挿通孔57を挿通したボルト59をねじ孔55に締
め付けることにより、ボルト59の頭部と固定部41の
との間で可動部43が挟持されて、可動部43が固定さ
れる。
【0026】次に、上記クランプ取付治具25によるワ
イヤーハーネスWへのクランプ7の取付手順について説
明する。
【0027】クランプ取付治具25は、固定ステー31
にクランプ受部27、29が所定の間隔をあけて組付け
られ、固定ステー31は支持部33に一体に組付けられ
る。また、可動部43が固定部41に対して中間位置
(挿通孔57の中間位置をボルト59が挿通している位
置)から動かない程度に締め付けておく。そして、布線
台1上の所定の位置(この場合、基準となるクランプ7
を取り付けるべきワイヤーハーネスWの軸方向の所定の
位置)に設けた固定孔内に、固定部41のボルト49を
挿通し、ナット75を締め付けて布線台1に固定する。
また、クランプ取付治具25を布線台に固定した状態で
は、図2(a)に示すように、固定ステー31を傾倒位
置に傾倒させておく。そして、複数本の電線を配索しワ
イヤーハーネスWを形成した後に、図2(b)に示すよ
うに、脚部39を回動させて固定ステー31を起立状態
にする。固定ステー31を起立状態にすると、複数個の
クランプ受部27、29がワイヤーハーネスWの軸方向
の所定の位置にそれぞれ配置され、クランプ7を取り付
けるべき位置を設定する。
【0028】このとき、基準となるクランプを取り付け
るべき位置と、基準となるクランプを取り付けるための
ガイドピンの位置とがずれている場合には、ボルト59
を緩めて可動部43を固定部41に対して移動させて微
調整し、基準となるクランプの位置をワイヤーハーネス
Wの軸方向の所定の位置に合わせる。この場合、クラン
プ受部27、29は所定の間隔に予め設定されて固定ス
テー31に固定されているので、可動部43を移動させ
ることにより、全てのクランプ受部27、29を同時に
移動させることが出来る。そして、ボルト59を締め付
けることにより、可動部43を固定部41に固定する。
この状態では、複数個のクランプ受部27、29のガイ
ドピン37、37が、ワイヤーハーネスWのクランプ7
を取り付けるべき位置に配置されて、クランプ取付位置
を設定する。次にガイドピン37、37間にクランプを
取り付ける。これにより、クランプ7をワイヤーハーネ
スWの軸方向の所定の位置に取り付けることが出来る。
全てのクランプ7の取付が終了した後に、図2(c)に
示すように、固定ステー31を傾倒位置に回動し、ワイ
ヤーハーネスWから固定ステー31を離間させる。
【0029】本実施例によれば、複数個のクランプ受部
27、27、29、29を所定の間隔で固定ステー31
に取り付けたことにより、基準となる一方のクランプ受
部27に対してクランプ受部29、29、他方のクラン
プ受部27の正確の正確な位置決めがなされ、布線台上
に固定する際は、基準となる一方のクランプ受部27の
みのを正確に位置決めすることにより、クランプ受部2
9、29、他方のクランプ受部27の正確な位置決めを
行うことが出来る。したがって、クランプ7をワイヤー
ハーネスWの軸方向の所定の位置に正確に位置させて取
り付けることが出来る。
【0030】また、本実施例によれば、固定ステー31
を布線台1に対して回動自在に支持したことにより、複
数のクランプ受部27、29を一度に起立位置に位置さ
せることが出来、しかも、クランプ7の取付が終了した
後に、固定ステー31を傾倒位置に回動させるだけで、
複数個のクランプ受部をワイヤーハーネスWから一度に
離間させることが出来るので、作業工数を大幅に低減す
ることが出来、作業性を向上することが出来る。
【0031】さらに、本実施例によれば、固定ステー3
1をワイヤーハーネスWの軸方向に移動して、微調整す
ることが出来るので、一方のクランプ受部27を基準と
した場合、この基準となる一方のクランプ受部27の位
置を正確に位置合わせすることが出来る。しかも、一方
のクランプ受部27のみを位置合わせすれば、基準とな
る一方のクランプ受部27から所定の間隔で他のクラン
プ受部29、29、他方のクランプ受部27が固定ステ
ー31に取り付けられているので、複数個のクランプ受
部27、27、29、29をワイヤーハーネスWの軸方
向の所定の位置に一度に位置合わせすることが出来る。
従って、クランプ7をワイヤーハーネスWの軸方向の所
定の位置に正確に取り付けることが出来る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、複数個のクランプ受部を所定の間隔をあけて固定
ステーに取り付け、この固定ステーを布線台に固定する
ことにより、基準となるクランプ受部に対する隣接する
クランプ受部の位置を正確に設定することが出来る。こ
れにより、基準となるクランプ受部のみをワイヤーハー
ネスの軸方向の所定の位置に位置決めすることにより、
固定ステーに取り付けられた他のクランプ受部を正確に
位置決めをすることが出来る。よって、ワイヤーハーネ
スの軸方向の所定の位置に正確にクランプを取り付ける
ことが出来る。
【0033】また、複数個のクランプ受部を一度にワイ
ヤーハーネスの軸方向の所定の位置に位置させることが
出来、作業工数を低減することが出来る。
【0034】請求項2の発明によれば、複数個のクラン
プ受部を取り付けた固定ステーを傾倒位置と起立位置と
の間で回動自在に布線台に固定することにより、複数個
のクランプ受部を一度にワイヤーハーネスの軸方向に沿
って配置することが出来ると共に、複数個のクランプ受
部を一度にワイヤーハーネスから離間させることが出来
る。
【0035】請求項3の発明によれば、可動部を固定部
に対してワイヤーハーネスの軸方向に移動させることに
より、固定ステー全体をワイヤーハーネスの軸方向に移
動することが出来、複数個のクランプ受部を一度に移動
することが出来る。このため、固定ステーに複数のクラ
ンプ受部を正確な寸法で取り付けておくことにより、固
定ステーをワイヤーハーネスの軸方向に移動させること
でこれらのクランプ受部を容易に位置調整することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクランプ取付治具を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明に係るクランプ取付治具の作動状態を示
し、(a)はワイヤーハーネスに対して傾倒した状態を
示す斜視図、(b)はワイヤーハーネスに対して起立し
た状態を示す斜視図、(c)はワイヤーハーネスにクラ
ンプを取り付けた後の傾倒状態を示す斜視図である。
【図3】クランプ取付治具の支持部を示す分解斜視図で
ある。
【図4】クランプ取付治具の支持部を示す断面図であ
る。
【図5】従来のクランプ取付治具が固定された布線台を
示す斜視図である。
【図6】従来のクランプ取付治具を固定する前の布線台
を示す斜視図である。
【図7】クランプ取付治具によりワイヤーハーネスに取
り付けられるクランプを示す斜視図である。
【図8】ワイヤーハーネスの一部を示し、クランプ取付
治具を起立させた状態を示す斜視図である。
【図9】クランプ取付治具によりクランプをワイヤーハ
ーネスに固定した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 布線台 7 クランプ 25 クランプ取付治具 27、29 クランプ受部 31 固定ステー 33 支持部 41 固定部 43 可動部 45 固定手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布線台上のワイヤーハーネスの所定の位
    置にクランプ受部を配置して、クランプをワイヤーハー
    ネスの所定の位置に取り付けるクランプ取付治具であっ
    て、複数個のクランプ受部が所定の間隔で取り付けられ
    た固定ステーと、この固定ステーをワイヤーハーネスの
    軸方向に移動可能に支持し、基準となるクランプ受部を
    ワイヤーハーネスの軸方向の所定の位置に位置決めする
    と共に、固定ステーを布線台に固定する支持部とからな
    ることを特徴とするクランプ取付治具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、布線台に
    対して起立して複数個のクランプ受部がワイヤーハーネ
    スの所定の位置にそれぞれ配置される起立位置と、布線
    台に対して傾倒して複数個のクランプ受部がワイヤーハ
    ーネスから離間した傾倒位置との間で回動自在に固定ス
    テーを前記支持部に支持したことを特徴とするクランプ
    取付治具。
  3. 【請求項3】 請求項1、2記載の発明であって、前記
    支持部を、布線台上に固定される固定部と、この固定部
    にワイヤーハーネスの軸方向に移動可能に支持されると
    共に、クランプを支持するクランプ受部が支持された可
    動部と、この可動部を固定部に対してワイヤーハーネス
    の軸方向の所定の位置で固定しワイヤーハーネスへのク
    ランプの取付位置を決める固定手段とから形成したこと
    を特徴とするクランプ取付治具。
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