JP3472874B2 - ケーブルラック用振れ止め金具 - Google Patents
ケーブルラック用振れ止め金具Info
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Description
親桁をアングル材等の支持材に固定する際に使用するケ
ーブルラック用振れ止め金具に関する。
示す振れ止め金具が使用されている。この金具は、アン
グル材QのフランジQ1を利用してケーブルラックPを
固定するもので、フランジQ1の上に載置したケーブル
ラックPの親桁P1上部に係止金具10を係止し、係止
金具10とフランジQ1とを連結ボルト20で連結する
ものである。
桁の大きさが異なる複数種類のケーブルラックを支持構
造材に取り付ける振れ止め金具が特開2001-57719に記載
されている。この振れ止め金具は、ケーブルラックに係
止する係止部材と、係止部材に連結すると共に、支持構
造材に係止する固定部材とを備えたケーブルラックの振
れ止め金具であり、複数種類の大きさのケーブルラック
に係止可能な係止手段を係止部材に設けたものである。
止め金具は、アングル材Qに孔開け加工し、係止金具1
0を連結ボルト20で直接ネジ止めする施工になる。と
ころが、このアングル材Qに孔を開ける位置のすぐ横に
は、このアングル材Qを吊り下げている吊りボルトRが
連結されているので、孔開け加工は、吊りボルトRと親
桁P1との極めて接近した間に開穿する必要があった。
しかも、電気設備の工事は、空調など他の設備や間取り
等の関係から、充分なスペースを取ることができず、ア
ングル材Qも短いものが使用されるため、この孔開け作
業は極めて難しい作業になっている。
面を直接ネジ止めするタイプの係止金具(図示せず)が
使用されることもある。ところが、図7に示す振れ止め
金具では、吊りボルトRが妨げになり、親桁P1の側面
にネジ止め用の孔を開穿する作業が不可能なことから、
この種のタイプの係止金具を使用することはできなかっ
た。
れ止め金具は、係止部材と固定部材とを、一本のボルト
で連結しているので、全ての支持荷重がこのボルトに集
中する構造になっている。そのため、係止部材が固定部
材と一体化することにより生じる係止部材本来の強度が
損なわれると共に、ボルトが振動で緩んだり、ボルト自
体の耐久性能が劣化し易いなど、振れ止め金具の強度や
耐久性に課題を残すものであった。
創出されたもので、支持強度と耐久性に優れると共に、
装着作業性が良好な振れ止め金具の提供を目的とする。
本発明の第1の手段は、アングル材Qの上面に載置され
たケーブルラックPの親桁P1上部に係止する係止金具
1と、アングル材Qに固定され、係止金具1をアングル
材Qに連結する連結体2とを有するケーブルラック用振
れ止め金具において、アングル材Qの載置面に重合し、
アングル材Qを懸吊する吊りボルトRに連結する固定片
2Aと、該固定片2Aから延長され、前記係止金具1を
連結する連結片2Bとからなる連結体2を設け、連結片
2Bの上面とアングル材Qの載置面Q1とが水平になる
ように連結体2を屈曲したものである。
ル材Qを懸吊する吊りボルトRを側面からスライド嵌入
する切欠部2Aaを有し、該切欠部2Aaに嵌入した吊
りボルトRにネジ止めされた固定用ナットSで固定片2
Aとアングル材Qとを固定する。
施例を詳細に説明する。本発明は、吊りボルトRで懸吊
するアングル材Qの上面に載置されたケーブルラックP
を固定する振れ止め金具である。本発明の基本構成は、
ケーブルラックPの親桁P1上部に係止する係止金具1
と、係止金具1をアングル材Qに連結する連結体2とで
構成される。
の親桁P1上部に係止する係止部1Aと、連結体2の上
面に重合して固定する固定部1Bとからなり、この固定
部1Bに、連結ボルト5を挿入する挿入孔1Cを開穿し
ている。そして、固定部1Bと連結体2とを貫通した連
結ボルト5に連結ナット6をネジ止めして係止金具1と
連結体2とを連結する(図1参照)。
成しており、アングル材Qの載置面に重合して固定する
(図3参照)。このとき、連結体2の上面とアングル材
Qの載置面とが水平になるように固定し、該連結体2の
上面に前記係止金具1の連結面を当接させて連結するも
のである。図示例の連結体2は、更に固定片2Aと連結
片2Bとで構成されている。
合すると共に、アングル材Qを懸吊する吊りボルトRに
連結する部分で、この固定片2Aの一部を切り欠いて、
吊りボルトRを側面からスライド嵌入する切欠部2Aa
を形成している。そして、吊りボルトRにネジ止めされ
た固定用ナットSを一旦緩め、この隙間に固定片2Aを
差し込んで切欠部2Aa内に吊りボルトRを嵌入する。
更に、緩めた固定用ナットSを再び緊締して固定片2A
とアングル材Qとを固定するものである(図2参照)。
部分で、この固定片2Aに前記係止金具1を連結する
(図3参照)。この連結片2Bの上面は、アングル材Q
の載置面Q1と水平になるように連結体2を屈曲して形
成したものである(図2参照)。図示の連結片2Bに
は、長孔状に開穿したボルト挿通孔2Baを一対形成し
てあり、このボルト挿通孔2Baに前記連結ボルト5を
挿入するものである(図1参照)。
る。同図(イ)は、切欠部2Aaの形状を平面略T字形
状に開穿したもので、特に左右対象に形成することで、
意匠的効果を良好にしている。同図(ロ)は、切欠部2
Aaの開放端部に折返部2Abを立設したもので、この
折返部2Abが前記固定用ナットSに係止することで連
結体2のずれを防止し、アングル材Qから連結体2が外
れないようにしている。同図(ハ)は、切欠部2Aaの
開穿向きを変更することで、特にアングル材Qのサイズ
が異なった場合でも適応できるようにしている。尚、連
結体2の形状は、図示例に限られるものではなく、設計
変更は自由に行なえる。
材Qを上下から挟着する挟着部材3と、該挟着部材3に
連結される連結部材4とで構成する参考例である。そし
て、連結部材4の載置面4Aがアングル材Qの載置面Q
1と水平になるように連結体2を固定し、該連結部材4
の載置面4Aに前記係止金具1を載置連結するものであ
る。
を成し、アングル材Qの載置面に係止する係止片3A
と、この係止片3Aから延長されてアングル材Qの下端
部に当接する挟着片3Bとからなり、係止片3Aと挟着
片3Bとを貫通する固定ボルト7でアングル材Qに固定
する。図示の固定ボルト7は、挟着片3Bに開穿したボ
ルト挿通孔3Baから、係止片3Aにタップ立てされた
雌ねじ部3Aaに緊締するものである(図5参照)。ま
た、雌ねじ部3Aaに代えてナットを使用してもよい。
挟着部材3の開放端部内側に重合するものである。そし
て、これら連結部材4と挟着部材3とを貫通した固定ボ
ルト7で、連結体2をアングル材Qに固定する(図6参
照)。図示の連結部材4は、固定ボルト7を挿通する挿
通孔4Bと、係止金具1をネジ止めする際に、連結ボル
ト5を挿通する長孔状のボルト挿通孔4Cとを開穿して
いる(図5参照)。
り、当初の目的を達成した。
に重合し、アングル材Qを懸吊する吊りボルトRに連結
する固定片2Aと、該固定片2Aから延長され、前記係
止金具1を連結する連結片2Bとからなる連結体2を設
け、連結片2Bの上面とアングル材Qの載置面Q1とが
水平になるように連結体2を屈曲したことで、吊りボル
トRを利用して係止金具1を強固に連結することができ
る。しかも、係止金具1は、アングル材Qの載置面と同
じ高さ、すなわち親桁P1の高さに合わせて固定される
ので、ケーブルラックPの親桁P1上部に係止金具1を
確実に係止することができる。
材Qを懸吊する吊りボルトRを側面からスライド嵌入す
る切欠部2Aaを有し、該切欠部2Aaに嵌入した吊り
ボルトRにネジ止めされた固定用ナットSで固定片2A
とアングル材Qとを固定することにより、吊りボルトR
と固定用ナットSとを利用して極めて簡単な作業で装着
できる。
久性に優れると共に、装着作業性が良好になるなどとい
った有益な種々の効果を奏するものである。
図。
図。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 アングル材の上面に載置されたケーブル
ラックの親桁上部に係止する係止金具と、アングル材に
固定され、係止金具をアングル材に連結する連結体とを
有するケーブルラック用振れ止め金具において、アング
ル材の載置面に重合し、アングル材を懸吊する吊りボル
トに連結する固定片と、該固定片から延長され、前記係
止金具を連結する連結片とからなる連結体を設け、連結
片の上面とアングル材の載置面とが水平になるように連
結体を屈曲したことを特徴とするケーブルラック用振れ
止め金具。 - 【請求項2】 前記固定片は、アングル材を懸吊する吊
りボルトを側面からスライド嵌入する切欠部を有し、該
切欠部に嵌入した吊りボルトにネジ止めされた固定用ナ
ットで固定片とアングル材とを固定する請求項1記載の
ケーブルラック用振れ止め金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001362873A JP3472874B2 (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | ケーブルラック用振れ止め金具 |
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JP2001362873A JP3472874B2 (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | ケーブルラック用振れ止め金具 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3003624U (ja) | 1994-04-27 | 1994-10-25 | 株式会社ブレスト工業研究所 | アングル用ケーブルラック振れ止め金具 |
-
2001
- 2001-11-28 JP JP2001362873A patent/JP3472874B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3003624U (ja) | 1994-04-27 | 1994-10-25 | 株式会社ブレスト工業研究所 | アングル用ケーブルラック振れ止め金具 |
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