JP2000090997A - アースクランプ - Google Patents

アースクランプ

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JP2000090997A
JP2000090997A JP27940598A JP27940598A JP2000090997A JP 2000090997 A JP2000090997 A JP 2000090997A JP 27940598 A JP27940598 A JP 27940598A JP 27940598 A JP27940598 A JP 27940598A JP 2000090997 A JP2000090997 A JP 2000090997A
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Japan
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messenger wire
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JP27940598A
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English (en)
Inventor
Kakushi Mizuguchi
覚志 水口
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KOPECK JAPAN KK
Original Assignee
KOPECK JAPAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にワイヤに固定することが可能なアース
クランプを提供すること。 【解決手段】 ボルト101及びナット116を弛めた
状態で、一対の挟持部材102、107によりメッセン
ジャーワイヤを挟む。このとき、一対の挟持部材10
2、107はバネ部材106の付勢力により前記メッセ
ンジャーワイヤを挟持する。この状態でボルト101及
びナット116を締め付けることにより、アースクラン
プは前記メッセンジャーワイヤに取り付け固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線に併設される
メッセンジャーワイヤ等のワイヤに固定され、接地の確
保等に使用されるアースクランプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電線に併設されるメッセンジ
ャーワイヤ等のケーブルに取り付けられ、接地を確保す
る器具として、アースクランプが使用されている。従来
のアースクランプは、一対の挟持部材、前記一対の挟持
部材に形成された貫通孔に貫通して配設されたボルト、
及び前記ボルトに螺合するナットによって構成されてい
る。
【0003】前記従来のアースクランプをメッセンジャ
ーワイヤに取り付ける場合は、前記ナットを弛めて、前
記一対の挟持部材によりメッセンジャーワイヤを挟み、
この状態で前記ナットを締め付けることにより、前記ア
ースクランプを前記メッセンジャーワイヤに取り付ける
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、前記
一対の挟持部材をメッセンジャーワイヤに取付ける場
合、前記ナットを弛めて前記一対の挟持部材により前記
メッセンジャーワイヤを挟持させ、この状態で、前記ナ
ットを締め付ける必要があるため、電柱等の高所でアー
スクランプを取り付ける場合の作業が繁雑であり、作業
条件によっては片手での作業が必要になる等、取付作業
が困難になるという問題があった。また、前記ナットを
締め付ける際に手が滑る等によって、アースクランプが
メッセンジャーワイヤから外れて落下する場合があり、
アースクランプの取付作業が極めて煩雑になるという問
題があった。
【0005】本発明は、前記問題点に鑑み成されたもの
で、容易にワイヤに取り付けることが可能なアースクラ
ンプを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のアースクランプ
は、貫通孔を有しワイヤを挟持するための一対の挟持部
材と、前記貫通孔に挿入され、前記一対の挟持部材を締
付け固定する締付部材と、前記一対の挟持部材を相互に
密着する方向に付勢する付勢部材とを備えて成ることを
特徴としている。前記締付部材を弛めた状態あるいは取
り外した状態で、前記一対の挟持部材によりワイヤを挟
む。このとき、前記一対の挟持部材は付勢部材の付勢力
により前記ワイヤを挟持する。この状態で前記締結部材
を締め付けることにより、前記一対の挟持部材で前記ワ
イヤを挟持し、これにより、アースクランプは前記ワイ
ヤに取り付けられる。
【0007】前記一対の挟持部材に溝を形成すると共
に、前記付勢部材を、前記溝に係合するバネ部材により
構成するようにしてもよい。また、一方の前記挟持部材
に凸部を形成すると共に、他方の前記挟持部材の前記凸
部に対向する位置に凹部を形成し、前記凸部と凹部の当
接部分を支点として、前記付勢部材により前記一対の挟
持部材を相互に密着する方向に回動付勢するように構成
することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は本発明の実施の形態に係るア
ースクランプの斜視図、図2は図1のA−A断面図、図
3はその分解斜視図である。尚、各図において、同一部
分には同一符号を付している。
【0009】図1乃至図3において、一方の挟持部材1
02には、ボルト101が貫通する貫通孔103、凹部
104、凸部105及び溝117が形成されている。他
方の挟持部材107には、ボルト101が貫通する貫通
孔110、凹部108、凹部109及び溝118が形成
されている。
【0010】本実施の形態に係るアースクランプを組立
てる場合、先ず、一対の挟持部材102、107の凹部
104、108を対向させると共に、凸部105と凹部
109を当接させる。次に、溝117、118に略U字
状で線状のバネ部材106を係合させることにより、一
対の挟持部材102、107をバネ部材106によって
相互に密着するように挟持する。尚、バネ部材106は
付勢部材を構成しており、線状のバネをコの字状に折り
曲げた略U字状バネ部材や、板状部材を略U字状に折り
曲げたバネ部材等によっても形成することができる。
【0011】この状態で、貫通孔103、110にボル
ト101を挿入する。次に、ボルト101に、ラグ11
1、ワッシャ114、スプリングワッシャ115を通
し、ナット116を螺合させることにより、組立が完了
する。尚、ボルト101及びナット116は、一対の挟
持部材102、107を、相互に密接する方向に締付け
て固定するための締付け部材を構成している。
【0012】取付部材としてのラグ111には、その帯
状部を折り曲げることによって形成されたコネクタ部
に、チェーンコイル112が取付られている。ここで、
チェーンコイル112は、樹脂によって構成された螺旋
状の部材で、その螺旋内に電線及びメッセンジャーワイ
ヤを通すことにより、架設された電線が断線等によって
地上に落下することを防止するためのものであり、チェ
ーンコイル112を取り付ける必要がなければ、ラグ1
11は不要である。
【0013】次に、上記構成のアースクランプをメッセ
ンジャーワイヤに取り付ける場合の操作を説明する。先
ず、ナット116を弛めると、挟持部材102、107
が、バネ部材106の付勢力に抗して、凸部105及び
凹部109の当接部を支点として、互いに離間する方向
に回動することが可能な状態になる。尚、このとき、挟
持部材102、107は、バネ部材106によって相互
に当接する方向に付勢されているので、挟持部材10
2、107は互いに外れることはない。
【0014】次に、バネ106の付勢力に抗して、凸部
105及び凹部109の当接部を支点として挟持部材1
02、107が離間する方向に回動するように手動操作
し、凹部104、108間にメッセンジャーワイヤ(図
示せず)を挿入する。この状態で挟持部材102、10
7への手動操作力を解除すると、バネ106の付勢力に
より、挟持部材102、107は、凸部105及び凹部
109の当接部を支点として、相互に当接する方向に回
動される。
【0015】従って、メッセンジャーワイヤは、バネ部
材106の付勢力により、挟持部材102、107の凹
部104、108によって挟持される。よって、ナット
116を弛めた状態で一対の挟持部材102、107に
より前記メッセンジャーワイヤを挟持させても、アース
クランプがメッセンジャーワイヤから外れて落下する恐
れがない。次に、ナット116を締め付けることによ
り、メッセンジャーワイヤは挟持部材102、107に
よって挟持されるため、アースクランプはメッセンジャ
ーワイヤに取付け固定される。
【0016】以上述べたように本実施の形態によれば、
貫通孔103、110を有しメッセンジャーワイヤを挟
持するための一対の挟持部材102、107と、貫通孔
103、110に挿入され、一対の挟持部材102、1
07を締結するボルト101及びナット116と、一対
の挟持部材102、107を相互に密着する方向に付勢
するバネ部材106とを備えて成ることを特徴としてい
る。
【0017】ナット116を弛めた状態で、一対の挟持
部材102、107によりメッセンジャーワイヤを挟
む。このとき、一対の挟持部材102、107はバネ部
材106の付勢力により前記メッセンジャーワイヤを挟
持する。この状態でナット116を締め付けることによ
り、アースクランプは前記メッセンジャーワイヤに取り
付け固定される。
【0018】従って、ナット116を弛めた状態で、一
対の挟持部材102、107により前記メッセンジャー
ワイヤで挟持させても、アースクランプがメッセンジャ
ーワイヤから外れて落下する恐れがない。よって、アー
スクランプは、容易にメッセンジャーワイヤに固定する
ことが可能になる。
【0019】また、一対の挟持部材102、107に溝
117、118を形成すると共に、溝117、118に
略U字状のバネ部材106を係合させることにより、構
成を簡単にすることが可能になる。さらに、一方の挟持
部材102に凸部105を形成すると共に他方の挟持部
材107に凸部105に対向して凹部109を形成し、
凸部105と凹部109の当接部を支点として、バネ部
材106により一対の挟持部材102、107を回動付
勢するように構成することにより、構成を簡単にするこ
とが可能になる。
【0020】さらにまた、チェーンコイル112が取り
付けられたラグ111を有し、ボルト101及びナット
116によってラグ111を挟持部材102、107に
取り付けるようにすれば、ラグ111を取り付けるため
の専用の部品が不要となり、構成を簡略化することが可
能になる。尚、本実施の形態では、アースクランプをメ
ッセンジャーワイヤに取り付ける場合の例を説明した
が、他のワイヤに取り付けるようにすることも可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明のアースクランプによれば、ワイ
ヤへの取付が極めて容易になるという効果を奏する。ま
た、一対の挟持部材に溝を形成すると共に、付勢部材
を、略U字状バネ部材等によって形成され、前記溝に係
合するバネ部材によって構成することにより、構成を簡
単にすることが可能になる。さらに、一方の前記挟持部
材に凸部を形成すると共に他方の前記挟持部材に前記凸
部に対向して凹部を形成し、前記凸部と凹部の当接部を
支点として、前記付勢部材により前記一対の挟持部材を
回動付勢するように構成することにより、構成を簡単に
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る斜視図である。
【図2】 図1におけるA−A断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る分解斜視部図であ
る。
【符号の説明】
101・・・締付部材を構成するボルト 102、107・・・挟持部材 103、110・・・貫通孔 106・・・付勢部材としてのバネ部材 111・・・ラグ 116・・・締付部材を構成するナット 117、118・・・溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔を有しワイヤを挟持するための一
    対の挟持部材と、前記貫通孔に挿入され、前記一対の挟
    持部材を締付け固定する締付部材と、前記一対の挟持部
    材を相互に密着する方向に付勢する付勢部材とを備えて
    成ることを特徴とするアースクランプ。
  2. 【請求項2】 前記一対の挟持部材に溝を形成すると共
    に、前記付勢部材を、前記溝に係合するバネ部材により
    構成して成ることを特徴とする請求項1記載のアースク
    ランプ。
  3. 【請求項3】 一方の前記挟持部材に凸部を形成すると
    共に、他方の前記挟持部材の前記凸部に対向する位置に
    凹部を形成し、前記凸部と凹部の当接部分を支点とし
    て、前記付勢部材により前記一対の挟持部材を相互に密
    着する方向に回動付勢することを特徴とする請求項1又
    は2記載のアースクランプ。
JP27940598A 1998-09-14 1998-09-14 アースクランプ Pending JP2000090997A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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