JPH07211364A - 絶縁バスダクト接続部 - Google Patents

絶縁バスダクト接続部

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Publication number
JPH07211364A
JPH07211364A JP2214194A JP2214194A JPH07211364A JP H07211364 A JPH07211364 A JP H07211364A JP 2214194 A JP2214194 A JP 2214194A JP 2214194 A JP2214194 A JP 2214194A JP H07211364 A JPH07211364 A JP H07211364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
leaf spring
bus duct
insulating
side plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2214194A
Other languages
English (en)
Inventor
Seizo Ichimura
誠造 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumiden Transmission and Distribution Systems Products Corp
Original Assignee
Asahi Kinzoku Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kinzoku Seiko Co Ltd filed Critical Asahi Kinzoku Seiko Co Ltd
Priority to JP2214194A priority Critical patent/JPH07211364A/ja
Publication of JPH07211364A publication Critical patent/JPH07211364A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 絶縁バスダクトの接続部において、施工時
に、締め付け用のナットを仮締めしている段階などで、
板ばねがずれたり脱落したりしないようにする。 【構成】 長手方向に相対する絶縁バスダクトの各導体
4を導体当て板5を介して接続すると共に、各導体当て
板5の間に絶縁板6を介在し、これらをガイド突起16が
形成されたケース側板7で挟んで、ガイド突起16に対応
して側板表面に板ばね10を配置し、これらを一括してボ
ルト12で貫通してナット13で締め付けた接続部で、板ば
ね表面にまたがると共にボルト12に貫通され、両端がガ
イド突起16と係合する板ばね押さえ11を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁バスダクト接続部
において、板ばねのずれや脱落を防止する構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の絶縁バスダクト接続部の説
明図で、(A)は蓋板を外した状態の上面図、(B)は
A図矢視方向側面図である。図示のように、接続部は、
端部の絶縁被覆23を除去して導体24が露出された部分を
導体当て板25を介して電気的に接続し、各導体当て板25
の間に絶縁板26を介在して、これらをケース側板27で挟
んだものである。これらは一括してボルト32で貫通され
るが、ナット33での締め付けに際し、一方の側板27には
座金28とボルトの回り止め29が、他方の側板27には板ば
ね20が配されている。
【0003】ここで、側板には複数のガイド突起36が形
成されており、側板上で座金28や板ばね20の位置決めの
便宜を図っている。これは、図4に示すように、側板7
の一部に切り込みを設け、その部分を隆起させて係合孔
17を形成したものである。
【0004】一方、回り止め9は、ナット33を締め付け
る際、ボルト32の回転を防止する[状の金属片で、図5
に示すように、中央の平坦部9Aにボルト貫通孔9Bが形成
され、両端は階段状に2段に折り曲げられて係合部9Cが
構成されている。また、平坦部9Aの両側には、上方に突
出するボルト押さえ部9Dが対向して形成されている。
【0005】回り止め9は、座金28の上にまたがるよう
に配置され、両端の係合部9Cをガイド突起の係合孔17に
差し込んで座金28を押さえ付けると共に、ボルト押さえ
部9Dの間にボルト32の頭部を挟んで、ボルトが回転しな
いようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記接続部の場合、座
金は、ボルトの回り止めに押さえられて、容易にずれる
ことがない。しかし、板ばねは、施工におけるナットの
仮締め段階において、これを押さえるものがなく、がた
がたした状態のままである。このため作業性が悪く、ず
れて容易にガイド突起に乗り上げる。このような状態で
ナットを締め付けると不十分な接続状態となり、通電時
に接続部が異常発熱して事故に至る危険がある。従っ
て、本発明の目的は、ナットの仮締め時、あるいはナッ
トを取り付けていないときでも、板ばねがずれたり脱落
したりしない絶縁バスダクトの接続部構造を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明接続部の特徴は、板ばねにもボルトの回
り止めと同様な板ばね押さえを装着したことにある。即
ち、板ばねがガイド突起に囲まれた所定の位置からずれ
ないよう、中央部にボルト貫通孔を有し、両端に係合部
を有する[状の板ばね押さえを、接続部の板ばねにまた
がるよう配置し、側板に形成されたガイド突起に係合部
を係合するのである。
【0008】
【実施例】以下、3線式絶縁バスダクトの接続部に関す
る本発明の実施例について説明する。図1は本発明の絶
縁バスダクト接続部を示し、(A)は蓋板を外した状態
の上面図、(B)はA図矢視方向側面図である。図示の
ように、長手方向に相対する絶縁バスダクト1の各導体
ユニット2は、端部の絶縁被覆3を除去して導体4が露
出され、この露出部分に導体当て板5を介して電気的に
接続されている。この導体当て板5は中央にボルトの貫
通孔が形成された矩形板で、各導体当て板5の間には、
同様の矩形板である絶縁板6が介在されている。接続部
は、これら全体をケース側板7ではさみ、一方の側板に
座金8とボルトの回り止め9を、他方の側板に板ばね10
と板ばね押さえ11を配置し、これらを一括して中央部が
絶縁被覆されたボルト12で貫通し、ナット13で締め付け
て構成する。
【0009】ここで、側板7は接続部の側面を覆う矩形
板で、中央にボルト貫通孔が形成され、四隅には側板を
絶縁バスダクトのハウジング14に固定するための取付ボ
ルト孔15が形成されている。また、中央部には、配置さ
れた座金8や板ばね10を部分的に取り囲むように、複数
のガイド突起16が形成されている。これは側板上で座金
8や板ばね10の位置決めをするもので、図4に示すよう
に側板の一部に切り込みを設け、その部分を隆起させて
係合孔17を形成したものである。本例では、座金8又は
板ばね10の短辺が対応する位置に2箇所、同長辺が対応
する位置に4箇所、それぞれ係合孔17が対向するように
形成した。
【0010】板ばね10は、導体4(一般に銅またはアル
ミ)とボルト12(一般に鋼)の材質の違いに伴う熱膨張
係数の違いに関わらず、接続部を安定して締め付けるた
めのものである。側板7のガイド突起15に囲まれる箇所
に対応する大きさの矩形板で、緩やかな湾曲を有し、中
央にボルト貫通孔が形成されている。また、座金8も側
板のガイド突起16に囲まれる箇所に対応する大きさの矩
形板で、中央にボルト貫通孔が形成されている。湾曲し
ていない平板である点が板ばね10と異なる。
【0011】一方、板ばね押さえ11は、ほぼ[状の金属
片で、図2に示すように中央の平坦部11A にボルト貫通
孔11B を有し、この平坦部の両翼を若干下方に折り曲げ
て、さらに両端部が階段状に2段に折り曲げられて係合
部11C を構成している。
【0012】回り止め9は、既に「従来の技術」で説明
したもので、図5に示すように、板ばね押さえ11と類似
の構成をしている。板ばね押さえ11と異なる点は、平坦
部9Aの両側に、上方に突出するボルト押さえ部9Dが対向
して形成されていることである。
【0013】板ばね押さえ11と回り止め9は、それぞれ
板ばね11又は座金8の上にまたがるように配置され、両
端の係合部11C,9Cを側板の係合孔17に差し込んで板ばね
11又は座金9を押さえ付ける。そして、導体当て板5,
絶縁板6,側板7と共にボルト12で貫通され、ボルト12
の頭部は回り止めのボルト押さえ部9Dに挟まれてその回
転が抑止され、板ばね側に突出するボルト12のねじ部先
端にはナット13が螺合されて、接続部を締め付ける。
【0014】このような構造により、板ばねは板ばね押
さえに保持され、容易にずれることがないため、板ばね
が側板のガイド突起に乗り上げたままナットが締め付け
られるといった接続不良を解消できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による絶縁
バスダクトの接続部は、側板のガイド突起に係合する板
ばね押さえを装着することで、ナットが取り付けられて
いないとき、あるいはナットの仮締め段階でも、板ばね
がずれてガイド突起に乗り上げることを防止できる。こ
れに伴い、一層確実な絶縁バスダクトの接続部形成がで
きるため異常発熱による事故を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明接続部を示すもので、(A)は蓋板を除
去した状態の上面図、(B)は側面図である。
【図2】本発明板ばね押さえを示すもので、(A)は平
面図、(B)は側面図である。
【図3】従来の接続部を示すもので、(A)は蓋板を除
去した状態の上面図、(B)は側面図である。
【図4】側板に設けられたガイド突起の断面図である。
【図5】座金の回り止めを示すもので、(A)は平面
図、(B)は側面図である。
【符号の説明】
1 絶縁バスダクト 2 導体ユニット 3 絶縁被覆
4 導体 5 導体当て板 6 絶縁板 7 側板 8 座金 9
回り止め 9A 平坦部 9B ボルト貫通孔 9C 係合部 9D ボル
ト押さえ部 10 板ばね 11 板ばね押さえ 11A 平坦部 11B ボル
ト貫通孔 11C 係合部 12 ボルト 13 ナット 14 ハウジング 15 取付ボ
ルト孔 16 ガイド突起 17 係合孔 20 板ばね 23 絶縁被
覆 24 導体 25 導体当て板 26 絶縁板 27 ケース側板 28 座
金 29 回り止め 32 ボルト 33 ナット 36 ガイド突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に相対する絶縁バスダクトの各
    導体を接続する導体当て板、 各導体当て板の間に介在される絶縁板、 これらを両側からはさみ、表面にガイド突起が形成され
    たケース側板、 および前記ガイド突起に対応して側板表面に配される板
    ばねを具え、 これらを一括してボルトで貫通し、ナットで締め付けて
    なる絶縁バスダクト接続部であって、 前記板ばね表面にまたがると共に前記ボルトに貫通さ
    れ、両端が前記ガイド突起と係合する板ばね押さえを設
    けたことを特徴とする絶縁バスダクト接続部。
  2. 【請求項2】 長手方向に相対する絶縁バスダクトの各
    導体を接続する導体当て板、 各導体当て板の間に介在される絶縁板、 これらを両側からはさみ、表面にガイド突起が形成され
    たケース側板、 前記ガイド突起に対応して一方の側板表面に配される板
    ばね、 および前記ガイド突起に対応して他方の側板表面に配さ
    れる座金を具え、 これらを一括してボルトで貫通し、ナットで締め付けて
    なる絶縁バスダクト接続部であって、 前記板ばね表面にまたがると共に前記ボルトに貫通さ
    れ、両端が前記ガイド突起と係合する板ばね押さえを設
    け、 前記座金表面にまたがると共に前記ボルトに貫通され、
    ボルト頭部を挟むボルト押さえ部を有し、かつ両端が前
    記ガイド突起と係合する回り止めを設けたことを特徴と
    する絶縁バスダクト接続部。
  3. 【請求項3】 絶縁バスダクト接続部の板ばねにまたが
    る[状の長尺片で、 中央部にボルト貫通孔を有し、 両端に絶縁バスダクトのケース側板に形成されたガイド
    突起と係合する係合部を有することを特徴とする絶縁バ
    スダクト接続部の板ばね押さえ。
JP2214194A 1994-01-22 1994-01-22 絶縁バスダクト接続部 Pending JPH07211364A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2214194A JPH07211364A (ja) 1994-01-22 1994-01-22 絶縁バスダクト接続部

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100764595B1 (ko) * 2006-05-30 2007-10-08 주식회사 신화기전 부스바 접속장치
CN104143802A (zh) * 2014-06-30 2014-11-12 江苏德驰电气有限公司 低压母线槽侧板结构
CN104538755A (zh) * 2015-01-20 2015-04-22 江苏万奇电器集团有限公司 一种同相双路并联过渡导体的两相绝缘双插片

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KR100764595B1 (ko) * 2006-05-30 2007-10-08 주식회사 신화기전 부스바 접속장치
CN104143802A (zh) * 2014-06-30 2014-11-12 江苏德驰电气有限公司 低压母线槽侧板结构
CN104538755A (zh) * 2015-01-20 2015-04-22 江苏万奇电器集团有限公司 一种同相双路并联过渡导体的两相绝缘双插片

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