JP2000179527A - 端子ボルト脱落防止装置 - Google Patents

端子ボルト脱落防止装置

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JP2000179527A
JP2000179527A JP10352015A JP35201598A JP2000179527A JP 2000179527 A JP2000179527 A JP 2000179527A JP 10352015 A JP10352015 A JP 10352015A JP 35201598 A JP35201598 A JP 35201598A JP 2000179527 A JP2000179527 A JP 2000179527A
Authority
JP
Japan
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terminal
bolt
screw
substrate
holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP10352015A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Hayashi
秀一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板厚を薄く或いは幅寸法を短くして安価に
し、プレスの曲げ加工で形成できるようにする。 【解決手段】 開閉器の主回路端子1に形成された2個
のボルト挿通孔2及び両ボルト挿通孔2の中間位置のね
じ孔3と、両ボルト挿通孔2に軸部6が挿通された2個
の端子ボルト4と、基板17と,基板17の側縁から折
曲された押え板18とからなる側面ほぼU字状の脱落防
止具16と、基板17に透設された,両ボルト4の六角
形の頭部5が嵌合する六角形の2個の回転止孔19及び
両回転止孔19の中間位置のねじ挿通孔20と、ねじ挿
通孔20に挿通されてねじ孔3に螺合し,脱落防止具1
6を端子1に取り付けた止めねじ15とを備え、押え板
18が両ボルト4の頭部5に当てがわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柱上開閉器などに
おいて、開閉器の主回路端子に電線の分岐線(縁廻し線
とも云う)を接続する場合に、その接続に用いる端子ボ
ルトの逸脱を防止するようにした端子ボルト脱落防止装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の脱落防止装置を図2を参
照して説明する。1は柱上開閉器の長形の平板状の主回
路端子、2は端子1に透設された2個のボルト挿通孔、
3は両ボルト挿通孔2の中間位置の端子1に形成された
ねじ孔、4は2個の端子ボルトであり、六角形の頭部5
と軸部6とからなり、軸部6が端子1の一方の面側から
ボルト挿通孔2に挿通されている。7,8は端子1の他
方の面側において軸部6に挿通された平座金及びばね座
金、9は軸部6に螺合したナットである。
【0003】10は平面が王字状の脱落防止具、11は
防止具10の中央に透設されたねじ挿通孔、12,1
3,14は防止具10の上片,中片,下片、15は止め
ねじであり、ねじ挿通孔11に挿通されてねじ孔3に螺
合し、防止具10を端子1に取り付け、防止具10の両
側の上片12,下片14が、両ボルト4の頭部5の対向
する側面に当接し、ボルト4の回転を阻止し、両側の中
片13が上方へ折曲されたのち外方に折曲され、ボルト
4の頭部5の頂面に当接している。
【0004】そして、分岐線を端子1に接続するに際
し、端子1の挿通孔2にボルト4の軸部5を挿通し、防
止具10の上片12,下片14でボルト4の頭部5を挟
むとともに、中片13を頭部5の頂面に当てがい、止め
ねじ15をねじ挿通孔11に挿通してねじ孔3に螺合
し、防止具10を端子1に取り付け、ボルト4の脱落を
防ぐ。
【0005】つぎに、平座金7,ばね座金8を軸部6に
挿通し、ナット9を螺合し、分岐線を軸部6に巻回した
のち、ナット9を締着する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記脱落防止装
置の場合、脱落防止具10の上片12及び下片14がボ
ルト4の頭部5の回転の力を受けるため、上片12及び
下ん14即ち防止具10に充分な強度を要し、板厚を厚
くするか、上片12,下片14の上下の幅寸法を長くす
る必要があり、高価になる。さらに、2段落しの絞り加
工を要し、金型が複雑になる。
【0007】本発明は、前記の点に留意し、脱落防止具
の板厚を薄く、或いは上下の幅寸法を短くして安価に
し、かつ、プレスの曲げ加工で形成できる端子ボルト脱
落防止装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の端子ボルト脱落防止装置は、開閉器の主回
路端子に形成された2個のボルト挿通孔及び該両ボルト
挿通孔の中間位置のねじ孔と、前記両ボルト挿通孔に軸
部が挿通された2個の端子ボルトと、基板と,該基板の
側縁から折曲された押え板とからなる側面ほぼU字状の
脱落防止具と、前記基板に透設された,前記両ボルトの
六角形の頭部が嵌合する六角形の2個の回転止孔及び該
両回転止孔の中間位置のねじ挿通孔と、前記ねじ挿通孔
に挿通されて前記ねじ孔に螺合し,前記脱落防止具を前
記端子に取り付けた止めねじとを備え、前記押え板が前
記両ボルトの頭部に当てがわれたものである。
【0009】前記の構成のように、脱落防止具の基板の
六角形の回転止孔に、端子ボルトの六角形の頭部が嵌合
するため、ボルトの回転が阻止されるとともに、防止具
の押え板がボルトの頭部に当接しているため、ボルトが
脱落することがない。
【0010】そして、ボルトの頭部の回転の力を六角形
の回転止孔により受けているため、防止具の板厚を薄
く、或いは上下の幅寸法を短くすることができる。
【0011】さらに、防止具をプレスの曲げ加工により
形成することができ、金型費が不要である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態を図1を参
照して説明する。同図において図2と同一符号は同一も
しくは相当するものを示す。16は側面がほぼU字状の
脱落防止具であり、横長の基板17と、基板17の側縁
からU字状に折曲され,基板17と平行な押え板18と
からなる。19は基板17の両側部に透設された六角形
の回転止孔であり、端子ボルト4の六角形の頭部5より
若干大きく、頭部5が嵌合し、基板17の下面と押え板
18の下面との長さが、頭部5の上下方向の厚みにほぼ
等しい。
【0013】20は基板17の両回転止孔19の中間位
置に透設されたねじ挿通孔であり、止めねじ15がねじ
挿入通孔20に挿通されて主回路端子1のねじ孔3に螺
合し、防止具16が端子1に取り付けられる。
【0014】そして、分岐線を端子1に取り付けるに際
し、端子1の両ボルト挿通孔2に端子ボルト4の軸部6
を挿通し、脱落防止具16の基板17を両ボルト4に当
てがい、回転止孔19にボルト4の頭部5を嵌合し、押
え板18を頭部5の頂面に当てがい、ねじ挿通孔20に
止めねじ15を挿通してねじ孔3に螺合し、防止具16
を端子1に取り付け、ボルト4の脱落を防止する。
【0015】つぎに、平座金7,ばね座金8を軸部6に
挿通し、ナット9を軸部6に螺合し、分岐線を軸部6に
巻回してナット9を締着する。
【0016】従って、ボルト4の頭部5が回転止孔19
に嵌合しているため、ボルト4の回転が阻止され、押え
板18が頭部5の頂面に当てがわれているため、ボルト
4の脱落が防止される。
【0017】しかも、ボルト4の六角形の頭部5の回転
の力が、基板17の六角形の回転止孔19により受けら
れているため、基板17即ち防止具16の板厚を薄く、
或いは基板17の上下の幅寸法を短くすることができ
る。
【0018】さらに、防止具16をプレスの曲げ加工に
より容易に形成することができ、金型費が不要である。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。脱落
防止具16が、基板17と、基板17の側縁から折曲さ
れた押え板18とからなり、側面ほぼU字状であり、基
板17に端子ボルト4の六角形の頭部5が嵌合する六角
形の2個の回転止孔19及び両回転止孔19の中間位置
にねじ挿通孔20が形成されているため、ボルト4の頭
部5が回転止孔19に嵌合し、ボルト4の回転が阻止さ
れ、押え板18が頭部5の頂面に当てがわれて、ボルト
4の脱落を防止することができる。
【0020】しかも、ボルト4の六角形の頭部5の回転
の力が、基板17の六角形の回転止孔19により受けら
れているため、基板17即ち防止具16の板厚を薄く、
或いは基板17の上下の幅寸法を短くすることができ、
安価にすることができる。さらに、防止具16をプレス
の曲げ加工により容易に形成することができ、金型費が
不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】A,B,Cは本発明の実施の1形態の平面図,
右側面図,切断右側面図である。
【図2】A,Bは従来例の平面図,切断正面図である。
【符号の説明】
1 主回路端子 2 ボルト挿通孔 3 ねじ孔 4 端子ボルト 5 頭部 6 軸部 16 脱落防止具 17 基板 18 押え板 19 回転止孔 20 ねじ挿通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉器の主回路端子に形成された2個の
    ボルト挿通孔及び該両ボルト挿通孔の中間位置のねじ孔
    と、 前記両ボルト挿通孔に軸部が挿通された2個の端子ボル
    トと、 基板と,該基板の側縁から折曲された押え板とからなる
    側面ほぼU字状の脱落防止具と、 前記基板に透設された,前記両ボルトの六角形の頭部が
    嵌合する六角形の2個の回転止孔及び該両回転止孔の中
    間位置のねじ挿通孔と、 前記ねじ挿通孔に挿通されて前記ねじ孔に螺合し,前記
    脱落防止具を前記端子に取り付けた止めねじとを備え、 前記押え板が前記両ボルトの頭部に当てがわれたことを
    特徴とする端子ボルト脱落防止装置。
JP10352015A 1998-12-11 1998-12-11 端子ボルト脱落防止装置 Pending JP2000179527A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012067007A1 (ja) * 2010-11-17 2012-05-24 シャープ株式会社 表示装置
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