JPH0716535U - 電柱用バンド - Google Patents
電柱用バンドInfo
- Publication number
- JPH0716535U JPH0716535U JP4621493U JP4621493U JPH0716535U JP H0716535 U JPH0716535 U JP H0716535U JP 4621493 U JP4621493 U JP 4621493U JP 4621493 U JP4621493 U JP 4621493U JP H0716535 U JPH0716535 U JP H0716535U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- band
- tightening
- nut
- utility pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 材料を余分に使用することなく、円滑な締付
作業を行える電柱用バンドを提供する。 【構成】 先端側を互いに一対のバンド片4,5の一方
の基端になす環状の係止部片7を設ける。該係止部片7
に頭部12を回動自在に係合して組付けた緊締ボルト1
3の先端を、係止部片7の周面に横設した長孔8を通じ
て他の一方のバンド片5に備えた緊締受部片10に貫通
させる。緊締受部片10より突出するボルト先端にナッ
ト17を螺合する。そして、前記係止部片7の電柱両側
の周面部に電柱面に接触する突条19を縦設する。
作業を行える電柱用バンドを提供する。 【構成】 先端側を互いに一対のバンド片4,5の一方
の基端になす環状の係止部片7を設ける。該係止部片7
に頭部12を回動自在に係合して組付けた緊締ボルト1
3の先端を、係止部片7の周面に横設した長孔8を通じ
て他の一方のバンド片5に備えた緊締受部片10に貫通
させる。緊締受部片10より突出するボルト先端にナッ
ト17を螺合する。そして、前記係止部片7の電柱両側
の周面部に電柱面に接触する突条19を縦設する。
Description
【0001】
本考案は電柱面に機器等を装柱するために用いる電柱用バンドに関するもので ある。
【0002】
具体例を挙げるまでもなく種々の構造のものがあるが、例えば、先端側を互い に接続した一対のバンド片の一方の基端になす環状の係止部片を設け、該係止部 片に頭部を回動自在に係合して組付けた緊締ボルトの先端にナットを螺合したま ま、係止部片の周面に横設した長孔を通じてボルト先端を回動させ、他の一方の バンド片に備えた緊締受部片に前記ナットを係止させ、該ナットを締付けてバン ド体を電柱に取付ける構造のものがある。
【0003】
前記従来例は、柱上において緊締ボルトからナットを外すことなくバンド体を 電柱に取付けることができるので、柱上作業中に誤ってナットを落下させてしま う心配がなく、ナット落下による作業の停滞を未然に防げる利点があるが、前記 ナットの座面と、他の一方のバンド片の緊締受部片のナット係止部が常に面接触 するように、つまり、緊締ボルトとナット係止部を直交状態にさせることが必要 である。仮に、前記の緊締ボルトとナット係止部が非直交状態であると、締付け 時にナットの座面角部が前記ナット係止面に接触(点若しくは線接触)しながら 回転するので、接触抵抗が強く緊締部の締付け作業(ナットの回転操作)を円滑 に行えず、更にはバンド片表面に防食用に施してある溶融亜鉛めっき層を破壊し 耐食性能を著しく低下させることになるからである。
【0004】 従ってこれらの問題に対処するために前記の従来例の場合、他の一方のバンド 片の緊締受部片の形状に対応するよう、なす環状の係止部片の外径をその分大き く形成することによって緊締ボルトとナット係止面を直交状態にさせ、ナット座 面と同ナット係止面を面接触させるようにしているが、当然ながら、この対応に 伴い緊締ボルトの頭部径も大きく形成する必要があり、よって材料費が嵩むこと になる。
【0005】
先端側を互いに接続した一対のバンド片の一方の基端になす環状の係止部片を 設け、該係止部片に頭部を回動自在に係合して組付けた緊締ボルトの先端を、係 止部片の周面に横設した長孔を通じて他の一方のバンド片に備えた緊締受部片に 貫通させ、緊締受部片より突出する該先端にナットを螺合すると共に、前記係止 部片の電柱面側の周面部に電柱面に接触する突条を縦設した構成とする。
【0006】
図面は本考案に係る電柱用バンドの一実施例を示し、図1は腕金を電柱に取付 けた状態の平面図、図2は図1の一部欠截側面図、図3は図2の横断面図、図4 は本考案要部の斜視図である。
【0007】 図中、1は腕金2の支持枠、3は支持枠1に縦設した組付け杆をそれぞれ示し 、実施例の電柱用バンドAは、支持枠1と、該支持枠1に組付け杆3によって先 端を回動自在に組付けた一対のバンド片4,5とで構成する。
【0008】 バンド片4,5の先端にはなす環状の接続部片6,6を設け、該接続部片6に 前記の組付け杆3を貫通させるようにして接続部片6において前記バンド片4, 5を支持枠1に回動自在に組付け、前記の通り電柱用バンドAを構成する。
【0009】 7は、一方のバンド片4の基端に設けた係止部片で、係止部片7はバンド片4 の一端をなす環状に屈曲して構成したもので、この係止部片7の周面の先端側に は横長の長孔8を設け、また、電柱D面側には電柱D面に接触する突条19を縦 設する。
【0010】 前記他の一方のバンド片5の基端には、該基端部を断面溝状に屈曲して緊締受 部片10を設け、この緊締受部片10のナット係止部10a先端中央にはバンド 片5の長手方向に沿う切欠11を設ける。
【0011】 図示12は緊締ボルト13のリング状の頭部片で、該頭部片12を一方のバン ド片4の前記なす環状の係止部片7に前記長孔8を通じて係合して上下のスペー サ9,9′間に介在させ、これらに組付けボルト14を貫通させ、下側のスペー サ9′より突出するボルト先端にナット15を螺合して、前記組付けボルト14 を係止部片7に回動自在に組付ける。
【0012】 また、長孔8を通じて係止部片7より突出する緊締ボルト13の先端には座金 16を介してナット17を螺合する。
【0013】 なお、前記上下のスペーサ9,9′は、鍔部片9a,9′aが係止部片7の上 下の縁部に係止して前記組付けボルト14およびナット15と共働して係止部片 7に体する緊締ボルト14の組付け状態を保持している。
【0014】 しかして、電柱D周面において、各バンド片4,5を巻回し、一方のバンド片 4に組付けた組付けボルト14を中心にして緊締ボルト13を回動させて予めナ ット17を螺合した先端側を、他の一方のバンド片5の緊締受部片10に設けた 切欠11に係合してナット17をナット係止部10aに係止すると、なす環状の 係止部片7に設けた突条19が電柱D周面に当接して緊締ボルト13が前記ナッ ト係止縁に直交する体勢に緊締ボルト13の頭部側を適宜電柱面より離隔させ、 これによりナット15の座面はナット係止部10aに面接触する。
【0015】 しかる後にナット17を締付けると、ナット17は円滑に締付けられ、バンド Aは電柱面に取付けられる。
【0016】 なお、腕金2は電柱用バンドAを装柱した後、図示省略した手段によって支持 枠1に組付け支持させる。
【0017】
本考案は、前記の通りの構造であるから、材料を余分に使用することなく円滑 な締付作業を行える電柱用バンドを提供することができる。
【図1】腕金を電柱に取付けた状態の平面図。
【図2】図1の一部欠截側面図。
【図3】図2の横断面図。
【図4】本考案要部の斜視図。
4 バンド片 5 バンド片 7 係止部片 8 長孔 10 緊締受部片 13 緊締ボルト 17 ナット 19 突条
Claims (1)
- 【請求項1】 先端側を互いに接続した一対のバンド片
の一方の基端になす環状の係止部片を設け、該係止部片
に頭部を回動自在に係合して組付けた緊締ボルトの先端
を、係止部片の周面に横設した長孔を通じて他の一方の
バンド片に備えた緊締受部片に貫通させ、緊締受部片よ
り突出する該先端にナットを螺合すると共に、前記係止
部片の電柱面側の周面部に電柱面に接触する突条を縦設
した、電柱用バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993046214U JP2560487Y2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 電柱用バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993046214U JP2560487Y2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 電柱用バンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716535U true JPH0716535U (ja) | 1995-03-17 |
JP2560487Y2 JP2560487Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=12740856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993046214U Expired - Fee Related JP2560487Y2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 電柱用バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560487Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002218636A (ja) * | 2001-01-18 | 2002-08-02 | Iwabuchi Corp | 腕金用装柱バンド |
JP2009264392A (ja) * | 2008-04-21 | 2009-11-12 | Nippon Petroleum Refining Co Ltd | 配管補修具 |
JP2011237023A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-24 | Sanwa Koki Kk | 円柱用取付バンド |
JP2013124703A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Iwabuchi Corp | アーム取付金具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5029323U (ja) * | 1973-07-11 | 1975-04-03 |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP1993046214U patent/JP2560487Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5029323U (ja) * | 1973-07-11 | 1975-04-03 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002218636A (ja) * | 2001-01-18 | 2002-08-02 | Iwabuchi Corp | 腕金用装柱バンド |
JP2009264392A (ja) * | 2008-04-21 | 2009-11-12 | Nippon Petroleum Refining Co Ltd | 配管補修具 |
JP2011237023A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-24 | Sanwa Koki Kk | 円柱用取付バンド |
JP2013124703A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Iwabuchi Corp | アーム取付金具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2560487Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0716535U (ja) | 電柱用バンド | |
JP2002213681A (ja) | 長尺体カバーの接続部 | |
JPH036109Y2 (ja) | ||
JPH0643527Y2 (ja) | アングル用取付金具 | |
JPH0716891Y2 (ja) | クランプ構造 | |
JP3077051B2 (ja) | Lp碍子用バンド式クランプ | |
JP6197200B2 (ja) | バッテリーターミナル | |
JPS6025355Y2 (ja) | 溶接用治具 | |
JPH06193256A (ja) | クランプ | |
JPH0618098Y2 (ja) | 電線止め具 | |
JP2543555Y2 (ja) | 部品取付け用ステー | |
JPS591496Y2 (ja) | 果樹園用ワイヤの端止め金具 | |
JPS6332969Y2 (ja) | ||
JPH0117685Y2 (ja) | ||
JPH041372Y2 (ja) | ||
JPH0127383Y2 (ja) | ||
JPH102310A (ja) | 形鋼材へ他の形鋼材の取付装置 | |
JPH0311766Y2 (ja) | ||
JPH0229340Y2 (ja) | ||
JPH0241413Y2 (ja) | ||
JP2506380Y2 (ja) | 配電線取付金具 | |
JPH0314780Y2 (ja) | ||
JPH07111078B2 (ja) | 配管のための梁貫通スリーブ | |
JPS6311478Y2 (ja) | ||
JPH07211364A (ja) | 絶縁バスダクト接続部 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |