JPH0229340Y2 - - Google Patents

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JPH0229340Y2
JPH0229340Y2 JP2410186U JP2410186U JPH0229340Y2 JP H0229340 Y2 JPH0229340 Y2 JP H0229340Y2 JP 2410186 U JP2410186 U JP 2410186U JP 2410186 U JP2410186 U JP 2410186U JP H0229340 Y2 JPH0229340 Y2 JP H0229340Y2
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JP
Japan
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bolt
bolt insertion
bands
piece
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パイプ等の保持バンドを例えば建築
物の床等に螺着されるボルトに取付ける取付け構
造に関し、特にその改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、保持バンドのボルトへの取付け構造は第
3図に示すように構成されている。
即ち、保持バンド40は、例えばパイプ等を握
持する弧状の第1、第2バンド41,42を備
え、この第1、第2バンド41,42の一端4
3,44は、環状のヒンジ部45にピン45aを
挿通して接続してある。
また、第1、第2バンド41,42に、互いに
対向する折曲片として形成された他端46,47
の間にボルト取付部48の脚部48a,48aを
挿通し、これらと他端46,47にボルトAを挿
入して他端46,47をボルト取付部48に装着
してある。
ボルト取付部48は、孔Pを有する天部48b
を備えこの孔PにフランジFを有するナツトNを
収納している。そして、ナツトNにボルト49を
螺着してこのボルト49を建築物の床等に取付け
ることによつて、保持バンドを床等に固定してい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記構成の保持バンドの取付け構造
では、ナツトは天部の孔に収納されているのでぐ
らつきが生ずる。
このようなぐらつきが生ずると、ボルトのボル
ト取付部への螺着部分がぐらついて、ボルト取付
部が揺動する。このため、保持バンドが揺動し
て、これによつて保護されるパイプ等が動いてし
まい保持バンドの信頼性が低下する問題があつ
た。
本考案は上記問題に鑑みなされたもので、その
目的はボルトのボルト取付部への螺合部分のぐら
つきを防止することによつて、保持バンドの揺動
を排除する取付け構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案はボルト取
付部を、第1、第2バンドの他端側に設けられ、
半径外方向に突出する如く位置して互に接合され
るボルト挿通片8a,8aと、各ボルト挿通片8
a,8aにおける幅方向中央に沿う部分を互に反
対方向に膨出することにより得られるボルト挿通
穴8cと、各ボルト挿通片8a,8aを貫通し、
ボルト挿通穴8cに挿通されたボルトに螺着され
るナツト11を収納するナツト収納孔12よりな
ることを特徴としている。
〔作用〕
かかる構成によつて、ボルトのボルト取付部へ
の螺着部分はがたつかなくなる。
このため、ボルト取付部は揺動しなくなりその
結果保持バンドの揺動が防止される。
〔実施例〕
以下、本考案をその一実施例を示す第1図a及
びbを参照して説明する。
本考案に係る保持バンドの取付け構造では、ボ
ルト取付部8はボルト挿通片8a,8aと、これ
らの幅方向中央に沿う部分8b,8bを膨出して
形成されるボルト挿通穴8cと、ボルト9に螺着
するナツト11を収納するナツト収納孔12とよ
り形成されている。
また、ボルト挿通穴8cは、各ボルト挿通片8
a,8aにおける幅方向中央に沿う部分8b,8
bを互に反対方向に膨出することにより形成して
ある。
そして、ナツト収納孔12は、各ボルト挿通片
8aを貫通し、ボルト挿通穴8cに挿通されたボ
ルト9に螺着されるナツト11を収納するように
ボルト挿通穴8cに対応する部位に形成されてい
る。
さらに、ボルト取付部8は、各ボルト挿通片8
aの一端が第1、第2バンドの他端6,7側に形
成された半径外方向に折曲する折曲片13,13
で挟持され、各折曲片13、各ボルト挿通片8a
を貫通するボルト14により第1、第2バンド
1,2に一体化してある。また、第1、第2バン
ドの一端3,4に設けられるヒンジ部5は、一端
3の孔1aと、一端4の張出し片2a,2aを有
する係合片2cとを備えている。
孔1aは第1バンド1の一端3に形成され、こ
の孔1aに第2バンド2の一端4に設けた先端に
張出し片2a,2aを有する係合片2cを挿通し
て一端3,4を接続している。
次に作用について説明する。
かかる構成によれば、ボルト9はボルト挿通穴
8cに挿通されてナツト収納孔12に収納された
ナツト11に螺着される。この場合、ボルト9の
ボルト挿通穴8cに挿通された部分即ちナツト1
1への螺着部分の近傍はボルト挿通穴8cに支持
されるためナツト11のがたつきは防止される。
従つて、ボルト9のボルト取付部8への螺着部分
はがたつかないため、ボルト取付部8は揺動しな
い。このため、保持バンド10も揺動しなくな
る。
なお、各ボルト挿通片8a,8aは、第1、第
2バンド1,2の他端6,7を外方半径方向に折
曲して得られる部分を用いて形成してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、ボルト取付部に
ボルト挿通片と、これらの幅方向中央に沿う部分
を膨出して形成されたボルト挿通穴と、ボルトに
螺着されるナツトを収納するナツト収納孔とを設
けたことを特徴とする。従つて、ボルトはボルト
挿通穴に支持されてナツトに螺着されるため、ボ
ルト取付部はボルトに確実にかつ安定した状態で
取付けられ揺動しない。
このため、保持バンドの揺動は防止されパイプ
等が動かなくなるので、保持バンドとしての信頼
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案に係る保持バンドの取付け構
造の一実施例の斜視図、第1図bは保持バンドの
ヒンジ部の斜視図、第2図は本考案による保持バ
ンドの取付け構造の他の実施例を示す斜視図、第
3図は従来例の保持バンドの取付け構造の斜視図
である。 1:第1バンド、2:第2バンド、6,7:他
端、8:ボルト取付部、8a:ボルト挿通片、8
b:部分、8c:ボルト挿通穴、9:ボルト、1
1:ナツト、12:ナツト収納孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 弧状の第1、第2バンド1,2の一端3,4
    をヒンジ部5を介して接続し、第1、第2バン
    ド1,2の他端6,7側を、ボルト取付部8を
    介してボルト9に取付ける保持バンド10の取
    付構造において、 上記ボルト取付部8は、第1、第2バンド
    1,2の他端6,7側に設けられ、半径外方向
    に突出する如く位置して互に接合されるボルト
    挿通片8a,8aと、各ボルト挿通片8a,8
    aにおける幅方向中央に沿う部分8b,8bを
    互に反対方向に膨出することにより得られるボ
    ルト挿通穴8cと、各ボルト挿通片8a,8a
    を貫通し、上記ボルト挿通穴8cに挿通された
    ボルト9に螺着されるナツト11を収納するナ
    ツト収納孔12より成ることを特徴とする保持
    バンドの取付け構造。 (2) ナツト収納孔12は、ボルト挿通穴8cに対
    応する部位に形成されてなることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の保持バン
    ドの取付け構造。 (3) ヒンジ部5は、第1バンド1の一端3に形成
    した孔1aに、第2バンド2の一端4に設けら
    れ上記孔1aに挿通されかつ先端に張出し片2
    a,2aを有する係合片2cとより構成された
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の保持バンドの取付け構造。 (4) 第1、第2バンド1,2の他端6,7側に形
    成された半径外方向に折曲する折曲片13,1
    3でボルト挿通片8a,8aの一端を挟持し、
    折曲片13、ボルト挿通片8aを貫通するボル
    ト14によりボルト挿通片8aを第1、第2バ
    ンド1,2に一体化したことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の保持バンドの
    取付け構造。 (5) 第1、第2バンド1,2の他端6,7側を半
    径外方向に折曲することにより上記各ボルト挿
    通片8a,8aを形成したことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の保持バンド
    の取付け構造。
JP2410186U 1986-02-21 1986-02-21 Expired JPH0229340Y2 (ja)

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JPS62136687U JPS62136687U (ja) 1987-08-28
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