JPS5936725Y2 - 棒状体の結合具 - Google Patents

棒状体の結合具

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JPS5936725Y2
JPS5936725Y2 JP1978113470U JP11347078U JPS5936725Y2 JP S5936725 Y2 JPS5936725 Y2 JP S5936725Y2 JP 1978113470 U JP1978113470 U JP 1978113470U JP 11347078 U JP11347078 U JP 11347078U JP S5936725 Y2 JPS5936725 Y2 JP S5936725Y2
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JP
Japan
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rod
holding
shaped body
fitting
shaped
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Expired
Application number
JP1978113470U
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English (en)
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JPS5532804U (ja
Inventor
義勝 中島
嘉雄 川井
克己 相沢
Original Assignee
古河アルミニウム工業株式会社
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Publication date
Application filed by 古河アルミニウム工業株式会社 filed Critical 古河アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は一般的には直交する棒状体相互の結合具に関す
るものであり、具体的には、例えば大型張出式道路標識
を取付けるための補助ポールと腕木パイプとの結合に用
いる結合具に関する。
従来、道路上方に架設された腕木パイプに標識板を取付
けるための補助ポールを取付けるには、第1図で示すよ
うに、腕木パイプ1を抱持する一対の円弧状の二つ引金
具3,3′をボルトナツトで締付固定し、二つ引金具の
一方3の外側面へ円弧状把持部を有する保持金具4の一
端を溶着し、該保持金具4の円弧状把持部に補助ポール
2を差込み、保持金具4の前記把持部をボルト締めして
補助ポール2を腕木1に結合していた。
前記結合具は、強度が最も要求される部分、即ち保持金
具4の一端が二つ引金具3へ溶着されているため、この
部分が曲げやねじれに対して弱く、台風時や突風等で大
きな外力を受けた場合、溶接部が破損して標識板が落下
する危険性があり、また、溶接によりコスト高になる等
の欠点があった。
また、一般的に交差する支柱と棒とを結合させる結合具
としては、例えば実公昭50−45218号で開示され
ているように、両端に鍔を有する円弧状の板金具と、二
枚の金属板を接合した台形な環状の板金具を設け、この
環状板金具の上面板を前記円弧状の板金具と対称形に形
成することによって、前記円弧状の板金具と前記環状板
金具の上面板とを一対の二つ割りの抱持金具とし、この
抱持金具に支柱を抱持させて鍔の部分でボルト締めする
とともに、断面円弧状の金属板からなる保持金具の一側
には内側に曲げた内鍔を、他側には外側に曲げた外鍔を
それぞれ形威し、この保持金具へ前記支柱と直交する状
態の棒を保持させ、前記保持金具の内鍔を前記台形の環
状板金具の底面板である平板の張出した一側に引掛け、
前記保持金具の外鍔を前記平板の他側へボルト締めして
、支柱とこれに直交する棒とを結合するものがある。
しかしながら、前記一対の二つ割の抱持金具の一方は台
形な環状の板金具であるために、構造がそれだけ複雑で
あるとともに材料を多く必要として高価となり、また、
支柱と直交する前記の棒の軸方向への荷重は、前記の台
形な環状の板金具における上面板の両端と両側面板との
堺であるところの構造上脆弱な屈折部が受けることにな
るので、前記棒の軸方向への荷重に対しては極めて弱い
という欠点を有している。
本考案の目的は、前記従来の結合具の欠点を解消するこ
と、即ち、直交する棒状体相互の結合具において、結合
部分がねじれ方向や曲げ方向の外力に対してより強固で
あり、各棒状体の軸方向への荷重にもより強力であり、
かつ、構造が簡単でより安価な結合具を提供することに
ある。
このような問題点を解決するための本考案は、一方の棒
状体を締付抱持する二つ割金具の少なくとも一方には、
抱持部の内側に当該一方の棒状体の長手方向に沿う案内
溝を形成したこと、及び前記棒状体へ直交する他の棒状
体を保持する円弧部の両端より一対の脚板を一体に延長
するとともに、この脚板の先端を相対抗して略直角に曲
げ、この曲げた各脚板の先端部を前記案内溝の両端から
差込み案内し、両脚板をボルト締めして側棒状体を結合
することを特徴としている。
第2図以下を参照して本考案の実施例を説明する。
第2図及び第3図はその第−例で、5,6は一方の棒状
体aを締付抱持する一対の二つ割金具で、その一方5は
円弧状の抱持部51とその両端に形成された鍔52.5
2からなり、各鍔52にはボルト8を通す孔53が形成
されている。
二つ割金具の他方6は全体がハツト形状であって、底の
ない台形状に屈曲した状態の保持部61とその両端に形
成された鍔62.62からなり、各鍔62には前記のボ
ルト8を通す孔63が形成されている。
この一方の金具6には、本考案の特徴である案内溝64
が、抱持部61の内側へ前記棒状体aの長手方向に沿う
状態に形成されている。
7は前記棒状体aへ直角に交差する他の棒状体すを保持
する保持金具で、該棒状体すを挿通保持させる円弧部7
1と、この円弧部71の両端より一体的に延び先端73
を相対向して略直角に曲げた一対の脚板72.72から
なり、この各脚板72にはボルト9を通す孔74が形成
されている。
この実施例において、二つ割金具5,6及び保持金具7
はアルミニウム合金を押出成型したものを定寸に切断し
て孔あけ加工したものであるが、裁断された金属板をフ
ォーミングして形成したものでもよい。
側棒状体a、 l)を結合するには、保持金具7の脚
板72.72をやや拡開し、その屈曲した先端73を二
つ割金具の一方6の案内溝64へ差込み案内するととも
に、ボルト9とナツト91で両脚板72を軽く締付けて
保持金具7を金具6へ仮止めしておく。
次いで二つ割金具5,6で一方の棒状体aを挾む状態に
し、各ボルト8とナツト81で各金具5.6を締付けて
各金具5,6に棒状体aを抱持させ、保持金具7の円弧
部71へ他の棒状体すを挿通し、脚板72.72をボル
ト9で更に固く締付けて保持金具7に棒状体すを固く保
持させる。
棒状体aが腕木パイプであり、他の棒状体すが標識板取
付用の補助ポールである場合には、第3図のように、側
棒状体a、 1)を結合した後に補助ポールである棒
状体すへ図示されていない標識板を取付ける。
第3図のように結合した状態では、脚板72.72の間
はボックス状となっていてねじれ方向の外力に強く、金
具6と脚板72.72の結合部分は各脚板72の曲げら
れた先端73が案内溝64内に差込み案内された状態で
あるから、ボルト9に多少の弛みを生じても前記脚板7
2の先端73が下方へずれたり、あるいはねじれ方向に
がたついたりすることはない。
また、一方の棒状体aの軸心を中心とする回動方向の外
力や棒状体すに対する軸方向への外力が、二つ割金具の
一方6の抱持部61と脚板72の結合部に加わっても、
該抱持部61は第3図における上下の側部が締付けによ
って棒状体aへ押圧されている状態であるから、該抱持
部61が変形することはなく、このような注力に対して
も充分に強固である。
この理由は、抱持部61の内側に脚板72の先端73を
差込み案内する案内溝64が形成されていることによる
第4図は本考案に係る結合具の第二例であって、二つ割
金具の一方6には、前記実施例におけると同様な構成の
抱持部61の一端に外側方向へ曲げられた係合突条65
が形成され、その他端にボルト孔63とボルトの弛みを
防止するリブ66、66を有する鍔62が一体に形成さ
れている。
二つ割合具の他方5には、前記実施例と同様な抱持部5
1の一端に前記係合突条65と係合する係合溝54が形
成され、抱持部51の他端にボルト孔53を有する鍔5
2が一体に形成されている。
前記実施例と略同様な構成の保持金具7には、一方の脚
板72のポルI・孔73の周囲にボルトの弛みを防止す
るリブ75、75が形成されている。
第4図の実施例は、二つ割合具5,6で一方の棒状体を
抱持させる場合、一方の端部において前記係合突条65
と係合溝54とを係合させ、他方の端部の鍔62.52
をボルト締めするもので、その他の構成及び作用効果は
前記実施例の結合具と同様なのでそれらの説明を省略す
る。
本考案に係る結合具の作用効果は、第一に、保持金具7
の各脚板72の曲げられた先端73が、二つ割合具の一
方6の抱持部61の内側に形成された案内溝64に差込
み案内され、この状態でボルト締されるため、面金具6
,7の結合部分はねじれ方向の外力に強い点、第二に、
上記と同様の理由によって、脚板72を締めるポル)〜
が多少弛んでも、前記結合部分がねじれ方向へがたつい
たり棒状体すの軸方向へずれたりすることがない点、第
三に、脚板72の先端73を案内する案内溝64は、抱
持部61の内側に形成されているため、前記結合部分は
前記棒状体すの軸方向への外力、棒状体aの軸心を中心
とする回転方向への外力等に対しても強い点、第四に、
前記第三と同様な理由によって比較的構造が簡単で安価
に製造することができる点である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の例を示す斜面図、第2図は本考案に係る
結合具の一例を示す分解斜面図、第3図は第2図の例の
結合具で棒状体を結合した状態の斜面図、第4図は結合
具の他の実施例を示す主要部材の斜面図である。 図中主要符号の説明、5,6は二つ割合具、51゜61
は抱持部、64は案内溝、7は保持金具、71は円弧部
、72は脚板、73は脚板72の先端、aは一方の棒状
体、bは他方の棒状体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直交する棒状体相互を結合する結合具において一方の棒
    状体を締付抱持する二つ引金具と、他方の棒状体を挿通
    保持させる円弧部の両端より先端が互いに相対向して略
    直角に曲げられた一対の脚板を一体的に延長せしめた保
    持金具とを備え、前記二つ引金具の少なくとも一方には
    抱持部の内側に前記一方の棒状体の長手方向に沿う案内
    溝を形威し、該案内溝へ両側より前記それぞれの脚板の
    曲げられた先端を差込み案内するとともに、前記一対の
    脚板相互をボルト締めすることにより前記他方の棒状体
    を前記保持金具に締付保持させることを特徴とした棒状
    体の結合具。
JP1978113470U 1978-08-21 1978-08-21 棒状体の結合具 Expired JPS5936725Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978113470U JPS5936725Y2 (ja) 1978-08-21 1978-08-21 棒状体の結合具

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JP1978113470U JPS5936725Y2 (ja) 1978-08-21 1978-08-21 棒状体の結合具

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Publication Number Publication Date
JPS5532804U JPS5532804U (ja) 1980-03-03
JPS5936725Y2 true JPS5936725Y2 (ja) 1984-10-11

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ID=29063312

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0112009Y2 (ja) * 1984-11-22 1989-04-10
JPH0451136Y2 (ja) * 1986-04-30 1992-12-02

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5045218U (ja) * 1973-08-24 1975-05-07
JPS5221028U (ja) * 1975-08-01 1977-02-15

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5045218U (ja) * 1973-08-24 1975-05-07
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