JP6060219B1 - パイプ抱持バンド - Google Patents

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【課題】一組の抱持部材を1種類の部材で構成できるようにしたパイプ抱持バンドを提供する【解決手段】パイプ抱持バンド1は、略半円状のパイプ抱持部11と、パイプ抱持部11の基端より平板状に延びた取付部15とを備えた抱持部材10を一組有し、パイプ抱持部11の先端部どうしを回動自在に連結可能とされ、パイプ抱持部11の先端部には、抱持部材10の幅方向の側端縁から幅方向の略中央まで延びた縦溝12aaと、さらに先端方向に延び、溝終端12acを有した横溝12abとよりなるL字状溝12aが形成されており、先端部どうしは、縦溝12aaどうしを相互差し込みして重合し、さらに横溝12abに沿って溝終端12acまでスライド移動して連結する構造となっている【選択図】図3

Description

本発明は、建築物の壁面等に沿って配されるパイプを抱持するパイプ抱持バンドに関する。
この種のパイプ抱持バンドとして、略半円状のパイプ抱持部と、パイプ抱持部の基端より平板状に延びた取付部とを備えた抱持部材を一組有し、パイプ抱持部の先端部(開放側の端部)どうしを回動自在に連結可能としたものがある(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1のパイプ抱持バンドは、一方の抱持部材の先端部に係合凸部が設けてある一方、他方の抱持部材の先端部に係合凸部が係合する開口が形成してあり、係合凸部を開口に係合して両抱持部材が連結する構造とされ、その連結部分を支点として、取付部が開閉自在となるように相互に回動可能となっている。
また、パイプ抱持バンドの回動支点とされる支点部としては、両先端部を軸体で回動自在にヒンジ結合した構造のものも一般に採用されている。
特開2015−64045号公報
しかしながら、特許文献1に示した連結構造では、両抱持部材の先端部の形状が異なるため、2種類の形状の抱持部材が必要とされる。2部材で一組であるから、両抱持部材の一組をセット物として一括して運搬や保管などの取り扱いをしなければ、現場での作業効率が悪くなるおそれがある。また、在庫管理も一括して行ったほうが便利であるが、あくまでも別部材であるため、そのような在庫管理ができない場合もある。
一方、ヒンジ結合した構造のものは、結合した状態であれば1部材として取り扱うことができる。ところが、部材間のヒンジ結合の工程が必要となるため全体コストが高くなるおそれがある。また、両抱持部材のパイプ抱持部が湾曲した状態で連結されているから、複数の挟持部材を板面が重なり合うように束ねることができず、多数のものを保管、運搬するうえでは収容スペースの効率が悪くなる。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、一組の抱持部材を1種類の部材で構成できるようにしたパイプ抱持バンドを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のパイプ抱持バンドは、略半円状のパイプ抱持部と、パイプ抱持部の基端より平板状に延びた取付部とを備えた抱持部材を一組有し、パイプ抱持部の先端部どうしを回動自在に連結可能としたパイプ抱持バンドであって、パイプ抱持部の先端部には、抱持部材の幅方向の側端縁から幅方向の略中央まで延びた縦溝と、さらに先端方向に延び、溝終端を有した横溝とよりなるL字状溝が形成され、横溝を挟むように、幅方向における縦溝側には差込片が形成され、反縦溝側には前記パイプ抱持部の本体につながってなる収容部が形成されており、溝終端から先端にいたるまでの、差込片と収容部との境界部には段差部を有し、段差部により収容部側に収容凹所が形成されており、先端部どうしは、縦溝どうしを相互差し込みすることで重合され、さらに横溝に沿って溝終端までスライド移動することで、収容凹所に相手の差込片が収容される連結構造とされており、抱持部材の先端部の各重合面の一方に凸部が形成され、他方に該凸部と係合する凹部が形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載のパイプ抱持バンドによれば、上述の構成となっているため、両抱持部材を同一の形状とすることができ、一組の抱持部材を1種類の部材で構成することができる。そのため、パイプ抱持バンド(抱持部材)の保管、運搬などの取り扱いにおいて利便性を高められる。
また、このパイプ抱持バンドによれば、上述の構成となっているため、両抱持部材の連結部分が安定する。
さらにまた、このパイプ抱持バンドによれば、上述の構成となっているため、位置合わせを容易にでき、また、いったん係合すればその後に連結ずれが起こることを防止できる。
本発明の一実施形態に係るパイプ抱持バンドを示す斜視図である。 (a)は抱持部材の要部正面図、(b)は(a)におけるA−A線端面図、(c)は(a)におけるB−B線端面図である。 (a)は両抱持部材の連結状態(手順)を示す要部正面図、(b)は(a)におけるC−C線端面図、(c)は(a)におけるD−D線端面図である。 パイプ抱持バンドの取付態様を示した斜視図である。
以下に、本発明の実施の形態に係るパイプ抱持バンドについて、添付図面をもとに説明する。まず、パイプ抱持バンドの基本構成について説明する。
パイプ抱持バンド1は、略半円状のパイプ抱持部11と、パイプ抱持部11の基端より平板状に延びた取付部15とを備えた抱持部材10、10を一組有し、パイプ抱持部11、11の先端部どうしを回動自在に連結可能とした抱持具である。
パイプ抱持部11、11の先端部には、抱持部材10、10の幅方向の側端縁から幅方向の略中央まで延びた縦溝12aaと、その終端からさらに先端方向に延び、溝終端12acを有した横溝12abとよりなるL字状溝12aが形成されている。これら先端部どうしは、縦溝12aa、12aaどうしを相互差し込みして重合し、さらに横溝12ab、12abに沿って溝終端12ac、12acまでスライド移動して連結する構造となっている。
ついで、パイプ抱持バンド1およびそれを構成する抱持部材10、10の詳細な構成および作用、効果等について説明する。
本パイプ抱持バンド1は、図1に示すように、帯板状の一組の抱持部材10、10を有し、それらを連結することでパイプ25(図4参照)を抱持できるようになっている。これらの抱持部材10、10は1種類(同一形状)の部材であり、他方は一方を180度回転させ、パイプ抱持部11、11どうしで円を形成するように両部材を結合して利用できる構成となっている。
パイプ抱持部11は、上述したように、先端部には他方の抱持部材10と連結するための連結部12が形成され、パイプ抱持部11の基端からは平板状の取付部15が延びている。取付部15には2つのボルト挿通孔15a、15aが開設されており、両取付部15、15は、それらの間に建築物の壁面などに取り付けたバンド取付具20を挟んだ状態でボルト3、ナット4止めされてパイプ25を抱持する(図4参照)。
連結部12、12は抱持部材10、10どうしが相互に係合する形状となっており、両部材が連結した状態では、図1の矢印で示したように、開閉するために、相互に回動ができるようになっている。
図2(a)に示すように、抱持部材10の連結部12は、上述したようにL字状溝12aが形成されたことでコ字状の板状部を有した形状となっており、L字状溝12aの横溝12abを挟んで上部に差込片12bを有し、下部にはパイプ抱持部11の本体11aに橋架部11bを介してつながった収容部12cが形成されている。なお、他方の抱持部材10は、180度回転した形状であるので、差込片12bは下部に、収容部12cは上部に形成されている。
また、差込片12bと収容部12cとの境界部である、L字状溝12aの横溝12abの溝終端12acから先端にいたるまでの部位には、図2(b)に示すように段差部12eが形成され、収容部12cの内面側に収容凹所12caが形成され、また外側では逆に差込片12bが収容部12cよりも凹んでおり、差込片12bの外面側に他の収容凹所12baが形成されている。また、差込片12bの幅方向の側端縁には外方に折れた折曲片12dが形成されている。
また、連結部12とパイプ抱持部11の本体11aとの凹凸関係は特に限定されないが、部材どうしが連結した状態での帯板の内外面に凹凸を少なくするためには橋架部11bに傾斜をつけて本体11aを収容部12cよりも内側に突出させた(本体11aと差込片12bとを概ね同じ突出レベルとした)形状とすることが好ましく、一方、差し込み操作をしやすくするためには橋架部11bに上記とは逆の傾斜をつけて本体11aを収容部12cよりも外側に突出させた形状とすることが好ましい。もちろん、本体11a、橋架部11b、収容部12cが段差なく形成された形状としてもよい。
さらに、差込片12bの外面(収容凹所12baの板面)には突起状の凸部13aが形成され、収容部12cの内面(収容凹所12caの板面)には凸部13aと係合可能な凹部13bが形成されている。
このような各帯板の連結部12、12どうしを、縦溝12aa、12aaどうしを両差込片12b、12bが内側に配されるように相互に差し込んで重合し、図3(a)に示したように、縦溝12aa、12aaどうしを相互差し込みし(2点鎖線の位置)、その後、白抜き矢印方向に、横溝12ab、12abに沿って溝終端12ac、12acまでスライド移動することで、両抱持部材10、10は連結される。
両抱持部材10、10の連結操作は、平面視で交差した状態で行うとしやすい。そして、上記スライド操作で図3(a)のように連結した後に、取付部15、15どうしを近づけパイプ抱持バンド1を閉じた状態にすると、連結部12、12の板面どうしがほぼ密着した状態となり、折曲片12d、12dが相手の連結部12、12の側端縁にあてがわれ、さらに凸部13aと凹部13bが係合する。
このように、連結部12、12どうしが噛み合うため、両抱持部材10、10でパイプ25を抱持し、取付部15、15どうしをバンド取付具20に固定することで、両抱持部材10、10が分離するおそれはなくなる。特に、L字状溝12a、12aどうしを噛み合わせることで上下の方向への移動を阻止する連結構造となっているため、上下方向への分離のおそれもほとんどない。さらに、折曲片12d、12dが相手の連結部12、12の側端縁にあてがわれることにより連結強度は大きくなるが、連結部12、12どうしの噛み合いだけでも、両部材が外れるおそれはほとんどない。
さらに、連結部12の差込片12bと収容部12cとの間に段差部12eが形成されているため、内側では収容部12cの収容凹所12caに相手の差込片12bを収容することができ、外側では差込片12bの収容凹所12baに相手の収容部12cを収容することができる。つまり、抱持部材10の連結部12には相手の連結部12の一部を収容する凹所を有しているため、両抱持部材10、10は連結状態において相互の連結部分が安定し、より安定的に連結する。
また、抱持部材10、10は、それぞれに凸部13aと凹部13bの両方を対称位置に備えているため、両部材を同一形状とすることができる。本実施形態では、凸部13aが突起状に形成されているが、この形状には限らず、凸部13aと凹部13bとが嵌合してずれない形状であればどのような形状であってもよい。たとえば、いずれの板面にも相互に嵌合する連続凹凸条が形成されたものでもよい。
以上のように、本実施形態のパイプ抱持バンド1によれば、両抱持部材10、10を同一の連結部12、12の形状で連結が可能とされる。しかも両抱持部材10、10の全体を同一形状とすることができ、一組の抱持部材10、10を1種類の部材で構成することができる。
以上に示した実施形態のものは、抱持部材10、10どうしが連結したときに差込片12b、12bが相手の抱持部材10、10の内側(パイプ25を抱持する側)に配されるようになっているが、差込片12b、12bが外側に配される連結構造のものであってもよい。差込片12b、12bを相手の抱持部材10、10の外側に配する連結構造の場合、外側に収容凹所が形成されるように内方に突出させることが望ましいこと言うまでもない。
1 パイプ抱持バンド
10 抱持部材
11 パイプ抱持部
11a 本体
12 連結部
12a L字状溝
12aa 縦溝
12ab 横溝
12ac 溝終端
12b 差込片
12ba 収容凹所(凹所)
12c 収容部
12ca 収容凹所(凹所)
12d 折曲片
12e 段差部
13a 凸部
13b 凹部
15 取付部
20 バンド取付具
25 パイプ

Claims (1)

  1. 略半円状のパイプ抱持部と、該パイプ抱持部の基端より平板状に延びた取付部とを備えた抱持部材を一組有し、前記パイプ抱持部の先端部どうしを回動自在に連結可能としたパイプ抱持バンドであって、
    前記パイプ抱持部の先端部には、前記抱持部材の幅方向の側端縁から幅方向の略中央まで延びた縦溝と、さらに先端方向に延び、溝終端を有した横溝とよりなるL字状溝が形成され、前記横溝を挟むように、幅方向における前記縦溝側には差込片が形成され、反縦溝側には前記パイプ抱持部の本体につながってなる収容部が形成されており、
    前記溝終端から先端にいたるまでの、前記差込片と前記収容部との境界部には段差部を有し、該段差部により前記収容部側に収容凹所が形成されており、
    前記先端部どうしは、前記縦溝どうしを相互差し込みすることで重合され、さらに前記横溝に沿って前記溝終端までスライド移動することで、前記収容凹所に相手の前記差込片が収容される連結構造とされており、
    前記抱持部材の先端部の各重合面の一方に凸部が形成され、他方に該凸部と係合する凹部が形成されていることを特徴とするパイプ抱持バンド。
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