JPH102310A - 形鋼材へ他の形鋼材の取付装置 - Google Patents
形鋼材へ他の形鋼材の取付装置Info
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- JPH102310A JPH102310A JP17561096A JP17561096A JPH102310A JP H102310 A JPH102310 A JP H102310A JP 17561096 A JP17561096 A JP 17561096A JP 17561096 A JP17561096 A JP 17561096A JP H102310 A JPH102310 A JP H102310A
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既存の鉄塔等の山形鋼18に対して、他の山
形鋼18を任意の姿勢で固定する。 【解決手段】 頭部付ボルト10を第1と第2のアイボ
ルト12,32のアイ穴12a,32aに順次挿入貫通
し、さらに第1のアイボルト12を第3のアイボルト4
2のアイ穴42aに挿入貫通する。そして、各ボルト1
0,12,32,42にフック部14aを有する締付部
材14,14…をそれぞれ1ヶずつ貫通し、さらにナッ
ト16,16…をそれぞれに螺合する。頭部付ボルト1
0とこれと直交する第2のアイボルト32に締付部材1
4,14の挟持により1本の山形鋼18を固定し、第1
のアイボルト12とこれと直交する第3のアイボルト1
4に締付部材14,14の挟持により他の山形鋼18を
固定する。
形鋼18を任意の姿勢で固定する。 【解決手段】 頭部付ボルト10を第1と第2のアイボ
ルト12,32のアイ穴12a,32aに順次挿入貫通
し、さらに第1のアイボルト12を第3のアイボルト4
2のアイ穴42aに挿入貫通する。そして、各ボルト1
0,12,32,42にフック部14aを有する締付部
材14,14…をそれぞれ1ヶずつ貫通し、さらにナッ
ト16,16…をそれぞれに螺合する。頭部付ボルト1
0とこれと直交する第2のアイボルト32に締付部材1
4,14の挟持により1本の山形鋼18を固定し、第1
のアイボルト12とこれと直交する第3のアイボルト1
4に締付部材14,14の挟持により他の山形鋼18を
固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄塔等を構成する
既存の型鋼材に、穴加工等を施すことなしに、誘雷針等
を取り付けるための他の型鋼材を任意の姿勢で取り付け
ることができるようにした形鋼材へ他の形鋼材の取付装
置に関するものである。
既存の型鋼材に、穴加工等を施すことなしに、誘雷針等
を取り付けるための他の型鋼材を任意の姿勢で取り付け
ることができるようにした形鋼材へ他の形鋼材の取付装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】山形鋼およびI形鋼等の形鋼材により構
成された既存の鉄塔等に、誘雷針等の電設機器を取り付
ける場合、従来にあっては、誘雷針を固定するUボルト
等が貫通し得る穴を現場にて穿設加工しなければならな
かった。または、誘雷針等を固定する場所の型鋼材およ
びその姿勢に合わせた取付装置を予め製作していた。
成された既存の鉄塔等に、誘雷針等の電設機器を取り付
ける場合、従来にあっては、誘雷針を固定するUボルト
等が貫通し得る穴を現場にて穿設加工しなければならな
かった。または、誘雷針等を固定する場所の型鋼材およ
びその姿勢に合わせた取付装置を予め製作していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、現場にて穴加工を施す等は、鉄塔上の高所作業であ
り、危険が伴うとともに作業性も悪いものであった。ま
た、予め取付箇所に応じた取付装置を製作するものにあ
っては、該装置を取付箇所毎に製作しなければならず、
その手間が煩雑であるとともに、多種類の取付装置が必
要であって経済的でなかった。
て、現場にて穴加工を施す等は、鉄塔上の高所作業であ
り、危険が伴うとともに作業性も悪いものであった。ま
た、予め取付箇所に応じた取付装置を製作するものにあ
っては、該装置を取付箇所毎に製作しなければならず、
その手間が煩雑であるとともに、多種類の取付装置が必
要であって経済的でなかった。
【0004】さらに上記従来技術はいずれも、穴加工を
施しまたは取付装置で例えば誘雷針を取り付けた後は、
その誘雷針の姿勢等を調整することができない。
施しまたは取付装置で例えば誘雷針を取り付けた後は、
その誘雷針の姿勢等を調整することができない。
【0005】本発明は、上述の従来技術の不具合を改善
すべくなされたもので、形鋼材へ他の形鋼材を任意の姿
勢で取り付けることができるようにした形鋼材へ他の形
鋼材の取付装置を提供することを目的とする。
すべくなされたもので、形鋼材へ他の形鋼材を任意の姿
勢で取り付けることができるようにした形鋼材へ他の形
鋼材の取付装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の形鋼材へ他の形鋼材の取付装置は、頭部
付ボルトをアイボルトのアイ穴に挿入貫通し、これらの
頭部付ボルトとアイボルトにそれぞれ形鋼材を挟持固定
するフック部を有する締付部材を2ヶずつ貫挿し、さら
にナットをそれぞれ螺合して構成されている。
めに、本発明の形鋼材へ他の形鋼材の取付装置は、頭部
付ボルトをアイボルトのアイ穴に挿入貫通し、これらの
頭部付ボルトとアイボルトにそれぞれ形鋼材を挟持固定
するフック部を有する締付部材を2ヶずつ貫挿し、さら
にナットをそれぞれ螺合して構成されている。
【0007】そして、頭部付ボルトを第1のアイボルト
のアイ穴に挿入貫通し、頭部付ボルトまたは第1のアイ
ボルトを第2のアイボルトのアイ穴に挿入貫通し、直交
する2本のボルトに締付部材とナットで形鋼材を挟持固
定し、残りの1本のボルトに締付部材とナットで他の形
鋼材を挟持固定するように構成しても良い。
のアイ穴に挿入貫通し、頭部付ボルトまたは第1のアイ
ボルトを第2のアイボルトのアイ穴に挿入貫通し、直交
する2本のボルトに締付部材とナットで形鋼材を挟持固
定し、残りの1本のボルトに締付部材とナットで他の形
鋼材を挟持固定するように構成しても良い。
【0008】また、頭部付ボルトを第1と第2のアイボ
ルトのアイ穴に挿入貫通し、第1のアイボルトを第3の
アイボルトのアイ穴に挿入貫通し、直交する2本のボル
トでそれぞれ形鋼材を挟持固定するように構成すること
もできる。
ルトのアイ穴に挿入貫通し、第1のアイボルトを第3の
アイボルトのアイ穴に挿入貫通し、直交する2本のボル
トでそれぞれ形鋼材を挟持固定するように構成すること
もできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
を参照して説明する。図1(a)は、本発明の形鋼材へ
他の形鋼材の取付装置の第1実施例の正面図であり、図
1(b)は、第1実施例の使用状態を示す斜視図であ
る。
を参照して説明する。図1(a)は、本発明の形鋼材へ
他の形鋼材の取付装置の第1実施例の正面図であり、図
1(b)は、第1実施例の使用状態を示す斜視図であ
る。
【0010】図1において、六角頭の頭部付ボルト10
が第1のアイボルト12のアイ穴12aに挿入貫通され
る。頭部付ボルト10には、フック部14aを有する締
付部材14,14がフック部14a,14aを対向させ
るようにして2ヶ貫挿され、さらにナット16が螺合さ
れる。また同様に、第1のアイボルト12には、締付部
材14,14がフック部14a,14aを対向させるよ
うにして2ヶ貫挿され、さらにナット16がそれぞれ螺
合される。なお、締付部材14,14…は、貫挿される
頭部付ボルト10および第1のアイボルト12に対して
軸回りにそれぞれ回転自在である。
が第1のアイボルト12のアイ穴12aに挿入貫通され
る。頭部付ボルト10には、フック部14aを有する締
付部材14,14がフック部14a,14aを対向させ
るようにして2ヶ貫挿され、さらにナット16が螺合さ
れる。また同様に、第1のアイボルト12には、締付部
材14,14がフック部14a,14aを対向させるよ
うにして2ヶ貫挿され、さらにナット16がそれぞれ螺
合される。なお、締付部材14,14…は、貫挿される
頭部付ボルト10および第1のアイボルト12に対して
軸回りにそれぞれ回転自在である。
【0011】そして、頭部付ボルト10の2ヶの締付部
材14,14の間で山形鋼18の両縁部がフック部14
a,14aに係合され、ナット16の螺合締め付けによ
り、山形鋼18は締付部材14,14で挟持固定され
る。また、第1のアイボルト12に貫挿される2ヶの締
付部材14,14の間でI形鋼20の一辺の両縁部がフ
ック部14a,14aにより挟持固定される。
材14,14の間で山形鋼18の両縁部がフック部14
a,14aに係合され、ナット16の螺合締め付けによ
り、山形鋼18は締付部材14,14で挟持固定され
る。また、第1のアイボルト12に貫挿される2ヶの締
付部材14,14の間でI形鋼20の一辺の両縁部がフ
ック部14a,14aにより挟持固定される。
【0012】かかる構成において、ナット16,16を
締め付ける前は、第1のアイボルト12は頭部付ボルト
10の軸回りに回動自在であるとともに、締付部材1
4,14が第1のアイボルト12の軸回りに回動自在で
ある。このため、山形鋼18に対してI形鋼20は、直
交する2軸回りにその姿勢を調整することができる。そ
こで、山形鋼18が鉄塔を構成する既存の部材であると
するならば、この既存の山形鋼18に対してI形鋼20
を任意の姿勢として、ナット16,16を締め付けるこ
とで、山形鋼18に対してI形鋼を任意の姿勢で固定す
ることができる。このI形鋼20に誘雷針22をUボル
ト24,24等で適宜に固定するようにすれば、山形鋼
18に対して誘雷針22を任意の姿勢で固定できること
となる。
締め付ける前は、第1のアイボルト12は頭部付ボルト
10の軸回りに回動自在であるとともに、締付部材1
4,14が第1のアイボルト12の軸回りに回動自在で
ある。このため、山形鋼18に対してI形鋼20は、直
交する2軸回りにその姿勢を調整することができる。そ
こで、山形鋼18が鉄塔を構成する既存の部材であると
するならば、この既存の山形鋼18に対してI形鋼20
を任意の姿勢として、ナット16,16を締め付けるこ
とで、山形鋼18に対してI形鋼を任意の姿勢で固定す
ることができる。このI形鋼20に誘雷針22をUボル
ト24,24等で適宜に固定するようにすれば、山形鋼
18に対して誘雷針22を任意の姿勢で固定できること
となる。
【0013】なお、鉄塔がI形鋼20で構成され、この
I形鋼20に山形鋼18を任意の姿勢で固定しても良い
ことは勿論である。そして、頭部付ボルト10とアイボ
ルト12に固定される形鋼材はいかなる形状であっても
良く、また同一形状または異形状の形鋼材であっても良
い。
I形鋼20に山形鋼18を任意の姿勢で固定しても良い
ことは勿論である。そして、頭部付ボルト10とアイボ
ルト12に固定される形鋼材はいかなる形状であっても
良く、また同一形状または異形状の形鋼材であっても良
い。
【0014】次に、本発明の第2実施例を図2を参照し
て説明する。図2(a)は、本発明の形鋼材へ他の形鋼
材の取付装置の第2実施例の正面図であり、図2(b)
は、第2実施例の使用状態を示す斜視図である。図2に
おいて、図1と同一部材には同一符号を付けて重複する
説明を省略する。
て説明する。図2(a)は、本発明の形鋼材へ他の形鋼
材の取付装置の第2実施例の正面図であり、図2(b)
は、第2実施例の使用状態を示す斜視図である。図2に
おいて、図1と同一部材には同一符号を付けて重複する
説明を省略する。
【0015】図2において、頭部付ボルト10が第1の
アイボルト12と第2のアイボルト32のアイ穴12
a,32aに順次挿入貫通される。頭部付ボルト10と
第2のアイボルト32に、締付部材14,14がそれぞ
れ1ヶずつ貫挿され、さらにナット16,16がそれぞ
れ螺合される。また、第1のアイボルト12には、2ヶ
の締付部材14,14が貫挿され、さらにナット16が
螺合される。
アイボルト12と第2のアイボルト32のアイ穴12
a,32aに順次挿入貫通される。頭部付ボルト10と
第2のアイボルト32に、締付部材14,14がそれぞ
れ1ヶずつ貫挿され、さらにナット16,16がそれぞ
れ螺合される。また、第1のアイボルト12には、2ヶ
の締付部材14,14が貫挿され、さらにナット16が
螺合される。
【0016】そして、頭部付ボルト10とこれと直交す
る第2のアイボルト32に、山形鋼18が山形の外側を
当接させ、その両縁部が各ボルト10,32に貫挿され
た締付部材14,14のフック部14a,14aに係合
され、ナット16,16の螺合締め付けにより、山形鋼
18は頭部付ボルト10と第2のアイボルト32に固定
される。また、第2のアイボルト32には、第1実施例
と同様にして、I形鋼20が固定される。
る第2のアイボルト32に、山形鋼18が山形の外側を
当接させ、その両縁部が各ボルト10,32に貫挿され
た締付部材14,14のフック部14a,14aに係合
され、ナット16,16の螺合締め付けにより、山形鋼
18は頭部付ボルト10と第2のアイボルト32に固定
される。また、第2のアイボルト32には、第1実施例
と同様にして、I形鋼20が固定される。
【0017】かかる構成であっても、山形鋼18を鉄塔
の構成部材とするならば、この山形鋼18に対して、第
1実施例と同様に、I形鋼20を任意の姿勢として固定
することができる。
の構成部材とするならば、この山形鋼18に対して、第
1実施例と同様に、I形鋼20を任意の姿勢として固定
することができる。
【0018】さらに、本発明の第3実施例を図3を参照
して説明する。図3(a)は、本発明の形鋼材へ他の形
鋼材の取付装置の第3実施例の正面図であり、図3
(b)は、第3実施例の使用状態を示す斜視図である。
図3において、図1および図2と同一部材には同一符号
を付けて重複する説明を省略する。
して説明する。図3(a)は、本発明の形鋼材へ他の形
鋼材の取付装置の第3実施例の正面図であり、図3
(b)は、第3実施例の使用状態を示す斜視図である。
図3において、図1および図2と同一部材には同一符号
を付けて重複する説明を省略する。
【0019】図3において、頭部付ボルト10が、第1
のアイボルト12と第2のアイボルト32のアイ穴12
a,32aに順次挿入貫通される。また、第1のアイボ
ルト12が第3のアイボルト42のアイ穴42aに挿入
貫通される。そして、頭部付ボルト10および第1と第
2と第3のアイボルト12,32,42に締付部材1
4,14…がそれぞれ1ヶずつ貫挿され、さらにナット
16,16…がそれぞれ螺合される。
のアイボルト12と第2のアイボルト32のアイ穴12
a,32aに順次挿入貫通される。また、第1のアイボ
ルト12が第3のアイボルト42のアイ穴42aに挿入
貫通される。そして、頭部付ボルト10および第1と第
2と第3のアイボルト12,32,42に締付部材1
4,14…がそれぞれ1ヶずつ貫挿され、さらにナット
16,16…がそれぞれ螺合される。
【0020】そして、頭部付ボルト10とこれと直交す
る第2のアイボルト32に、第2実施例と同様に1本の
山形鋼18が固定される。また、第1のアイボルト12
とこれに直交する第3のアイボルト42に、同様にし
て、他の1本の山形鋼18が固定される。
る第2のアイボルト32に、第2実施例と同様に1本の
山形鋼18が固定される。また、第1のアイボルト12
とこれに直交する第3のアイボルト42に、同様にし
て、他の1本の山形鋼18が固定される。
【0021】かかる構成であっても、締め付け固定前
は、第1のアイボルト12は頭部付ボルト10の軸回り
に回動自在であるとともに、第3のアイボルト42は第
1のアイボルト12の軸回りに回動自在である。そこ
で、第1と第3のアイボルト12,42に固定される山
形鋼18は任意の姿勢をとることができ、頭部付ボルト
10と第2のアイボルト32に固定される山形鋼18に
対して任意の姿勢で固定され得る。
は、第1のアイボルト12は頭部付ボルト10の軸回り
に回動自在であるとともに、第3のアイボルト42は第
1のアイボルト12の軸回りに回動自在である。そこ
で、第1と第3のアイボルト12,42に固定される山
形鋼18は任意の姿勢をとることができ、頭部付ボルト
10と第2のアイボルト32に固定される山形鋼18に
対して任意の姿勢で固定され得る。
【0022】なお、上記実施例では、鉄塔に誘雷針等を
固定する例を想定して説明しているが、これに限られ
ず、1本の形鋼材に他の形鋼材を任意の姿勢で取り付け
るいかなる構造にも本発明が適用できることは勿論であ
る。そして、形鋼材は、締付部材14,14…により挟
持固定できれば、いかなる寸法形状であっても良いこと
は容易に理解されるであろう。さらに、取り付けられる
部材の取付箇所が形鋼材の断面形状であれば良い。例え
ば、誘雷針の基端部の断面形状を山形鋼形状として、本
発明の取付装置で鉄塔の山形鋼18に誘雷針を直接に固
定させても良い。
固定する例を想定して説明しているが、これに限られ
ず、1本の形鋼材に他の形鋼材を任意の姿勢で取り付け
るいかなる構造にも本発明が適用できることは勿論であ
る。そして、形鋼材は、締付部材14,14…により挟
持固定できれば、いかなる寸法形状であっても良いこと
は容易に理解されるであろう。さらに、取り付けられる
部材の取付箇所が形鋼材の断面形状であれば良い。例え
ば、誘雷針の基端部の断面形状を山形鋼形状として、本
発明の取付装置で鉄塔の山形鋼18に誘雷針を直接に固
定させても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の形鋼材へ
他の形鋼材の取付装置は構成されているので、以下のご
とき格別な効果を奏する。
他の形鋼材の取付装置は構成されているので、以下のご
とき格別な効果を奏する。
【0024】請求項1乃至3記載のいずれの形鋼材へ他
の形鋼材の取付装置であっても、1本の形鋼材に対して
他の形鋼材を任意の姿勢で取り付け固定することができ
る。しかも、既存の形鋼材からなる構造物に新たな形鋼
材を取り付ける際に、既存の構造物に穴加工等を必要と
しない。そこで、構造物が鉄塔等である場合に高所での
作業が少なく、それだけ作業が安全であるとともに作業
性が良い。さらに、既存の構造物の形鋼材の姿勢等に応
じた多種の装置を必要とせず、本発明の形鋼材へ他の形
鋼材の取付装置は単一の構造で既存の構造物の形鋼材の
いかなる姿勢にも対応でき、それだけ量産効果が得ら
れ、経済的である。
の形鋼材の取付装置であっても、1本の形鋼材に対して
他の形鋼材を任意の姿勢で取り付け固定することができ
る。しかも、既存の形鋼材からなる構造物に新たな形鋼
材を取り付ける際に、既存の構造物に穴加工等を必要と
しない。そこで、構造物が鉄塔等である場合に高所での
作業が少なく、それだけ作業が安全であるとともに作業
性が良い。さらに、既存の構造物の形鋼材の姿勢等に応
じた多種の装置を必要とせず、本発明の形鋼材へ他の形
鋼材の取付装置は単一の構造で既存の構造物の形鋼材の
いかなる姿勢にも対応でき、それだけ量産効果が得ら
れ、経済的である。
【図1】(a)は、本発明の形鋼材へ他の形鋼材の取付
装置の第1実施例の正面図であり、(b)は、第1実施
例の使用状態を示す斜視図である。
装置の第1実施例の正面図であり、(b)は、第1実施
例の使用状態を示す斜視図である。
【図2】(a)は、本発明の形鋼材へ他の形鋼材の取付
装置の第2実施例の正面図であり、(b)は、第2実施
例の使用状態を示す斜視図である。
装置の第2実施例の正面図であり、(b)は、第2実施
例の使用状態を示す斜視図である。
【図3】(a)は、本発明の形鋼材へ他の形鋼材の取付
装置の第3実施例の正面図であり、(b)は、第3実施
例の使用状態を示す斜視図である。
装置の第3実施例の正面図であり、(b)は、第3実施
例の使用状態を示す斜視図である。
10 頭部付ボルト 12 第1のアイボルト 12a,32a,42a アイ穴 14 締付部材 14a フック部 16 ナット 18 山形鋼 20 I形鋼 32 第2のアイボルト 42 第3のアイボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 伸一 愛知県名古屋市港区千年3−1−32 株式 会社トーエネック本店別館内 (72)発明者 蛭間 靖男 神奈川県川崎市高津区久本1丁目8番1号 旭電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 頭部付ボルトをアイボルトのアイ穴に挿
入貫通し、前記頭部付ボルトとアイボルトに、形鋼材の
縁部に係合するフック部を有する締付部材を該形鋼材を
前記フック部で挟持するように対向させてそれぞれ2ヶ
ずつ貫挿し、さらに前記2本のボルトに前記締付部材を
前記形鋼材に押圧するナットをそれぞれ螺合して構成し
たことを特徴とする形鋼材へ他の形鋼材の取付装置。 - 【請求項2】 頭部付ボルトを第1のアイボルトのアイ
穴に挿入貫通し、前記頭部付ボルトまたは第1のアイボ
ルトを第2のアイボルトのアイ穴に挿入貫通し、前記頭
部付ボルトおよび第1と第2のアイボルトのうち直交す
る2本のボルトに、1本の形鋼材の縁部に係合するフッ
ク部を有する締付部材を該形鋼材を前記フック部で挟持
するようにそれぞれ1ヶずつ貫通し、また残りの1本の
ボルトに、他の1本の形鋼材の縁部に係合するフック部
を有する締付部材を該形鋼材を前記フック部で挟持する
ように対向させて2ヶ貫通し、さらに前記3本のボルト
に前記締付部材を前記形鋼材に押圧するナットをそれぞ
れ螺合して構成したことを特徴とする形鋼材へ他の形鋼
材の取付装置。 - 【請求項3】 頭部付ボルトを第1と第2のアイボルト
のアイ穴に順次挿入貫通し、前記第1のアイボルトを第
3のアイボルトのアイ穴に挿入貫通し、前記頭部付ボル
トと第2のアイボルトに、1本の形鋼材の縁部に係合す
るフック部を有する締付部材を該形鋼材を前記フック部
で挟持するようにそれぞれ1ヶずつ貫通し、また第1と
第3のアイボルトに、他の1本の形鋼材の縁部に係合す
るフック部を有する締付部材を該形鋼材を前記フック部
で挟持するようにそれぞれ1ヶずつ貫通し、さらに前記
4本のボルトに前記締付部材を前記形鋼材に押圧するナ
ットをそれぞれ螺合して構成したことを特徴とする形鋼
材へ他の形鋼材の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17561096A JPH102310A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 形鋼材へ他の形鋼材の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17561096A JPH102310A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 形鋼材へ他の形鋼材の取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH102310A true JPH102310A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15999108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17561096A Pending JPH102310A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 形鋼材へ他の形鋼材の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH102310A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100822595B1 (ko) * | 2006-10-24 | 2008-04-16 | 단국대학교 산학협력단 | 보강재와 철탑주주재 간 상대변위를 활용한 철탑구조마찰형 보강기구 |
KR100822594B1 (ko) * | 2006-10-24 | 2008-04-16 | 단국대학교 산학협력단 | 철탑주주재의 보강재 간 상대변위를 활용한 철탑구조마찰형 보강기구 |
CN106477163A (zh) * | 2015-09-02 | 2017-03-08 | 天津鑫宝龙电梯集团有限公司 | 一种固定扶梯的装置 |
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1996
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