JPH082929Y2 - 導電端子構造 - Google Patents
導電端子構造Info
- Publication number
- JPH082929Y2 JPH082929Y2 JP1986147248U JP14724886U JPH082929Y2 JP H082929 Y2 JPH082929 Y2 JP H082929Y2 JP 1986147248 U JP1986147248 U JP 1986147248U JP 14724886 U JP14724886 U JP 14724886U JP H082929 Y2 JPH082929 Y2 JP H082929Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- insulating portion
- casing
- conductive terminal
- terminal structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 本考案は,ケーシングの端縁において当該端縁から当
該端縁の一部を切り欠いた切欠部をもうけ,当該切欠部
に嵌合させてケーシングに固定された絶縁体を介して上
記ケーシングを貫通するボルトをもうけるように導電端
子構造を構成することによって,組み立て作業が簡単か
つ容易に行うことのできる導電端子構造を開示してい
る。
該端縁の一部を切り欠いた切欠部をもうけ,当該切欠部
に嵌合させてケーシングに固定された絶縁体を介して上
記ケーシングを貫通するボルトをもうけるように導電端
子構造を構成することによって,組み立て作業が簡単か
つ容易に行うことのできる導電端子構造を開示してい
る。
本考案は,導電体により構成されてなるケーシングを
貫通しかつ絶縁体を介して当該ケーシングに固定された
金属製のボルトをそなえてなる導電端子構造において,
上記ケーシングの端縁において当該端縁から当該端縁の
一部を切り欠いてもうけられた切欠部に上記絶縁体を嵌
合させて固定するようにした導電端子構造に関するもの
である。
貫通しかつ絶縁体を介して当該ケーシングに固定された
金属製のボルトをそなえてなる導電端子構造において,
上記ケーシングの端縁において当該端縁から当該端縁の
一部を切り欠いてもうけられた切欠部に上記絶縁体を嵌
合させて固定するようにした導電端子構造に関するもの
である。
従来,例えば自動車等の充電用発電機における出力端
子は,第5図に図示されている如く,ブラケットを貫通
させたボルトを絶縁体を介して当該ブラケットに固定さ
せるようにした構造のものが知られている。第5図にお
いて,ブラケット1にボルト4の直径よりもやや大きい
穴10を明け,絶縁ワッシャ11および12に貫通させたボル
ト4を,ナット8を締めつけることにより,上記ブラケ
ット1に固定するように構成されている。即ち,上記ボ
ルト4は,ブラケット1と所定の間隙を隔てるように上
記穴10を貫通し,当該穴10の上下にもうけられた上記絶
縁ワッシャ11,12を介して,上記ブラケット1に固定さ
れている。なお,第5図における他の符号9は内部端
子,6は平ワッシャ,7はスプリング・ワッシャ,13は回り
止めであって上記ナット8の締めつけ時に上記絶縁ワッ
シャ12の回動を防止するものを表している。
子は,第5図に図示されている如く,ブラケットを貫通
させたボルトを絶縁体を介して当該ブラケットに固定さ
せるようにした構造のものが知られている。第5図にお
いて,ブラケット1にボルト4の直径よりもやや大きい
穴10を明け,絶縁ワッシャ11および12に貫通させたボル
ト4を,ナット8を締めつけることにより,上記ブラケ
ット1に固定するように構成されている。即ち,上記ボ
ルト4は,ブラケット1と所定の間隙を隔てるように上
記穴10を貫通し,当該穴10の上下にもうけられた上記絶
縁ワッシャ11,12を介して,上記ブラケット1に固定さ
れている。なお,第5図における他の符号9は内部端
子,6は平ワッシャ,7はスプリング・ワッシャ,13は回り
止めであって上記ナット8の締めつけ時に上記絶縁ワッ
シャ12の回動を防止するものを表している。
第5図図示実施例には,次のような非所望な問題点が
ある。
ある。
(イ) 上記穴10の穴明け加工が必要である。そして,
当該穴明け加工には,加工後のバリ取りや切り屑の清掃
等の付随作業が必要であることは言うまでもない。
当該穴明け加工には,加工後のバリ取りや切り屑の清掃
等の付随作業が必要であることは言うまでもない。
(ロ) 組み立て作業が容易でない。即ち,先ず上記ボ
ルト4に内部端子9,絶縁ワッシャ12を順次挿入する。次
いで上記ボルト4をブラケット1の内部から上記穴10に
挿入する。更に,当該ボルト4を支えた状態のもとで,
上記ボルト4に絶縁ワッシャ11,平ワッシャ6,スプリン
グ・ワッシャ7を順次挿入した上でナット8を締めつけ
る。このように,上記手順に従って順次組み立て作業を
行わなければならないため,またブラケット1の内部が
狭いこともあり,組み立て作業は容易でなかった。
ルト4に内部端子9,絶縁ワッシャ12を順次挿入する。次
いで上記ボルト4をブラケット1の内部から上記穴10に
挿入する。更に,当該ボルト4を支えた状態のもとで,
上記ボルト4に絶縁ワッシャ11,平ワッシャ6,スプリン
グ・ワッシャ7を順次挿入した上でナット8を締めつけ
る。このように,上記手順に従って順次組み立て作業を
行わなければならないため,またブラケット1の内部が
狭いこともあり,組み立て作業は容易でなかった。
(ハ) 上記ブラケット1とボルト4とが狭い間隙を隔
てて対向しているため,塵埃が侵入して地絡したり,水
等の侵入により電触発生等の危険性がある。
てて対向しているため,塵埃が侵入して地絡したり,水
等の侵入により電触発生等の危険性がある。
(ニ) 上記組み立て作業におけるナット締めつけ時
に,上記絶縁ワッシャ12の回り止めとして,上記回り止
め13をもうけなければならない。
に,上記絶縁ワッシャ12の回り止めとして,上記回り止
め13をもうけなければならない。
本考案は,前記の如き問題点を解決することを目的と
し,そのため,本考案の導電端子構造は,導電体により
構成されてなるケーシングを貫通しかつ絶縁体を介して
当該ケーシングに固定された金属製のボルトをそなえて
なる導電端子構造において,上記ケーシングは端縁にお
いて当該端縁から当該端縁の一部を実質上U字形状に切
り欠いて形成された切欠部をそなえると共に, 上記ケーシングに対して面接触するように当接する突
き当て面と該突き当て面から突起しかつ上記切欠部の形
状と対応するU字形状をもちかつ当該切欠部と嵌合する
嵌合突起部とを有しかつ上記ボルトの貫通孔を有する第
1の絶縁部と, 上記ボルトの貫通孔を有する板状の第2の絶縁部とを
そなえ, 上記切欠部に上記嵌合突起部を嵌合せしめるようにし
て上記ケーシングに装着された上記第1の絶縁部と,上
記嵌合突起部と対向する位置に配設された上記第2の絶
縁部とのそれぞれの貫通孔に上記ボルトを挿入した状態
のもとでナット締めを行うことにより上記ボルトが上記
第1の絶縁部および上記第2の絶縁部を介して上記ケー
シングに固定されるよう構成されていることを特徴とし
ている。以下,図面を参照しつつ説明する。
し,そのため,本考案の導電端子構造は,導電体により
構成されてなるケーシングを貫通しかつ絶縁体を介して
当該ケーシングに固定された金属製のボルトをそなえて
なる導電端子構造において,上記ケーシングは端縁にお
いて当該端縁から当該端縁の一部を実質上U字形状に切
り欠いて形成された切欠部をそなえると共に, 上記ケーシングに対して面接触するように当接する突
き当て面と該突き当て面から突起しかつ上記切欠部の形
状と対応するU字形状をもちかつ当該切欠部と嵌合する
嵌合突起部とを有しかつ上記ボルトの貫通孔を有する第
1の絶縁部と, 上記ボルトの貫通孔を有する板状の第2の絶縁部とを
そなえ, 上記切欠部に上記嵌合突起部を嵌合せしめるようにし
て上記ケーシングに装着された上記第1の絶縁部と,上
記嵌合突起部と対向する位置に配設された上記第2の絶
縁部とのそれぞれの貫通孔に上記ボルトを挿入した状態
のもとでナット締めを行うことにより上記ボルトが上記
第1の絶縁部および上記第2の絶縁部を介して上記ケー
シングに固定されるよう構成されていることを特徴とし
ている。以下,図面を参照しつつ説明する。
第1図は本考案の一実施例構成図,第2図は第1図図
示実施例のブラケットに形成される切欠部の斜視図,第
3図は第1図図示実施例における第1の絶縁部の斜視
図,第4図は第1図図示実施例における第2の絶縁部の
説明図であって,第4図(A)は平面図,第4図(B)
は第4図(A)図示矢印A−Aにおける断面図を表して
いる。そして,図中の符号1はブラケット,1−1はブラ
ケット1の端縁,1−2は切欠部,2は第1の絶縁部,2−1
は突き当て面,2−2は嵌合突起部,2−3は貫通孔,2−4
はボルト係合部,2−5は筒状突起部,3は第2の絶縁部,3
−1は貫通孔,3−2は嵌入凹部,4はボルト,5はボルト頭
部,6は平ワッシャ,7はスプリング・ワッシャ,8はナッ
ト,9は内部端子を表している。
示実施例のブラケットに形成される切欠部の斜視図,第
3図は第1図図示実施例における第1の絶縁部の斜視
図,第4図は第1図図示実施例における第2の絶縁部の
説明図であって,第4図(A)は平面図,第4図(B)
は第4図(A)図示矢印A−Aにおける断面図を表して
いる。そして,図中の符号1はブラケット,1−1はブラ
ケット1の端縁,1−2は切欠部,2は第1の絶縁部,2−1
は突き当て面,2−2は嵌合突起部,2−3は貫通孔,2−4
はボルト係合部,2−5は筒状突起部,3は第2の絶縁部,3
−1は貫通孔,3−2は嵌入凹部,4はボルト,5はボルト頭
部,6は平ワッシャ,7はスプリング・ワッシャ,8はナッ
ト,9は内部端子を表している。
第1図は本考案の導電端子構造が組み立てられてブラ
ケット1に固定された状態を端縁1−1側から見た平面
図を示している。以下,第2図ないし第4図を参照しつ
つ第1図図示実施例を説明する。
ケット1に固定された状態を端縁1−1側から見た平面
図を示している。以下,第2図ないし第4図を参照しつ
つ第1図図示実施例を説明する。
上記ブラケット1には,第2図に図示されている如
く,端縁1−1において当該端縁1−1から当該端縁1
−1の一部を切り欠いて形成された切欠部1−2が予め
もうけられている。
く,端縁1−1において当該端縁1−1から当該端縁1
−1の一部を切り欠いて形成された切欠部1−2が予め
もうけられている。
上記第1の絶縁部2および第2の絶縁部3は例えば合
成樹脂などのような絶縁体により構成されている。
成樹脂などのような絶縁体により構成されている。
上記第1の絶縁部2は,第3図に図示されている如
く,上記ブラケット1に当接する突き当て面2−1,当該
突き当て面2−1から突起しかつ上記切欠部1−2に嵌
合する嵌合突起2−2,上記ボルト4の貫通孔2−3を少
なくともそなえるように形成されている。また,第3図
図示実施例においては,第1図図示ボルト頭部5と係合
するボルト係合部2−4,および上記貫通孔2−3を内周
面とする筒状突起部2−5をそなえている。なお,上記
ボルト係合部2−4は,第1図により明らかなように,
上記ボルト頭部5と係合することにより,ナット8の締
めつけ時にボルト4が空転することを防止するものであ
る。また,上記筒状突起部2−5は,後述する第2の絶
縁部3にもうけられている嵌入凹部3−2(第4図図
示)に嵌入されることにより,第1図図示状態におい
て,ボルト4−ブラケット1間の実質的な沿面距離を大
にして絶縁性を高めると共に上記ボルト4の塵埃による
地絡を防止するものである。
く,上記ブラケット1に当接する突き当て面2−1,当該
突き当て面2−1から突起しかつ上記切欠部1−2に嵌
合する嵌合突起2−2,上記ボルト4の貫通孔2−3を少
なくともそなえるように形成されている。また,第3図
図示実施例においては,第1図図示ボルト頭部5と係合
するボルト係合部2−4,および上記貫通孔2−3を内周
面とする筒状突起部2−5をそなえている。なお,上記
ボルト係合部2−4は,第1図により明らかなように,
上記ボルト頭部5と係合することにより,ナット8の締
めつけ時にボルト4が空転することを防止するものであ
る。また,上記筒状突起部2−5は,後述する第2の絶
縁部3にもうけられている嵌入凹部3−2(第4図図
示)に嵌入されることにより,第1図図示状態におい
て,ボルト4−ブラケット1間の実質的な沿面距離を大
にして絶縁性を高めると共に上記ボルト4の塵埃による
地絡を防止するものである。
上記第2の絶縁部3は,第4図(A),(B)に図示
されている如く,上記ボルト4が挿入される貫通孔3−
1と,上記第1の絶縁部2の筒状突起部2−5が嵌入さ
れる嵌入凹部3−2とを有するように形成されている。
されている如く,上記ボルト4が挿入される貫通孔3−
1と,上記第1の絶縁部2の筒状突起部2−5が嵌入さ
れる嵌入凹部3−2とを有するように形成されている。
次に,本考案の導電端子構造を第1図図示状態に組み
立てる工程について説明する。
立てる工程について説明する。
上記ボルト4に,内部端子9,第1の絶縁部2,第2の絶
縁部3,平ワッシャ6,スプリング・ワッシャ7を順次挿入
した上で,ナット8を仮締めしておく。そして,上記ブ
ラケット1を第1の絶縁部2と第2の絶縁部3とで挟み
かつ上記第1の絶縁部2の嵌合突起部2−2が上記切欠
部1−2に嵌合せしめたのち,上記ナット8の増し締め
を行うことにより,本考案の導電端子構造は第1図図示
の如くブラケット1に装着される。即ち,予め,ボルト
4に内部端子9,第1の絶縁部2,第2の絶縁部3,平ワッシ
ャ6,スプリング・ワッシャ7,ナット8に装着した状態で
ブラケット1に設置することが可能であり,しかるのち
ナット8の増し締めを行うだけで導電端子構造を組み立
てることができる。
縁部3,平ワッシャ6,スプリング・ワッシャ7を順次挿入
した上で,ナット8を仮締めしておく。そして,上記ブ
ラケット1を第1の絶縁部2と第2の絶縁部3とで挟み
かつ上記第1の絶縁部2の嵌合突起部2−2が上記切欠
部1−2に嵌合せしめたのち,上記ナット8の増し締め
を行うことにより,本考案の導電端子構造は第1図図示
の如くブラケット1に装着される。即ち,予め,ボルト
4に内部端子9,第1の絶縁部2,第2の絶縁部3,平ワッシ
ャ6,スプリング・ワッシャ7,ナット8に装着した状態で
ブラケット1に設置することが可能であり,しかるのち
ナット8の増し締めを行うだけで導電端子構造を組み立
てることができる。
第1図図示実施例は、例えば自動車などの充電用発電
機のブラケットに装着された導電端子構造であるが,本
考案はこれに限られるものでなく,ボルトを端子とする
導電端子構造であれば,他の電機品の導電端子構造に適
用することができる。
機のブラケットに装着された導電端子構造であるが,本
考案はこれに限られるものでなく,ボルトを端子とする
導電端子構造であれば,他の電機品の導電端子構造に適
用することができる。
以上説明した如く,本考案は,ケーシングの端縁にも
うけられた切欠部に導電端子構造を装着する構成である
ため,下記のような優れた効果を発揮することができ
る。即ち, (イ) ケーシング製作時に切欠部が形成されるため,
従来のような穴明け加工を省略することが可能となり,
省力化を図ることができる。
うけられた切欠部に導電端子構造を装着する構成である
ため,下記のような優れた効果を発揮することができ
る。即ち, (イ) ケーシング製作時に切欠部が形成されるため,
従来のような穴明け加工を省略することが可能となり,
省力化を図ることができる。
(ロ) 組み立て工程の大幅な簡素化を図る事が可能と
なる。
なる。
(ハ) 第1の絶縁部と第2の絶縁部とが実質上一体状
に結合されているため,塵埃等による地絡や端子の電触
を防止することができる。
に結合されているため,塵埃等による地絡や端子の電触
を防止することができる。
(ニ) 上記ケーシングの切欠部に上記第1の絶縁部の
嵌合突起部が嵌合される構成となっているため,ナット
締めつけ時の回り止めとなっており,従来のようにケー
シングに回り止めをもうける必要がなく,省力化につな
がる。
嵌合突起部が嵌合される構成となっているため,ナット
締めつけ時の回り止めとなっており,従来のようにケー
シングに回り止めをもうける必要がなく,省力化につな
がる。
第1図は本考案の一実施例構成図,第2図は第1図図示
実施例のブラケットに形成される切欠部の斜視図,第3
図は第1図図示実施例における第1の絶縁部の斜視図,
第4図(A)および(B)は第1図図示実施例における
第2の絶縁部の説明図,第5図は導電端子構造の実施例
の断面図を示す。 図中,1はブラケット,1−1はブラケット1の端縁,1−2
は切欠部,2は第1の絶縁部,2−1は突き当て面,2−2は
嵌合突起部,2−3は貫通孔,2−4はボルト係合部,2−5
は筒状突起部,3は第2の絶縁部,3−1は貫通孔,3−2は
嵌入凹部,4はボルト,5はボルト頭部,6は平ワッシャ,7は
スプリング・ワッシャ,8はナット,9は内部端子を表す。
実施例のブラケットに形成される切欠部の斜視図,第3
図は第1図図示実施例における第1の絶縁部の斜視図,
第4図(A)および(B)は第1図図示実施例における
第2の絶縁部の説明図,第5図は導電端子構造の実施例
の断面図を示す。 図中,1はブラケット,1−1はブラケット1の端縁,1−2
は切欠部,2は第1の絶縁部,2−1は突き当て面,2−2は
嵌合突起部,2−3は貫通孔,2−4はボルト係合部,2−5
は筒状突起部,3は第2の絶縁部,3−1は貫通孔,3−2は
嵌入凹部,4はボルト,5はボルト頭部,6は平ワッシャ,7は
スプリング・ワッシャ,8はナット,9は内部端子を表す。
Claims (3)
- 【請求項1】導電体により構成されてなるケーシングを
貫通しかつ絶縁体を介して当該ケーシングに固定された
金属製のボルトをそなえてなる導電端子構造において, 上記ケーシングは端縁において当該端縁から当該端縁の
一部を実質上U字形状に切り欠いて形成された切欠部を
そなえると共に, 上記ケーシングに対して面接触するように当接する突き
当て面と該突き当て面から突起しかつ上記切欠部の形状
と対応するU字形状をもちかつ当該切欠部と嵌合する嵌
合突起部とを有しかつ上記ボルトの貫通孔を有する第1
の絶縁部と, 上記ボルトの貫通孔を有する板状の第2の絶縁部とをそ
なえ, 上記切欠部に上記嵌合突起部を嵌合せしめるようにして
上記ケーシングに装着された上記第1の絶縁部と,上記
嵌合突起部と対向する位置に配設された上記第2の絶縁
部とのそれぞれの貫通孔に上記ボルトを挿入した状態の
もとでナット締めを行うことにより上記ボルトが上記第
1の絶縁部および上記第2の絶縁部を介して上記ケーシ
ングに固定されるよう構成されていることを特徴とする
導電端子構造。 - 【請求項2】上記第1の絶縁部は上記ボルトの頭部が当
接する面に該頭部が係合されるボルト係合部をそなえて
いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
項記載の導電端子構造。 - 【請求項3】上記第1の絶縁部は上記嵌合突起部に上記
貫通孔を内周面とする筒状の筒状突起部をそなえると共
に,上記第2の絶縁部は上記筒状突起部が嵌入される嵌
入凹部をそなえていることを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第(1)項または第(2)項記載の導電端子構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986147248U JPH082929Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 導電端子構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986147248U JPH082929Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 導電端子構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6355766U JPS6355766U (ja) | 1988-04-14 |
JPH082929Y2 true JPH082929Y2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=31060445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986147248U Expired - Lifetime JPH082929Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 導電端子構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082929Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6308850B2 (ja) * | 2014-04-10 | 2018-04-11 | 三菱電機株式会社 | 電動機、換気扇、送風機及び扇風機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5171910A (ja) * | 1974-12-19 | 1976-06-22 | Mitsubishi Electric Corp | Kaitenkyokuchidashihaisenno toritsukehoho |
-
1986
- 1986-09-26 JP JP1986147248U patent/JPH082929Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6355766U (ja) | 1988-04-14 |
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