JPH0136300Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0136300Y2 JPH0136300Y2 JP9436085U JP9436085U JPH0136300Y2 JP H0136300 Y2 JPH0136300 Y2 JP H0136300Y2 JP 9436085 U JP9436085 U JP 9436085U JP 9436085 U JP9436085 U JP 9436085U JP H0136300 Y2 JPH0136300 Y2 JP H0136300Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- bolt
- terminal bolt
- electrical contact
- contact part
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 7
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 7
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、自動車等の振動の多い機器に設けら
れたボルトに締着する丸形端子のゆるみ防止構造
に関するものである。
れたボルトに締着する丸形端子のゆるみ防止構造
に関するものである。
従来の技術
第3,4図において、自動車のオルタネータ等
のエンジン直付けの部品aから突出する端子用ボ
ルトbがあり、電線接続部A1に電線cが圧着さ
れた丸形端子Aがその電気接触部A2の穴A3に端
子用ボルトbを挿通させつつ該ボルトbと結合さ
れ、ナツトdにより締付け、固定されている。
のエンジン直付けの部品aから突出する端子用ボ
ルトbがあり、電線接続部A1に電線cが圧着さ
れた丸形端子Aがその電気接触部A2の穴A3に端
子用ボルトbを挿通させつつ該ボルトbと結合さ
れ、ナツトdにより締付け、固定されている。
しかしながら、このような従来の技術にあつて
は、エンジンの振動eが有る場合に、端子用ボル
トb、丸形端子A並びにナツトdが一緒に振動す
るが、丸形端子Aには電線cが接続されているの
で該端子Aは同じ方向には振動せずして端子用ボ
ルトbを中心に回転トルクが働き、この場合にお
いてナツトdは締め付けられているので、さらに
締まる方向には回転しないで、端子用ボルトbと
一緒にゆるむ方向にのみ回つてしまう欠点を有す
る。
は、エンジンの振動eが有る場合に、端子用ボル
トb、丸形端子A並びにナツトdが一緒に振動す
るが、丸形端子Aには電線cが接続されているの
で該端子Aは同じ方向には振動せずして端子用ボ
ルトbを中心に回転トルクが働き、この場合にお
いてナツトdは締め付けられているので、さらに
締まる方向には回転しないで、端子用ボルトbと
一緒にゆるむ方向にのみ回つてしまう欠点を有す
る。
考案が解決しようとする問題点
本考案は上記の欠点を改良することを意図し、
丸形端子が端子用ボルトに対して回動しないよう
に丸形端子に対する回動阻止構造を設けることを
基本とするものである。
丸形端子が端子用ボルトに対して回動しないよう
に丸形端子に対する回動阻止構造を設けることを
基本とするものである。
問題点を解決するための手段
上記の目的を達成するため、本考案において
は、端子用ボルトの周方向に略等間隔を存して軸
方向に延長する複数の回り止め用切欠条を形成
し、電線接続部と電気接触部を有する端子の該電
気接触部に該端子用ボルトの断面形状に略一致し
た結合孔を形成し、更に締付用のナツトを具える
構成を採用した。
は、端子用ボルトの周方向に略等間隔を存して軸
方向に延長する複数の回り止め用切欠条を形成
し、電線接続部と電気接触部を有する端子の該電
気接触部に該端子用ボルトの断面形状に略一致し
た結合孔を形成し、更に締付用のナツトを具える
構成を採用した。
実施例
丸形の端子BはU字状の電線接続部B1と平板
状の電気接触部B2より成り、電気接触部B2にお
いて略正3ツ又状の結合孔B3が形成されている。
自動車のエンジンルームにおけるオルタネータ等
の部品の支持部1から突出する端子用ボルト2に
は周方向に等間隔を存して軸方向に延長する3本
の回り止め用切欠条2aが形成されて、前記結合
孔B3に係入し得る大きさの略正3ツ又の断面形
状を有している。
状の電気接触部B2より成り、電気接触部B2にお
いて略正3ツ又状の結合孔B3が形成されている。
自動車のエンジンルームにおけるオルタネータ等
の部品の支持部1から突出する端子用ボルト2に
は周方向に等間隔を存して軸方向に延長する3本
の回り止め用切欠条2aが形成されて、前記結合
孔B3に係入し得る大きさの略正3ツ又の断面形
状を有している。
使用時においては、丸形の端子Bをその結合孔
B3を端子用ボルト2の断面形状に一致させつつ
端子用ボルト2に装着し、ナツト3を締め付け
る。
B3を端子用ボルト2の断面形状に一致させつつ
端子用ボルト2に装着し、ナツト3を締め付け
る。
考案の効果
本考案は上記した如くに、端子用ボルトの周方
向に略等間隔を存して軸方向に延長する複数の回
り止め用切欠条を形成し、電線接続部と電気接触
部を有する端子の該電気接触部に該端子用ボルト
の断面形状に略一致した結合孔を形成し、更に締
付用のナツトを具えて成るものであるから、振動
時においても回り止め結合孔により端子の回動を
阻止してナツトのゆるみが生じないことにより端
子の接触不良が防止でき、回り止め用切欠条が端
子用ボルトの周方向に等間隔を存して複数個設け
られているので、端子における電線の引出し位置
を容易に変更することができる。
向に略等間隔を存して軸方向に延長する複数の回
り止め用切欠条を形成し、電線接続部と電気接触
部を有する端子の該電気接触部に該端子用ボルト
の断面形状に略一致した結合孔を形成し、更に締
付用のナツトを具えて成るものであるから、振動
時においても回り止め結合孔により端子の回動を
阻止してナツトのゆるみが生じないことにより端
子の接触不良が防止でき、回り止め用切欠条が端
子用ボルトの周方向に等間隔を存して複数個設け
られているので、端子における電線の引出し位置
を容易に変更することができる。
第1図は本考案の分解斜視図、第2図は同上の
結合状態の斜視図、第3図は従来例の分解斜視
図、第4図は同上の結合状態の斜視図である。 B……端子、B3……結合孔、2……端子用ボ
ルト、2a……切欠条。
結合状態の斜視図、第3図は従来例の分解斜視
図、第4図は同上の結合状態の斜視図である。 B……端子、B3……結合孔、2……端子用ボ
ルト、2a……切欠条。
Claims (1)
- 端子用ボルトの周方向に略等間隔を存して軸方
向に延長する複数の回り止め用切欠条を形成し、
電線接続部と電気接触部を有する端子の該電気接
触部に該端子用ボルトの断面形状に略一致した結
合孔を形成し、更に締付用のナツトを具えて成る
ことを特徴とするボルトに締着する端子のゆるみ
防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9436085U JPH0136300Y2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9436085U JPH0136300Y2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS625475U JPS625475U (ja) | 1987-01-13 |
JPH0136300Y2 true JPH0136300Y2 (ja) | 1989-11-06 |
Family
ID=30957736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9436085U Expired JPH0136300Y2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0136300Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63132048U (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-30 | ||
JP2017041398A (ja) * | 2015-08-21 | 2017-02-23 | 住友電装株式会社 | ボルト締め端子の積層固定構造 |
-
1985
- 1985-06-24 JP JP9436085U patent/JPH0136300Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS625475U (ja) | 1987-01-13 |
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