JPH035108Y2 - - Google Patents

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JPH035108Y2
JPH035108Y2 JP1985193055U JP19305585U JPH035108Y2 JP H035108 Y2 JPH035108 Y2 JP H035108Y2 JP 1985193055 U JP1985193055 U JP 1985193055U JP 19305585 U JP19305585 U JP 19305585U JP H035108 Y2 JPH035108 Y2 JP H035108Y2
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connector
bracket
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wire
mounting hole
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JP1985193055U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車室側とエンジンルーム側にまたが
るワイヤーハーネスを電気的に接続するパネル取
付用コネクター装置に関するものである。
〔従来の技術〕
自動車の車室とエンジンルームとを仕切るダツ
シユパネルには、コネクター取付手段を具備し、
周囲にフランジを形成してなる多極コネクター装
置が装備されていて、該多極コネクター装置によ
り車室側ハーネスとエンジンルーム側ハーネスを
接続するようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 エンジンルーム側のバツテリーと車室側のヒユ
ーズボツクスとを結ぶ電源線等では、分断したく
ないために上記多極コネクター装置を使用するこ
とができず、このため従来ではダツシユパネルに
多極コネクター装置を取付ける孔とは別に孔を設
けて、該孔にグロメツトを取付け、電源線等を貫
通保持する必要があり、手間がかかる問題があつ
た。
本考案の目的は、分断を避けたい電源線等も併
せて貫通保持することができるパネル取付用コネ
クター装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、パネルの取
付孔に弾性グロメツトを介して嵌挿固定されるフ
ランジ付きブラケツトと、該フランジ付きブラケ
ツトに嵌合固定される一方のコネクターと、該コ
ネクターの電線とそれ以外のサブ電線とを囲繞し
て一端開口部を前記フランジ付きブラケツトの外
周部に嵌挿する弾性材のブーツとを具備し、前記
フランジ付きブラケツトには、前記コネクターに
対する嵌合取付孔と、前記サブ電線に対する挿通
孔とを設けて、前記パネルの取付孔から他方のコ
ネクターを前記一方のコネクターに接続すると共
に該サブ電線を導出させることを特徴としてい
る。
〔作用〕 分断を避けたい電源線等(サブ電線)はフラン
ジ付きブラケツトの電線挿通孔を通つて車室側に
導入される。また、弾性グロメツトとブーツによ
りエンジンルームと車室が遮断される。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図〜第3図は本考案のパネル取付用コネク
ター装置の一例を示している。図中符号1はパネ
ルで、エンジンルーム2と車室3を仕切つてい
る。
このパネル1に設けた取付孔4には、エンジン
ルーム2側からフランジ13を一体に設けてなる
円筒状のブラケツト5が該フランジ13と同径に
形成されたリング状の弾性グロメツト6を介して
取付けられている。
ブラケツト5の中央部分には多極オスコネクタ
ー7の嵌合取付孔8が形成され、また該取付部8
の一方の側部位置には電線挿通孔9が形成されて
いる。分断を避けたい電源線10等(サブ電源)
は、この電線挿通孔9を通つてエンジンルーム2
側から車室3側に導入され、従来のように取付孔
4の他に別の孔を設ける必要がない。
また、ブラケツト5の外周面には、ブラケツト
5のエンジンルーム2側の面部と多極オスコネク
ター7のコネクター電線11及び電源線10を囲
繞する防水ゴムブーツ12の一端開口部12aが
嵌挿されている。この防水ゴムブーツ12の一端
開口部12aの内径はブラケツト5の外径よりも
若干小さく設定されて、該一端開口部12aがブ
ラケツト5外周面に密着して嵌挿されており、ま
た他端の電線取出口12bの内径はコネクター電
線11と電源線10を一つの束にまとめて電線取
出口12bとコネクター電線11、電源線10と
の間にほとんど隙間が生じない大きさに設定さ
れ、かつ電線取出口12bが下向きに形成されて
いる。この防水ゴムブーツ12は弾性グロメツト
6と共にエンジンルーム2と車室3とを遮断する
作用をする。
なお、電線取出口12bとコネクター電線11
と電源線10には図示しないが、テープが巻き付
けられる。
ブラケツト5のフランジ13には周方向に適宜
間隔をおいて複数のボルト挿通孔13aが形成さ
れていて、このボルト挿通孔13aから弾性グロ
メツト6の挿通孔6aを通して取付ボルト14を
パネル1の車室3側の側面に固定したナツト15
(第3図参照)に螺合することによりブラケツト
5がパネル1に固定される。
嵌合取付孔8内には多極オスコネクター7の側
面に設けたロツク係止部7aに係止するロツクア
ーム8aが撓み可能に設けられ、また嵌合取付孔
8の各角部には多極オスコネクター7の各角部に
設けた突起7bに係止する係止凹部8bが設けら
れていて、多極オスコネクター7が嵌合取付孔8
から車室3側に抜け出るのを防止している。
なお、ブラケツト5の外周面には、防水ゴムブ
ーツ12の一端開口部12aが抜け出るのを防止
する突状5aが周方向に沿つて形成されている。
上記パネル取付用コネクター装置では、弾性グ
ロメツト6、多極オスコネクター7、防水ゴムブ
ーツ12が予めブラケツト5に組み付けられてい
て、ハーネス組付けラインにおいてエンジンルー
ム2側より取付孔4に電源線10を通し、ブラケ
ツト5を嵌挿した後、取付ボルト14をナツト1
5に螺合することによりパネル1に取付けられ
る。この後、車室3側から多極オスコネクター1
7を多極オスコネクター7に嵌合し、電源線10
の車室3側の端部に設けたコネクター16をヒユ
ーズボツクス等に接続することにより組付け作業
が完了する。
なお、ブラケツト5に多極オスコネクター7の
代わりに多極メスコネクター17を組み付けてお
いてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、パネルに
設けた一つの取付孔によりエンジンルーム側ハー
ネス(多極オスコネクター7)と車室側ハーネス
(多極メスコネクター17)をコネクター接続で
きる他に、コネクターにより分断されたくない電
源線等(サブ電線)はブラケツトの電線挿通孔を
通して配線でき、従来のように別に孔を設けるよ
うな手間のかかることをしなくてもすむ従つて、
サブ電線用にグロメツト等の部品を取り付ける手
間が省け、部品代もかからない。
また、弾性グロメツトとブーツ(防水ゴムブー
ツ12)によりエンジンルームと車室が遮断され
て、エンジンルーム側から水、騒音が車室側に漏
れるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は一部切欠いて示した斜視図、第2図は分解斜視
図、第3図は側断面図である。 1……パネル、2……エンジンルーム、3……
車室、4……取付孔、5……ブラケツト、6……
弾性グロメツト、7……多極コネクター(多極オ
スコネクター)、8……嵌合取付孔、9……電線
挿通孔、10……電源線(サブ電線)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルの取付孔に弾性グロメツトを介して嵌挿
    固定されるフランジ付きブラケツトと、該フラン
    ジ付きブラケツトに嵌合固定される一方のコネク
    ターと、該コネクターの電線とそれ以外のサブ電
    線とを囲繞して一端開口部を前記フランジ付きブ
    ラケツトの外周部に嵌挿する弾性材のブーツとを
    具備し、前記フランジ付きブラケツトには、前記
    コネクターに対する嵌合取付孔と、前記サブ電線
    に対する挿通孔とを設けて、前記パネルの取付孔
    から他方のコネクターを前記一方のコネクターに
    接続すると共に該サブ電線を導出させることを特
    徴とするパネル取付用コネクター装置。
JP1985193055U 1985-12-17 1985-12-17 Expired JPH035108Y2 (ja)

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JP1985193055U JPH035108Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JP1985193055U JPH035108Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JPS62102289U JPS62102289U (ja) 1987-06-29
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JPS62102289U (ja) 1987-06-29

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