JPH09180807A - コントロールユニットの取付構造 - Google Patents

コントロールユニットの取付構造

Info

Publication number
JPH09180807A
JPH09180807A JP33853295A JP33853295A JPH09180807A JP H09180807 A JPH09180807 A JP H09180807A JP 33853295 A JP33853295 A JP 33853295A JP 33853295 A JP33853295 A JP 33853295A JP H09180807 A JPH09180807 A JP H09180807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine room
connector
control unit
air box
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33853295A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Yoshida
力 美田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP33853295A priority Critical patent/JPH09180807A/ja
Publication of JPH09180807A publication Critical patent/JPH09180807A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ECCSユニットをエンジンルームに近いエ
アボックス内に配設して、エンジンルームハーネスの配
廻し長さを短縮してコントロールユニット全体として経
済的な製品を提供すると共に、良好な取付作業性を持た
せつつ、ECCSユニットの防水性能を確保する。 【解決手段】車両1のエンジンルーム2と、エンジンル
ーム2後方に形成されるエアボックス6とを隔離するエ
ンジンルーム後方パネル7に設けられたパネル開口部7
aから嵌合面9aが、エンジンルーム2側に臨む主コネ
クタ9が設けられている。コントロールユニット5は、
エアボックス6内に配設され、エンジン3に接続するエ
ンジンルームハーネス11の副コネクタ10に、副コネ
クタ10を覆う防水カバー部材12が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のエンジン
等を制御するコントロールユニットの取付構造、特にエ
ンジンコントロールユニットを車室外に設置するコント
ロールユニットの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコントロールユニットの
取付構造としては、図7及び図8に示すようなものが知
られている。
【0003】車両1の前部に形成されるエンジンルーム
2内には、エンジン3,バッテリ4,等が設けられてい
る。
【0004】車両1のエンジン3の燃焼制御を始め、各
種制御を行うコントロールユニット(以下、「ECCS
ユニット」と言う。)5は、その防水性能を、確保する
必要から車室8内、とりわけインストルメントパネル8
aの内部に配置され、エンジン3及びバッテリ4等と接
続するエンジンルームハーネス11を、エンジンルーム
2と車室8とを隔離するカウルトップパネル7の前壁部
7aに貫通させて車室8内へ導いている。エンジンルー
ムハーネス11と、前壁部7a貫通孔周縁との間には、
グロメット9aが配設され、水密状態としている。
【0005】その上で、エンジンルームハーネス11先
端のコネクタ10を前記ESSCユニット5のコネクタ
9に接続させ、これにより、エンジン3及びバッテリ4
等が、ECCSユニット5に電気的に接続され、エンジ
ン3の電気的制御が行われるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな前記従来のものでは、エンジンルームハーネス11
をエンジンルーム2から車両1内まで配策しなければな
らないので、エンジンルームハーネス11の配廻し長さ
が長くなり、コントロールユニット全体として製品が高
価になるという問題があった。
【0007】また、コネクタ10の接続とは、別に防水
用のグロメット9aの装着も行わなければならない。し
かも、前壁部7aの貫通孔を挿通させて、車室8内のエ
アボックス6下方で行わなわれるので、作業性が良好で
あるとは言い難かった。
【0008】そこで、この発明は、ECCSユニット5
をエンジンルーム2に近いエアボックス内に配設して、
エンジンルームハーネス11の配廻し長さを短縮してコ
ントロールユニット全体として経済的な製品を提供する
と共に、良好な取付作業性を持たせつつ、ECCSユニ
ットの防水性能を確保することの出来るコントロールユ
ニットの取付構造を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明の請求項1に記載されたものでは、車両のエン
ジンルームと、該エンジンルーム後方に形成されるエア
ボックスとを隔離するエンジンルーム後方パネルに、パ
ネル開口部を形成し、該パネル開口部から嵌合面が前記
エンジンルーム側に臨む主コネクタを有するコントロー
ルユニットを前記エアボックス内に配設し、一方、前記
エンジンルーム内に配策されるハーネスの副コネクタ
に、該副コネクタを覆い、且つ、前記エンジンルームか
ら前記エアボックスへの水分の流入を防止する防水カバ
ー部材を取付け、前記両コネクタを嵌合させる際、前記
防水カバー部材が、前記エンジンルーム後方パネルに前
記エンジンルーム側から水密的に装着されるようにした
コントロールユニットの取付構造を特徴としている。
【0010】この様に構成された請求項1記載のもので
は、コントロールユニットが、車両のエンジンルームに
隣接してエアボックス内に配設されることから、コント
ロールユニットとエンジンとを電気的に接続するエンジ
ンルームハーネスの配廻し長さが短縮される。
【0011】従って、エンジンルームハーネスを含めた
コントロールユニット全体が廉価に提供できる。
【0012】また、コントロールユニットそれ自体は、
防水性能を確保しなければならないが、前記両コネクタ
を嵌合させたとき、前記防水カバー部材が前記エンジン
ルーム後方パネルに前記エンジンルーム側から水密的に
装着されてコントロールユニットの防水性能が確保され
る。
【0013】このため、エンジンルーム側からコネクタ
を嵌合させるだけで、防水構造が形成され、良好な取付
作業性を持たせつつ、コントロールユニットの防水性能
を向上させることが出来る。
【0014】また、請求項2に記載されたものでは、前
記防水カバー部材は、硬質材料で構成されるコネクタカ
バーと、該コネクタカバー内側に配設され、弾性材料で
構成されるグロメットとを有し、該グロメットは、前記
コネクタカバー周縁部と前記パネル開口部の周縁部に介
在して、この間の間隙をシールする請求項1記載のコン
トロールユニットの取付構造を特徴としている。
【0015】このように構成された請求項2記載のコン
トロールユニットの取付構造では、前記両コネクタの嵌
合と同時に、前記グロメットが、前記コネクタカバー周
縁部と、前記パネル開口部の周縁部との間に介在して、
この間隙をシールし、コントロールユニットの防水性能
を、更に、向上させることが出来る。
【0016】更に、請求項3に記載されたものでは、車
両のエンジンルームと、該エンジンルーム後方に形成さ
れるエアボックスとを隔離するエンジンルーム後方パネ
ルに、パネル開口部を形成し、該パネル開口部から嵌合
面が前記エンジンルーム側に臨む主コネクタを有するコ
ントロールユニットを前記エアボックス内に配設し、一
方、前記エンジンルームに配策されるハーネスの副コネ
クタに、該副コネクタを覆い、且つ、前記エンジンルー
ムから前記エアボックスへの水分の流入を防止する防水
カバー部材を取付け、該防水カバー部材及び前記副コネ
クタを挿通するネジ部材を設け、該ネジ部材を前記主コ
ネクタに螺合する際、該両コネクタが嵌合すると共に、
前記防水カバー部材が、前記エンジンルーム後方パネル
に前記エンジンルーム側から水密的に装着されるように
したコントロールユニットの取付構造を特徴としてい
る。
【0017】このように構成された請求項3記載のもの
では、前記エンジンルーム側から前記ネジ部材を主コネ
クタに向けて螺合させるので、前記両コネクタの嵌合作
業、及び前記防水カバー部材の前記パネル開口部の周縁
部への装着作業が同時に行われ、コントロールユニット
の電気的接続作業を良好なものとすることが出来る。
【0018】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0019】図1乃至図6は、この発明の実施の形態1
を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な
部分については、同一符号を付して説明する。
【0020】まず構成を説明すると、図1中符号12
は、この実施の形態1の車両の前部に形成されるエンジ
ンルーム2内に設けられ、コネクタ10の周囲を覆うこ
とにより、エンジンルーム2内からエアボックス6への
水分の流入を防止する防水カバー部材12を示してい
る。
【0021】このエンジンルーム2内には、エンジン
3,バッテリ4等が設けられている。
【0022】また、このエンジンルーム2の後方位置に
は、車幅方向に沿って延設されるエアボックス6が設け
られている。
【0023】そして、このエアボックス6とエンジンル
ーム2とは、エンジンルーム後方パネルとしてのカウル
トップパネル7によって隔離されている。
【0024】また、このカウルトップパネル7の前壁部
7aには、パネル開口部8が形成されている。
【0025】そして、前記エアボックス6内には、図6
に示すように、ECCSユニットケース13が収納され
ており、前記パネル開口部8から嵌合面9aを前記エン
ジンルーム2側に臨ませて、一方のコネクタである主コ
ネクタ9が、図2に示すように設けられている。前記嵌
合面9aは、このカウルトップパネル7の前壁部7aの
パネル面と略面一となるように設けられている。
【0026】また、この主コネクタ9は、他の電気部品
を収納したユニットボックス9bに一体に形成されてい
る。このユニットボックス9bの周囲には、金属製の箱
状をした密閉ケース13が設けられていて、この前壁部
7aに形成されたパネル開口部8の周縁にエアボックス
6側から開口周縁13aを当接させて、固着されてい
る。
【0027】そして、前記防水カバー部材12内には、
前記エンジンルーム2内側から、この主コネクタ9の嵌
合面9aに嵌合することにより電気的に導通する他方の
コネクタとしてのエンジンルーム側コネクタ10が設け
られている。このコネクタ10は、エンジンルームハー
ネス11の先端に装着されている。
【0028】前記防水カバー部材12は、合成樹脂材料
で略箱型に形成され、底部にネジ孔14及びこのネジ孔
14の周囲に一対穿設されるインジケータ用開口15,
15とが設けられたコネクタカバー16が設けられてい
る。
【0029】このコネクタカバー16には、前記ネジ孔
14の周囲をシールするキャップ部材17が、弾性バン
ド18を介して折曲げ可能となるように一体に形成され
ている。
【0030】このキャップ部材17は、前記ネジ孔14
の周囲に形成されたフランジ16bに嵌着する事によ
り、ネジ孔14のシールを行ない、前記主コネクタ9側
への水分の流入を防止する防滴手段としてのシール溝1
7aが周状に形成されている。
【0031】また、このコネクタカバー16の内側に
は、図1,図3,及び図4に示すように、このコネクタ
カバー16の周縁部16aと前記パネル開口部8の周縁
部との間に介在し、間隙をシールするゴム製のグロメッ
ト19が設けられている。
【0032】このグロメット19には、エンジンルーム
ハーネス11を導出するハーネス導出部19aが、下方
へ向けて一体に延設されている。また、このグロメット
19の底部略中央には、図1(a)に示すようにネジ孔
19bが形成されている。
【0033】そして、前記コネクタカバー16のネジ孔
14及びこのグロメット19のネジ孔19bに挿通され
て、前記主コネクタ9に螺合することにより、前記エン
ジンルーム側コネクタ10を前記嵌合面9aに押圧して
嵌合させるネジ部材20が設けられている。
【0034】このネジ部材20は、ボルトホルダ20a
に挿通されて、前記エンジンルーム側コネクタ10に対
して、プレート20bで保持されている。
【0035】すなわち、プレート20bには、瓢箪型を
した透孔20cが形成され、この透孔20cの大径部に
位置合わせをしてネジ部材20を通し、その上で、この
プレート20bを移動して、その小径部をネジ部材20
の小径部20dに係合させることによってネジ部材20
は、ボルトホルダ20aに保持される。
【0036】前記コネクタカバー16と、グロメット1
9との間には、インジケータ部材21が配設されてい
る。
【0037】このインジケータ部材21は、無負荷状態
で一定量湾曲し、押圧により弾性変形可能な板状部22
と、この板状部22の略中央に形成され、前記ネジ部材
20を挿通するネジ開口23と、このネジ開口23の両
側に一対形成され、前記嵌合状態で前記インジケータ用
開口15,15から、突出する係止爪24,24とが設
けられている。
【0038】この係止爪24,24は、前記インジケー
タ用開口15,15から、突出したところで、このイン
ジケータ用開口15,15の開口縁に係合してインジケ
ータ部材21は、コネクタカバー16に仮保持されるよ
うに構成されている。
【0039】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0040】まず、図3に示す様に、内部にECCSユ
ニット5及びコネクタ9が収納された密閉ケース13の
開口周縁13aが、エアボックス6側からパネル開口部
8の周縁に当接するようにして溶接等の手段で固着させ
る。ついで、前記防水カバー部材12をパネル開口部8
に装着して、両前記エンジンルーム側コネクタ10及
び、前記主コネクタ9を半嵌合状態とする。
【0041】このとき、前記インジケータ部材21の板
状部22は、一定量湾曲しているので、このインジケー
タ部材21の両端を前記コネクタカバー16の底面に当
接させて、このインジケータ部材21中央部を前記エア
ボックス6方向へ付勢している。従って、係止爪24,
24が、前記インジケータ用開口15,15から先端の
一部を突出させただけでは、前記キャップ部材17を係
合させることは出来ない。
【0042】そして、図4に示す様に、前記ネジ部材2
0を回転させることによって、前記主コネクタ9への螺
合を進めると、前記エンジンルーム側コネクタ10は、
前記主コネクタ9の嵌合面9aへ嵌合されながら、前記
コネクタカバー16によって、前記グロメット19も、
前記エアボックス6方向へ押圧されて、グロメット19
が、コネクタカバー周縁部16aと前記パネル開口部8
とに圧接され、コネクタカバー周縁部16aと前記パネ
ル開口部8の周縁部との間隙が、このグロメット19に
よって、シールされる。同時に、両コネクタ9,10が
嵌合する。
【0043】この際、両コネクタ9,10が嵌合した嵌
合状態では、図4に示すように、前記コネクタカバー1
6に形成されたインジケータ用開口15,15から、イ
ンジケータ部材21の係止爪24,24が、これらの係
止爪24,24に前記キャップ部材17を係止可能な位
置まで突出される。
【0044】従って、このように両コネクタ9,10が
完全に嵌合している場合には、図5に示す様に、この係
止爪24,24に前記キャップ部材17を係合させるこ
とができる。また、両コネクタ9,10が完全に嵌合し
ていない場合には、この係止爪24,24に前記キャッ
プ部材17を係合させることができないので、更に、前
記ネジ部材20による螺合を進めて、係合できるように
する。
【0045】このため、両コネクタ9,10の嵌合状態
を確実に認識することが出来、係止爪24,24に前記
キャップ部材17を係合させて、取付作業の終了の印と
すれば、同時に防水施工の完了も認識出来る。
【0046】このため、取付作業者が作業を途中で中断
して、水分を侵入させてしまう虞が無く、しかも、容易
に判断できる。更に、エンジンルーム2側からコネクタ
10を嵌合させるので取付作業性が良好である。
【0047】また、前記キャップ部材17に設けられた
シール溝17aが、前記ネジ孔14の周囲に形成された
フランジ16bに嵌着する事により、シールが行なわ
れ、前記ネジ部材20の周囲から、前記主コネクタ9側
への水分の流入が防止される。
【0048】このため、エンジンルーム側からコネクタ
を嵌合させるだけで、同時に、防水構造が形成され、水
密状態を良好なものとすることができる。
【0049】以上、この発明の実施の形態1を図面によ
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に
限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があってもこの発明に含まれる。
【0050】例えば、前記実施の形態1では、ネジ部材
20を一つ用いたものを示して説明してきたが、特にこ
れに限らず、一対等、複数のネジ部材20…によって、
両コネクタ9,10を嵌合させるものであってもよい。
【0051】また、実施の形態1では、インジケータ部
材21の板状部22に一定の湾曲を持たせて、半嵌合状
態で、前記係止爪24,24が、キャップ部材17嵌合
可能位置まで、突出しないように構成しているが、特に
これに限らず、前記係止爪24,24形成部分をエアボ
ックス6方向へ付勢するものであるならば、例えば、コ
イルスプリング等の他の弾性部材を用いて構成してもよ
い。
【0052】そして、実施の形態1では、コントロール
ユニットとしてECCSユニットケース13を配設する
ものを示して説明してきたが、特にこれに限らず、例え
ば、他の電子制御等に用いるコントロールユニット等、
車両1のエンジンルーム2に隣接してエアボックス6内
に配設されるものであるならば、どの様なコントロール
ユニットであってもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1記載のものによれば、コントロールユニットが、
車両のエンジンルームに隣接してエアボックス内に配設
されることから、コントロールユニットとエンジンとを
電気的に接続するエンジンルームハーネスの配廻し長さ
が短縮される。
【0054】従って、エンジンルームハーネスを含めた
コントロールユニット全体が廉価に提供できる。
【0055】また、コントロールユニットそれ自体は、
防水性能を確保しなければならないが、前記両コネクタ
を嵌合させたとき、前記防水カバー部材が前記エンジン
ルーム後方パネルに前記エンジンルーム側から水密的に
装着されてコントロールユニットの防水性能が確保され
る。
【0056】このため、エンジンルーム側からコネクタ
を嵌合させるだけで、防水構造が形成され、良好な取付
作業性を持たせつつ、コントロールユニットの防水性能
を向上させることが出来る。
【0057】また、請求項2に記載されたものでは、前
記両コネクタの嵌合と同時に、前記グロメットが、前記
コネクタカバー周縁部と、前記パネル開口部の周縁部と
の間に介在して、この間隙をシールし、コントロールユ
ニットの防水性能を、更に、向上させることが出来る。
【0058】更に、請求項3に記載されたものでは、前
記エンジンルーム側から前記ネジ部材を主コネクタに向
けて螺合させるので、前記両コネクタの嵌合作業、及び
前記防水カバー部材の前記パネル開口部の周縁部への装
着作業が同時に行われ、コントロールユニットの電気的
接続作業を良好なものとすることが出来る、という実用
上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のコントロールユニット
の取付構造で、分解斜視図及び取付後の様子を示す斜視
図である。
【図2】実施の形態1のコントロールユニットの取付構
造で、図1のA−A線に沿った位置の断面図である。
【図3】実施の形態1のコントロールユニットの取付構
造で、図1のB−B線に沿った位置を示し、半嵌合取付
状態を説明する断面図である。
【図4】実施の形態1のコントロールユニットの取付構
造で、図1のB−B線に沿った位置を示し、嵌合取付状
態を説明して、キャップ部材を係合させる前の断面図で
ある。
【図5】実施の形態1のコントロールユニットの取付構
造で、図1のB−B線に沿った位置を示し、嵌合取付状
態を説明して、キャップ部材を係合させた断面図であ
る。
【図6】実施の形態1のコントロールユニットの取付構
造で、全体の取付状態を説明する上面図である。
【図7】従来例のコントロールユニットの取付構造を説
明する車両のエンジンルーム付近の上面図である。
【図8】従来例のコントロールユニットの取付構造を説
明する図7のC−C線に沿った位置の断面図である。
【符号の説明】
2 エンジンルーム 6 エアボックス 7 カウルトップパネル(エンジンルーム後方パネ
ル) 8 パネル開口部 9 主コネクタ 10 エンジンルーム側コネクタ 12 防水カバー部材 13 ECCSユニットケース(コントロールユニッ
ト) 14 ネジ孔 15,15 インジケータ用開口 16 コネクタカバー 17 キャップ部材 17a シール溝(防滴手段) 19 グロメット 20 ネジ部材 21 インジケータ部材 24,24 係止爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のエンジンルームと、該エンジンルー
    ム後方に形成されるエアボックスとを隔離するエンジン
    ルーム後方パネルに、パネル開口部を形成し、該パネル
    開口部から嵌合面が前記エンジンルーム側に臨む主コネ
    クタを有するコントロールユニットを前記エアボックス
    内に配設し、一方、前記エンジンルーム内に配策される
    ハーネスの副コネクタに、該副コネクタを覆い、且つ、
    前記エンジンルームから前記エアボックスへの水分の流
    入を防止する防水カバー部材を取付け、前記両コネクタ
    を嵌合させる際、前記防水カバー部材が、前記エンジン
    ルーム後方パネルに前記エンジンルーム側から水密的に
    装着されるようにしたことを特徴とするコントロールユ
    ニットの取付構造。
  2. 【請求項2】前記防水カバー部材は、硬質材料で構成さ
    れるコネクタカバーと、該コネクタカバー内側に配設さ
    れ、弾性材料で構成されるグロメットとを有し、該グロ
    メットは、前記コネクタカバー周縁部と前記パネル開口
    部の周縁部に介在して、この間の間隙をシールすること
    を特徴とする請求項1記載のコントロールユニットの取
    付構造。
  3. 【請求項3】車両のエンジンルームと、該エンジンルー
    ム後方に形成されるエアボックスとを隔離するエンジン
    ルーム後方パネルに、パネル開口部を形成し、該パネル
    開口部から嵌合面が前記エンジンルーム側に臨む主コネ
    クタを有するコントロールユニットを前記エアボックス
    内に配設し、一方、前記エンジンルーム内に配策される
    ハーネスの副コネクタに、該副コネクタを覆い、且つ、
    前記エンジンルームから前記エアボックスへの水分の流
    入を防止する防水カバー部材を取付け、該防水カバー部
    材及び前記副コネクタを挿通するネジ部材を設け、該ネ
    ジ部材を前記主コネクタに螺合する際、該両コネクタが
    嵌合すると共に、前記防水カバー部材が、前記エンジン
    ルーム後方パネルに前記エンジンルーム側から水密的に
    装着されるようにしたことを特徴とするコントロールユ
    ニットの取付構造。
JP33853295A 1995-12-26 1995-12-26 コントロールユニットの取付構造 Pending JPH09180807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33853295A JPH09180807A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 コントロールユニットの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33853295A JPH09180807A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 コントロールユニットの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09180807A true JPH09180807A (ja) 1997-07-11

Family

ID=18319059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33853295A Pending JPH09180807A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 コントロールユニットの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09180807A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6883628B1 (en) 1999-10-19 2005-04-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Arrangement of electrical equipments in motor vehicle
JP2008171592A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Jtekt Corp 電線組立体の取付構造
JP2011070781A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Yazaki Corp 機器接続用コネクタ
CN113335387A (zh) * 2020-02-18 2021-09-03 马自达汽车株式会社 车辆的发动机舱构造和封装罩组装方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6883628B1 (en) 1999-10-19 2005-04-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Arrangement of electrical equipments in motor vehicle
JP2008171592A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Jtekt Corp 電線組立体の取付構造
JP2011070781A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Yazaki Corp 機器接続用コネクタ
CN113335387A (zh) * 2020-02-18 2021-09-03 马自达汽车株式会社 车辆的发动机舱构造和封装罩组装方法
CN113335387B (zh) * 2020-02-18 2023-07-25 马自达汽车株式会社 车辆的发动机舱构造和封装罩组装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5144908B2 (ja) 防水ケース
US4861282A (en) Waterproof connecting structure for connector
JPH1120573A (ja) ワイヤハーネスの取付け構造
JP2005019319A (ja) 機器用コネクタ
JPH1029475A (ja) インストルメントパネルユニット
JPH09180807A (ja) コントロールユニットの取付構造
JP2597713Y2 (ja) 分岐接続箱
JP4542942B2 (ja) ハーネス配索構造
JP5030223B2 (ja) プロテクタ
JP4278556B2 (ja) コネクタの嵌合構造
JPH1029476A (ja) ドア用回路体の組付構造
JP5536170B2 (ja) 防水ケース
JPH09180808A (ja) コネクタの防水構造
KR20070088147A (ko) 그로멧 설치 구조
JP3504441B2 (ja) 防水コネクタ
JP3504442B2 (ja) 防水コネクタ
JPH0591995U (ja) アース端子の防水構造
JPH035108Y2 (ja)
JPH0761293A (ja) エンジン用電子制御ユニットの取り付け構造
JP3832308B2 (ja) 車両用防塵・防水ケース
JP4238185B2 (ja) 防水コネクタ
JP4233460B2 (ja) ドア用ワイヤハーネス
JP2006347282A (ja) グロメットの固定構造
JP4348867B2 (ja) ドア用グロメット
JPH10336843A (ja) 自動車における電気接続箱の取付構造