JPS6021898Y2 - 電気機器の防水取付構造 - Google Patents

電気機器の防水取付構造

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Publication number
JPS6021898Y2
JPS6021898Y2 JP15076481U JP15076481U JPS6021898Y2 JP S6021898 Y2 JPS6021898 Y2 JP S6021898Y2 JP 15076481 U JP15076481 U JP 15076481U JP 15076481 U JP15076481 U JP 15076481U JP S6021898 Y2 JPS6021898 Y2 JP S6021898Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
electrical equipment
connector
cover
attached
Prior art date
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Expired
Application number
JP15076481U
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English (en)
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JPS5855378U (ja
Inventor
真 近藤
茂男 原
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンジンルーム内における電気機器の防水取付
構造に関するものである。
車両のエンジンルーム内の内壁に凹所を設け、ここに回
路部品等の機器を収納し、ノ\−ネス等にコネクタを介
して接続する構造が採用されているが、従来の防水構造
はコネクタ部分の防水は防水カプラ等で、又回路部品等
の機器はモールディング等で防水を行い、夫々は別個で
防水を行う結果防水構造が複雑で、コスト的にも不利で
ある。
本考案はかかる不利を改善すべくなされたもので、その
目的とする処は、エンジンルーム内壁に凹所を設け、こ
れに機器を収納取付支持せしめ、凹所周辺部に枠状シー
ルラバーを介してカバープレートを被着するとともに、
カバープレートには弾性体からなるグロメットを表裏面
を貫通する如く設けてこれの内部にハーネス端を通して
コネクタを裏面に臨ませ、該コネクタを機器の開口部を
通して接続し、機器開口部周辺にグロメット先端に設け
たシールリップをカバープレート被着状態で圧接する如
くし、コネクタ、機器夫々に防水構造を要することなく
カバープレートの被着で簡易に、構造簡単に、安価に防
水を行い得るようにした防水取付構造を提供するにある
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
第1図は分解斜視図を、第2図は取付途中の縦断側面図
を、第3図は取付状態の同様の図を示している。
1はエンジンルームの内壁で、実施例ではインナフェン
ダ部を示し、内壁1は一部にダンパハウジング1aが形
成され、内壁1の一部のフラットな部分に絞り成形等に
より外方に回出する凹所2を設ける。
凹所2の内壁1と同一面の周辺部には取付孔3及び4を
設け、孔3・・・は周辺四隅に設けられて四個あり、欠
礼4は上下の孔3・・・間の高さ方向中間部に前後に二
個設けられ、この孔4,4は上下の孔3・・・の中心を
結ぶ線より凹所に近い部分に設けられる。
5は回路部品の如き機器で、機器5のケース5aの両側
には車体の前後方向に延びる取付片5b、5bがケース
表面と面一となるように一体的に延出され、これに取付
孔5cを設け、ケース5aを凹所2内に収納し、表面前
後の取付片5b。
5bを凹所周辺部に重ね、孔4,4と5c、5cとを合
せ、ビス6を介してケース5aを止着する。
かくして機器5は凹所2内に収納されつつ内壁1側に取
付支持され、ケース5aの表面には開口部5dを備え、
開口部5d内には機器のソケット部7が臨む。
8は凹所を覆うカバーで、カバー8は中間部8aが外方
に膨出し、四周辺にフラットな囲繞フランジ部8bを備
え、これの四隅に既述の取付孔3・・・と対応する取付
孔8c・・・を設ける。
かかるカバー8の中間部8aの中央部には縦長の孔8d
を表裏両面を貫通する如く設け、この孔8dにグロメッ
ト9を嵌挿係着し、グロメット9は外周に係合i9aを
有して孔8dの周辺部を挾んでそれ自身の保持とシール
を行う。
グロメット9は機器5のケース5aの開口部5d周辺部
を囲む如く中間部8aの裏面方向に突出する突枠部9b
を備え、中間部8aの表面方向には狭搾した保持部9c
が突出され、これの内径部9dにハーネス10を通し、
ハーネスの端部にはコネクタ11が接続され、コネクタ
11は突枠部9b内に収納される。
突枠部9bの端面にはこれを囲む如くリップ部12が突
設され、一方、カバー8のフランジ部8bと重なり合う
枠状のシールラバー13を用意し、これの四隅には孔3
,8cと対応する取付孔13a・・・を備える。
以上において、ハーネス10を引き出してコネクタ11
を機器5のソケット7に接続し、シールラバー13を凹
所2の四周辺に当て、カバー8をシールラバー13の外
側からフランジ部8bを介して当て、ビス14・・・を
取付孔8ct 13a、3に通してカバー13を凹所
2の四周辺に止着する。
これによりカバー13は凹所2表面を覆う。ところでビ
ス14・・・の締付で凹所2の四周辺とカバー8のフラ
ンジ部8bとの間でシールラバー13は挟圧され、これ
によりシールを行うとともに、リップ部12はカバー8
の取り付は時に機器のケース5aの開口部5d周辺部に
押圧されて変形しつつ周辺部に圧着し、これにより機器
とコネクタの接続部はシールされることとなり、このシ
ールはグロメットの一部を利用しつつカバーの取り付は
作業のみでなされることとなる。
以上で明らかな如く本考案によれば、グロメットに付設
したリップ部のカバー組付時の圧着を利用してコネクタ
部をシールするため、高いシール性が得られ、又シール
は組立作業で自動的になされ、特別のシール作業を必要
とせず、作業が簡単であるとともに、コネクタや機器側
に特別なシール構造を採用する必要がなく、グロメット
の一部を利用するため構造が簡単で部品も少なく、安価
に効果的なシールが行える等多大の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は分解斜
視図、第2図は組立途中の説明的縦断側面図、第3図は
組立状態の同様の図である。 尚図面中1は内壁、2は凹所、5は電気機器、5dは開
口部、8はカバー、9はグロメット、10はハーネス、
11はコネクタ、12はリップ、13はシールラバーで
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両のエンジンルーム内壁に凹所を設け、これに電気機
    器を収納取付支持せしめ、該凹所周辺部に枠状シールラ
    バーを介してカバーを被着し、カバーには弾性体からな
    るグロメットを表裏両面を貫通する如く設けてこれの内
    部にハーネス端を通してコネクタを裏面に導出し、該コ
    ネクタを電気機器の開口部を通して接続し、機器開口部
    周辺にグロメット先端に設けたリップ部をカバー被着状
    態で圧接するようにしたことを特徴とする電気機器の防
    水取付構造。
JP15076481U 1981-10-09 1981-10-09 電気機器の防水取付構造 Expired JPS6021898Y2 (ja)

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JP15076481U JPS6021898Y2 (ja) 1981-10-09 1981-10-09 電気機器の防水取付構造

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JP15076481U JPS6021898Y2 (ja) 1981-10-09 1981-10-09 電気機器の防水取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS5855378U JPS5855378U (ja) 1983-04-14
JPS6021898Y2 true JPS6021898Y2 (ja) 1985-06-29

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ID=29943477

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH035108Y2 (ja) * 1985-12-17 1991-02-08
JPH0612638Y2 (ja) * 1987-12-10 1994-03-30 第一電子工業株式会社 防滴コネクタ
JPH0438468Y2 (ja) * 1987-12-09 1992-09-09
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JPS5855378U (ja) 1983-04-14

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