JPH0878098A - 機器直付用シールドコネクタ - Google Patents
機器直付用シールドコネクタInfo
- Publication number
- JPH0878098A JPH0878098A JP21347694A JP21347694A JPH0878098A JP H0878098 A JPH0878098 A JP H0878098A JP 21347694 A JP21347694 A JP 21347694A JP 21347694 A JP21347694 A JP 21347694A JP H0878098 A JPH0878098 A JP H0878098A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- metal shell
- contact piece
- flange
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
動力用モータなどの各種電気機器に直付けされるシール
ドコネクタに関し、低コストでシールド効果が優れ信頼
性の高い機器直付用シールドコネクタを提供することを
目的とする。 【構成】 コネクタハウジング1にシールド用の金属シ
ェル2を設け、相手側コネクタのシールド部材と金属シ
ェル2とを接続させるシールドコネクタであって、コネ
クタハウジング1のフランジ5に電気機器の導電性のケ
ーシング3に固定するための取付穴6を開設し、金属シ
ェル2には、該取付穴6へ向かって延びる接触片8を付
設している。
Description
搭載される動力用モータなどの各種電気機器に直付けさ
れるシールドコネクタに関する。
ルドコネクタは、合成樹脂製のコネクタハウジングに金
属シェルを一体成形して形成することが提案されている
が、合成樹脂材と金属とを一体成形する場合、素材の特
性の相違により金属と合成樹脂材との間に空隙が発生す
ることがあり、空隙が発生するとシール性能が低下し種
々の障害を起こす原因となっている。そこで、合成樹脂
製のコネクタハウジングに金属メッキを施す方法も考え
られるが、合成樹脂材の金属メッキ処理は多大なコスト
を要する欠点を有している。
図7に示すような、シールドコネクタSが開示されてい
る。シールドコネクタSは、シールド電線aのシールド
部材bが、端子金具収容孔cにおいて、シールド部材b
に着設した接続部材dを介してシールド用の金属シェル
eに接続されており、金属シェルeの一部e1 はハウジ
ングの外周に設けたフランジfに添設されて成る機器直
付用シールドコネクタである。
手側の電気機器の金属製のケーシングgに取り付ける
と、金属シェルeの一部e1 がケーシングgに接触する
ため、シールドコネクタSの取付けと同時にシールド電
線のアース接続が可能となるようにしている。しかしな
がら、金属シェルeの一部e1 とケーシングgとの接触
が不十分な状態が生じることがあり、シールド効果が不
安定となり種々な障害の発生を来す原因となる問題点を
有している。
点に着目してなされたもので、低コストでシールド効果
が優れ信頼性の高い機器直付用シールドコネクタを提供
することを課題とする。
め、本発明の機器直付用シールドコネクタは、両端が開
口した端子金具収容室を有するコネクタハウジングにシ
ールド用の金属シェルを設け、相手側コネクタのシール
ド部材と金属シェルとを接続させるシールドコネクタで
あって、前記コネクタハウジングに周設したフランジに
電気機器の導電性のケーシングに固定するための取付穴
を開設すると共に、前記金属シェルに該取付穴へ向かっ
て延びる接触片を付設したことを特徴とする。金属シェ
ルの接触片とコネクタハウジングのフランジとの間に弾
性を有する導電性接触体を挟装することが好ましい(請
求項2)。金属シェルの接触片と電気機器の導電性のケ
ーシングとの間に弾性を有する導電性接触体を挟装する
ことも好適である(請求項3)。
ルド用の金属シェルに舌状の接触片を設けるとと共に、
該接触片をコネクタハウジングのフランジの固定用穴へ
向かう方向へ配置してあるため、電気機器のケーシング
にフランジを装着する際のボルトの緊締力が金属シェル
の接触片に有効に作用し、ケーシングに対する接触片の
接触を確実にすることができる。また、請求項2および
請求項3に記載したように、弾性を有する導電性接触体
を介在させて電気機器のケーシングにフランジを装着す
ることにより、さらにケーシングに対する接触片の接触
を強化することが可能となり、シールド作用の信頼性が
向上する。
シールドコネクタAを示す斜視図であり、図2はその縦
断面図である。機器直付用シールドコネクタAは、相手
側コネクタと嵌合するコネクタハウジング1にシールド
用の金属シェル2を内装し、モータ等の電気機器の導電
性のケーシング3にコネクタハウジング1を直接装着
(直付け)するようにしたものである。
の外筒部を受け入れる套体部4の一端に、ケーシング3
に装着するためのフランジ5が周設され、フランジ5の
四隅には取付穴6が開設されている。套体部4の内部に
は、フランジ5の略中心部を貫通して円筒状の端子金具
収容室7が設けられており、図3に示すように、端子金
具収容室7の外周に接触片8を有する金属シェル2が装
着される。端子金具収容室7は、両端が開口しており、
内部に端子金具9が収容される。端子金具9および金属
シェル2は、図示していないが、それぞれ相手側コネク
タの端子およびシールド部材と接続されるようにしてあ
る。
性金属板をプレス加工により作製したもので、円筒状の
筒体部2aの一端を折曲して形成した舌状の接触片8
が、フランジ5の四隅の取付穴6へ向かって延びる方向
に設けてある。コネクタハウジング1に金属シェル2を
装着する際は、フランジ5の取付穴6へ向かって舌状の
接触片8を位置決めし、端子金具収容室7の周壁7aに
設けたシェル挿着溝10内に筒体部2aを挿着する。
とにより、フランジ5の取付穴6とケーシング3の固定
用穴11にボルトを挿通してケーシング3に対しフラン
ジ5を固定したときに、その締付力が接触片8に対し有
効に作用するため、接触片8とケーシング3との接触が
確実となる。
間には、弾性を有する導電性接触体12が挟装してい
る。すなわち、フランジ5の機器装着面5aに接触体保
持溝13を周設して導電性接触体12を収容するように
している。導電性接触体12は、ケーシング3にフラン
ジ5を取り付けた際に、ケーシング3に対し金属シェル
2の接触片8を弾性的に押圧して接触力を高めるための
ものであり、図5に示すように、弾性を有する導電性金
属の環状体の一部を切断した形状に形成され、その直径
は、金属シェル2の各接触片8に接触する寸法に設定さ
れている。切断部12aに段差を設けてバネ性を付与し
た座金状のものである。
導電性接触体12により金属シェル2の接触片8を押圧
するようにしているが、導電性接触体12を省略して金
属シェル2の接触片8自体の弾性によってケーシング3
に対する接触を行うようにしてもよい。
グ収容溝14が周設されており、ケーシング3への装着
時に、Oリング収容溝14内にOリング15を装着して
コネクタハウジング1を密封するようにしている。ま
た、端子金具収容室7の周壁7aの外側には、ゴム栓1
6を嵌着してある。
着するには、フランジ5の固定用穴6と、ケーシング3
の固定用穴11とを合致させ、ボルトにより緊締するこ
とによって両者を固定する。17は、ケーシング3に設
けた端子接続用孔である。
に係わる機器直付用シールドコネクタBをケーシングに
装着した状態を示す縦断面図である。機器直付用シール
ドコネクタBの構成は、前記機器直付用シールドコネク
タAと略同様であるが、異なる構造は、フランジ5と金
属シェル2の接触片8との間に、弾性を有する導電性接
触体12を挟装せず、金属シェル2の接触片8と相手側
のケーシング3との間に導電性接触体12を挟装して装
着するようにした点である。一方、ケーシング3には、
導電性接触体12を収容する収容溝18を凹設しておく
ことが好ましい。
グ3への装着は、フランジ5の取付穴6とケーシング3
の固定用穴17とを合致させてボルト19を挿通して両
者を固定する。このとき、金属シェル2の接触片8とケ
ーシング3とが、導電性接触体12を介して接続される
と共に、導電性接触体12の弾性により常に互いに押圧
されるため、その接触が確実となりシールド効果が高め
られる。
は、シールド用の金属シェルの接触片をコネクタハウジ
ングのフランジの固定用穴へ向かう方向へ配置してある
ため、電気機器のケーシングにフランジを装着する際の
ボルトの緊締力が金属シェルの接触片に有効に作用し、
ケーシングに対する接触片の接触を確実にすることがで
きる。また、弾性を有する導電性接触体を介在させて電
気機器のケーシングにフランジを装着することにより、
さらにケーシングに対する接触片の接触を強化すること
が可能となり、低コストでシールド作用の信頼性が向上
するなどの多大な利点がある。
直付用シールドコネクタを示す斜視図である。
である。
属シェルを分離した状態を示す斜視図である。
る。
直付用シールドコネクタを示す縦断面図である。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 両端が開口した端子金具収容室を有する
コネクタハウジングにシールド用の金属シェルを設け、
相手側コネクタのシールド部材と金属シェルとを接続さ
せるシールドコネクタであって、 前記コネクタハウジングに周設したフランジに電気機器
の導電性のケーシングに固定するための取付穴を開設す
ると共に、前記金属シェルに該取付穴へ向かって延びる
接触片を付設したことを特徴とする機器直付用シールド
コネクタ。 - 【請求項2】 金属シェルの接触片とコネクタハウジン
グのフランジとの間に弾性を有する導電性接触体を挟装
した請求項1記載の機器直付用シールドコネクタ。 - 【請求項3】 金属シェルの接触片と電気機器の導電性
のケーシングとの間に弾性を有する導電性接触体を挟装
した請求項1記載の機器直付用シールドコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21347694A JP3279833B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 機器直付用シールドコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21347694A JP3279833B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 機器直付用シールドコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0878098A true JPH0878098A (ja) | 1996-03-22 |
JP3279833B2 JP3279833B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=16639839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21347694A Expired - Lifetime JP3279833B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 機器直付用シールドコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3279833B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6358069B2 (en) | 2000-03-28 | 2002-03-19 | Yazaki Corporation | Connecting structure of shielded wire for shield connector |
JP2002343491A (ja) * | 2001-05-21 | 2002-11-29 | Furukawa Electric Co Ltd:The | シールドコネクタ |
US6506078B1 (en) | 1999-11-08 | 2003-01-14 | Yazaki Corporation | Equipment direct-mounting-type shield electric connector |
US6702611B1 (en) | 1999-08-23 | 2004-03-09 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Shielded connector |
JP2008016364A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Sanden Corp | シールド構造体、シールド構造体を有するコネクタ組立体及びコネクタ構造体、ケーシング組立体、並びに電動圧縮機 |
EP2509170A1 (en) * | 2009-12-03 | 2012-10-10 | Yazaki Corporation | L-shaped connector |
JP2013229139A (ja) * | 2012-04-24 | 2013-11-07 | Yazaki Corp | 機器直付用シールドコネクタ |
RU2543980C1 (ru) * | 2012-10-26 | 2015-03-10 | Др. Инж. х.к. Ф. Порше Акциенгезелльшафт | Соединительное приспособление для передачи тока высокого напряжения в автомобильной отрасли |
-
1994
- 1994-09-07 JP JP21347694A patent/JP3279833B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6702611B1 (en) | 1999-08-23 | 2004-03-09 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Shielded connector |
US6506078B1 (en) | 1999-11-08 | 2003-01-14 | Yazaki Corporation | Equipment direct-mounting-type shield electric connector |
US6358069B2 (en) | 2000-03-28 | 2002-03-19 | Yazaki Corporation | Connecting structure of shielded wire for shield connector |
JP2002343491A (ja) * | 2001-05-21 | 2002-11-29 | Furukawa Electric Co Ltd:The | シールドコネクタ |
JP2008016364A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Sanden Corp | シールド構造体、シールド構造体を有するコネクタ組立体及びコネクタ構造体、ケーシング組立体、並びに電動圧縮機 |
JP4562699B2 (ja) * | 2006-07-07 | 2010-10-13 | サンデン株式会社 | 電動圧縮機 |
EP2509170A1 (en) * | 2009-12-03 | 2012-10-10 | Yazaki Corporation | L-shaped connector |
EP2509170A4 (en) * | 2009-12-03 | 2013-04-24 | Yazaki Corp | L-SHAPED CONNECTOR |
US8485844B2 (en) | 2009-12-03 | 2013-07-16 | Yazaki Corporation | L-shaped connector |
JP2013229139A (ja) * | 2012-04-24 | 2013-11-07 | Yazaki Corp | 機器直付用シールドコネクタ |
RU2543980C1 (ru) * | 2012-10-26 | 2015-03-10 | Др. Инж. х.к. Ф. Порше Акциенгезелльшафт | Соединительное приспособление для передачи тока высокого напряжения в автомобильной отрасли |
US9048590B2 (en) | 2012-10-26 | 2015-06-02 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Connecting apparatus for transmitting high-voltage current in the motor vehicle sector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3279833B2 (ja) | 2002-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6796838B2 (en) | Shield connector directly-mountable on equipment | |
US8992249B2 (en) | Shielded connector | |
US6554623B2 (en) | Shielded connector having a stable ground | |
US7828591B2 (en) | Connector for a device | |
KR101938932B1 (ko) | 전기 커넥터 | |
US4713568A (en) | Closed motor/transmission unit | |
US9966704B2 (en) | Fixing structure of shield connector | |
US5890922A (en) | Electrical connector | |
JP2002271947A (ja) | 端子接続装置 | |
JP2001155826A (ja) | パネルへのコネクタ取付構造 | |
JP3683643B2 (ja) | ソレノイドユニット | |
JPH0878098A (ja) | 機器直付用シールドコネクタ | |
US7347730B2 (en) | Grommet | |
KR101019269B1 (ko) | 방수형 커넥터 하우징 어셈블리 | |
JP3228870B2 (ja) | コネクタの取付構造 | |
JP3010425B2 (ja) | 電線のシールド構造 | |
US4952831A (en) | Device for waterproofing around terminal bolt | |
JPH0864306A (ja) | 機器直付用シールドコネクタのシールド構造 | |
JP2000048912A (ja) | シールド装置 | |
JPH11126657A (ja) | 機器直付シールドコネクタのシールド構造 | |
JP3504441B2 (ja) | 防水コネクタ | |
JPH0988824A (ja) | 圧縮機の露出電装部品覆蓋構造 | |
CN220306597U (zh) | 线束连接结构、电控系统和车辆 | |
JPH11178270A (ja) | 電動機のリード線引出し構造 | |
US6034327A (en) | Grommet and structure for taking out electric power from electric connection box by using grommet |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000516 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080222 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |