JP4621027B2 - 接続装置 - Google Patents

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本発明は、リセプタクル型コネクタ及びプラグ型コネクタを備えた接続装置に係り、特に産業用ロボット、プレス機械等の工作機械とこれを制御する制御ユニットとを抜き差し接続するのに好適なものである。
産業用ロボット、プレス機械等の各種工作機械、或いは複写機、プリンタ及びファクシミリ等の画像形成装置は、それぞれ制御装置に接続され、この制御装置からの指令によってコントロールされている。
近年、これらの機器は、小型、高機能及び高性能化され、これに追随して制御回路も小型、複雑化しており、制御装置は、このような制御回路を搭載した回路基板及びこれらを接続する配線等で高密集化してきている。一方、回路基板上に実装された部品等は、損傷或いは故障することがあり、このため、定期点検、補修、交換等が必要となり、回路基板を装置から補修等のために取外さなければならない場合がある。そこで、このような取外しに備え、制御装置は、通常、複雑な制御回路等が複数のユニットに分割され、ユニット化されたものが制御ボックス、ラック等に収容され、このボックス等が着脱自在なコネクタを使用して、必要に応じて機器から簡単に取外せるようになっている(例えば、下記特許文献1参照)。
図7は、下記特許文献1に記載された画像形成装置に用いられユニット化された転写装置を示す断面図である。
この転写装置50は、ユニット化されて画像形成装置本体(図示省略)に一対のコネクタで着脱自在に接続できるようになっている。
ユニット化された転写装置50は、転写枠51に載置され、ユーザーがレバー60を持って矢印方向へ引き出すことで、レール61上を移動できる構成となっている。
この装置本体のパネルPには、リセプタクル型電気コネクタ62、62a、また、転写装置50には、これらのコネクタ62、62aに接続されるプラグ型電気コネクタ70、70aがそれぞれ抜き差しできる、いわゆるドロアコネクタとして取付けられている。
リセプタクル型電気コネクタ62は、図8(b)に示すように、機器取付け穴63を有する矩形状のベース部64に端子収容部66を有する矩形筒状のハウジング65が設けられ、このハウジング65内の端子収容部66に複数本の信号端子が併設された構成を有している。
また、プラグ型電気コネクタ70は、図8(a)に示すように、機器取付け穴72を有する矩形状のベース部71に端子収容部74を有する矩形筒状のハウジング73が設けられ、このハウジング73内の外壁面に複数本の信号端子が併設された構成を有している。これらのコネクタ62、70は、それぞれの機器取付け穴63、72を利用して機器本体のパネルP及び転写装置50にネジ留めされている。
この構成によれば、転写装置がユニット化され、一対のコネクタで機器本体と着脱自在に接続されているので、レバーを押し引きするだけでコネクタの接続・離脱ができ、且つ簡単に転写装置を本体機器から取外すことができる。
特開平11−312554号公報(図3、段落[0056]、[0057])
しかしながら、これらのリセプタクル型電気コネクタ62、62a及びプラグ型電気コネクタ70、70aは、本体パネルP及び転写装置50にそれぞれネジ留めされているため、両コネクタ、特にリセプタクル型電気コネクタ62、62aの取外し、交換等が面倒になっている。例えば、電気コネクタ62をパネルPから取外す場合は、パネルPとのネジ結合を外さなければならず、この作業には所定の工具が必要であり、しかも所定の作業時間が掛かってしまう。
また、この画像形成装置においては、機器本体に取付けられたコネクタ70、70aの取外し、交換の必要性はあまりないと考えられるが、このような接続装置が産業用ロボット等に使用されている場合、このような電気コネクタ62、62aが産業用ロボットに直接接続されていると、ロボットを補修或いは他のものに変更しようとすると、上記の作業が必要になり、補修或いは機種変更の作業時間のスピードアップができない。
また、この種の工作機械の制御装置は、大型化して、複数の制御ユニットに分割されていることから、これらを収容する制御ボックス、ラック等の数も多くなり、これらの部品点数が多くなると、その数に比例してこれらの補修、交換等のためのコネクタの取外し時間が増大し、工作機械の生産性に支障を来たすことになる。
また、これらの電気コネクタは、その端子の取外し、交換が面倒である。すなわち、ハウジング内の壁に複数の端子が装着されているので、その数が複数になると、大変面倒になる。
そこで、本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、少ない部品で一対のコネクタの機器本体からの取外し、交換が簡単な接続装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の発明は、貫通穴を有する金属製のハウジング枠を備えた第1コネクタと、
一端に開口、他端にケーブル導出口を有し、周囲が側壁で囲まれた金属製の箱型ハウジングを有する、前記第1コネクタと着脱自在な第2コネクタを備えた接続装置において、
前記第1、第2コネクタは、取付け枠に着脱自在に互いに対向方向から取付けられ、この取付け枠が機器本体に装着され、
前記取付け枠内に差し込まれる第1コネクタは、前記貫通穴内に接続端子が収容される複数個のユニットコネクタが着脱自在に装着され、
前記第1コネクタは、前記ハウジング枠に前方へ突出したガイド突起が形成されていることを特徴とする。
また本願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の接続装置において、前記取付け枠は、前記第1コネクタが差し込まれる大きさの貫通穴を有する外周囲が所定幅の側壁で囲まれた筒状枠体と、この筒状枠体の外周囲に機器本体に取付けるフランジとを備えていることを特徴とする。
また本願の請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の接続装置において、前記筒状枠体は、金属で形成され、前記貫通穴の内周面に前記第1コネクタの結合時に、前記第1コネクタに形成されたガイド突起を位置決め案内するガイド溝が前記取付け枠の貫通穴内の四隅に形成された突出部の間に形成され、かつ該溝内で前記第1コネクタの前記ガイド突起に装着されたアース端子が前記第2コネクタと電気的に接続されることを特徴とする。

また本願の請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の接続装置において、前記筒状枠体は、その外周囲の側壁に、前記第2コネクタとの結合時に該コネクタのロック機構と係合される係止突起が設けられていることを特徴とする。
また本願の請求項に記載の発明は、請求項1に記載の接続装置において、前記第2コネクタは、該第2コネクタのハウジングの外壁に前記取付け枠と結合される梃子作用を利用したロック機構が付設されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1、第2コネクタは、機器本体にコネクタを直接取付けることなく取付け枠に着脱自在に取付けられ、この取付け枠が機器本体に装着されるようになっているので、機器本体に装着された取付け枠に第1、第2コネクタの何れかを取付けた後においても、この第1、第2コネクタに他のコネクタを接続でき、機器本体からの第1、第2コネクタの結合・取外しが簡単になる。その結果、例えば、第1コネクタに産業用ロボット、第2コネクタにこのロボットを制御する制御ボックスを結合した場合は、これらの第1、第2コネクタの取外しが簡単になっているので、これらロボット及び制御ボックス内の制御回路等の補修、交換が容易になる。しかも、機器本体に第1、第2コネクタを複数セット装着しなければならないような場合は、各セットのコネクタ接続・離脱が簡単に行えるので、これらのコネクタに接続された機器、回路基板等の補修、交換が容易になる。
また、第1コネクタは、貫通穴を有するハウジング枠を備え、この枠の貫通穴内に接続端子が収容されるユニットコネクタが着脱自在に装着されるので、複数個のユニットコネクタの装着・離脱が簡単になり、リード線との接続、ユニットコネクタの補修、交換等が容易になる。
さらにまた、第1コネクタのハウジング枠に、ガイド突起が形成されているので、取付け枠への差込み、位置決めが容易になる
請求項2の発明によれば、取付け枠は、構造が単純な筒状枠体とフランジとで構成でき、フランジを利用して容易に機器本体に取付けることができる。また、筒状枠体は、所定幅の側壁を有しているので、第1コネクタの差込み、位置決め、固定が容易になる。
請求項3の発明によれば、筒状枠体の貫通穴内にガイド溝を形成することにより、第1コネクタの差込み、位置決め固定が容易になる。また、この位置決め固定の際に第1コネクタのガイド突起に装着されたアース端子は、取付け枠内で第2コネクタとのアース接続が行われ、第1コネクタのハウジング及び取付け枠を鋳物等の金属で作製してもアース接続が確実になる。
請求項4の発明によれば、筒状枠体の側壁に係止突起を設けることにより、第2コネクタとの結合時に、このコネクタのロック機構と該係止突起が係合することにより、第2コネクタが不意に外れる危険を防止できる。
請求項の発明によれば、第2コネクタに梃子作用を利用したロック機構が付設されているので、取付け枠との結合・離脱が梃子作用を利用して簡単にでき、また、ロック機構により取付け枠との結合が堅固にできる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための接続装置を例示するものであって、本発明をこの接続装置に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
図1は、本発明の実施例に係る接続装置の実施形態を示す斜視図、図2は図1の接続装置の分解斜視図である。
この接続装置1は、図1、図2に示すように、リセプタクル型電気コネクタ(以下、リセプタクルという)2と、このリセプタクル2に接続されるプラグ型電気コネクタ(以下、プラグという)20と、機器本体のパネル30に装着されリセプタクル2及びプラグ20が結合される取付け枠15とで構成される。
以下に、これらのリセプタクル、取付け枠、プラグ等を順次説明する。
リセプタクル2は、図2に示すように、複数個のユニットコネクタ10と、これらのコネクタを収容し固定するハウジング枠3とで構成される。
図4はユニットコネクタ10が収容されるハウジング枠3を示し、図4(a)は正面図、図4(b)は図4(a)のX方向から見た側面図、図4(c)は図4(b)のX方向から見た背面図、図4(d)は図4(a)の −A 断面図、図4(e)は図4(a)のY方向から見た底面図、図4(f)は図4(a)の −A 断面図である。
ハウジング枠3は、図4(a)ないし図4(f)に示すように、四方が所定幅の側壁3a〜3dで囲まれ、内部に開口3を有する細長矩形状をなしている。このハウジング枠3は、金属、例えば鋳物等で作るのが好ましい。鋳物等で作ることにより、より機械的強度を強くでき、障害物が衝突しても破損せず、且つ内部のコネクタ等の保護が可能になる。
各側壁3a〜3dは、短辺の側壁3a、3bと、長辺の側壁3c、3dとからなり、うち短辺の各側壁3a、3bには、それぞれ外方へ延出されたフランジ4a、4bが設けられ、このフランジ4a、4bに前方へ所定の長さだけ突出した突出部5a、5bが形成される。これらの突出部5a、5bは、取付け枠15へ結合の際に位置決め案内するガイド突起となるもので、この平坦面には2条の細溝5、5が形成されている。これらの細溝5、5は、後述するアース接触片8、8が挿入される。また、各フランジ4a、4bには、制御ボックス等のパネルに固定するネジ穴4が設けられている。
また、長辺の対向する側壁3c、3dには、開口3に面した側壁面に複数個のユニットコネクタ10を固定する溝6、6、6、611、622、633がそれぞれ対向して形成されている。
アース端子8は、図2に示すように、基部8aと、この基部8aから延出した2条の接触片8、8とからなり、導電性の薄板材で形成されている。基部8aには、ハウジング枠3へ装着するネジ穴8bが形成されている。また、2条の接触片8、8は、所定の幅長を有する弾性片で形成され、先端部が交互に反対方向へ湾曲され、この湾曲部は取付け枠15との結合時に第2コネクタ20との接触部となる。
このアース端子8は、2条の接触片8、8がガイド突起5a、5bのそれぞれの溝5、5内に挿入され、基部8aのネジ穴8bにネジ7を螺合し、このガイド突起5a、5bに固定される。
図3は、図2の複数個ユニットコネクタのうちの1個を示し、図3(a)は正面図、図3(b)は図3(a)のX方向から見た側面図、図3(c)は図3()のY方向から見た背面図、図3(d)は図3(b)のZ方向から見た底面図である。
ユニットコネクタ10は、3個のコネクタ10〜10からなり、その1個を図3に示すように、両端にハウジング枠3への取付け部を有する基部11と、この基部11から突出し、複数本の端子を収容する端子収容部13とを有する偏平の箱状体からなり、合成樹脂材で形成される。
基部11は、中央部に切欠き部12を有し、両端に取付け部14a、14bが形成されている。各取付け部14a、14bには、係止突起14a'、14b'及び押圧突起15a、15bが形成されている。また、端子収容部13は、複数個の収容室に区画され、この収容室に端子が装着されるようになっている。このコネクタ10は、基部11の弾性変形により、ハウジング枠3へワンタッチで装着、取外しができるようになっている。
図5は、取付け枠を示し、図5(a)は正面図、図5(b)は図5(a)のX方向からみた側面図、図5(c)は背面図、図5(d)は図5(a)のB−Bの断面図である。また、図6は、リセプタクルコネクタと取付け枠の組立前の状態を示し、図6(a)は取付け枠を異なる角度からみた斜視図、図6(b)はリセプタクルを組立てた斜視図である。
取付け枠15は、図5(a)ないし図5(d)に示すように、四方が所定幅の側壁15a〜15dで囲まれ、内部に開口15を有する細長矩形状をなし、開口15端には外方へ延びたフランジ16が形成されている。この取付け枠15は、金属、例えば鋳物等で作るのが好ましい。鋳物等で作ることにより、より機械的強度を高くでき、障害物が衝突しても破損することがなくなる。
図6(a)に示すように、各側壁15a〜15dで構成される外周囲には、外方へ延出したフランジ16が設けられ、このフランジ16に機器本体に取付けるネジ穴16が形成されている。また、フランジ16を除く外周囲は、プラグ20が差込まれる大きさであり、また開口15は、コネクタ10及びガイド突起5a、5bが挿入できる大きさになっている。
開口15は、その四隅にそれぞれ突出部17が設けられ、各対向する突出部17の側壁15a、15bに沿った隙間は、ハウジング枠3のガイド突起5a、5bの幅長より若干広くなっている。隙間をこのような長さにすると、開口15にハウジング枠3が挿入される際に、ガイド突起5a、5bがこの隙間で規制、すなわちガイドされて位置決めされる。
また、各側壁15a〜15dは、短辺の側壁15a、15bと、長辺の側壁15c、15dとからなり、うち長辺の側壁15c、15dの外壁面には、そのほぼ中央部に凸条突起19、1911が設けられ、これらの突起19、1911の端部には、図5(d)に示すように、貫通穴19a、19bが形成されている。また、長辺の側壁15c、15dの外壁面には、その両端部に凸条突起19、1922、19、1933がそれぞれ形成されている。これらの凸条突起19、1922、19、1933は、プラグ20との結合時に、このプラグ20の溝と係合し位置決め機能を果たすものである。また、貫通穴19a、19bには、リベット18が所定の高さに螺合され、プラグ20との結合時にロック機構と係合される。
プラグ20は、図2に示すように、一端に開口21、他端にケーブル導出口22を有し、周囲が側壁21a〜21fで囲まれた箱型ハウジング21と、このハウジング21内に収容されるユニットコネクタ(図示省略)と、ハウジング21の外壁に設けられたロック機構を有する操作レバー25とで構成されている。
箱型ハウジング21は、その開口21の大きさが取付け枠15の外周囲より若干大きく形成されている。各側壁21a〜21fのうち、長辺の対向する側壁21c、21dの面には、その中央部に取付け枠15の凸条突起19、1911が挿入される細溝28と、凸条突起19、1922、19、1933が挿入される凹状溝29が形成されている。
また、操作レバー25は、箱型ハウジング21の21a側壁を跨いだU字片26と、このU字片の両端部26a、26bの面積を拡大させた拡大片26a'、26b'とを有し、この拡大片26a'、26b'に湾曲した溝27a、27bと、小穴27a'、27b'とが設けられている。この操作レバー25は、拡大片26a'、26b'の小穴27a'、27b'が側壁の突起21a'、21b'に回動自在に係合されている。なお、符合21b'、26b'、27b、27b'、は、側壁21d側に設けられ図2では省略されている。
以下に、接続装置の組み立て、その使用形態を説明する。
図6(b)に示すように、リセプタクル2は、ハウジング枠3の開口3にそれぞれリード線Lを接続したユニットコネクタ10〜10を挿入し、また、このハウジング枠3の各ガイド突起5a、5bにアース端子8をネジ7によりネジ留めして組立てる。
ハウジング枠3の開口3へのユニットコネクタ10の挿入は、基部11の弾性等を利用してワンタッチで固定でき、また簡単に取外すことができる。
このようにして組立てたリセプタクル2は、ハウジング枠3のネジ穴4にネジ7を挿入して制御ボックス40の背面パネル41eにネジ留めする。この制御ボックス40は、側板41a〜41fを有した細長の箱型状をなし、表面パネル41fにはレバー43が付設され、また、底部等に移動機構が付設されレール上を移動して引出し及び押込みができるようになっている。なお、この移動機構は、公知のものを使用するので説明を省略する。また、背面パネル41eの四隅には、ガイド棒33が挿入されるガイド穴42が設けられている。
さらに、ユニットコネクタ10から導出された各リード線Lは、制御ボックス40内の制御回路基板(図示省略)に接続されている。
一方、取付け枠15を本体装置のパネル30に取付ける。このパネル30は、取付け枠15の開口15とほぼ同じ大きさの開口(図示省略)が形成された開口に取付け枠15のフランジ16を当接させネジ穴16にネジ31を螺合して取付ける。このパネル30の背面には、四隅にガイド棒33が設けられている。
プラグ20は、ハウジング21内にユニットコネクタ(図示省略)を挿入固定し、これらのコネクタに接続されたケーブルCをケーブル導出口22が導出させ、ナット24で固定する。また、操作レバー25を側壁21c、21dの突起21a'、21b'に回動自在に取付ける。
このようにして組立てた接続装置1は、本体装置のパネル30に装着した取付け枠15に、リセプタクル2を差し込む。この差し込みは、制御ボックス40とパネル30とは、ボックス40のガイド穴42がパネル30のガイド棒33に挿入されることにより、位置決めされる。また、リセプタクル2のガイド突起5a、5bが取付け枠15の開口内の突出部17の間にガイドされて、位置決め固定される。
なお、この制御ボックス40は、移動機構により押込むことにより、取付け枠15へ差し込むことができる。
リセプタクル2を取付け枠15に結合した後に、プラグ20を取付け枠15に結合する。この結合は、操作レバー25の溝28にリベット18を挿入し、操作レバー25を図1では手前へ回動させることによって、梃子作用を利用して簡単に挿入できる。また、操作レバー25を手前位置に移動させることにより、プラグ20は取付け枠15にロックされる。
この構成によると、従来技術のように機器本体にリセプタクル及びプラグを直接取付けるのではなく、取付け枠を介して取付けているので、これらのコネクタの取外しが簡単になる。その結果、例えばプラグ20に産業用ロボット、リセプタクル2にこのロボットを制御する制御ボックス40を結合した場合は、これらの取外しが簡単になっているので、これらのロボット及び制御ボックス40内の制御回路等の補修、交換が容易になる。
しかも、機器本体にリセプタクル2及びプラグ20を複数セット装着しなければならないような場合は、各セットのコネクタ接続・離脱が簡単に行えるので、これらのコネクタに接続された機器、回路基板等の補修、交換が容易になる。
図1は本発明の実施例に係る接続装置の実施形態を示す斜視図、 図2は図1の接続装置の分解斜視図、 図3は、図2の複数個ユニットコネクタのうちの1個を示し、図3(a)は正面図、図3(b)は図3(a)のX方向から見た側面図、図3(c)は図3()のY方向から見た背面図、図3(d)は図3(b)のZ方向から見た底面図、 図4はユニットコネクタ10が収容されるハウジング枠3を示し、図4(a)は正面図、図4(b)は図4(a)のX方向から見た側面図、図4(c)は図4(b)のX方向から見た背面図、図4(d)は図4(a)のA−A断面図、図4(e)は図4(a)のY方向から見た底面図、図4(f)は図4(a)のA−A断面図、 図5は、取付け枠を示し、図5(a)は正面図、図5(b)は図5(a)のX方向からみた側面図、図5(c)は背面図、図5(d)は図5(a)のB−Bの断面図、 図6は、リセプタクルコネクタと取付け枠の組立前の状態を示し、図6(a)は取付け枠を異なる角度からみた斜視図、図6(b)はリセプタクルを組立てた斜視図、 図7は公知の画像形成装置に用いられユニット化された転写装置を示す断面図、 図8は図7のコネクタを示す斜視図である。
符号の説明
1 接続装置
2 リセプタクル型コネクタ
3 ハウジング枠
4 ガイド突起
8 アース端子
10 ユニットコネクタ
15 取付け枠
20 プラグ型コネクタ
25 操作レバー

Claims (5)

  1. 貫通穴を有する金属製のハウジング枠を備えた第1コネクタと、
    一端に開口、他端にケーブル導出口を有し、周囲が側壁で囲まれた金属製の箱型ハウジングを有する、前記第1コネクタと着脱自在な第2コネクタとを備えた接続装置において、
    前記第1、第2コネクタは、取付け枠に着脱自在に互いに対向方向から取付けられ、この取付け枠が機器本体に装着され、
    前記取付け枠内に差し込まれる第1コネクタは、前記貫通穴内に接続端子が収容される複数個のユニットコネクタが着脱自在に装着され、
    前記第1コネクタは、前記ハウジング枠に前方へ突出したガイド突起が形成されていることを特徴とする接続装置。
  2. 前記取付け枠は、前記第1コネクタが差し込まれる大きさの貫通穴を有する外周囲が所定幅の側壁で囲まれた筒状枠体と、この筒状枠体の外周囲に機器本体に取付けるフランジとを備えていることを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
  3. 前記筒状枠体は、金属で形成され、
    前記貫通穴の内周面に前記第1コネクタの結合時に、前記第1コネクタに形成されたガイド突起を位置決め案内するガイド溝が前記取付け枠の貫通穴内の四隅に形成された突出部の間に形成され、かつ該溝内で前記第1コネクタの前記ガイド突起に装着されたアース端子が前記第2コネクタと電気的に接続されることを特徴とする請求項2に記載の接続装置。
  4. 前記筒状枠体は、その外周囲の側壁に、前記第2コネクタとの結合時に該コネクタのロック機構と係合される係止突起が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の接続装置。
  5. 前記第2コネクタは、該第2コネクタのハウジングの外壁に前記取付け枠と結合される梃子作用を利用したロック機構が付設されていることを特徴とする請求項1に記載の接続装置。
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