JP2003324824A - Ecu集中収容箱とワイヤハーネス側コネクタの接続構造 - Google Patents
Ecu集中収容箱とワイヤハーネス側コネクタの接続構造Info
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- JP2003324824A JP2003324824A JP2002127307A JP2002127307A JP2003324824A JP 2003324824 A JP2003324824 A JP 2003324824A JP 2002127307 A JP2002127307 A JP 2002127307A JP 2002127307 A JP2002127307 A JP 2002127307A JP 2003324824 A JP2003324824 A JP 2003324824A
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- JP
- Japan
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- connector
- ecu
- wire harness
- harness side
- case
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のECU基板をECU集中収容箱内に搭
載し、ワイヤハーネス側コネクタとそれぞれ接続するも
ので、コネクタ接続されないECU基板の開口を閉鎖す
る。 【解決手段】 複数のECU基板(電子制御ユニット)
を積層して搭載するECUケースを設け、上記各ECU
基板に実装したコネクタと接続されるワイヤハーネス側
のコネクタを挿入する複数のコネクタ挿入口を上記EC
Uケースの前壁に複数段で開口している一方、上記ワイ
ヤハーネス側コネクタをコネクタホルダー内に収容し、
該コネクタホルダーを上記ECUケースに結合すること
により上記ワイヤハーネス側コネクタを上記各コネクタ
挿入口を通してECUコネクタとを嵌合させ、かつ、上
記ECU基板が搭載されないECU収容室と対応するコ
ネクタ挿入口を閉鎖するために、閉鎖蓋となるコネクタ
ダミーを上記コネクタホルダー内に収容している。
載し、ワイヤハーネス側コネクタとそれぞれ接続するも
ので、コネクタ接続されないECU基板の開口を閉鎖す
る。 【解決手段】 複数のECU基板(電子制御ユニット)
を積層して搭載するECUケースを設け、上記各ECU
基板に実装したコネクタと接続されるワイヤハーネス側
のコネクタを挿入する複数のコネクタ挿入口を上記EC
Uケースの前壁に複数段で開口している一方、上記ワイ
ヤハーネス側コネクタをコネクタホルダー内に収容し、
該コネクタホルダーを上記ECUケースに結合すること
により上記ワイヤハーネス側コネクタを上記各コネクタ
挿入口を通してECUコネクタとを嵌合させ、かつ、上
記ECU基板が搭載されないECU収容室と対応するコ
ネクタ挿入口を閉鎖するために、閉鎖蓋となるコネクタ
ダミーを上記コネクタホルダー内に収容している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ECU集中収容箱
とワイヤハーネス側コネクタの接続構造に関し、詳しく
は、分散配置されていた複数のECU(電子制御ユニッ
ト)を1つの収容箱内に集中して搭載すると共に、上記
ECU基板のうち収容箱に搭載しないECU基板がある
場合に、開口となるコネクタ挿入口を閉鎖して異物混入
等を防止するものである。
とワイヤハーネス側コネクタの接続構造に関し、詳しく
は、分散配置されていた複数のECU(電子制御ユニッ
ト)を1つの収容箱内に集中して搭載すると共に、上記
ECU基板のうち収容箱に搭載しないECU基板がある
場合に、開口となるコネクタ挿入口を閉鎖して異物混入
等を防止するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車に搭載する電装品を電
子制御するECUが多数設置されており、該各ECUは
基板を別個のECUケースに収容すると共に、該各EC
Uケースにブラケットを設けて、夫々車体に固定されて
いる。上記ECUはインストルメントパネル内に配置す
るものが多く、各ECUをケース内に収容し、各ECU
ケースのブラケットをインストルメントパネルの構造物
(リンホースやシャーシの一部)に個別に取り付けてい
る。
子制御するECUが多数設置されており、該各ECUは
基板を別個のECUケースに収容すると共に、該各EC
Uケースにブラケットを設けて、夫々車体に固定されて
いる。上記ECUはインストルメントパネル内に配置す
るものが多く、各ECUをケース内に収容し、各ECU
ケースのブラケットをインストルメントパネルの構造物
(リンホースやシャーシの一部)に個別に取り付けてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、自動車の高付加
価値化により電装品が急増し、かつ、オプションの電装
品も多数あり、これらを制御するためECUもそれに伴
って増加する傾向にある。これらECUは設置スペース
が増大するためスペース確保が難しくなりつつある。特
に、インストルメントパネル内には既に複数のECUが
搭載されているため、新たなECUを搭載するスペース
を確保することが困難となっている。また、各ECU基
板をそれぞれECUケース内に収容すると、部品点数が
増加すると共に取付手数も増加し、コスト高になる問題
がある。
価値化により電装品が急増し、かつ、オプションの電装
品も多数あり、これらを制御するためECUもそれに伴
って増加する傾向にある。これらECUは設置スペース
が増大するためスペース確保が難しくなりつつある。特
に、インストルメントパネル内には既に複数のECUが
搭載されているため、新たなECUを搭載するスペース
を確保することが困難となっている。また、各ECU基
板をそれぞれECUケース内に収容すると、部品点数が
増加すると共に取付手数も増加し、コスト高になる問題
がある。
【0004】これに対して、予めケース側に複数のEC
U基板を搭載しておき、該ECU基板にワイヤハーネス
側コネクタを接続する構成とすれば、構造およびECU
基板とワイヤハーネス側コネクタとの嵌合作業が容易と
なる。しかしながら、複数のECU基板のうちケース内
に搭載されないECU基板があると、該ECU基板に対
応するコネクタ収容用の開口が外部に空いたままの状態
となる。この場合には、開口から異物がECUケースの
内部に混入しやすく電気接続の信頼性を低下させる問題
がある。さらに、ワイヤハーネス側コネクタを1個づつ
ECUケース内のECU側コネクタと嵌合させると作業
手数がかかる問題がある。
U基板を搭載しておき、該ECU基板にワイヤハーネス
側コネクタを接続する構成とすれば、構造およびECU
基板とワイヤハーネス側コネクタとの嵌合作業が容易と
なる。しかしながら、複数のECU基板のうちケース内
に搭載されないECU基板があると、該ECU基板に対
応するコネクタ収容用の開口が外部に空いたままの状態
となる。この場合には、開口から異物がECUケースの
内部に混入しやすく電気接続の信頼性を低下させる問題
がある。さらに、ワイヤハーネス側コネクタを1個づつ
ECUケース内のECU側コネクタと嵌合させると作業
手数がかかる問題がある。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、複数のECU基板を1つのECUケース内に集中的
に搭載し、該ECUケース内の各ECU基板に夫れ夫れ
ワイヤハーネス側コネクタを接続する構成とし、かつ、
上記ECU基板のうちECUケースに搭載されないEC
U基板があると、開口のままとなるコネクタ収容部を閉
鎖して異物混入が防止できるようにすること、および、
ワイヤハーネス側コネクタの接続作業を簡単に行うこと
が出来るようにすることを課題としている。
で、複数のECU基板を1つのECUケース内に集中的
に搭載し、該ECUケース内の各ECU基板に夫れ夫れ
ワイヤハーネス側コネクタを接続する構成とし、かつ、
上記ECU基板のうちECUケースに搭載されないEC
U基板があると、開口のままとなるコネクタ収容部を閉
鎖して異物混入が防止できるようにすること、および、
ワイヤハーネス側コネクタの接続作業を簡単に行うこと
が出来るようにすることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、複数のECU基板(電子制御ユニット)
を積層して搭載するECUケースを設け、上記各ECU
基板に実装したコネクタと接続されるワイヤハーネス側
のコネクタを挿入する複数のコネクタ挿入口を上記EC
Uケースの前壁に複数段で開口している一方、上記ワイ
ヤハーネス側コネクタをコネクタホルダー内に収容し、
該コネクタホルダーを上記ECUケースに結合すること
により上記ワイヤハーネス側コネクタを上記各コネクタ
挿入口を通してECUコネクタとを嵌合させ、かつ、上
記ECUケースに搭載されないECU基板と対応する上
記コネクタ挿入口には、閉鎖蓋となるコネクタダミーを
上記コネクタホルダー内に収容していることを特徴とす
るECU集中収容箱とワイヤハーネス側コネクタの接続
構造を提供している。
め、本発明は、複数のECU基板(電子制御ユニット)
を積層して搭載するECUケースを設け、上記各ECU
基板に実装したコネクタと接続されるワイヤハーネス側
のコネクタを挿入する複数のコネクタ挿入口を上記EC
Uケースの前壁に複数段で開口している一方、上記ワイ
ヤハーネス側コネクタをコネクタホルダー内に収容し、
該コネクタホルダーを上記ECUケースに結合すること
により上記ワイヤハーネス側コネクタを上記各コネクタ
挿入口を通してECUコネクタとを嵌合させ、かつ、上
記ECUケースに搭載されないECU基板と対応する上
記コネクタ挿入口には、閉鎖蓋となるコネクタダミーを
上記コネクタホルダー内に収容していることを特徴とす
るECU集中収容箱とワイヤハーネス側コネクタの接続
構造を提供している。
【0007】詳細には、ECUケース内部に複数のEC
U収容室を設けると共に、ECUケースの後壁に各EC
U収容室に夫れ夫れECU基板を挿入できる開口を設け
る一方、該ECUケースの前壁に上記コネクタホルダー
嵌合用のフードを突設し、該フードの側壁外面よりピン
を突設する一方、上記コネクタホルダーにレバーを回転
自在に軸支し、該レバーに上記ピンが挿入するカム溝を
設け、レバーの回転操作でコネクタホルダーを低嵌合力
でECUケースに結合する構成としている。なお、コネ
クタホルダーの内部にカム溝を設けた揺動レバーを設
け、ECUケース側のピンを挿入して、コネクタホルダ
ーを押し込むと揺動レバーの作動でコネクタホルダーを
低嵌合力でECUケースに結合できる構成としてもよ
い。
U収容室を設けると共に、ECUケースの後壁に各EC
U収容室に夫れ夫れECU基板を挿入できる開口を設け
る一方、該ECUケースの前壁に上記コネクタホルダー
嵌合用のフードを突設し、該フードの側壁外面よりピン
を突設する一方、上記コネクタホルダーにレバーを回転
自在に軸支し、該レバーに上記ピンが挿入するカム溝を
設け、レバーの回転操作でコネクタホルダーを低嵌合力
でECUケースに結合する構成としている。なお、コネ
クタホルダーの内部にカム溝を設けた揺動レバーを設
け、ECUケース側のピンを挿入して、コネクタホルダ
ーを押し込むと揺動レバーの作動でコネクタホルダーを
低嵌合力でECUケースに結合できる構成としてもよ
い。
【0008】上記構成によれば、複数のECU基板を1
つのケースに搭載することができるので、ケースの個数
を急減でき、設置スペースを減少することができる。そ
の結果、車体、特に、狭いインストルメントパネル内へ
の新たなECUの設置が可能となる。かつ、部品点数が
削減されると共に取付作業も減少でき、コストダウンを
図ることができる。
つのケースに搭載することができるので、ケースの個数
を急減でき、設置スペースを減少することができる。そ
の結果、車体、特に、狭いインストルメントパネル内へ
の新たなECUの設置が可能となる。かつ、部品点数が
削減されると共に取付作業も減少でき、コストダウンを
図ることができる。
【0009】上記のように、ECUケースに複数のEC
U基板を搭載し、各ECU基板に接続するワイヤハーネ
ス側コネクタの挿入口をECUケースに設けておくと、
前記のように、ECUケースに収容されないECU基板
が存在すると、該ECU基板のコネクタ挿入口は開口状
態のままとなる。これに対して、本発明では、コネクタ
ホルダー内にコネクタダミーを他のコネクタと積層して
配置し、閉鎖蓋として機能させているため、空きのコネ
クタ挿入口は閉鎖され、異物が混入することを防止でき
る。
U基板を搭載し、各ECU基板に接続するワイヤハーネ
ス側コネクタの挿入口をECUケースに設けておくと、
前記のように、ECUケースに収容されないECU基板
が存在すると、該ECU基板のコネクタ挿入口は開口状
態のままとなる。これに対して、本発明では、コネクタ
ホルダー内にコネクタダミーを他のコネクタと積層して
配置し、閉鎖蓋として機能させているため、空きのコネ
クタ挿入口は閉鎖され、異物が混入することを防止でき
る。
【0010】上記ワイヤハーネス側コネクタを積層して
ブロック化して上記コネクタホルダー内に一括で挿入係
止し、上記閉鎖蓋となるコネクタダミーも上記ワイヤハ
ーネス側コネクタと共に積層してブロック化することが
好ましい。上記コネクタダミーは、他のワイヤハーネス
側コネクタと同一外形の外壁に囲まれた閉鎖板を備えた
形状としても良い。あるいは、電線が接続されていない
コネクタを用いてもよく、ECUケースの空きのコネク
タ挿入口を閉鎖できる形状であればよい。
ブロック化して上記コネクタホルダー内に一括で挿入係
止し、上記閉鎖蓋となるコネクタダミーも上記ワイヤハ
ーネス側コネクタと共に積層してブロック化することが
好ましい。上記コネクタダミーは、他のワイヤハーネス
側コネクタと同一外形の外壁に囲まれた閉鎖板を備えた
形状としても良い。あるいは、電線が接続されていない
コネクタを用いてもよく、ECUケースの空きのコネク
タ挿入口を閉鎖できる形状であればよい。
【0011】上記コネクタホルダーにブロックとして一
括収容する複数のワイヤハーネス側コネクタは、その外
面に形成した凹凸部を相互に嵌合させてブロック化し、
上記コネクタダミーにも凹凸部を設けてワイヤハーネス
側コネクタと嵌合させている。 上記凹凸部はコネクタ
ホルダーの内面にも対向させて形成し、ブロック化した
コネクタをコネクタホルダー内に組み込むと上下方向お
よびECUケース結合方向の前後方向も位置決め保持さ
れる構成としている。
括収容する複数のワイヤハーネス側コネクタは、その外
面に形成した凹凸部を相互に嵌合させてブロック化し、
上記コネクタダミーにも凹凸部を設けてワイヤハーネス
側コネクタと嵌合させている。 上記凹凸部はコネクタ
ホルダーの内面にも対向させて形成し、ブロック化した
コネクタをコネクタホルダー内に組み込むと上下方向お
よびECUケース結合方向の前後方向も位置決め保持さ
れる構成としている。
【0012】また、コネクタホルダーにワイヤハーネス
側コネクタを一括挿入せず、各ワイヤハーネス側コネク
タの収容部を個別に設け、それぞれ個別にコネクタホル
ダーのコネクタ収容部に嵌合してもよい。其の際、EC
Uと接続しない空きのコネクタ収容部が存在する場合に
は、該コネクタ収容部にコネクタダミーを嵌合してい
る。
側コネクタを一括挿入せず、各ワイヤハーネス側コネク
タの収容部を個別に設け、それぞれ個別にコネクタホル
ダーのコネクタ収容部に嵌合してもよい。其の際、EC
Uと接続しない空きのコネクタ収容部が存在する場合に
は、該コネクタ収容部にコネクタダミーを嵌合してい
る。
【0013】上記ECUケースには、複数のECU収容
室の一端側を横断するように、ECU基板と直交方向に
バスバーを配置し、該バスバーに間隔をあけて複数の圧
接タブを突設し、これら圧接タブのスロットに上記各E
CU基板の端縁を挿入して各ECU基板の端縁まで延在
している導体と圧接接続し、該バスバーを介してECU
基板の回路接続する構成とすることが好ましい。上記構
成とすると、各ECU基板間の電気接続は外部回路のワ
イヤハーネスを用いることなく、複数のECU基板に対
して横断的に配置する上記バスバーの圧接タブと各EC
U基板の導体とを圧接接続することで、ケース内部で一
括して行うことができる。
室の一端側を横断するように、ECU基板と直交方向に
バスバーを配置し、該バスバーに間隔をあけて複数の圧
接タブを突設し、これら圧接タブのスロットに上記各E
CU基板の端縁を挿入して各ECU基板の端縁まで延在
している導体と圧接接続し、該バスバーを介してECU
基板の回路接続する構成とすることが好ましい。上記構
成とすると、各ECU基板間の電気接続は外部回路のワ
イヤハーネスを用いることなく、複数のECU基板に対
して横断的に配置する上記バスバーの圧接タブと各EC
U基板の導体とを圧接接続することで、ケース内部で一
括して行うことができる。
【0014】さらに、上記バスバーの一端をケース外部
に突出させ、該ケースに隣接配置されるジャンクション
ボックスに収容されているバスバーと圧接接続させ、ジ
ャンクションボックス内の回路とECUケース内の基板
の回路とを、ワイヤハーネスを介在させることなく直接
接続してもよい。
に突出させ、該ケースに隣接配置されるジャンクション
ボックスに収容されているバスバーと圧接接続させ、ジ
ャンクションボックス内の回路とECUケース内の基板
の回路とを、ワイヤハーネスを介在させることなく直接
接続してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図6は第1実施形態を示
し、該第1実施形態では、ワイヤハーネス側コネクタを
一括してコネクタホルダーに挿入係止している。
参照して説明する。図1乃至図6は第1実施形態を示
し、該第1実施形態では、ワイヤハーネス側コネクタを
一括してコネクタホルダーに挿入係止している。
【0016】図1および図2に示すように、1つのEC
U集中収容箱10のケース11(以下、ECUケース1
1と称す)の内部は3枚のオプション用のECU基板1
2(12A、12B、12C)を搭載できる構成として
いる。各ECU基板12にはECU側コネクタ13を実
装しており、これらECU側コネクタ13はコネクタホ
ルダー30に収容したワイヤハーネス側コネクタ31と
夫れ夫れ嵌合接続させている。
U集中収容箱10のケース11(以下、ECUケース1
1と称す)の内部は3枚のオプション用のECU基板1
2(12A、12B、12C)を搭載できる構成として
いる。各ECU基板12にはECU側コネクタ13を実
装しており、これらECU側コネクタ13はコネクタホ
ルダー30に収容したワイヤハーネス側コネクタ31と
夫れ夫れ嵌合接続させている。
【0017】ECUケース11の内部には仕切板11a
を等間隔に設けて上下3段のECU収容室14を形成
し、ECUケース11の後面開口(図示せず)からEC
U基板12を夫れ夫れECU収容室14内に挿入係止
し、挿入後にECUケース11と薄肉ヒンジ15を介し
て設けた裏蓋16で閉鎖している。上記各ECU基板1
2の前端側には上記ECU側コネクタ13を実装してい
る。
を等間隔に設けて上下3段のECU収容室14を形成
し、ECUケース11の後面開口(図示せず)からEC
U基板12を夫れ夫れECU収容室14内に挿入係止
し、挿入後にECUケース11と薄肉ヒンジ15を介し
て設けた裏蓋16で閉鎖している。上記各ECU基板1
2の前端側には上記ECU側コネクタ13を実装してい
る。
【0018】ECUケース11の前壁11aには、上記
各コネクタ13と対応する位置に3段のコネクタ挿入口
18を設けている。これらコネクタ挿入口18にはEC
U基板12に実装したECU側コネクタ13のフード1
3aが突出している。これらフード13aを囲むように
コネクタホルダ嵌合用のフード20を突設し、その両側
壁の外面にピン21を突設すると共に、ピン21の下部
に段状突出部20aを設けている。
各コネクタ13と対応する位置に3段のコネクタ挿入口
18を設けている。これらコネクタ挿入口18にはEC
U基板12に実装したECU側コネクタ13のフード1
3aが突出している。これらフード13aを囲むように
コネクタホルダ嵌合用のフード20を突設し、その両側
壁の外面にピン21を突設すると共に、ピン21の下部
に段状突出部20aを設けている。
【0019】上記コネクタホルダー30は略四角枠状
で、その内部に図4に示すように、ワイヤハーネスと接
続されたコネクタ31(31A〜31C)を予め上下に
上下3段に積層してブロック化した状態で組み込んでい
る。一方、3枚のECU基板12のうち、上層のECU
基板12Aを使用しない場合には、図5に示すように、
上層のワイヤハーネス側コネクタ31Aに代えて、コネ
クタダミー50を他のワイヤハーネス側コネクタ31B
と31Cの上に配置して上下3段に積層し、ブロック化
している。
で、その内部に図4に示すように、ワイヤハーネスと接
続されたコネクタ31(31A〜31C)を予め上下に
上下3段に積層してブロック化した状態で組み込んでい
る。一方、3枚のECU基板12のうち、上層のECU
基板12Aを使用しない場合には、図5に示すように、
上層のワイヤハーネス側コネクタ31Aに代えて、コネ
クタダミー50を他のワイヤハーネス側コネクタ31B
と31Cの上に配置して上下3段に積層し、ブロック化
している。
【0020】上下に積層してブロック化するワイヤハー
ネス側コネクタ31(31A〜31C)は、図3に示す
ように、コネクタホルダー30に収容する前部側の上壁
の中央部に3つの凸部33(33a〜33c)を突設す
ると共に、凸部33aと33bの間と前方に凹部34
を、凸部33bと33cの間の後方に凹部35を設けて
いる。一方、下壁の両側に凸部36a、36bを設ける
と共に、凹部34と対応する位置に前端係止爪37aを
設けた凸部37を、凹部35と対応する位置に後端係止
爪38aを設けた凸部38を設けている。かつ、上記凸
部と凹部とには、互いに嵌合する側面にはテーパを付け
ている。
ネス側コネクタ31(31A〜31C)は、図3に示す
ように、コネクタホルダー30に収容する前部側の上壁
の中央部に3つの凸部33(33a〜33c)を突設す
ると共に、凸部33aと33bの間と前方に凹部34
を、凸部33bと33cの間の後方に凹部35を設けて
いる。一方、下壁の両側に凸部36a、36bを設ける
と共に、凹部34と対応する位置に前端係止爪37aを
設けた凸部37を、凹部35と対応する位置に後端係止
爪38aを設けた凸部38を設けている。かつ、上記凸
部と凹部とには、互いに嵌合する側面にはテーパを付け
ている。
【0021】これら上下積層するワイヤハーネス側コネ
クタ31は、下層コネクタに上層コネクタをスライド嵌
合させ、上記凹凸部により前後、左右、上下方向を相互
に係止させている。詳細には、図4に示すように、下層
コネクタの上壁の凹部34、35に上層コネクタの下壁
の凸部37、38を嵌合し、係止爪37a、38aによ
り前後方向を係止すると共に、下層コネクタの上壁凸部
33a、33aの外面に上層コネクタの下壁凸部36
a、36bを当接させることで左右方向を係止、かつ、
凹凸部の当接面をテーパを付していることで上下方向を
係止している。
クタ31は、下層コネクタに上層コネクタをスライド嵌
合させ、上記凹凸部により前後、左右、上下方向を相互
に係止させている。詳細には、図4に示すように、下層
コネクタの上壁の凹部34、35に上層コネクタの下壁
の凸部37、38を嵌合し、係止爪37a、38aによ
り前後方向を係止すると共に、下層コネクタの上壁凸部
33a、33aの外面に上層コネクタの下壁凸部36
a、36bを当接させることで左右方向を係止、かつ、
凹凸部の当接面をテーパを付していることで上下方向を
係止している。
【0022】上記コネクタダミー50は、図5に示すよ
うに、上記ワイヤハーネス側コネクタ31のハウジング
外形と同一の外形を有する外周部51と、外周部51の
後端開口面を閉鎖する閉鎖板部52と、外周部51の上
壁と下壁とにコネクタ31と同一形状の凹凸部53、5
4を設けた形状としている。よって、コネクタダミ50
−ワイヤハーネス側コネクタ31B−ワイヤハーネス側
コネクタ31CAは、コネクタ31A〜31Cを上下3
段でブロック化した状態と同一状態で積層できる。
うに、上記ワイヤハーネス側コネクタ31のハウジング
外形と同一の外形を有する外周部51と、外周部51の
後端開口面を閉鎖する閉鎖板部52と、外周部51の上
壁と下壁とにコネクタ31と同一形状の凹凸部53、5
4を設けた形状としている。よって、コネクタダミ50
−ワイヤハーネス側コネクタ31B−ワイヤハーネス側
コネクタ31CAは、コネクタ31A〜31Cを上下3
段でブロック化した状態と同一状態で積層できる。
【0023】上記予めブロックとして一体化したコネク
タ31(あるいはコネクタ31とコネクタダミー50の
ブロック)を収容するコネクタホルダー30には、その
上壁内面にコネクタ31の下壁と同様な凹凸部30aを
設けると共に、下壁内面にコネクタ31の上壁と同様は
凹凸部30bを設けている。よって、ブロック化した3
層のコネクタ31をコネクタホルダー30に挿入する
と、上下、左右、前後方向が係止した状態で保持され
る。この係止保持された状態で、コネクタ31の後部側
はコネクタホルダー30より突出し、上記ECU側コネ
クタ13のフード13aに内嵌して、コネクタ13と3
1とが嵌合接続される。
タ31(あるいはコネクタ31とコネクタダミー50の
ブロック)を収容するコネクタホルダー30には、その
上壁内面にコネクタ31の下壁と同様な凹凸部30aを
設けると共に、下壁内面にコネクタ31の上壁と同様は
凹凸部30bを設けている。よって、ブロック化した3
層のコネクタ31をコネクタホルダー30に挿入する
と、上下、左右、前後方向が係止した状態で保持され
る。この係止保持された状態で、コネクタ31の後部側
はコネクタホルダー30より突出し、上記ECU側コネ
クタ13のフード13aに内嵌して、コネクタ13と3
1とが嵌合接続される。
【0024】図1および図6に示すように、上記コネク
タホルダー30にはコ字形状の回転操作用のレバー40
を取り付け、ECUケース10のフード20に低嵌合力
で結合できる構成としている。即ち、レバー40の両側
部40aをコネクタホルダー30の両側外面30aにピ
ン41で回転自在に軸支すると共に、レバー両側部40
aの内面にカム溝42を設けると共に、コネクタホルダ
ー両側部30aに直進溝43を設け、該直進溝43とカ
ム溝42のピン挿入開口位置は一致させている。さら
に、コネクタホルダー30の上壁よりレバーロック枠4
5を突出させ、図6(D)に示すように、レバー40を
回転させてコネクタホルダー30をECUケース11に
結合した状態で、レバー40に設けた係止部46とロッ
ク結合させるようにしている。
タホルダー30にはコ字形状の回転操作用のレバー40
を取り付け、ECUケース10のフード20に低嵌合力
で結合できる構成としている。即ち、レバー40の両側
部40aをコネクタホルダー30の両側外面30aにピ
ン41で回転自在に軸支すると共に、レバー両側部40
aの内面にカム溝42を設けると共に、コネクタホルダ
ー両側部30aに直進溝43を設け、該直進溝43とカ
ム溝42のピン挿入開口位置は一致させている。さら
に、コネクタホルダー30の上壁よりレバーロック枠4
5を突出させ、図6(D)に示すように、レバー40を
回転させてコネクタホルダー30をECUケース11に
結合した状態で、レバー40に設けた係止部46とロッ
ク結合させるようにしている。
【0025】ECU集中収容箱10の内部に搭載してい
る上下3層のECU基板12が夫れ夫れワイヤハーネス
W/Hと接続されたコネクタ31と接続されて使用され
る場合には、ワイヤハーネス側コネクタ31A〜31C
を予め上下に積層してコネクタホルダー30に収容係止
する。このコネクタホルダー30をECUケース11の
フード20に外嵌し、ピン21をレバー40のカム溝4
2と直進溝43の開口に挿入する。この状態でレバー4
0を矢印Xで示す前方側へとピン42を支点として回転
操作すると、ピン21はカム溝42の内部に入りこむよ
うに誘導されると同時に直進溝43内で前進し、ECU
ケース11をコネクタホルダー30側へと引き付け、コ
ネクタホルダー30はECUケース11のフード20と
結合される。其の際、レバー40の操作により挿入力が
増加され低嵌合力で結合できる。
る上下3層のECU基板12が夫れ夫れワイヤハーネス
W/Hと接続されたコネクタ31と接続されて使用され
る場合には、ワイヤハーネス側コネクタ31A〜31C
を予め上下に積層してコネクタホルダー30に収容係止
する。このコネクタホルダー30をECUケース11の
フード20に外嵌し、ピン21をレバー40のカム溝4
2と直進溝43の開口に挿入する。この状態でレバー4
0を矢印Xで示す前方側へとピン42を支点として回転
操作すると、ピン21はカム溝42の内部に入りこむよ
うに誘導されると同時に直進溝43内で前進し、ECU
ケース11をコネクタホルダー30側へと引き付け、コ
ネクタホルダー30はECUケース11のフード20と
結合される。其の際、レバー40の操作により挿入力が
増加され低嵌合力で結合できる。
【0026】コネクタホルダー30がフード20に結合
された状態で、コネクタホルダー30内の上下3段のワ
イヤハーネス側コネクタ31A〜31CはECUケース
11の内部の3段のECU基板12A〜12Cのコネク
タ13と嵌合し、ワイヤハーネスとECU基板の導体と
が電気接続される。
された状態で、コネクタホルダー30内の上下3段のワ
イヤハーネス側コネクタ31A〜31CはECUケース
11の内部の3段のECU基板12A〜12Cのコネク
タ13と嵌合し、ワイヤハーネスとECU基板の導体と
が電気接続される。
【0027】一方、図5に示すように、中間層のECU
基板12Bを使用されず、ECUケース11に搭載され
ない場合には、コネクタダミー50を他のワイヤハーネ
ス側コネクタ31A、31Cの間に積層した状態でコネ
クタホルダー30に挿入係止しておく。このコネクタホ
ルダー30をECUケース11に結合すると、ワイヤハ
ーネス側コネクタが嵌合されない中段のコネクタ挿入口
18がコネクタダミー50の閉鎖板部52で閉鎖される
こととなる。
基板12Bを使用されず、ECUケース11に搭載され
ない場合には、コネクタダミー50を他のワイヤハーネ
ス側コネクタ31A、31Cの間に積層した状態でコネ
クタホルダー30に挿入係止しておく。このコネクタホ
ルダー30をECUケース11に結合すると、ワイヤハ
ーネス側コネクタが嵌合されない中段のコネクタ挿入口
18がコネクタダミー50の閉鎖板部52で閉鎖される
こととなる。
【0028】図7は第2実施形態を示す。第2実施形態
では、コネクタホルダー50の前端は閉鎖壁51とし、
該閉鎖壁51に上下3段のコネクタ収容部52(52A
〜52C)を設けている。各コネクタ収容部52には図
8(B)に示すように、ランス部53を設け、個別に挿
入するワイヤハーネス側コネクタ31’の突起と係止さ
せている。コネクタホルダー50には第1実施形態のコ
ネクタホルダー30と同様にレバー55を取り付け、該
レバー操作によりECUケース11のフード20と結合
している。
では、コネクタホルダー50の前端は閉鎖壁51とし、
該閉鎖壁51に上下3段のコネクタ収容部52(52A
〜52C)を設けている。各コネクタ収容部52には図
8(B)に示すように、ランス部53を設け、個別に挿
入するワイヤハーネス側コネクタ31’の突起と係止さ
せている。コネクタホルダー50には第1実施形態のコ
ネクタホルダー30と同様にレバー55を取り付け、該
レバー操作によりECUケース11のフード20と結合
している。
【0029】ECU集中収容箱10の構成は第1実施形
態と同様である。該ECU集中収容箱10内に収容され
るECU基板のうち、上段のECU基板が使用されず、
よって、コネクタホルダー50の上段のコネクタ収容部
52Aにワイヤハーネス側コネクタが嵌合されない場合
には、コネクタダミー55を用いるか、図8に示すよう
に、電線が接続されていないコネクタ56を用いて、コ
ネクタ収容部52Aに嵌合している。
態と同様である。該ECU集中収容箱10内に収容され
るECU基板のうち、上段のECU基板が使用されず、
よって、コネクタホルダー50の上段のコネクタ収容部
52Aにワイヤハーネス側コネクタが嵌合されない場合
には、コネクタダミー55を用いるか、図8に示すよう
に、電線が接続されていないコネクタ56を用いて、コ
ネクタ収容部52Aに嵌合している。
【0030】上記コネクタ56は、ワイヤハーネスに接
続されてコネクタ収容部52Aに嵌合されるコネクタで
あって、電線を接続しない状態で用いることにより、コ
ネクタダミーとしている。上記コネクタダミー55は上
記コネクタ56と外形を同一形状としているが前後両面
を閉鎖面55aとしている。
続されてコネクタ収容部52Aに嵌合されるコネクタで
あって、電線を接続しない状態で用いることにより、コ
ネクタダミーとしている。上記コネクタダミー55は上
記コネクタ56と外形を同一形状としているが前後両面
を閉鎖面55aとしている。
【0031】この第2実施形態においても、ECU基板
が搭載されないECU収容室に対応するコネクタ挿入口
18はコネクタダミー55あるいは電線が接続されてい
ないコネクタ56で閉鎖され、コネクタ挿入口18から
異物が混入するのを防止できる。また、レバー操作によ
り低嵌合力でコネクタホルダーをECUケースに結合す
ることができる。
が搭載されないECU収容室に対応するコネクタ挿入口
18はコネクタダミー55あるいは電線が接続されてい
ないコネクタ56で閉鎖され、コネクタ挿入口18から
異物が混入するのを防止できる。また、レバー操作によ
り低嵌合力でコネクタホルダーをECUケースに結合す
ることができる。
【0032】図9および図10は第3実施形態を示す。
ワイヤハーネス側コネクタ31は個別にコネクタ収容口
61を設けたコネクタホルダー60に収容し、このコネ
クタホルダー60をECUケースに取り付ける構成は第
2実施形態と同様である。ECU基板が搭載されないE
CU収容室に対応するコネクタ収容口61aにはコネク
タダミー62を取り付けている。
ワイヤハーネス側コネクタ31は個別にコネクタ収容口
61を設けたコネクタホルダー60に収容し、このコネ
クタホルダー60をECUケースに取り付ける構成は第
2実施形態と同様である。ECU基板が搭載されないE
CU収容室に対応するコネクタ収容口61aにはコネク
タダミー62を取り付けている。
【0033】この第3実施形態のECU集中収容箱1
0’では、ECUケース11’の後壁を縦断するように
4本のスリット63を平行に切り欠き、該スリット63
に縦バスバー64を挿入している。これら縦バスバー6
4は、挿入側端縁より等間隔に4つの圧接タブ64aを
突出していると共に、L字状の上端を水平方向に屈折さ
せた水平タブ64cを設けている。
0’では、ECUケース11’の後壁を縦断するように
4本のスリット63を平行に切り欠き、該スリット63
に縦バスバー64を挿入している。これら縦バスバー6
4は、挿入側端縁より等間隔に4つの圧接タブ64aを
突出していると共に、L字状の上端を水平方向に屈折さ
せた水平タブ64cを設けている。
【0034】ECU基板12は、一端に縦バスバー64
の圧接タブ64aとの接続のために導体端部を4つ並列
させていると共に、他端にECU側コネクタ13を実装
している。5枚のECU基板12は、クリアランスソナ
ーECU(障害物検知を制御)、レベリングECU(車
体の傾斜に応じたヘッドライトのレベル調整)、ゲート
ウェイECU(車内LANの制御)、オートワイパーE
CU(自動検知ワイパーの制御)等からなる。このよう
に縦バスバー64を介して5枚のECU基板12の導体
同士を接続することにより回路同士を接続し、かつ、共
通電源およびアース回路と接続している。
の圧接タブ64aとの接続のために導体端部を4つ並列
させていると共に、他端にECU側コネクタ13を実装
している。5枚のECU基板12は、クリアランスソナ
ーECU(障害物検知を制御)、レベリングECU(車
体の傾斜に応じたヘッドライトのレベル調整)、ゲート
ウェイECU(車内LANの制御)、オートワイパーE
CU(自動検知ワイパーの制御)等からなる。このよう
に縦バスバー64を介して5枚のECU基板12の導体
同士を接続することにより回路同士を接続し、かつ、共
通電源およびアース回路と接続している。
【0035】また、ECUケース11’の上部にジャン
クションボックス70を搭載し、該ジャンクションボッ
クス70内に収容しているバスバー71に設けた圧接タ
ブ71aを上記縦バスバー64の上端の水平タブ64c
と図10に示すように、圧接接続させている。この縦バ
スバー64とジャンクションボックス側のバスバー71
との圧接接続は、ジャンクションボックス70の被ロッ
ク部73をECUケース11’とロック部74とロック
結合する際に同時に行われる構成としている。図9中に
おいて、75、76はジャンクションボックス70のケ
ースである。
クションボックス70を搭載し、該ジャンクションボッ
クス70内に収容しているバスバー71に設けた圧接タ
ブ71aを上記縦バスバー64の上端の水平タブ64c
と図10に示すように、圧接接続させている。この縦バ
スバー64とジャンクションボックス側のバスバー71
との圧接接続は、ジャンクションボックス70の被ロッ
ク部73をECUケース11’とロック部74とロック
結合する際に同時に行われる構成としている。図9中に
おいて、75、76はジャンクションボックス70のケ
ースである。
【0036】上記のように組み付けられたECU集中収
容箱10’内の4本の縦バスバー64は、5枚のECU
基板12の共通回路となるバッテリー回路、アクセサリ
ー回路、イグニッション回路、アース回路を形成してお
り、バスバー64を介して各ECU基板12の導体とジ
ャンクションボックスのバスバー71が一括して接続さ
れている。
容箱10’内の4本の縦バスバー64は、5枚のECU
基板12の共通回路となるバッテリー回路、アクセサリ
ー回路、イグニッション回路、アース回路を形成してお
り、バスバー64を介して各ECU基板12の導体とジ
ャンクションボックスのバスバー71が一括して接続さ
れている。
【0037】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、複数のECU基板を搭載するECU集中収容
箱に対してワイヤハーネス側コネクタを接続する際に、
搭載されないECU基板が存在してコネクタ挿入口が空
き状態となる場合、コネクタダミーを用いてコネクタ挿
入口を閉鎖するため、ECUケース内部への異物の混入
を確実に防止することができる。
によれば、複数のECU基板を搭載するECU集中収容
箱に対してワイヤハーネス側コネクタを接続する際に、
搭載されないECU基板が存在してコネクタ挿入口が空
き状態となる場合、コネクタダミーを用いてコネクタ挿
入口を閉鎖するため、ECUケース内部への異物の混入
を確実に防止することができる。
【0038】また、ワイヤハーネス側コネクタを収容す
るコネクタホルダーにレバーを取り付けると、該レバー
操作により低嵌合力でECUケースにコネクタホルダー
を取り付けることができる。さらに、複数のECU基板
を1つのECU集中収容箱内に搭載しておくと、ECU
取付スペースを減少でき、特に、スペース的な制限の多
いインストルメントパネル内へのECU基板の配置が可
能となる。
るコネクタホルダーにレバーを取り付けると、該レバー
操作により低嵌合力でECUケースにコネクタホルダー
を取り付けることができる。さらに、複数のECU基板
を1つのECU集中収容箱内に搭載しておくと、ECU
取付スペースを減少でき、特に、スペース的な制限の多
いインストルメントパネル内へのECU基板の配置が可
能となる。
【図1】 本発明の第1実施形態の分解斜視図である。
【図2】 (A)はECU基板の斜視図、(B)はEC
U集中収容箱内の概略断面図である。
U集中収容箱内の概略断面図である。
【図3】 ワイヤハーネス側コネクタを示し、(A)は
斜視図、(B)は正面図である。
斜視図、(B)は正面図である。
【図4】 複数のワイヤハーネス側コネクタを積層して
いる状態を示し、(A)は斜視図、(B)は2層を積層
している状態の正面図、(C)は(B)のA−A線断面
図、(D)は(B)のB−B線断面図である。
いる状態を示し、(A)は斜視図、(B)は2層を積層
している状態の正面図、(C)は(B)のA−A線断面
図、(D)は(B)のB−B線断面図である。
【図5】 コネクタダミーを示し、(A)は正面図、
(B)は断面図、(C)は積層状態の斜視図である。
(B)は断面図、(C)は積層状態の斜視図である。
【図6】 (A)はコネクタホルダーの概略正面図、
(B)はレバーの斜視図、(C)はレバーの要部側面
図、(D)はコネクタホルダーとレバーのロック部を示
す断面図である。
(B)はレバーの斜視図、(C)はレバーの要部側面
図、(D)はコネクタホルダーとレバーのロック部を示
す断面図である。
【図7】 第2実施形態の分解斜視図である。
【図8】 第2実施形態で使用する他のコネクタダミー
を示し、(A)は正面図、(B)は(A)のE−E線断
面とコネクタホルダー側の断面とを示す図面である。
を示し、(A)は正面図、(B)は(A)のE−E線断
面とコネクタホルダー側の断面とを示す図面である。
【図9】 第3実施形態の分解斜視図である。
【図10】 第3実施形態の一部断面図である。
10 ECU集中収容箱
11 ECUケース
12(12A〜12B)ECU基板
13 ECU側コネクタ
18 コネクタ挿入口
20 コネクタホルダー嵌合用のフード
21 ピン
30 コネクタホルダー
31 ワイヤハーネス側コネクタ
40 レバー
50 コネクタダミー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(71)出願人 000003207
トヨタ自動車株式会社
愛知県豊田市トヨタ町1番地
(72)発明者 田中 徹児
愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号
株式会社オートネットワーク技術研究所内
(72)発明者 平井 宏樹
愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号
株式会社オートネットワーク技術研究所内
(72)発明者 内田 智洋
愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動
車株式会社内
(72)発明者 尾沼 昌彦
愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動
車株式会社内
Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FA14 FA16 FB09
FB20 FC31 FC40 HB02 HB05
HC11 KA15
5E023 AA04 AA13 BB02 BB03 DD04
DD11 DD13 GG02 GG10 GG13
HH09 HH17
5E087 EE02 EE14 FF12 HH02 HH04
JJ09 LL04 LL17 MM05 QQ04
RR13 RR25
5G361 BA01 BA06 BB01 BC01
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のECU基板(電子制御ユニット)
を積層して搭載するECUケースを設け、上記各ECU
基板に実装したコネクタと接続されるワイヤハーネス側
のコネクタを挿入する複数のコネクタ挿入口を上記EC
Uケースの前壁に複数段で開口している一方、 上記ワイヤハーネス側コネクタをコネクタホルダー内に
収容し、該コネクタホルダーを上記ECUケースに結合
することにより上記ワイヤハーネス側コネクタを上記各
コネクタ挿入口を通してECUコネクタとを嵌合させ、
かつ、 上記ECUケースに搭載されないECU基板と対応する
上記コネクタ挿入口には、閉鎖蓋となるコネクタダミー
を上記コネクタホルダー内に収容していることを特徴と
するECU集中収容箱とワイヤハーネス側コネクタの接
続構造。 - 【請求項2】 上記ワイヤハーネス側コネクタを積層し
て一体的にブロック化して上記コネクタホルダー内に一
括で挿入係止し、上記閉鎖蓋となるコネクタダミーも上
記ワイヤハーネス側コネクタと共に積層してブロック化
している請求項1に記載のECU集中収容箱とワイヤハ
ーネス側コネクタの接続構造。 - 【請求項3】 上記コネクタダミーは、他のワイヤハー
ネス側コネクタと同一外形の外壁に囲まれた閉鎖板を備
えた形状とし、あるいは電線が接続されていないコネク
タを用いている請求項1または請求項2に記載のECU
集中収容箱とワイヤハーネス側コネクタの接続構造。 - 【請求項4】 上記コネクタホルダーにブロック化して
収容する複数のワイヤハーネス側コネクタは、その外面
に形成した凹凸部を相互に嵌合させ、前後左右上下方向
を係止して一体化させ、上記コネクタダミーにも凹凸部
を設けてワイヤハーネス側コネクタと嵌合させて一体化
させている請求項3に記載のECU集中収容箱とワイヤ
ハーネス側コネクタの接続構造。 - 【請求項5】 上記コネクタホルダーにレバーを回転自
在に軸支すると共に該レバーにカム溝を設ける一方、上
記ECUケースの前壁にフードを突設し、該フードの側
壁に上記カム溝に挿入するピンを突設し、 上記レバーの回転操作でコネクタホルダーをフードに結
合すると同時、各ワイヤハーネス側コネクタをECU側
コネクタと嵌合接続させる構成としている請求項1乃至
請求項4のいずれか1項に記載のECU集中収容箱とワ
イヤハーネス側コネクタの接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002127307A JP2003324824A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | Ecu集中収容箱とワイヤハーネス側コネクタの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002127307A JP2003324824A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | Ecu集中収容箱とワイヤハーネス側コネクタの接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003324824A true JP2003324824A (ja) | 2003-11-14 |
Family
ID=29541454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002127307A Withdrawn JP2003324824A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | Ecu集中収容箱とワイヤハーネス側コネクタの接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003324824A (ja) |
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-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002127307A patent/JP2003324824A/ja not_active Withdrawn
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