JP3988987B2 - Ecu集中収容箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ECU集中収容箱に関し、詳しくは、分散配置されていた複数のECU(電子制御ユニット)を1つの収容箱内に集中して収容し、特に、オプションのECU基板を上記収容箱内に着脱自在に収容すると共に、収容したECU基板同士を回路接続出来るようにするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車に搭載する電装品を電子制御するECUが多数設置されており、該各ECUは基板を別個のECUケースに収容すると共に、該各ECUケースにブラケットを設けて、夫々車体に固定されている。
上記ECUはインストルメントパネル内に配置するものが多く、各ECUをケース内に収容し、各ECUケースのブラケットをインストルメントパネルの構造物(リンホースやシャーシの一部)に個別に取り付けている。
【0003】
また、ECUケースにワイヤハーネス側のコネクタを待ち受け状態で固定しておき、オプション用のECU基板を後入れする場合は、図19に示すように、ケース1内面に固定されたコネクタ5にワイヤハーネスW/H端末のコネクタ6を予め嵌合しておく一方、上記コネクタ5にはジャンパー線4を介して接続された基板3にボードtoボードコネクタ3aが搭載されており、ECU基板2を後入れでスロットインしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、自動車の高付加価値化により電装品が急増し、かつ、オプションの電装品も多数あり、これらを制御するためECUもそれに伴って増加する傾向にある。これらECUは設置スペースが増大するためスペース確保が難しくなりつつある。特に、インストルメントパネル内には既に複数のECUが搭載されているため、新たなECUを搭載するスペースを確保することが困難となっている。
また、各ECU基板をそれぞれECUケース内に収容すると、部品点数が増加すると共に取付手数も増加し、コスト高になる問題がある。
【0005】
また、ECU基板毎にECUケースを設けると、各ECU基板への電源回路(バッテリー回路、アクセサリー回路、イグニッション回路)やアース回路は、複数のECU基板に共通の回路であるにも関わらず、夫々のECUケースに別々に電源回路やアース回路となるワイヤハーネスを接続する必要がある。この点からもワイヤハーネスの量が増大しコストアップとなると共に、該ワイヤハーネスの配策も複雑となり作業性が悪化する問題がある。
【0006】
さらに、図19に示すように、予めワイヤハーネスW/H側のコネクタをケース1に待ち受け状態で固定しておき、オプション用のECU基板2を後入れする場合には、別途、ボードtoボードコネクタ3aを有する基板3やジャンパー線4などを必要とし、部品点数の増加を招く問題もあった。
【0007】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、複数のECU基板を車両に搭載する際に、ECUケースおよび取付スペースの増大を抑制すると共に、該ECUケースへ接続されるワイヤハーネスの省線化を図ることを課題とし、さらに、ワイヤハーネス端末のコネクタをケースに待ち受け固定してECU基板を後入れする場合に、部品点数を低減することも課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、ケース内部に複数のECU基板(電子制御ユニット)を上下方向に積層状態あるいは水平方向に並列状態で収容する複数のECU収容室を設け、これら各ECU収容室に1枚のECU基板を着脱自在に挿入係止する一方、
上記ケース外面に並列に形成した複数のスリットより夫々バスバーを挿入し、上記複数のECU収容室の一端側を横断するように、上ECU基板と直交方向にバスバーを配置し、
上記各バスバーに間隔をあけて複数の圧接タブを突設し、これら圧接タブのスロットに上記各ECU基板の端縁を挿入して各ECU基板の端縁まで延在している導体と圧接接続し、これらバスバーを介して上記ECU基板の共通回路を形成すると共に、上記バスバーを外部電源回路および外部アース回路に接続していることを特徴とするECU集中収容箱を提供している。
【0009】
上記構成によれば、複数のECU基板を1つのケースに収容することができるので、ケースの個数を急減でき、設置スペースを減少することができる。その結果、車体、特に、狭いインストルメントパネル内への新たなECUの設置が可能となる。かつ、部品点数が削減されると共に取付作業も減少でき、コストダウンを図ることができる。
また、上記各ECU基板間の電気接続は外部回路のワイヤハーネスを用いることなく、複数のECU基板に対して横断的に配置する上記バスバーの圧接タブと各ECU基板の導体とを圧接接続することで、ケース内部で一括して行うことができる。よって、ワイヤハーネスの省線化を図ることができると共に、配線も簡略化することができ組付作業性が向上する。
【0011】
上記のように、ケース外面にスリットを設けると、ECU回路同士を接続する上記バスバーをケース外部から容易に挿入でき、ECUの回路接続状態に対応したバスバーを選択して取り付けることができる。
また、上記バスバーを外部電源回路および外部アース回路と接続することで、各ECUの電源回路およびアース回路を容易に外部電源回路および外部アース回路に接続でき、回路の共用化を図ることができる。
【0012】
上記各ECU基板には、上記バスバー接続側と反対の前端にコネクタを実装すると共に、上記ケースの前端開口にECUケース蓋を取り付けて閉鎖し、該ECUケース蓋にワイヤハーネス端末に接続されたコネクタの挿入孔を設け、該挿入孔を通してワイヤハーネス側のコネクタをECU基板のコネクタと嵌合する構成としている。
【0013】
上記構成とすると、ECUケース内に先にECU基板を挿入しておき、収容したECU基板と接続するワイヤハーネス側のコネクタをECUケース蓋の挿入孔を通して、ECU基板に実装されたコネクタと直接接続することができる。
【0014】
上記バスバーの一端をケース外部に突出させ、該ケースに隣接配置されるジャンクションボックスに収容されているバスバーと圧接接続させている。
【0015】
つまり、上記ECU集中収容箱内のECU基板に接続されたバスバーと隣接配置されるジャンクションボックス内のバスバーとを、直接、圧接接続しているので、ジャンクションボックス内の回路とECU集中収容箱内の基板の回路とを、ワイヤハーネスを介在させることなく、直接接続できる。
また、ECU集中収容箱とジャンクションボックスとを固定しているので、車体固定用のブラケットもいずれか一方のみに設ければよく、部品点数の削減、車体への固定作業の削減も図ることができる。
【0016】
具体的には、ECU集中収容箱のケース上端外縁に突設した被係止部に、上記ジャンクションボックスのケース下面に突設した係止部をスライド固定して上記ECUのケースの上面にジャンクションボックスが搭載され、該搭載時に上記ジャンクションボックスのケース外面より突出させたバスバーの一端の圧接スロットに上記ECU集中収容箱側に配置した縦方向の上記バスバーの上端部が挿入されて圧接接続される構成としている。
【0017】
即ち、ジャンクションボックスをECU集中収容箱へスライド固定すると同時に、ジャンクションボックスのケース外面より突出したバスバーの圧接スロットをECU集中収容箱より上方へ外部に突出したバスバーの上端部が自動的に圧接される。
したがって、ジャンクションボックスの内部回路のバスバーとECUケース側の共通回路用バスバーとの接続作業を別個にする必要がなく、電気接続の作業性を向上させることができる。
【0024】
上記複数のECU基板の挿入側先端において、各基板毎に位置を異ならせて凹部を切り欠いている一方、
上記ケース内面には、上記ECU基板の凹部に対応する位置にリブを突設し、上記ECU基板を間違った位置に挿入すると上記基板の凹部が上記リブに嵌合せずECU基板を収容不可としてECU基板の誤挿入を防止する構成とすることが好ましい。
【0025】
上記構成とすると、ECU基板をケース内の所定の正規位置に挿入すれば、上記凹部が上記リブに嵌合されて収容される。一方、間違った位置に挿入すれば、上記凹部が上記リブに嵌合できずにECU基板が収容されず、誤挿入を確実に防止できる。
【0026】
上記ケースに設ける複数のECU収容室を仕切る複数の仕切壁には、そのECU基板挿入側の端面に、挿入するECUを特定するためのマーキングを付してもよい。
【0027】
上記構成とすると、ECU基板をケースに挿入する際に、上記マーキングが特定のECU基板と一致しているか一目で視認することができ、作業者はそのECU基板が正しい位置に挿入していることを知ることができる。即ち、間違った位置に挿入していれば、特定のECU基板を示すマーキングが挿入されたECU基板と不一致であることが視認され、作業者は誤挿入を知ることができる
なお、マーキングの一例としては、上記ECU基板毎に異なる位置に切り欠かれた上記凹部と対応するように、上記仕切壁の挿入側端面に切欠部を設けることや、色分け等が考えられる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図7は第1実施形態を示す。
本実施形態は、5枚のECU基板15が1つのECU集中収容箱10に集中して収容されており、該ECU集中収容箱10はジャンクションボックス20に固定されると共に、電気的にも接続を図っている。
【0029】
まず、ECU集中収容箱10に関して説明する。
ECU集中収容箱10のECUケース11は、図2に示すように、前面側を開口11bとし、内部を間仕切る仕切壁11eを等間隔に4つ設けて5段のECU収容室19を形成している。
ECUケース11の背面11aには、後述するジャンクションボックス20のバスバー24との接続部となるハウジング13を上端に突設しており、該ハウジング13の上方突出部分は前面側に開口13aを設けている。
【0030】
図1に示すように、背面11aおよびハウジング13を縦断するように4本のスリット12が平行に切り欠かれており、各スリット12の上端は水平方向に屈折した水平部12aを設けている。
ECUケース11の側面11dは、上端背面側に突条部14を前後方向に突出させ、該突条部14の下面の一部には係止突起14aを突出させていると共に、側面11dの開口11b側の所要位置には、ロック爪11d−1を突出させている。
【0031】
バスバー18は、挿入側端縁より等間隔に4つの圧接タブ18aを突出していると共に、L字状の上端を水平方向に屈折させた水平タブ18cを設けている。また、バスバー18の側面の所要位置には係止突起18bを切り起こして突出させている。
【0032】
ECU基板15は、一端にバスバー18の圧接タブ18aとの接続のために導体端部15aを4つ並列させていると共に、他端には導体と接続された直付コネクタ16が固定されている。
なお、5枚のECU基板15は夫々異なるものであり、例えば、クリアランスソナーECU(障害物検知を制御)、レベリングECU(車体の傾斜に応じたヘッドライトのレベル調整)、ゲートウェイECU(車内LANの制御)、オートワイパーECU(自動検知ワイパーの制御)等を混在させている。
【0033】
ECUケース11の開口11bを閉鎖するECUケース蓋17は、長方形状の挿入孔17aを5段穿設しており、カバー側壁内面にはECU基板15の保持部17bを対向して5段突出していると共に、所要位置にボックス本体11のロック爪11d−1との係止する被ロック部17cを設けている。
【0034】
次に、ジャンクションボックス20に関して説明する。
本体ケース25は、前側を開口25fとする一方、背面側にコネクタ収容部25aを複数突設していると共に、両側面の所要位置に被ロック爪25bを設けており、上面には後述するブラケット27をロックするロック部25eを2つ設けている。
【0035】
本体ケース25に収容される積層体22は、バスバー24と絶縁板26を交互に積層しており、図3に示すように、背面側より2層目のバスバー24面に圧接スロット24a−1を有する圧接タブ24aを4つ並列して突出させていると共に、最も背面側の絶縁板23には、該圧接タブ24aに対応する位置にタブ保護部23aを突設している。
【0036】
タブ保護部23aは、垂直方向に等間隔に4本にスリット23a−3を切り欠いていると共に、相手方の水平タブ挿入用のスロット23a−2を水平方向に横断させており、該スロット23a−2は先端側に向けて拡がるテーパー部23a−1を有している。
つまり、上記積層体22は、絶縁板23を最も背面側に重ねることで、圧接タブ24aがタブ保護部23aのスリット23a−3に挿通された状態としている。
【0037】
本体ケース25の開口25fを閉鎖するカバー21は、背面側に複数のコネクタ収容部21aを突設していると共に、積層体22のタブ保護部23aと対応する位置に貫通穴21cを穿設しており、また、両側にはロック爪21bを突設している。
【0038】
次に、組み立て手順について説明する。
まず、ECU集中収容箱10のECUケース11のスリット12にバスバー18を挿入する。この際、バスバー18の上端の水平タブ18cはハウジング13の水平部12aに挿入されると共に、側面の係止突起18bはバスバー18を無理入れすることでスリット12に挿入される。
【0039】
次に、各ECU基板15をECUケース11の各ECU収容室19に挿入し、図4および図5に示すように、バスバー18の圧接タブ18aの圧接スロット18a−1にECU基板15が圧接されることで、導体端部15aと圧接タブ18aが導通される。
この際、図5に示すように、バスバー18の係止突起18bが、ECUケース11の内面のリブ11a−1に係止されていることで、上記圧接が確実に行われる。
【0040】
そして、ECUケース蓋17をECUケース11の開口11b側に被せて、被ロック部17cをロック爪11d−1にロック固定する。
この状態で、ワイヤハーネスW/Hの端部に接続されたコネクタ30を、ECUケース蓋17の挿入孔17aを通して、内部のECU基板15の直付コネクタ16と嵌合接続させる。
【0041】
一方、ジャンクションボックス20は、バスバー24と絶縁板23、26の積層体22を本体ケース25に収容した後、カバー21を被せてロック爪21bを被ロック部25bに係止する。この際、タブ保護部23aは、図7に示すように、カバー21に貫通穴21cに貫通させて外部に突出させている。
【0042】
上記組み立てられたECU集中収容箱10とジャンクションボックス20を以下のように互いに固定する。
ジャンクションボックス20をECU集中収容箱10の上面11cに当接した状態で前方よりスライドさせる。
すると、ジャンクションボックス20側のスライド枠25c、25dがECU集中収容箱10側の突条部14にスライド嵌合され、係止突起14aによりスライド枠25c、25dが係止される。
【0043】
これと同時に、ジャンクションボックス20側のタブ保護部23aがECU集中収容箱10側のハウジング13の開口13aに自動的に挿入される。
詳しくは、図4および図5に示すように、開口13内に待ち受けられたバスバー18の水平タブ18cが、タブ保護部23aのスロット23a−2に挿通されると同時に、バスバー24の圧接タブ24aの圧接スロット24a−1に圧接接続される。
この時、タブ保護部23aの先端側はテーパー部23a−1となっているので、水平タブ18cをスロット23a−2内にスムーズに拾いこむことができ、圧接タブ24aとの圧接接続を確実に行っている。
【0044】
上記組み付けられたECU集中収容箱10内の4本のバスバー18は、5枚のECU基板15の共通回路となるバッテリー回路、アクセサリー回路、イグニッション回路、アース回路を形成しており、バスバー18を介して各ECU基板15とバスバー24が一括して接続されている。
【0045】
また、ジャンクションボックス20には、車体固定用のブラケット27が取り付けられる。図7に示すように、ブラケット27は別体からなり、ボルト穴27b−1、27c−1を有する取付部27、28を互いに直交方向に突設していると共に、下面にジャンクションボックス20のロック部25eとロックする被ロック部27aを設けている。
上記被ロック部27aをロック部25eにロックすることで、ブラケット27をジャンクションボックス20にワンタッチで固定している。
即ち、1つのブラケット27により、ジャンクションボックス20とECU集中収容箱10の両方を同時に車体に固定することができる。
なお、ブラケット27の固定箇所としては、インストルメントパネル裏のシャーシやリンホース等としている。
【0046】
上記構成によれば、5つの異なるECU基板15を1つのECU集中収容箱10に収容することができ、また、該ECU集中収容箱10はジャンクションボックス20に固定することで車体固定用のブラケットを不要としているので、部品点数が削減されコストダウンを図ることができると共に、車体への設置スペースも低減することができる。
【0047】
また、5枚のECU基板15の夫々に共通回路となる電源回路(バッテリー回路、アクセサリー回路、イグニッション回路)、アース回路をバスバー18で共用化して一括接続しているので、ワイヤハーネスの省線化を図ることができると共に、配線も簡略化することができ組付作業性が向上する。
【0048】
さらに、ジャンクションボックス20をECU集中収容箱10にスライド固定を行うと、バスバー24の圧接タブ24aとバスバー18の水平タブ18cが自動的に圧接接続される構成としているので、作業工数が低減されると共に、ジャンクションボックス20とECU集中収容箱10との間を電気接続するワイヤハーネスを無くすことができる。
【0049】
なお、ECU基板15をECUケース内に垂直に収容してもよく、その場合は、バスバーを水平に横断させ、かつ、ジャンクションボックスもECU集中収容箱の側面に配置するとよい。
【0050】
次に、図8および図9は第2実施形態を示す。
第1実施形態との主な相違点は、ECU集中収容箱10’にジャンクションボックスを合体させるのではなく、別のECU集中収容箱40を合体させている点である。
【0051】
ECU集中収容箱10’のECUケース11’は、背面11aのスリット12’の下部に、第1実施形態のタブ保持部23aと同構造のタブ保持部49を設けていると共に、両側下面にL字状のスライド枠45を対向して設けている。また、ケース内には等間隔に仕切壁11eを3つ配してECU収容室19を4段設けている。
他の構成は第1実施形態と同様のため同一符号を付して説明を省略する。
【0052】
バスバー18’は、第1実施形態と同様に圧接タブ18a’、係止突起18b’、水平タブ18c’を有していると共に、下端部において圧接タブ18aと反対方向に別の圧接タブ18d’を突設している。
【0053】
別のECU集中収容箱40のECUケース41は、ケース内に仕切壁41eが1つだけ配されECU収容室19を2段設けている点以外は、上記ECU集中収容箱11’と同構造である。即ち、ケース背面にハウジング43、スリット42、タブ保護部46を設け、下面にはスライド枠47を突設し、両側上端には突条部44を突設している。
また、バスバー48も圧接タブ48aがECU収容室19の数に対応して2つだけ突出しており、下端部において圧接タブ48aと反対方向に別の圧接タブ48dを突設している。
【0054】
2つのECUケース11’、41は、共にバスバー18’、48をスリット12’、42に挿入した後、ECU収容室19にECU基板15を挿入することで、バスバー18’、48の圧接タブ18a’、48aの圧接スロット18a−1、48a−1にECU基板15の導体端部を接続している。
【0055】
次いで、ECU集中収容箱40をECU集中収容箱10の上面11c’に当接した状態で前方よりスライドさせ、ECU集中収容箱40のスライド枠47がECU集中収容箱10’側の突条部14にスライド嵌合されると同時に、ECU集中収容箱40側のタブ保護部46がECU集中収容箱10’側のハウジング13の開口13aに自動的に挿入される。
これにより、バスバー48の圧接タブ48dが、バスバー18’の水平タブ18c’に圧接接続される。
【0056】
上記構成とすれば、ECU集中収容箱10’、40のいずれか一方が不要な場合は、一方のECU集中収容箱ごと搭載しないといった選択的なオプション設定を実現することができる。
また、ECU集中収容箱10’、40は、突条部14、44とスライド枠45、47の両方を備えているので、上下に芋づる式にECU集中収容箱あるいはジャンクションボックスを積層して合体させることができる。
なお、図9はECUケース11’、41のカバーは省略して図示していないが、第1実施形態と同様のカバーを被せるものとする。
【0057】
図10乃至図13は参考第1実施形態を示す。
第1実施形態との相違点は、ワイヤハーネスW/Hの端末に接続されたコネクタ30を予めECU集中収容箱50に固定しておき、ECU基板55が挿入されるのを待ち受けている点である。
(なお、図10〜図12は見易さの観点からワイヤハーネスW/Hを省略して図示しているが、実際にはコネクタ30に図13の如くワイヤハーネスW/Hが接続されている。)
【0058】
ECU集中収容箱50のECUケース51は、前面51b側において一側上端にハウジング53を突設し、該ハウジング53および前面51bに垂直方向の4本のスリット52を切り欠いていると共に、大口の開口57を水平方向に5段設けている。
【0059】
開口57は一側壁51dの途中まで切り欠いており、側壁51bでの切欠部分をコネクタ挿入口57bとしている。
開口57の上下端縁57c、57dには、図12に示すように、レール状にスライド溝57c−1、57d−1を凹設していると共に、上端縁57cの所要位置には凹部57aを設けている。
凹部57aの上端には、係止ロック片58を倒L字状に突出しており、先端58aを自由端とすると共に、該自由端58a近傍下端に係止爪58bを突出している。
【0060】
ワイヤハーネスW/Hの端末に接続されたコネクタ30は、汎用のコネクタであり、ハウジングの前面上下端より上下ガイド片30a、30bを突出しており、上面中央には相手方コネクタとのロック用のロック部30cを備えている。
【0061】
ECUケース51の背面側は開口51aとなっており、該開口51a下端に薄肉ヒンジ54bを介してECUケース裏蓋54が一体的に連結されている。ECUケース51の側面51dの被ロック部51eと係止するロック爪54aを対応する位置に突設している。
ECU基板55は、一端に導体と接続された直付コネクタ56が固定されている共に、直付コネクタ56の側方にバスバー18の圧接タブ18aとの接続のために導体端部15aを4つ並列させている。
【0062】
ジャンクションボックス60は、積層体62より突設したタブ保護部63aを挿通させる貫通穴65cを本体ケース65側に設けていること以外は、第1実施形態と同様であるため、符号を付して説明を省略する。
なお、ジャンクションボックス60の本体ケース65は、ECU集中収容箱50のECUケース51に、第1実施形態と同様にスライド固定する構成としてもよいし、一体成形する構成としてもよい。
【0063】
次に、組み立て手順について説明する。
まず、ECU集中収容箱50のECUケース51のスリット52にバスバー18を無理入れ挿入する。
次に、ワイヤハーネスW/Hに接続されたコネクタ30を、ECUケース51のコネクタ挿入口57bにサイドからスライド挿入して固定する。
詳しくは、コネクタ30の上下ガイド片30a、30bを開口57の上下端縁57c、57dのスライド溝57c−1、57d−1にスライドさせ挿入し、図12に示すように、係止ロック片58の係止爪58bにコネクタ30上面の被係止凹部30dを係止する。
この際、係止ロック片58は先端58aを自由端としているので、挿入力をあまり必要とせずスムーズ、かつ、ワンタッチで係止することができる。
【0064】
そして、図13(A)に示すように、ワイヤハーネスW/Hの端末に接続された5つのコネクタ30が全てECUケース51の開口57に固定された後に、ECU基板55をECUケース51の開口51aより直付コネクタ56側から挿入する。
すると、ECU基板55の導体端部55aがバスバー18の圧接タブ18aに自動的に圧接接続されると共に、直付コネクタ56も待ち受け状態のコネクタ30に自動的に嵌合される。
ECU基板55の収容後は、図13(B)に示すように、薄肉ヒンジ54bを支点としてECUケース裏蓋54を図中矢印のように動かしてECUケース51の開口51aに被せて閉鎖する。
【0065】
なお、ジャンクションボックス60をECU集中収容箱50に固定するのは、第1実施形態と同様であり、ジャンクションボックス60の本体ケース65より突出したタブ保護部63を、ECU集中収容箱50のハウジング53に挿入することにより、ジャンクションボックス60内のバスバーとECU集中収容箱50内のバスバー18とを電気接続している。
【0066】
上記構成とすると、ワイヤハーネスW/H側のコネクタ30を予めECUケース51に固定してあるので、ECU基板55の挿入作業と共にコネクタ嵌合が自動的に行われ作業性が向上する。特に、ECU集中収容箱50をカーメーカーに納入した後にオプションのECU基板を追加で挿入する場合などには、ECU基板を挿入するだけでコネクタ嵌合作業が不要となるので、好適である。
【0067】
また、ECUケース51の開口57にスライド溝57c−1、57d−1を設けてスライド固定する構成としているので、上下ガイド片30a、30bを有する汎用コネクタからなるコネクタ30を利用して、コネクタ30をECUケースに固定することができるので、新規に専用コネクタを起工せずに済み、部品数削減を図ることができる。
さらに、コネクタ30とECUケース51との固定は、上下ガイド片30a、30bとスライド溝57c−1、57d−1との間で行われており、コネクタ30のロック部30cは、通常通りECUケース51外側から操作可能であるため、上記のような汎用コネクタでもケースに特別な構造や別部品を用いることなく、外部からロック解除も行うことができる。
【0068】
図14は参考第2実施形態を示す。
参考第1実施形態との相違点は、ECUケース51’にハウジングとスリットを設ける代わりに、別体からなるECUケース裏蓋54’に予めバスバー18”を収容しておき、ECUケース裏蓋54’の取り付けと共に、バスバー18”をECU基板15に接続している点である。
【0069】
ECUケース裏蓋54’は、一側を開口54a’とし他側を閉鎖面54c’としていると共に、上端にて小開口54b’を設けている。
ECUケース裏蓋54’内にはバスバー18”が予め収容されており、圧接タブ18a”を開口54a’に露出させていると共に、上端の水平タブ54b’を小開口54b’に露出させている。
【0070】
ECUケース51’側では、第1参考実施形態と同様にワイヤハーネスW/Hの端部に接続されたコネクタ30が待ち受け状態で固定されている。
ECU基板15をECUケース51’に挿入すると同時に、ECU基板15の直付コネクタ16をコネクタ30に嵌合した後、上記バスバー18”を収容したECUケース裏蓋54’を被せる。
【0071】
すると、上記ECUケース裏蓋54’の取り付け動作と同時に、バスバー18”の圧接タブ18a”とECU基板15との圧接接続が自動的に行われる。この際、バスバー18”の背面はECUケース裏蓋54’の閉鎖面54c’により支えられているので、確実に圧接接続を行うことができる。
また、ECUケース51’上面には、第1実施形態と同様にジャンクションボックス20を搭載すると、ジャンクションボックス20側のタブ保護部23aが、ECUケース裏蓋54’の小開口54b’内の水平タブ18c”に圧接接続される。
【0072】
図15乃至図18は第実施形態を示す。
第1実施形態との主な相違点は、ECUケース71にECU基板75を挿入する際に、間違った位置に挿入しないよう誤挿入防止機能を設けている点である。
【0073】
ECUケース71は、異なる3つのECU基板75、76、77を収容するため、仕切壁71eを2段設けることで3段のECU収容室を設けている。
ECUケース71の側面には、ECU基板75、76、77を挟持するガイドリブ71dを設けていると共に、前面71bの内面には、夫々のECU基板75、76、77が突き当たる位置に、リブ71g、71h、71iを水平方向位置を異ならせて突設させている。
【0074】
また、前面71bには、コネクタ挿通部71cを設けていると共に、該コネクタ挿通部71cの内面の両側には挿通孔71f−1を有するネジ挿通部71fを備えている。
さらに、ECUケース71の背面側開口71aでは、上面71の後端縁において、収容されるECU基板75の凹部75aに対応する位置に、マーキング71jを切り欠いて設けていると共に、仕切壁71eの後端縁においても同様に、その直下の段に収容されるECU基板76、77の凹部76a、77aに対応する位置にマーキングを設けている。
【0075】
ECU基板75、76、77は、直付コネクタ78を基板の前端において導体と接続された状態で固定していると共に、上記リブ71g、71h、71iと対応する位置の基板前端に凹部75a、76a、77aを夫々切り欠いている。
また、直付コネクタ78の両側には、ネジ止め用のネジ受け部78aが備えられている。
【0076】
次に、ECU基板75、76、77の収容作業について説明する。
ECU基板75をECUケース71の開口71aより挿入する際、挿入位置が正しければ、図18に示すように、ECU基板75の凹部75aとマーキング71fとの位置が一致するので、作業者はそのECU基板75が正しい段に挿入していることを知ることができる。つまり、間違った位置に挿入していれば、凹部75aとマーキング71jが不一致となることが視認され、作業者は誤挿入を知ることができる。
【0077】
ECU基板75(76、77)を完全に挿入すると、図16に示すように、凹部75a(76a、77a)がリブ71g(71h、71i)に嵌合する。しかし、もしECU基板75、76、77を間違った位置に挿入すると、凹部75a、76a、77aがリブ71g、71h、71iに嵌合しないことで、ECU基板75、76、77を収容不可能としてECU基板75、76、77の誤挿入を防止する。
即ち、本実施形態では、ECU基板75、76、77も挿入前と挿入後の両方で、誤挿入検知を確実に図っている。なお、いずれか一方のみ(リブと凹部との嵌合、あるいは、マーキング)を備える構成としてもよいことは言うまでもない。
【0078】
そして、正しく挿入されたECU基板75、76、77は、最終的に、ECUケース71の外部からコネクタ挿通部71cの両側のネジ挿通部71fの挿通孔71f−1にネジNを通し、ECU基板75、76、77の直付コネクタ78のネジ受け部78aとネジ止め固定している。
【0079】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、複数のECU基板を1つのケースに収容してケースの個数を急減でき、設置スペースを減少させることができる。その結果、狭い設置スペースへの新たなECUの設置が可能となる。かつ、部品点数が削減されると共に取付作業も減少でき、コストダウンを図ることができる。
また、上記各ECU基板間の電気接続にワイヤハーネスを用いず、上記バスバーの圧接タブを一括して基板端縁に圧接接続して行っているので、ワイヤハーネスの省線化を図ることができると共に、組付作業性も向上する。
さらに、上記バスバーを外部電源回路および外部アース回路と接続することで、上記バスバーで形成される回路を電源回路およびアース回路からなる共通回路として、回路の共用化を図ることができる。
【0080】
また、ケース外面にスリットを設けると、ECU回路同士を接続する上記バスバーをケース外部から容易に挿入でき、ECUの回路接続状態に対応したバスバーを選択して取り付けることができる。
さらに、ワイヤハーネス端末のコネクタを上記ECUケース蓋の挿入孔を通して上記ECU基板に実装されたコネクタと直接接続することで、上記ECUケース蓋に特別な構造を必要とせずに済む。
【0081】
上記隣接するジャンクションボックスを上記ECU集中収容箱へスライド固定することで、車体固定用のブラケットを一方のみに設ければよく、部品点数の削減になると共に、該スライド固定と同時に、上記ジャンクションボックスより突出したバスバーの圧接スロットが上記ECU集中収容箱より突出したバスバーの上端部に自動的に圧接されることで、ジャンクションボックスの内部回路のバスバーとECUケース側の共通回路用バスバーとの接続作業を別個にする必要がなく、電気接続の作業性を向上させることができ、かつ、接続用のワイヤハーネスも廃止することができる。
【0084】
また、上記複数のECU基板の挿入側先端に、基板毎に位置の異なる凹部を切り欠く一方、上記ケース内面に該凹部に対応する位置にリブを突設することで、上記ECU基板を間違った位置に挿入した際に、上記凹部が上記リブに嵌合せずECU基板が収容できず誤挿入を防止することができる。
さらに、上記ケースの仕切壁の基板挿入側の端面に、挿入するECUを特定するためのマーキングを付しておけば、ECU基板をケースに挿入する前に、作業者はそのECU基板を挿入しようとしている位置が正しいがどうかを知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るECU集中収容箱およびジャンクションボックスの分解斜視図である。
【図2】 ECU集中収容箱およびジャンクションボックスの組み付けを示す分解斜視図である。
【図3】 ジャンクションボックス内の積層体の斜視図である。
【図4】 ECU集中収容箱の要部断面斜視図である。
【図5】 ECU集中収容箱の要部断面図である。
【図6】 ECU集中収容箱へのジャンクションボックスの取付前の正面図である。
【図7】 ブラケットの取り付けを示す斜視図である。
【図8】 第2実施形態の斜視図である。
【図9】 組付後の断面図である。
【図10】 参考第1実施形態の分解斜視図である。
【図11】 上記参考第1実施形態の待ち受けコネクタ取付後の斜視図である。
【図12】 上記参考第1実施形態の要部斜視図である。
【図13】 (A)(B)は上記参考第1実施形態のECU基板の挿入を説明する図面である。
【図14】 参考第2実施形態の断面図である。
【図15】 第実施形態の一部断面斜視図である。
【図16】 ECU基板の凹部とケース内面のリブとの嵌合を説明する概略図である。
【図17】 ECU基板のケースへの固定を示す概略図である。
【図18】 ECU基板のケースへの挿入時の要部斜視図である。
【図19】 従来例の要部斜視図である。
【符号の説明】
10 ECU集中収容箱
11 ECUケース
12 スリット
13 ハウジング
14 突条部(被係止部)
15 ECU基板
16 直付コネクタ
17 ECUケース蓋
18 バスバー
20 ジャンクションボックス
21 カバー
21c 貫通孔
22 積層体
23、26 絶縁板
23 タブ保護部
24 バスバー
24a 圧接タブ
25 ケース
25c、25d スライド枠(係止部)
27 ブラケット
30 コネクタ
30a、30b ガイド片
30d 被係止凹部
54 ECUケース裏蓋
54b 薄肉ヒンジ
57 開口
57c−1、57d−1 スライド溝
58 係止ロック片
71g、71h、71i リブ
71j マーキング
75a 凹部
W/H ワイヤハーネス

Claims (6)

  1. ケース内部に複数のECU基板(電子制御ユニット)を上下方向に積層状態あるいは水平方向に並列状態で収容する複数のECU収容室を設け、これら各ECU収容室に1枚のECU基板を着脱自在に挿入係止する一方、
    上記ケース外面に並列に形成した複数のスリットより夫々バスバーを挿入し、上記複数のECU収容室の一端側を横断するように、上ECU基板と直交方向にバスバーを配置し、
    上記各バスバーに間隔をあけて複数の圧接タブを突設し、これら圧接タブのスロットに上記各ECU基板の端縁を挿入して各ECU基板の端縁まで延在している導体と圧接接続し、これらバスバーを介して上記ECU基板の共通回路を形成すると共に、上記バスバーを外部電源回路および外部アース回路に接続していることを特徴とするECU集中収容箱。
  2. 上記各ECU基板には、上記バスバー接続側と反対の前端にコネクタを実装すると共に、上記ケースの前端開口にECUケース蓋を取り付けて閉鎖し、該ECUケース蓋にワイヤハーネス端末に接続されたコネクタの挿入孔を設け、該挿入孔を通してワイヤハーネス側のコネクタをECU基板のコネクタと嵌合する構成としている請求項1に記載のECU集中収容箱。
  3. 上記バスバーの一端をケース外部に突出させ、該ケースに隣接配置されるジャンクションボックスに収容されているバスバーと圧接接続させている請求項1または請求項2に記載のECU集中収容箱。
  4. 上記ECU集中収容箱のケース上端外縁に突設した被係止部に、上記ジャンクションボックスのケース下面に突設した係止部をスライド固定して上記ECUのケースの上面にジャンクションボックスが搭載され、該搭載時に上記ジャンクションボックスのケース外面より突出させたバスバーの一端の圧接スロットに上記ECU集中収容箱側に配置した縦方向の上記バスバーの上端部が挿入されて圧接接続される構成としている請求項2に記載のECU集中収容箱。
  5. 上記複数のECU基板の挿入側先端において、各基板毎に位置を異ならせて凹部を切り欠いている一方、
    上記ケース内面には、上記ECU基板の凹部に対応する位置にリブを突設し、
    上記ECU基板を間違った位置に挿入すると上記基板の凹部が上記リブに嵌合せずECU基板を収容不可としてECU基板の誤挿入を防止する構成としている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のECU集中収容箱。
  6. 上記ケースに設ける複数のECU収容室を仕切る複数の仕切壁には、そのECU基板挿入側の端面に、挿入するECUを特定するためのマーキングを付している請求項5に記載のECU集中収容箱。
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