JP3094150B2 - スイッチボックス取付構造 - Google Patents
スイッチボックス取付構造Info
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- switch box
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/02—Details
- H02G3/08—Distribution boxes; Connection or junction boxes
- H02G3/16—Distribution boxes; Connection or junction boxes structurally associated with support for line-connecting terminals within the box
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B1/00—Frameworks, boards, panels, desks, casings; Details of substations or switching arrangements
- H02B1/015—Boards, panels, desks; Parts thereof or accessories therefor
- H02B1/04—Mounting thereon of switches or of other devices in general, the switch or device having, or being without, casing
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B1/00—Frameworks, boards, panels, desks, casings; Details of substations or switching arrangements
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- H02B1/04—Mounting thereon of switches or of other devices in general, the switch or device having, or being without, casing
- H02B1/044—Mounting through openings
- H02B1/048—Snap mounting
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- Power Engineering (AREA)
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- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
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- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Patch Boards (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネルへの取付け
と同時にコネクタとの嵌合を行うスイッチボックス取付
構造に関するものである。
と同時にコネクタとの嵌合を行うスイッチボックス取付
構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車のパネル（インストルメントパネ
ル等）には、ハザードスイッチ、デフォッガースイッチ
等の嵌め込み式のスイッチボックスを取り付ける。従
来、この種のスイッチボックスを取り付けるには、図１
２に示すように、パネル１の取付穴３から電線５を前面
に引出し、電線５に接続したコネクタ７をスイッチボッ
クス９に嵌合し、その後、電線５を取付穴３に押し戻
し、スイッチボックス９の弾性係止爪１１を取付穴３の
縁部に係止することで、スイッチボックス９の取付けを
完了させていた。従って、このような取付構造では、ス
イッチボックス９の取付けの都度、電線５を引出してコ
ネクタ７との嵌合を行い、嵌合の後には再び電線５を取
付穴３に押し戻す煩雑な作業が付随することとなった。
ル等）には、ハザードスイッチ、デフォッガースイッチ
等の嵌め込み式のスイッチボックスを取り付ける。従
来、この種のスイッチボックスを取り付けるには、図１
２に示すように、パネル１の取付穴３から電線５を前面
に引出し、電線５に接続したコネクタ７をスイッチボッ
クス９に嵌合し、その後、電線５を取付穴３に押し戻
し、スイッチボックス９の弾性係止爪１１を取付穴３の
縁部に係止することで、スイッチボックス９の取付けを
完了させていた。従って、このような取付構造では、ス
イッチボックス９の取付けの都度、電線５を引出してコ
ネクタ７との嵌合を行い、嵌合の後には再び電線５を取
付穴３に押し戻す煩雑な作業が付随することとなった。
【０００３】このような不具合を解消した取付構造とし
てスイッチボックスの取付けと同時にコネクタとの嵌合
を行えるようにした例えば実開昭５３−３２９６９号公
報記載のものを図１３に基づき説明する。この取付構造
では、ジャンクションコネクタボックス１５をパネル１
の取付穴３に固定する。ジャンクションコネクタボック
ス１５は、前面開口部１７の外周に枠状の前板１９を有
している。ジャンクションコネクタボックス１５は、上
壁及び下壁の外面に前板１９と対向する係止爪２１を有
し、パネル１の前面から後部側を先端にして取付穴３へ
挿入することで、取付穴３の縁部を係止爪２１と前板１
９とで挟持してパネル１へと取付け可能となっている。
てスイッチボックスの取付けと同時にコネクタとの嵌合
を行えるようにした例えば実開昭５３−３２９６９号公
報記載のものを図１３に基づき説明する。この取付構造
では、ジャンクションコネクタボックス１５をパネル１
の取付穴３に固定する。ジャンクションコネクタボック
ス１５は、前面開口部１７の外周に枠状の前板１９を有
している。ジャンクションコネクタボックス１５は、上
壁及び下壁の外面に前板１９と対向する係止爪２１を有
し、パネル１の前面から後部側を先端にして取付穴３へ
挿入することで、取付穴３の縁部を係止爪２１と前板１
９とで挟持してパネル１へと取付け可能となっている。
【０００４】ジャンクションコネクタボックス１５の両
側面には、側面開口部２３を形成してある。また、上壁
及び下壁の内面には、側面開口部２３から奥側に延びる
一対の長溝２５を形成してある。一方、電線２７を接続
したコネクタ２９には、上述の長溝２５に入る鍔部３１
を形成してある。コネクタ２９は、ジャンクションコネ
クタボックス１５をパネル１に固定した後、パネル１の
背面で側面開口部２３から鍔部３１を長溝２５に係合さ
せて挿入する。ジャンクションコネクタボックス１５
は、両側面で開口した側面開口部２３からそれぞれコネ
クタ２９を挿入することで、二つのコネクタ２９を装着
可能としている。
側面には、側面開口部２３を形成してある。また、上壁
及び下壁の内面には、側面開口部２３から奥側に延びる
一対の長溝２５を形成してある。一方、電線２７を接続
したコネクタ２９には、上述の長溝２５に入る鍔部３１
を形成してある。コネクタ２９は、ジャンクションコネ
クタボックス１５をパネル１に固定した後、パネル１の
背面で側面開口部２３から鍔部３１を長溝２５に係合さ
せて挿入する。ジャンクションコネクタボックス１５
は、両側面で開口した側面開口部２３からそれぞれコネ
クタ２９を挿入することで、二つのコネクタ２９を装着
可能としている。
【０００５】このようにしてコネクタ２９を装着したジ
ャンクションコネクタボックス１５には、パネル１の前
面から二つのスイッチボックス３３を挿入する。挿入し
たスイッチボックス３３は、弾性係止爪３５を突起３７
に係止するとともに、端子３８ａをコネクタ２９の端子
３８ｂに接続し、摘子３９の操作によるスイッチボック
ス３３の電気的導通を可能としていた。
ャンクションコネクタボックス１５には、パネル１の前
面から二つのスイッチボックス３３を挿入する。挿入し
たスイッチボックス３３は、弾性係止爪３５を突起３７
に係止するとともに、端子３８ａをコネクタ２９の端子
３８ｂに接続し、摘子３９の操作によるスイッチボック
ス３３の電気的導通を可能としていた。
【０００６】このようなスイッチボックス取付構造によ
れば、コネクタ２９をジャンクションコネクタボックス
１５によってパネル１に固定したので、パネル１の前面
よりスイッチボックス３３を取り付けると同時に、コネ
クタ２９との嵌合を行うことができ、作業性を向上させ
ることができた。
れば、コネクタ２９をジャンクションコネクタボックス
１５によってパネル１に固定したので、パネル１の前面
よりスイッチボックス３３を取り付けると同時に、コネ
クタ２９との嵌合を行うことができ、作業性を向上させ
ることができた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスイッチボックス取付構造では、異なる仕様の
スイッチボックス３３を取り付ける場合、スイッチボッ
クス３３を個々にコネクタ２９と嵌合させるため、ジャ
ンクションコネクタボックス１５への組付け工程におい
て、誤組み付けが発生する虞れがあった。また、スイッ
チボックス３３を個々にコネクタ２９と嵌合させなけれ
ばならないため、ジャンクションコネクタボックス１５
への組付け工程において、組付け時間がかかる問題があ
った。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、コネ
クタとの誤組付けをなくすことができるとともに、ジャ
ンクションコネクタボックスへの組付け時間を短縮する
ことができるスイッチボックス取付構造を提供し、組付
け信頼性、組付け作業性の向上を図ることを目的とす
る。
た従来のスイッチボックス取付構造では、異なる仕様の
スイッチボックス３３を取り付ける場合、スイッチボッ
クス３３を個々にコネクタ２９と嵌合させるため、ジャ
ンクションコネクタボックス１５への組付け工程におい
て、誤組み付けが発生する虞れがあった。また、スイッ
チボックス３３を個々にコネクタ２９と嵌合させなけれ
ばならないため、ジャンクションコネクタボックス１５
への組付け工程において、組付け時間がかかる問題があ
った。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、コネ
クタとの誤組付けをなくすことができるとともに、ジャ
ンクションコネクタボックスへの組付け時間を短縮する
ことができるスイッチボックス取付構造を提供し、組付
け信頼性、組付け作業性の向上を図ることを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るスイッチボックス取付構造の構成は、取
付穴を有するパネルと、複数のコネクタを装着して前記
取付穴に開口を一致させて前記パネルの裏面に固着す
る、または前記パネルと一体成形したコネクタボックス
と、複数のスイッチを装着するスイッチボックスとを具
備し、前記スイッチボックスを前記パネルの前面から前
記取付穴に係止することで該スイッチボックスを介して
複数の前記スイッチを一括して前記パネルに取り付ける
とともに前記スイッチを前記コネクタに嵌合することを
特徴とするものである。
の本発明に係るスイッチボックス取付構造の構成は、取
付穴を有するパネルと、複数のコネクタを装着して前記
取付穴に開口を一致させて前記パネルの裏面に固着す
る、または前記パネルと一体成形したコネクタボックス
と、複数のスイッチを装着するスイッチボックスとを具
備し、前記スイッチボックスを前記パネルの前面から前
記取付穴に係止することで該スイッチボックスを介して
複数の前記スイッチを一括して前記パネルに取り付ける
とともに前記スイッチを前記コネクタに嵌合することを
特徴とするものである。
【０００９】このように構成したスイッチボックス取付
構造では、例えばコネクタをコネクタボックスに装着
し、このコネクタボックスをパネルの裏面に固定し、ス
イッチボックスにスイッチを装着した後、このスイッチ
ボックスをパネルの前方から取付穴に挿入してパネルに
係止することで、複数のスイッチボックスを一括してパ
ネルに取り付けることができるとともに、同時にそれぞ
れのスイッチをコネクタに嵌合することができる。
構造では、例えばコネクタをコネクタボックスに装着
し、このコネクタボックスをパネルの裏面に固定し、ス
イッチボックスにスイッチを装着した後、このスイッチ
ボックスをパネルの前方から取付穴に挿入してパネルに
係止することで、複数のスイッチボックスを一括してパ
ネルに取り付けることができるとともに、同時にそれぞ
れのスイッチをコネクタに嵌合することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスイッチボッ
クス取付構造の好適な実施の形態を図面を参照して詳細
に説明する。図１は本発明によるスイッチボックス取付
構造の第一の実施の形態を示す分解斜視図、図２は図１
に示したスイッチボックス取付構造の組み立て状態にお
ける縦断面図である。スイッチボックス４１にはスイッ
チ４３を収容する複数のスイッチ収容室４５を形成して
あり、スイッチ収容室４５はスイッチボックス４１の前
面及び後面で開口している。
クス取付構造の好適な実施の形態を図面を参照して詳細
に説明する。図１は本発明によるスイッチボックス取付
構造の第一の実施の形態を示す分解斜視図、図２は図１
に示したスイッチボックス取付構造の組み立て状態にお
ける縦断面図である。スイッチボックス４１にはスイッ
チ４３を収容する複数のスイッチ収容室４５を形成して
あり、スイッチ収容室４５はスイッチボックス４１の前
面及び後面で開口している。
【００１１】スイッチ４３は、前部に操作ボタン４７を
配設してあり、後部に直付コネクタ部４９を配設してあ
る。スイッチ４３は、操作ボタン４７を前方としてスイ
ッチボックス４１の後方からスイッチ収容室４５へ挿入
して取り付ける。スイッチ収容室４５の内面前部にはス
トッパ５１（図２参照）を形成してあり、ストッパ５１
はスイッチ４３のスイッチボックス前面からの抜けを阻
止している。
配設してあり、後部に直付コネクタ部４９を配設してあ
る。スイッチ４３は、操作ボタン４７を前方としてスイ
ッチボックス４１の後方からスイッチ収容室４５へ挿入
して取り付ける。スイッチ収容室４５の内面前部にはス
トッパ５１（図２参照）を形成してあり、ストッパ５１
はスイッチ４３のスイッチボックス前面からの抜けを阻
止している。
【００１２】スイッチ４３の上下面には突起５３を突設
してあり、突起５３はスイッチボックス４１の上下壁に
形成した係止穴５５に係止することで、スイッチ４３の
後方からの抜けを規制している。スイッチボックス４１
の下面前部には爪部５７を突設してある。また、スイッ
チボックス４１の上面前部には弾性係止爪５９を設けて
ある。弾性係止爪５９は、基部を後方に突出させた後先
端部を前方へ折り返して形成してある。従って、自由端
となった先端部は、図２の上下方向へ弾性変位可能とな
っている。
してあり、突起５３はスイッチボックス４１の上下壁に
形成した係止穴５５に係止することで、スイッチ４３の
後方からの抜けを規制している。スイッチボックス４１
の下面前部には爪部５７を突設してある。また、スイッ
チボックス４１の上面前部には弾性係止爪５９を設けて
ある。弾性係止爪５９は、基部を後方に突出させた後先
端部を前方へ折り返して形成してある。従って、自由端
となった先端部は、図２の上下方向へ弾性変位可能とな
っている。
【００１３】パネル（インストルメントパネル等）６１
には、取付穴６３を形成してある。スイッチ４３を装着
したスイッチボックス４１は、パネル６１の前面側から
取付穴６３へと挿入して取り付ける。爪部５７及び弾性
係止爪５９は、取付穴６３の上下裏側に係止すること
で、取付穴６３へ挿入したスイッチボックス４１の抜け
を規制する。
には、取付穴６３を形成してある。スイッチ４３を装着
したスイッチボックス４１は、パネル６１の前面側から
取付穴６３へと挿入して取り付ける。爪部５７及び弾性
係止爪５９は、取付穴６３の上下裏側に係止すること
で、取付穴６３へ挿入したスイッチボックス４１の抜け
を規制する。
【００１４】一方、パネル６１の裏面には、コネクタボ
ックス６５を取り付ける。コネクタボックス６５は、前
面を開口した箱状に形成してあり、前面を取付穴６３に
一致させ取付ける。コネクタボックス６５の前部外周に
はフランジ部６７を形成してあり、フランジ部６７には
取付穴６９を穿設してある。コネクタボックス６５は、
取付穴６９に挿通したネジ７１をパネル６１の裏面に形
成した取付け部７３に螺合することでパネル６１の裏面
に固定する。なお、取付穴６９の幾つかは、ネジ７１で
取付け部７３に固定する他、図２に示すパネル６１の裏
面に形成したボス７５を挿入することにより、移動を規
制するものであってもよい。なお、本実施形態は、パネ
ル６１とコネクタボックス６５を別体に構成したが、パ
ネル６１とコネクタボックス６５は一体成形されたもの
であってもよい。
ックス６５を取り付ける。コネクタボックス６５は、前
面を開口した箱状に形成してあり、前面を取付穴６３に
一致させ取付ける。コネクタボックス６５の前部外周に
はフランジ部６７を形成してあり、フランジ部６７には
取付穴６９を穿設してある。コネクタボックス６５は、
取付穴６９に挿通したネジ７１をパネル６１の裏面に形
成した取付け部７３に螺合することでパネル６１の裏面
に固定する。なお、取付穴６９の幾つかは、ネジ７１で
取付け部７３に固定する他、図２に示すパネル６１の裏
面に形成したボス７５を挿入することにより、移動を規
制するものであってもよい。なお、本実施形態は、パネ
ル６１とコネクタボックス６５を別体に構成したが、パ
ネル６１とコネクタボックス６５は一体成形されたもの
であってもよい。
【００１５】コネクタボックス６５の後面には、コネク
タ７７を装着するコネクタ挿入穴７９を形成してある。
コネクタ７７は、コネクタボックス６５の後方からコネ
クタ挿入穴７９に挿入する。また、コネクタ７７は、コ
ネクタボックス６５の後面に沿って所定量だけ移動でき
るようになっている。コネクタ７７の側壁にはコネクタ
係止ロック８１を設けてあり、コネクタ係止ロック８１
はコネクタ挿入穴７９の縁部に形成した凹部８３に係止
することで、コネクタ７７の後ろ方向の抜けを規制して
いる。
タ７７を装着するコネクタ挿入穴７９を形成してある。
コネクタ７７は、コネクタボックス６５の後方からコネ
クタ挿入穴７９に挿入する。また、コネクタ７７は、コ
ネクタボックス６５の後面に沿って所定量だけ移動でき
るようになっている。コネクタ７７の側壁にはコネクタ
係止ロック８１を設けてあり、コネクタ係止ロック８１
はコネクタ挿入穴７９の縁部に形成した凹部８３に係止
することで、コネクタ７７の後ろ方向の抜けを規制して
いる。
【００１６】パネル６１に取り付けたコネクタボックス
６５は、上述のスイッチボックス４１を内部に収容す
る。コネクタ７７は、スイッチボックス４１に収容した
各スイッチ４３のそれぞれと一致するように配設してあ
る。即ち、スイッチ４３は、スイッチボックス４１をパ
ネル６１に取り付けた際、コネクタボックス６５に配設
したそれぞれのコネクタ７７と同時に嵌合するようにな
っている。
６５は、上述のスイッチボックス４１を内部に収容す
る。コネクタ７７は、スイッチボックス４１に収容した
各スイッチ４３のそれぞれと一致するように配設してあ
る。即ち、スイッチ４３は、スイッチボックス４１をパ
ネル６１に取り付けた際、コネクタボックス６５に配設
したそれぞれのコネクタ７７と同時に嵌合するようにな
っている。
【００１７】このように構成したスイッチボックス取付
構造８５の組付け手順を説明する。先ず、コネクタボッ
クス６５のコネクタ挿入穴７９にコネクタ７７を挿入
し、コネクタ係止ロック８１を凹部８３に係止して、コ
ネクタ７７をコネクタボックス６５に装着する。次い
で、コネクタボックス６５をパネル６１の裏面から取付
穴６３に一致させ、取付穴６９に挿通したネジ７１をパ
ネル裏面の取付け部７３に螺合し、コネクタボックス６
５をパネル６１の裏面に固定する。なお、コネクタボッ
クス６５とパネル６１が一体成形されている場合は本組
付けを必要としない。
構造８５の組付け手順を説明する。先ず、コネクタボッ
クス６５のコネクタ挿入穴７９にコネクタ７７を挿入
し、コネクタ係止ロック８１を凹部８３に係止して、コ
ネクタ７７をコネクタボックス６５に装着する。次い
で、コネクタボックス６５をパネル６１の裏面から取付
穴６３に一致させ、取付穴６９に挿通したネジ７１をパ
ネル裏面の取付け部７３に螺合し、コネクタボックス６
５をパネル６１の裏面に固定する。なお、コネクタボッ
クス６５とパネル６１が一体成形されている場合は本組
付けを必要としない。
【００１８】次いで、スイッチ４３をスイッチボックス
４１の後方より挿入し、突起５３を係止穴５５に係止し
て、スイッチ４３をスイッチボックス４１に装着する。
最後に、スイッチボックス４１をパネル６１の前方から
取付穴６３に挿入し、爪部５７及び弾性係止爪５９をパ
ネル６１の裏面に係止することで、スイッチボックス４
１をパネル６１に固定すると同時に、それぞれのスイッ
チ４３の後部に設けた直付コネクタ部４９をコネクタ７
７に嵌合し、スイッチボックス４１の取付けを完了す
る。なお、直付コネクタ部４９とコネクタ７７との間に
組付け上の取付誤差が生じていた場合には、コネクタ７
７がこの誤差を吸収するようにコネクタボックス６５の
後面に沿って移動して直付コネクタ部４９との嵌合が行
われる。
４１の後方より挿入し、突起５３を係止穴５５に係止し
て、スイッチ４３をスイッチボックス４１に装着する。
最後に、スイッチボックス４１をパネル６１の前方から
取付穴６３に挿入し、爪部５７及び弾性係止爪５９をパ
ネル６１の裏面に係止することで、スイッチボックス４
１をパネル６１に固定すると同時に、それぞれのスイッ
チ４３の後部に設けた直付コネクタ部４９をコネクタ７
７に嵌合し、スイッチボックス４１の取付けを完了す
る。なお、直付コネクタ部４９とコネクタ７７との間に
組付け上の取付誤差が生じていた場合には、コネクタ７
７がこの誤差を吸収するようにコネクタボックス６５の
後面に沿って移動して直付コネクタ部４９との嵌合が行
われる。
【００１９】なお、パネル６１とコネクタボックス６５
が一体成形されている場合、組付け手順として、スイッ
チ４３が装着されたスイッチボックス４１をパネル６１
前面側より挿入してパネル６１に固着し、その後、スイ
ッチ４３に向かってコネクタ７７を、コネクタボックス
６５の後方からコネクタ挿入穴７９に挿入してコネクタ
ボックス６５に係止することで行うこともできる。
が一体成形されている場合、組付け手順として、スイッ
チ４３が装着されたスイッチボックス４１をパネル６１
前面側より挿入してパネル６１に固着し、その後、スイ
ッチ４３に向かってコネクタ７７を、コネクタボックス
６５の後方からコネクタ挿入穴７９に挿入してコネクタ
ボックス６５に係止することで行うこともできる。
【００２０】スイッチボックス４１をパネル６１から外
す際には、スイッチボックス４１の上面とコネクタボッ
クス６５の天板との間に形成した間隙８７の距離分、ス
イッチボックス４１の前部を上方へ移動する。この際、
弾性係止爪５９は、弾性により、スイッチボックス４１
の上方向の移動を吸収する。スイッチボックス４１を間
隙８７の分上方へ移動することで、スイッチボックス４
１下部の爪部５７を取付穴６３の下縁から外し、次い
で、スイッチボックス４１を下方へ移動することにより
弾性係止爪５９を取付穴６３の上縁から外して、スイッ
チボックス４１をパネル６１から取り外す。
す際には、スイッチボックス４１の上面とコネクタボッ
クス６５の天板との間に形成した間隙８７の距離分、ス
イッチボックス４１の前部を上方へ移動する。この際、
弾性係止爪５９は、弾性により、スイッチボックス４１
の上方向の移動を吸収する。スイッチボックス４１を間
隙８７の分上方へ移動することで、スイッチボックス４
１下部の爪部５７を取付穴６３の下縁から外し、次い
で、スイッチボックス４１を下方へ移動することにより
弾性係止爪５９を取付穴６３の上縁から外して、スイッ
チボックス４１をパネル６１から取り外す。
【００２１】このように構成したスイッチボックス取付
構造８５によれば、複数のスイッチ４３を予めスイッチ
ボックス４１に取付け、プリアッセンブリしておくこと
で、コネクタボックス６５へのスイッチ組付け工程にお
いて、複数のスイッチ４３を一括して取り付けることが
できる。従って、スイッチボックス４１へのスイッチ４
３の取付け位置を予めチェックしておくことで、コネク
タボックス６５への組付け工程において、スイッチ４３
の誤組付けをなくすことができる。
構造８５によれば、複数のスイッチ４３を予めスイッチ
ボックス４１に取付け、プリアッセンブリしておくこと
で、コネクタボックス６５へのスイッチ組付け工程にお
いて、複数のスイッチ４３を一括して取り付けることが
できる。従って、スイッチボックス４１へのスイッチ４
３の取付け位置を予めチェックしておくことで、コネク
タボックス６５への組付け工程において、スイッチ４３
の誤組付けをなくすことができる。
【００２２】また、複数のスイッチ４３をスイッチボッ
クス４１に予め組付けておくことにより、コネクタボッ
クス６５への組付け工程において、複数のスイッチ４３
を一括して組付けることができ、組付け時間を大幅に短
縮することができる。
クス４１に予め組付けておくことにより、コネクタボッ
クス６５への組付け工程において、複数のスイッチ４３
を一括して組付けることができ、組付け時間を大幅に短
縮することができる。
【００２３】次に、本発明によるスイッチボックス取付
構造の第二の実施の形態を図３〜図６に基づき説明す
る。図３は本発明によるスイッチボックス取付構造の第
二の実施の形態を示す分解斜視図、図４は図３に示した
スイッチボックス取付構造のセミロック突起の拡大図、
図５は図３に示したスイッチボックス取付構造のコネク
タボックス取付け状態の横断面図、図６は図３に示した
スイッチボックス取付構造のスイッチボックス取付け状
態の横断面図である。なお、図１、図２に示した部材又
は部位と同等の部分には同一の符号を付し重複する説明
は省略する。
構造の第二の実施の形態を図３〜図６に基づき説明す
る。図３は本発明によるスイッチボックス取付構造の第
二の実施の形態を示す分解斜視図、図４は図３に示した
スイッチボックス取付構造のセミロック突起の拡大図、
図５は図３に示したスイッチボックス取付構造のコネク
タボックス取付け状態の横断面図、図６は図３に示した
スイッチボックス取付構造のスイッチボックス取付け状
態の横断面図である。なお、図１、図２に示した部材又
は部位と同等の部分には同一の符号を付し重複する説明
は省略する。
【００２４】スイッチボックス４１の任意の位置（本例
では左端）には、ストッパ５１（図２参照）を除去する
ことで、前面挿入タイプのスイッチ４３ａを挿入可能と
した、前面挿入タイプのスイッチ収容室４５ａを形成し
てある。また、スイッチボックス４１には、上述の例と
同様にスイッチ４３を後方から挿入するスイッチ収容室
４５も形成してある。
では左端）には、ストッパ５１（図２参照）を除去する
ことで、前面挿入タイプのスイッチ４３ａを挿入可能と
した、前面挿入タイプのスイッチ収容室４５ａを形成し
てある。また、スイッチボックス４１には、上述の例と
同様にスイッチ４３を後方から挿入するスイッチ収容室
４５も形成してある。
【００２５】前面挿入タイプのスイッチ４３ａの上下面
には、挿入方向の両面が傾斜するセミロック突起９１
（図４参照）を突設してある。セミロック突起９１は、
前面挿入タイプのスイッチ収容室４５ａに形成したセミ
ロック穴９３に係止する。セミロック突起９１は、離脱
方向の一定の力を加えた際、セミロック穴９３との係止
が解除できるようになっている。即ち、スイッチボック
ス４１の前面から挿入する前面挿入タイプのスイッチ４
３ａは、一定以上の引き抜き力によりスイッチボックス
４１から離脱できるようになっている。
には、挿入方向の両面が傾斜するセミロック突起９１
（図４参照）を突設してある。セミロック突起９１は、
前面挿入タイプのスイッチ収容室４５ａに形成したセミ
ロック穴９３に係止する。セミロック突起９１は、離脱
方向の一定の力を加えた際、セミロック穴９３との係止
が解除できるようになっている。即ち、スイッチボック
ス４１の前面から挿入する前面挿入タイプのスイッチ４
３ａは、一定以上の引き抜き力によりスイッチボックス
４１から離脱できるようになっている。
【００２６】前面挿入タイプのスイッチ収容室４５ａの
例えば側壁には、弾性係止爪９５を設けてある。また、
スイッチボックス４１には、上述の実施の形態で設けた
弾性係止爪５９、爪部５７を設けていない。一方、上述
の実施の形態と同様に複数のコネクタ７７を後部に装着
可能としたコネクタボックス６５には、側面に弾性係止
爪９５と一致する係止穴９７を形成してある。スイッチ
ボックス４１は、取付穴６３に係止した際、コネクタボ
ックス６５の係止穴９７に係止するようになっている。
例えば側壁には、弾性係止爪９５を設けてある。また、
スイッチボックス４１には、上述の実施の形態で設けた
弾性係止爪５９、爪部５７を設けていない。一方、上述
の実施の形態と同様に複数のコネクタ７７を後部に装着
可能としたコネクタボックス６５には、側面に弾性係止
爪９５と一致する係止穴９７を形成してある。スイッチ
ボックス４１は、取付穴６３に係止した際、コネクタボ
ックス６５の係止穴９７に係止するようになっている。
【００２７】このように構成したスイッチボックス取付
構造９９の組付け手順を説明する。先ず、図５に示すよ
うに、コネクタボックス６５のコネクタ挿入穴７９にコ
ネクタ７７を挿入し、コネクタ係止ロック８１を凹部８
３に係止して、コネクタ７７をコネクタボックス６５に
装着する。次いで、コネクタボックス６５をパネル６１
の裏面から取付穴６３に一致させ、取付穴６９に挿通し
たネジ７１をパネル裏面の取付け部７３に螺合し、コネ
クタボックス６５をパネル６１の裏面に固定する。な
お、パネル６１とコネクタボックス６５が一体成形され
ている場合は本組付けを必要としない。
構造９９の組付け手順を説明する。先ず、図５に示すよ
うに、コネクタボックス６５のコネクタ挿入穴７９にコ
ネクタ７７を挿入し、コネクタ係止ロック８１を凹部８
３に係止して、コネクタ７７をコネクタボックス６５に
装着する。次いで、コネクタボックス６５をパネル６１
の裏面から取付穴６３に一致させ、取付穴６９に挿通し
たネジ７１をパネル裏面の取付け部７３に螺合し、コネ
クタボックス６５をパネル６１の裏面に固定する。な
お、パネル６１とコネクタボックス６５が一体成形され
ている場合は本組付けを必要としない。
【００２８】次いで、スイッチ４３をスイッチボックス
４１の後方より挿入し、突起５３を係止穴５５に係止し
て、スイッチ４３をスイッチボックス４１に装着する。
この状態で、図６に示すように、スイッチボックス４１
を取付穴６３に挿入し、スイッチボックス４１の弾性係
止爪９５をコネクタボックス６５の係止穴９７に係止し
て、スイッチボックス４１をコネクタボックス６５に固
定する。
４１の後方より挿入し、突起５３を係止穴５５に係止し
て、スイッチ４３をスイッチボックス４１に装着する。
この状態で、図６に示すように、スイッチボックス４１
を取付穴６３に挿入し、スイッチボックス４１の弾性係
止爪９５をコネクタボックス６５の係止穴９７に係止し
て、スイッチボックス４１をコネクタボックス６５に固
定する。
【００２９】最後に、前面挿入タイプのスイッチ４３ａ
をスイッチボックス４１の前面より挿入し、セミロック
突起９１をセミロック穴９３に係止して、前面挿入タイ
プのスイッチ４３ａをスイッチボックス４１に取り付け
る。
をスイッチボックス４１の前面より挿入し、セミロック
突起９１をセミロック穴９３に係止して、前面挿入タイ
プのスイッチ４３ａをスイッチボックス４１に取り付け
る。
【００３０】また、スイッチボックス４１をパネル６１
より離脱する際には、先ず、前面挿入タイプのスイッチ
４３ａをスイッチボックス４１から引き抜き、前面挿入
タイプのスイッチ収容室４５ａ内で露出した弾性係止爪
９５を指又は治具等を使用して係止解除する。これによ
り、スイッチボックス４１をコネクタボックス６５から
引き抜き、スイッチボックス４１をパネル６１から取り
外す。
より離脱する際には、先ず、前面挿入タイプのスイッチ
４３ａをスイッチボックス４１から引き抜き、前面挿入
タイプのスイッチ収容室４５ａ内で露出した弾性係止爪
９５を指又は治具等を使用して係止解除する。これによ
り、スイッチボックス４１をコネクタボックス６５から
引き抜き、スイッチボックス４１をパネル６１から取り
外す。
【００３１】このスイッチボックス取付構造９９では、
前面挿入タイプのスイッチ４３ａをパネル６１の前面か
ら引き抜くことにより、開口したスイッチ収容室４５ａ
の内部で弾性係止爪９５が露出し、目視により弾性係止
爪９５を確認することができ、係止解除を容易に行うこ
とができる。この結果、ロック構造が目視できず、治具
等を差し込むことでスイッチボックス４１をこじるよう
にしてロック解除を行う取付構造に比べ、ロック構造の
破損防止を図ることができるとともに、ロック解除の作
業性を向上させることができる。
前面挿入タイプのスイッチ４３ａをパネル６１の前面か
ら引き抜くことにより、開口したスイッチ収容室４５ａ
の内部で弾性係止爪９５が露出し、目視により弾性係止
爪９５を確認することができ、係止解除を容易に行うこ
とができる。この結果、ロック構造が目視できず、治具
等を差し込むことでスイッチボックス４１をこじるよう
にしてロック解除を行う取付構造に比べ、ロック構造の
破損防止を図ることができるとともに、ロック解除の作
業性を向上させることができる。
【００３２】なお、この実施の形態では、パネル６１へ
の取付け前に、スイッチボックス４１に予めスイッチ４
３を固定するが、その際、固定するスイッチ４３の数又
は位置は任意に設定することができる。また、スイッチ
ボックス４１をパネル６１に取り付けた後、前面挿入タ
イプのスイッチ４３ａを取り付けるが、この前面挿入タ
イプのスイッチ４３ａの数又は位置は任意に設定するこ
とができる。なお、前面挿入タイプのスイッチ４３ａを
スイッチボックス４１の中央に取り付ける場合では、弾
性係止爪９５と係止する係止穴９７をコネクタボックス
６５の上下壁に形成すればよい。
の取付け前に、スイッチボックス４１に予めスイッチ４
３を固定するが、その際、固定するスイッチ４３の数又
は位置は任意に設定することができる。また、スイッチ
ボックス４１をパネル６１に取り付けた後、前面挿入タ
イプのスイッチ４３ａを取り付けるが、この前面挿入タ
イプのスイッチ４３ａの数又は位置は任意に設定するこ
とができる。なお、前面挿入タイプのスイッチ４３ａを
スイッチボックス４１の中央に取り付ける場合では、弾
性係止爪９５と係止する係止穴９７をコネクタボックス
６５の上下壁に形成すればよい。
【００３３】次に、本発明によるスイッチボックス取付
構造の第三の実施の形態を図７〜図１１に基づき説明す
る。図７は本発明によるスイッチボックス取付構造の第
三の実施の形態を示す分解斜視図、図８は図７に示した
スイッチボックスの拡大図、図９は図８に示したスライ
ダー部分の横断面図、図１０は図８に示したスライダー
部分の縦断面図、図１１は図７に示したスイッチボック
ス取付構造の分解縦断面図である。なお、図３〜図６に
示した部材又は部位と同等の部分には同一の符号を付し
重複する説明は省略する。
構造の第三の実施の形態を図７〜図１１に基づき説明す
る。図７は本発明によるスイッチボックス取付構造の第
三の実施の形態を示す分解斜視図、図８は図７に示した
スイッチボックスの拡大図、図９は図８に示したスライ
ダー部分の横断面図、図１０は図８に示したスライダー
部分の縦断面図、図１１は図７に示したスイッチボック
ス取付構造の分解縦断面図である。なお、図３〜図６に
示した部材又は部位と同等の部分には同一の符号を付し
重複する説明は省略する。
【００３４】この実施の形態によるスイッチボックス取
付構造１０１では、上述の第二の実施の形態によるスイ
ッチボックス取付構造９９と同様に、スイッチ４３の任
意のもの（この例では左端のもの）が前面挿入タイプの
スイッチ４３ａとなっている。従って、スイッチボック
ス４１にはこの前面挿入タイプのスイッチ４３ａを挿入
する前面挿入タイプのスイッチ収容室４５ａを形成して
ある。
付構造１０１では、上述の第二の実施の形態によるスイ
ッチボックス取付構造９９と同様に、スイッチ４３の任
意のもの（この例では左端のもの）が前面挿入タイプの
スイッチ４３ａとなっている。従って、スイッチボック
ス４１にはこの前面挿入タイプのスイッチ４３ａを挿入
する前面挿入タイプのスイッチ収容室４５ａを形成して
ある。
【００３５】前面挿入タイプのスイッチ４３ａを挿入す
るスイッチ収容室４５ａの側壁には、図８に示すよう
に、スイッチ４３ａの挿入方向に長い溝１０３を形成し
てある。この溝１０３の終端は、側壁の上方向へ延びる
スライド溝１０５と連結してある。スライド溝１０５に
は摺動部材である係合部１０７を挿入してあり、係合部
１０７は側壁の外部から突出している。係合部１０７に
は摺動部材であるスライダー１０９を連設してあり、ス
ライダー１０９は図９、図１０に示すようにスライド溝
１０５に形成した案内レール１１１に摺動自在に係合し
ている。
るスイッチ収容室４５ａの側壁には、図８に示すよう
に、スイッチ４３ａの挿入方向に長い溝１０３を形成し
てある。この溝１０３の終端は、側壁の上方向へ延びる
スライド溝１０５と連結してある。スライド溝１０５に
は摺動部材である係合部１０７を挿入してあり、係合部
１０７は側壁の外部から突出している。係合部１０７に
は摺動部材であるスライダー１０９を連設してあり、ス
ライダー１０９は図９、図１０に示すようにスライド溝
１０５に形成した案内レール１１１に摺動自在に係合し
ている。
【００３６】係合部１０７は、スライダー１０９をスイ
ッチ収容室４５ａの内側から操作することにより、スラ
イド溝１０５を上下方向にスライドするようになってい
る。なお、スライダー１０９は、一定の摩擦力により案
内レール１１１に爪１０９ａを係合させており、スライ
ド溝１０５の上方に移動した際においても、自重により
下方へ落下することがない。
ッチ収容室４５ａの内側から操作することにより、スラ
イド溝１０５を上下方向にスライドするようになってい
る。なお、スライダー１０９は、一定の摩擦力により案
内レール１１１に爪１０９ａを係合させており、スライ
ド溝１０５の上方に移動した際においても、自重により
下方へ落下することがない。
【００３７】スライダー１０９は、スライド溝１０５の
下部に位置することで、溝１０３の終端を塞ぐ。また、
スライダー１０９は、スライド溝１０５の上方に位置す
ることで、溝１０３の終端を開放する。
下部に位置することで、溝１０３の終端を塞ぐ。また、
スライダー１０９は、スライド溝１０５の上方に位置す
ることで、溝１０３の終端を開放する。
【００３８】前面挿入タイプのスイッチ４３ａの側面に
は、突起１１３を突設してあり、突起１１３は前面挿入
タイプのスイッチ４３ａをスイッチボックス４１の前面
から挿入する際、側壁の溝１０３に進入する。従って、
スライダー１０９がスライド溝１０５の下部に位置した
状態では、突起１１３は、溝１０３の終端に位置するス
ライダー１０９に当接して、スイッチ４３ａの挿入を阻
止する。
は、突起１１３を突設してあり、突起１１３は前面挿入
タイプのスイッチ４３ａをスイッチボックス４１の前面
から挿入する際、側壁の溝１０３に進入する。従って、
スライダー１０９がスライド溝１０５の下部に位置した
状態では、突起１１３は、溝１０３の終端に位置するス
ライダー１０９に当接して、スイッチ４３ａの挿入を阻
止する。
【００３９】また、スライダー１０９がスライド溝１０
５の上部に位置した際には、突起１１３は溝１０３の終
端まで進入する。これによって、スイッチ４３ａは、ス
イッチボックス４１内の所定位置まで挿入可能となる。
５の上部に位置した際には、突起１１３は溝１０３の終
端まで進入する。これによって、スイッチ４３ａは、ス
イッチボックス４１内の所定位置まで挿入可能となる。
【００４０】一方、コネクタボックス６５には、係合部
１０７を受け入れる溝部１１５を形成してある。溝部１
１５は、コネクタボックス６５の前後に長い部分と、上
方向に切り欠いた凹溝部１１７とで形成してある。溝部
１１５は、スライダー１０９をスライド溝１０５の下部
に配置した状態での係合部１０７を受け入れるととも
に、スライダー１０９をスライド溝１０５の上方に移動
することで、上方に移動した係合部１０７を凹溝部１１
７に係止して、係合部１０７の抜けを規制するようにな
っている。
１０７を受け入れる溝部１１５を形成してある。溝部１
１５は、コネクタボックス６５の前後に長い部分と、上
方向に切り欠いた凹溝部１１７とで形成してある。溝部
１１５は、スライダー１０９をスライド溝１０５の下部
に配置した状態での係合部１０７を受け入れるととも
に、スライダー１０９をスライド溝１０５の上方に移動
することで、上方に移動した係合部１０７を凹溝部１１
７に係止して、係合部１０７の抜けを規制するようにな
っている。
【００４１】このように構成したスイッチボックス取付
構造１０１の組付け手順を説明する。先ず、コネクタボ
ックス６５のコネクタ挿入穴７９にコネクタ７７を挿入
し、コネクタ係止ロック８１を凹部８３に係止（図５参
照）して、コネクタ７７をコネクタボックス６５に装着
する。次いで、コネクタボックス６５をパネル６１の裏
面から取付穴６３に一致させ、取付穴６９に挿通したネ
ジ７１をパネル裏面の取付け部７３に螺合し、コネクタ
ボックス６５をパネル６１の裏面に固定する。なお、本
実施形態においても、コネクタボックス６５とパネル６
１が一体成形されている場合は本組付けを必要としな
い。
構造１０１の組付け手順を説明する。先ず、コネクタボ
ックス６５のコネクタ挿入穴７９にコネクタ７７を挿入
し、コネクタ係止ロック８１を凹部８３に係止（図５参
照）して、コネクタ７７をコネクタボックス６５に装着
する。次いで、コネクタボックス６５をパネル６１の裏
面から取付穴６３に一致させ、取付穴６９に挿通したネ
ジ７１をパネル裏面の取付け部７３に螺合し、コネクタ
ボックス６５をパネル６１の裏面に固定する。なお、本
実施形態においても、コネクタボックス６５とパネル６
１が一体成形されている場合は本組付けを必要としな
い。
【００４２】次いで、スイッチ４３をスイッチボックス
４１の後方より挿入し、突起５３を係止穴５５に係止し
て、スイッチ４３をスイッチボックス４１に装着する。
この状態で、スイッチボックス４１をパネル６１の前面
から取付穴６３に挿入する。この際、スライダー１０９
をスライド溝１０５の下部に配置させることで、係合部
１０７をコネクタボックス６５の溝部１１５に沿って挿
入する。
４１の後方より挿入し、突起５３を係止穴５５に係止し
て、スイッチ４３をスイッチボックス４１に装着する。
この状態で、スイッチボックス４１をパネル６１の前面
から取付穴６３に挿入する。この際、スライダー１０９
をスライド溝１０５の下部に配置させることで、係合部
１０７をコネクタボックス６５の溝部１１５に沿って挿
入する。
【００４３】スイッチボックス４１をコネクタボックス
６５へ挿入した後、スライダー１０９をスライド溝１０
５の上部へスライドすることで、係合部１０７をスイッ
チボックス４１の凹溝部１１７に係止し、スイッチボッ
クス４１をコネクタボックス６５に固定する。この状態
で、前面挿入タイプのスイッチ４３ａをスイッチボック
ス４１の前面より挿入し、スイッチ４３ａの側壁の突起
１１３をスイッチボックス４１の溝１０３に一致させて
進入させ、セミロック突起９１をスイッチボックス４１
のセミロック穴９３に係止して、前面挿入タイプのスイ
ッチ４３ａをスイッチボックス４１に取り付ける。
６５へ挿入した後、スライダー１０９をスライド溝１０
５の上部へスライドすることで、係合部１０７をスイッ
チボックス４１の凹溝部１１７に係止し、スイッチボッ
クス４１をコネクタボックス６５に固定する。この状態
で、前面挿入タイプのスイッチ４３ａをスイッチボック
ス４１の前面より挿入し、スイッチ４３ａの側壁の突起
１１３をスイッチボックス４１の溝１０３に一致させて
進入させ、セミロック突起９１をスイッチボックス４１
のセミロック穴９３に係止して、前面挿入タイプのスイ
ッチ４３ａをスイッチボックス４１に取り付ける。
【００４４】この状態で、スイッチ４３ａの突起１１３
は、溝１０３の終端に位置に、スライダー１０９の下部
への移動を阻止することになる。これにより、スイッチ
ボックス４１の係合部１０７とコネクタボックス６５の
凹溝部１１７との係合がロック状態（解除不能状態）と
なる。
は、溝１０３の終端に位置に、スライダー１０９の下部
への移動を阻止することになる。これにより、スイッチ
ボックス４１の係合部１０７とコネクタボックス６５の
凹溝部１１７との係合がロック状態（解除不能状態）と
なる。
【００４５】また、スイッチボックス４１を取り外す場
合には、前面挿入タイプのスイッチ４３ａをパネル６１
の前面より引き抜き、スイッチ収容室４５ａ内で露出し
たスライダー１０９をスライド溝１０５の下部へスライ
ドする。これにより、係合部１０７が溝部１１５の凹溝
部１１７から外れ、スイッチボックス４１はパネル６１
から取り外し可能となる。
合には、前面挿入タイプのスイッチ４３ａをパネル６１
の前面より引き抜き、スイッチ収容室４５ａ内で露出し
たスライダー１０９をスライド溝１０５の下部へスライ
ドする。これにより、係合部１０７が溝部１１５の凹溝
部１１７から外れ、スイッチボックス４１はパネル６１
から取り外し可能となる。
【００４６】このスイッチボックス取付構造１０１によ
れば、前面挿入タイプのスイッチ４３ａを引き抜くこと
で、スイッチボックス４１のロック手段であるスライダ
ー１０９を目視により確認することができるので、目視
不能なロック構造を治具等を使用してこじる場合に比
べ、ロック部材の破損を防止でき、スイッチボックス４
１の離脱時の作業性を向上させることができる。
れば、前面挿入タイプのスイッチ４３ａを引き抜くこと
で、スイッチボックス４１のロック手段であるスライダ
ー１０９を目視により確認することができるので、目視
不能なロック構造を治具等を使用してこじる場合に比
べ、ロック部材の破損を防止でき、スイッチボックス４
１の離脱時の作業性を向上させることができる。
【００４７】また、スイッチボックス４１に弾性係止爪
等を設けた取付構造では、弾性係止爪を解除状態に保持
しながらスイッチボックス４１を引き抜かなければなら
ず、スイッチボックス４１の離脱作業が困難となるのに
対し、この実施の形態によるスイッチボックス取付構造
１０１では、スライダー１０９をスライドさせることの
みにより、ロック解除状態に維持できるので、弾性係止
爪を解除状態に保持しながらスイッチボックス４１を引
き抜く困難な作業がなくなり、容易にスイッチボックス
４１の離脱が行えるようになる。
等を設けた取付構造では、弾性係止爪を解除状態に保持
しながらスイッチボックス４１を引き抜かなければなら
ず、スイッチボックス４１の離脱作業が困難となるのに
対し、この実施の形態によるスイッチボックス取付構造
１０１では、スライダー１０９をスライドさせることの
みにより、ロック解除状態に維持できるので、弾性係止
爪を解除状態に保持しながらスイッチボックス４１を引
き抜く困難な作業がなくなり、容易にスイッチボックス
４１の離脱が行えるようになる。
【００４８】更に、この実施の形態によるスイッチボッ
クス取付構造１０１では、スライダー１０９をスライド
溝１０５の上部に移動させ、コネクタボックス６５への
ロックを行うこととしたので、スイッチボックス４１と
コネクタボックス６５との固定が不完全であった場合に
は、スライダー１０９と突起１１３とが当接して前面挿
入タイプのスイッチ４３ａの挿入を阻止することにな
る。これにより、スイッチボックス４１とコネクタボッ
クス６５との不完全固定状態を検出することもできる。
クス取付構造１０１では、スライダー１０９をスライド
溝１０５の上部に移動させ、コネクタボックス６５への
ロックを行うこととしたので、スイッチボックス４１と
コネクタボックス６５との固定が不完全であった場合に
は、スライダー１０９と突起１１３とが当接して前面挿
入タイプのスイッチ４３ａの挿入を阻止することにな
る。これにより、スイッチボックス４１とコネクタボッ
クス６５との不完全固定状態を検出することもできる。
【００４９】なお、上述の第一、第二、第三の実施の形
態では、スイッチボックス４１をパネル６１に取り付け
る構造として説明したが、本発明によるスイッチボック
ス取付構造は、その他電装品をパネルに取り付ける構
造、例えば、複数のランプ等を表示パネルに取り付ける
構造等としても利用できるものである。また、コネクタ
ボックス６５とパネル６１とは、上述の第一、第二、第
三の実施の形態で述べたように一体成形されたものであ
ってもよい。
態では、スイッチボックス４１をパネル６１に取り付け
る構造として説明したが、本発明によるスイッチボック
ス取付構造は、その他電装品をパネルに取り付ける構
造、例えば、複数のランプ等を表示パネルに取り付ける
構造等としても利用できるものである。また、コネクタ
ボックス６５とパネル６１とは、上述の第一、第二、第
三の実施の形態で述べたように一体成形されたものであ
ってもよい。
【００５０】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るスイッチボックス取付構造によれば、複数のスイッチ
を予めスイッチボックスに取付けておくことで、コネク
タボックスへのスイッチ組付け工程において、複数のス
イッチを一括して取り付けることができる。この結果、
スイッチボックスへのスイッチの取付け位置を予めチェ
ックしておくことで、コネクタボックスへの組付け工程
において、スイッチの誤組付けをなくすことができる。
また、複数のスイッチをスイッチボックスに予め組付け
ておくことにより、パネルへのスイッチ組付け工程にお
いて、スイッチ組付け時間を大幅に短縮することができ
る。
るスイッチボックス取付構造によれば、複数のスイッチ
を予めスイッチボックスに取付けておくことで、コネク
タボックスへのスイッチ組付け工程において、複数のス
イッチを一括して取り付けることができる。この結果、
スイッチボックスへのスイッチの取付け位置を予めチェ
ックしておくことで、コネクタボックスへの組付け工程
において、スイッチの誤組付けをなくすことができる。
また、複数のスイッチをスイッチボックスに予め組付け
ておくことにより、パネルへのスイッチ組付け工程にお
いて、スイッチ組付け時間を大幅に短縮することができ
る。
【図１】本発明によるスイッチボックス取付構造の第一
の実施の形態を示す分解斜視図である。
の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図２】図１に示したスイッチボックス取付構造の組み
立て状態における縦断面図である。
立て状態における縦断面図である。
【図３】本発明によるスイッチボックス取付構造の第二
の実施の形態を示す分解斜視図である。
の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図４】図３に示したスイッチボックス取付構造のセミ
ロック突起の拡大図である。
ロック突起の拡大図である。
【図５】図３に示したスイッチボックス取付構造のコネ
クタボックス取付け状態の横断面図である。
クタボックス取付け状態の横断面図である。
【図６】図３に示したスイッチボックス取付構造のスイ
ッチボックス取付け状態の横断面図である。
ッチボックス取付け状態の横断面図である。
【図７】本発明によるスイッチボックス取付構造の第三
の実施の形態を示す分解斜視図である。
の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図８】図７に示したスイッチボックスの拡大図であ
る。
る。
【図９】図８に示したスライダー部分の横断面図であ
る。
る。
【図１０】図８に示したスライダー部分の縦断面図であ
る。
る。
【図１１】図７に示したスイッチボックス取付構造の分
解縦断面図である。
解縦断面図である。
【図１２】従来のスイッチボックス取付構造の断面図で
ある。
ある。
【図１３】従来の他のスイッチボックス取付構造の断面
図である。
図である。
４１ スイッチボックス ４３ スイッチ ４３ａ 前面挿入タイプのスイッチ ４５ａ 前面挿入タイプのスイッチ収容室 ６１ パネル ６３ 取付穴 ６５ コネクタボックス ７７ コネクタ ８５、９９、１０１、 スイッチボックス取付構造 ９５ 弾性係止爪 ９７ 係止穴 １０３ 溝 １０５ スライド溝 １０７ 係合部（摺動部材） １０９ スライダー（摺動部材） １１３ 突起 １１５ 溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02B 1/04 H02B 1/30 - 1/32 H01H 9/02 H01H 9/08 H05K 7/12
Claims (3)
- 【請求項１】 取付穴を有するパネルと、 複数のコネクタを装着して前記取付穴に開口を一致させ
て前記パネルの裏面に固着する、または前記パネルと一
体成形したコネクタボックスと、 複数のスイッチを装着するスイッチボックスとを具備
し、 前記スイッチボックスを前記パネルの前面から前記取付
穴に係止することで該スイッチボックスを介して複数の
前記スイッチを一括して前記パネルに取り付けるととも
に前記スイッチを前記コネクタに嵌合することを特徴と
するスイッチボックス取付構造。 - 【請求項２】 取付穴を有するパネルと、 複数のコネクタを装着して前記取付穴に開口を一致させ
て前記パネルの裏面に固着する、または前記パネルと一
体成形したコネクタボックスと、 複数のスイッチを装着するスイッチボックスとを具備
し、 複数の前記スイッチのうち任意のものを前記スイッチボ
ックスの前面から着脱自在に設け、 該前面から着脱自在となったスイッチを挿入する前記ス
イッチボックスのスイッチ収容室の内壁部に弾性係止爪
を形成し、 該弾性係止爪が係止する係止穴を前記コネクタボックス
の内壁に形成したことを特徴とするスイッチボックス取
付構造。 - 【請求項３】 取付穴を有するパネルと、 複数のコネクタを装着して前記取付穴に開口を一致させ
て前記パネルの裏面に固着する、または前記パネルと一
体成形したコネクタボックスと、 複数のスイッチを装着するスイッチボックスとを具備
し、 複数の前記スイッチのうち任意のものを前記スイッチボ
ックスの前面から着脱自在に設け、 該前面から着脱自在となったスイッチを挿入する前記ス
イッチボックスのスイッチ収容室の内壁部にスイッチ挿
入方向に長い溝を形成し、 該溝の終端にスイッチ挿入方向に直交する方向のスライ
ド溝を連設し、 前記溝に進入する突起を前面挿入タイプの前記スイッチ
に突設し、 前記スライド溝にスライド自在な摺動部材を前記スイッ
チボックスの外壁から突出させて設け、 スイッチボックスの外壁から突出した該摺動部材を受け
入れるとともに前記スライド溝を移動した該摺動部材の
抜脱を規制する溝部を前記コネクタボックスの内壁に形
成したことを特徴とするスイッチボックス取付構造。
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| JP08109498A JP3094150B2 (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | スイッチボックス取付構造 |
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