JP4498935B2 - 車両用スイッチ取付構造 - Google Patents

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この発明は、車両用スイッチ取付構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルなどの車室内装パネルが設けられている。この車室内装パネルは、通常、立体的な側面形状を有している。
このような車室内装パネルに対して、以下の様にスイッチが取付けられる場合がある。
即ち、車室内装パネルに形成されたスイッチ用開口部からスイッチボタンを露出させた状態でスイッチ本体が車室内装パネルの裏面側に配設される。このスイッチ本体が、その上部および下部に形成された取付フランジ部を介して、車室内装パネルの裏面側から型抜方向へ突設されたボス部にスクリューなどで締結固定される(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−146180号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された車両用スイッチ取付構造では、以下のような問題があった。
即ち、スイッチ本体は車室内装パネルのスイッチ用開口部が形成される位置に対してほぼ垂直な方向へ軸線を向けて取付けられることとなる。これに対し、ボス部は車室内装パネルの型抜方向へ向けて突設されている。よって、スイッチ本体の向きとボス部の向きとが一致せず、両者が干渉するおそれがあるので、干渉を防ぐために取付フランジ部を大きくしてスイッチ本体とボス部とを離す必要が有り、以て、スイッチ本体の取付けには上下方向に大きな取付スペースを必要としている。
このような状況の下、複数のスイッチ本体を上下に配設しようとした場合には、上側のスイッチ本体の下部取付フランジ部と、下側のスイッチ本体の上部取付フランジ部との干渉を避けるために、上下のスイッチボタンをかなり引離して配置するか、或いは、車室内装パネルの造形面を段差形状などの干渉を起こしにくい形状に変更して上下のスイッチボタンを段違いに配置するかしかなく、デザイン上の自由度が減ると共に見栄えが良くないものとなってしまう。
また、車室内装パネルは、通常、立体的な側面形状を有しているため、上下のスイッチ本体の取付角度が異なる可能性が高く、上下のスイッチボタンを近付けて配置することを一層困難にしている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、車室内装パネルに形成されたスイッチ用開口部からスイッチボタンを露出させた状態でスイッチ本体が車室内装パネルの裏面側に配設され、前記スイッチ本体が前記車室内装パネルの裏面側から型抜方向へ突設されたボス部を利用して取付けられる車両用スイッチ取付構造において、前記車室内装パネルに対し、スイッチ取付ブラケットを介して前記スイッチ本体が取付けられるように構成し、前記スイッチ取付ブラケットが、その上部および下部に前記ボス部へ締結固定可能な前記型抜方向とほぼ面直の取付フランジ部を有すると共に、前記スイッチ取付ブラケットが、その中間部に前記スイッチ本体を保持可能な保持枠部を上下に複数連接され、上下の保持枠部間の仕切棧部が、上下のスイッチ本体の車室内装パネルに対する取付角度に応じた屈曲部を有すると共に、該仕切棧部に補強手段が施された車両用スイッチ取付構造を特徴としている。
請求項2に記載された発明では、前記仕切棧部の補強手段が、ほぼコ字形状断面部、または、段差形状部の少なくとも一方または両方である車両用スイッチ取付構造を特徴としている。
請求項3に記載された発明では、前記保持枠部に対して、前記スイッチ取付ブラケットの表面側から嵌着可能なアタッチメントを介してスイッチ本体が取付けられる車両用スイッチ取付構造を特徴としている。
請求項4に記載された発明では、前記アタッチメントが、前記スイッチ取付ブラケットと車室内装パネルとの間で挟着される車両用スイッチ取付構造を特徴としている。
請求項1の発明によれば、例えば、スイッチ取付ブラケットの上下に複数連接された保持枠部のそれぞれに対して所要のスイッチ本体を取付け、各スイッチ本体のスイッチボタンがスイッチ用開口部から露出されるように車室内装パネルの裏面側にスイッチ取付ブラケットを配設し、スイッチ取付ブラケットの上部および下部に形成された型抜方向とほぼ面直の取付フランジ部を介して車室内装パネルの裏面側から型抜方向へ突設されたボス部にスクリューで締結固定する。このように、保持枠部を上下に複数連接されたスイッチ取付ブラケットを用いることにより、上側のスイッチ本体を取付けるための下部取付フランジ部と、下側のスイッチ本体を取付けるための上部取付フランジ部とが不要となるので、その分、上下のスイッチボタンを近付けて短い間隔で配置することが可能となる。この際、スイッチ取付ブラケットの上下の保持枠部間の仕切棧部には上下のスイッチ本体の取付角度に応じた屈曲部が形成されているので、車室内装パネルに対する上下のスイッチ本体の取付角度が異なっていても支障無くこれらを取付けることが可能となる。しかも、上下の保持枠部間の仕切棧部に施した補強手段によってスイッチ取付ブラケットは上下のスイッチ本体を支持するのに必要な強度を確保することができるようになる。以上により、車室内装パネルの造形面を変更せず、デザイン上の自由度を減らすことなく、スイッチボタンを見栄え良く上下に配設することができる。
請求項2に記載された発明によれば、前記仕切棧部の補強手段が、ほぼコ字形状断面部、または、段差形状部の少なくとも一方または両方であることにより、仕切棧部を大きなものとせずに効率的に補強することができる。特に、コ字形状断面部と段差形状部との両方を採用することにより、狭いスペースであっても補強効果を倍増することができる。
請求項3に記載された発明によれば、前記保持枠部に対して、前記スイッチ取付ブラケットの表面側から嵌着可能なアタッチメントを介してスイッチ本体が取付けられるようにしたことにより、規格の異なるアタッチメントを複数種類用意すれば、各種のスイッチ本体をスイッチ取付ブラケットに取付けられるようにすることができる。また、アタッチメントによってスイッチ取付ブラケットを補強する効果も得られる。
請求項4に記載された発明によれば、前記アタッチメントが、前記スイッチ取付ブラケットと車室内装パネルとの間で挟着されるようにしたことにより、アタッチメントを確実に保持させることができる。
車室内装パネルに対して上下のスイッチボタンを近付けて配置できるようにするという目的を、車室内装パネルに対し、スイッチ取付ブラケットを介してスイッチ本体が取付けられるように構成し、スイッチ取付ブラケットが、その上部および下部にボス部へ締結固定可能な型抜方向とほぼ面直の取付フランジ部を有すると共に、スイッチ取付ブラケットが、その中間部にスイッチ本体を保持可能な保持枠部を上下に複数連接され、上下の保持枠部間の仕切棧部が、上下のスイッチ本体の車室内装パネルに対する取付角度に応じた屈曲部を有すると共に、仕切棧部に補強手段が施されるようにする、という手段で実現した。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
図1〜図5は、この発明の実施例を示すものである。
まず、構成を説明すると、自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルなどの車室内装パネル1が設けられている。この車室内装パネル1は、通常、立体的な側面形状を有している。例えば、図1では、車室内装パネル1は、インストルメントパネルに対して取付けられる部分パネル(部分インストルメントパネルまたは部分クラスターパネル)などとされており、この部分パネル(車室内装パネル1)には、運転席側に計器装置を取付けるためのメータ開口部1aや、センター部にオーディオ機器および集中スイッチパネルなどの電装部品を取付けるための部品用開口部1bや、空調ダクトを取付けるためのダクト開口部1cなどが各種形成されている。ここで、車室内装パネル1は、車室内に設けられる比較的大型の樹脂パネルを指しており、インストルメントパネルや部分インストルメントパネルやクラスターパネルなどが含まれる。
このような車室内装パネル1に対して、以下の様にスイッチが取付けられる。即ち、車室内装パネル1に形成されたスイッチ用開口部3,4からスイッチボタン5,6を露出させた状態でスイッチ本体7,8が車室内装パネル1の裏面側に配設される。そして、このスイッチ本体7,8が車室内装パネル1の裏面側から車室内装パネル1の型抜方向9へ突設されたボス部10,11を利用して取付けられる。
この実施例のものでは、複数のスイッチ本体7,8が上下に短い間隔で配設され、上下のスイッチ本体7,8の取付角度が車室内装パネル1の側断面形状に応じて異なるものとする。例えば、図2では、スイッチ用開口部3,4はメータ開口部1aの側部に上下に隣接して形成される。
このような状況に対応するために、先ず、車室内装パネル1に対し、スイッチ取付ブラケット14を介してスイッチ本体7,8が間接的に取付けられるようにする。
このスイッチ取付ブラケット14は、その上部および下部にボス部10,11へスクリュー27を用いて締結固定可能な型抜方向9とほぼ面直の取付フランジ部25,26を有している。上下部の取付フランジ部25,26には、ネジ孔28と位置決孔29とがそれぞれ形成されている。位置決孔29には、車室内装パネル1の裏面側から型抜方向9へ突設されたボス部10,11と平行な図示しないロケートピンが嵌合される。なお、スペースがある場合には、必要に応じてスイッチ取付ブラケット14の側部などにネジ孔28などを有する取付フランジ部30などを追加で設けても良い。この取付フランジ部30も対応する図示しないボス部にスクリュー27で締結固定される。上下部および側部の取付フランジ部25,26,30は、ボス部10,11と対応しているため、上記したように型抜方向9とほぼ面直な方向へ向けられるので、スイッチ本体7,8の向きとはほぼ無関係な方向へ向くこととなる。そこで、必要に応じて、スイッチ取付ブラケット14の上下部と取付フランジ部25,26との間に、ボス部10,11の長さに合わせた調整用段差部42,43を設け、更に、必要に応じて、調整用段差部42,43と取付フランジ部25,26との間に補強用のリブ44を設けるようにする。
そして、スイッチ取付ブラケット14は、その中間部にスイッチ本体7,8を保持可能な保持枠部12,13を上下に複数連接される。よって、スイッチ取付ブラケット14は、正面視でほぼ多段の枠状を呈している。この多段枠状のスイッチ取付ブラケット14の周囲は、狭幅でも所要の強度が得られるようにL字断面やコ字断面などとする。
ここで、スイッチ本体7,8は車室内装パネル1のスイッチ用開口部3,4が形成される位置に対しそれぞれほぼ垂直な方向へ軸線16,17を向けて取付けられることとなる。そこで、スイッチ取付ブラケット14の上下の保持枠部12,13間の仕切棧部21に車室内装パネル1に対する上下のスイッチ本体7,8の取付角度に応じた屈曲部22を形成する。この屈曲部22により、取付角度のそれぞれ異なる上下のスイッチ本体7,8を取付可能とする。
そして、仕切棧部21に補強手段23を施すようにする。この際、仕切棧部21の補強手段23を、ほぼコ字形状断面部33、または、段差形状部34の少なくとも一方または両方とする。コ字形状断面部33は、車室内装パネル1の裏面側に開放されている。また、段差形状部34は、この場合、上側の保持枠部12に対して、下側の保持枠部13が奥へ引込んだ形状となっているが、逆であっても良い。
また、保持枠部12,13に対して、スイッチ本体7,8を直接取付ける代りに、スイッチ取付ブラケット14の表面側から嵌着可能なアタッチメント36を介してスイッチ本体7,8が取付けられるようにすることもできる。アタッチメント36は、スイッチ取付ブラケット14とは別部材として構成され、保持枠部12,13の大きさおよび形状とほぼ同様の枠形状を呈している。
アタッチメント36はこの実施例では、奥へ引込められた下側の保持枠部13に対して取付けられることにより、段差形状部34にうまく納まるようにしてある。即ち、段差形状部34の段差量とアタッチメント36との板厚とがほぼ等しくなるように設定して、アタッチメント36がスイッチ取付ブラケット14の表面から大きく突出しないようにしている。更に、アタッチメント36の上縁部に仕切棧部21へ被さって仕切棧部21を補強可能な係止段部45を有している。
しかし、アタッチメント36は、上側の保持枠部12に対して取付けられるものとしても良いし、保持枠部12,13の両方に対して取付けられるものとしても良い。上側の保持枠部12に対してアタッチメント36を取付ける場合には、上側の保持枠部12を段差形状部34を介して奥へ引込めると共に、アタッチメント36の下縁部に仕切棧部21へ被さって仕切棧部21を補強可能な係止段部45を形成しても良い。なお、アタッチメント36を設ける保持枠部12,13の大きさおよび形状を同じにすれば、アタッチメント36を規格化することができる。ただし、アタッチメント36を用いないでスイッチ本体7,8を直接取付けるという場合には、保持枠部12,13の大きさおよび形状は、取付けようとするスイッチ本体7,8に合せれば良い。
更に、アタッチメント36が、スイッチ取付ブラケット14と車室内装パネル1との間で挟着されるようにする。そのために、車室内装パネル1の裏面側からアタッチメント36の表面へ当接可能なリブ40を突設し、リブ40とスイッチ取付ブラケット14とでアタッチメント36を挟持するようにする。
そして、スイッチ取付ブラケット14の保持枠部12,13とスイッチ本体7,8との取付け、スイッチ取付ブラケット14の保持枠部12,13とアタッチメント36との取付け、アタッチメント36とスイッチ本体7,8との取付けは、いずれも爪嵌合によって行う。ここで、スイッチ本体7,8をほぼ矩形状の断面とし、保持枠部12,13およびアタッチメント36もそれぞれ対応する大きさの矩形状とする。
保持枠部12,13とスイッチ本体7,8との爪嵌合は、係止孔47を有する弾性舌片48と、係止孔47に係止される爪部49とによって行うようにする。弾性舌片48は保持枠部12,13側に形成され、爪部49はスイッチ本体7,8側に形成される(この実施例では、保持枠部12とスイッチ本体7との間となっている)。弾性舌片48および爪部49は、保持枠部12,13およびスイッチ本体7,8の対向する二辺(例えば上下の二辺)に形成される。弾性舌片48は、スイッチ本体7,8の取付方向へ向けて形成される。
また、保持枠部12,13とアタッチメント36との爪嵌合は、保持枠部12,13の縁部とアタッチメント36に形成されて上記縁部に係止可能な弾性爪部50を有する弾性舌片51とによって行うようにする(この実施例では、保持枠部13とアタッチメント36との間となっている)。弾性爪部50は弾性舌片51にU字状の切込みを入れた部分に形成する。弾性爪部50は、保持枠部12,13およびアタッチメント36の対向する二辺で且つ上記とは異なる二辺(例えば左右の二辺)に形成される。弾性爪部50は、保持枠部12,13に対するアタッチメント36の取付方向へ向けて形成される。
更にアタッチメント36とスイッチ本体7,8との爪嵌合は、上記保持枠部12,13の弾性舌片48と同様の係止孔47を有する弾性舌片52と、スイッチ本体7,8の爪部49とによって行うようにする。爪部49は、設置位置や形状を合せることにより弾性舌片48,52に対して共通に使用できるものとする。
なお、爪部49、弾性爪部50は、それぞれ取付方向に対するガイドテーパと取外方向に対するストッパ部とを有している。この実施例では、スイッチ本体7,8は保持枠部12,13およびアタッチメント36に対し、裏面側から取付けられるような爪部49とされている。なお、スイッチ本体7,8の嵌着後に、弾性舌片48,52に対し、特に図示しない開き止め手段を設けることにより、スイッチ本体7,8が外れないようにすることもできる。
次に、この実施例の作用について説明する。
この実施例によれば、例えば、スイッチ取付ブラケット14の上下に複数連接された保持枠部12,13のそれぞれに対して所要のスイッチ本体7,8を取付け、各スイッチ本体7,8のスイッチボタン5,6がスイッチ用開口部3,4から露出されるように車室内装パネル1の裏面側にスイッチ取付ブラケット14を配設し、スイッチ取付ブラケット14の上部および下部に形成された取付フランジ部25,26を介して車室内装パネル1の裏面側から型抜方向9へ突設されたボス部10,11にスクリュー27で締結固定する。或いは、この実施例の構造の場合、車室内装パネル1に対してスイッチ取付ブラケット14を取付けてから、スイッチ取付ブラケット14に裏面側からスイッチ本体7,8を取付けるようにしても良い。
このように、スイッチ取付ブラケット14を用いることにより、スイッチ本体7,8自体に取付フランジのような突出部を設ける必要がなくなるので、スイッチ本体7,8の小型化や規格化を図ることが可能となる。
また、保持枠部12,13を上下に複数連接されたスイッチ取付ブラケット14を用いることにより、上側のスイッチ本体7を取付けるための下部取付フランジ部と、下側のスイッチ本体8を取付けるための上部取付フランジ部とが不要となるので、その分、上下のスイッチボタン5,6を近付けて短い間隔で配置することが可能となる。
この際、スイッチ取付ブラケット14の上下の保持枠部12,13間の仕切棧部21には上下のスイッチ本体7,8の取付角度に応じた屈曲部22が形成されているので、車室内装パネル1に対する上下のスイッチ本体7,8の取付角度が異なっていても支障無くこれらを取付けることが可能となる。
しかも、上下の保持枠部12,13間の仕切棧部21に施した補強手段23によってスイッチ取付ブラケット14は上下のスイッチ本体7,8を支持するのに必要な強度を確保することができるようになる。
以上により、車室内装パネル1の造形面を変更せず、デザイン上の自由度を減らすことなく、スイッチボタン5,6を見栄え良く上下に配設することができる。
更に、仕切棧部21の補強手段23が、ほぼコ字形状断面部33、または、段差形状部34の少なくとも一方または両方であることにより、仕切棧部21を大きなものとせずに効率的に補強することができる。特に、コ字形状断面部33と段差形状部34との両方を採用することにより、狭いスペースであっても補強効果を倍増することができる。
また、保持枠部12,13に対して、スイッチ取付ブラケット14の表面側から嵌着可能なアタッチメント36を介してスイッチ本体7,8が取付けられるようにしたことにより、規格の異なるアタッチメント36を複数種類用意すれば、各種のスイッチ本体7,8をスイッチ取付ブラケット14に取付けられるようにすることができる。例えば、アタッチメント36のように、弾性舌片51と同様の弾性を有する仕切板53を間に設ければ2個のスイッチ本体7,8(この実施例では縦長で細身のスイッチ本体8,8)を並列に取付けられるものとすることができ、アタッチメント36’のように仕切板53を設けないものとすればほぼ矩形状のスイッチ本体8を1個のみ取付けられるものとすることができる。また、アタッチメント36や、アタッチメント36に設けた仕切板53などによって、スイッチ取付ブラケット14や、アタッチメント36などを補強する効果も得られる。
そして、アタッチメント36が、スイッチ取付ブラケット14と車室内装パネル1との間で挟着されるようにしたことにより、アタッチメント36を確実に保持させることができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
本発明の実施例にかかる車室内装パネルの斜視図である。 図1の部分拡大斜視図である。 図2のA−A線方向の断面図である。 図2のB−B線方向の断面図である。 スイッチ取付ブラケットおよびアタッチメントの斜視図である。
符号の説明
1 車室内装パネル
4 スイッチ用開口部
5 スイッチボタン
6 スイッチボタン
7 スイッチ本体
8 スイッチ本体
9 型抜方向
10 ボス部
11 ボス部
12 保持枠部
13 保持枠部
14 スイッチ取付ブラケット
21 仕切棧部
22 屈曲部
23 補強手段
25 取付フランジ部
26 取付フランジ部
27 スクリュー
33 コ字形状断面部
34 段差形状部
36 アタッチメント

Claims (4)

  1. 車室内装パネルに形成されたスイッチ用開口部からスイッチボタンを露出させた状態でスイッチ本体が車室内装パネルの裏面側に配設され、前記スイッチ本体が前記車室内装パネルの裏面側から型抜方向へ突設されたボス部を利用して取付けられる車両用スイッチ取付構造において、
    前記車室内装パネルに対し、スイッチ取付ブラケットを介して前記スイッチ本体が取付けられるように構成し、
    前記スイッチ取付ブラケットが、その上部および下部に前記ボス部へ締結固定可能な前記型抜方向とほぼ面直の取付フランジ部を有すると共に、
    前記スイッチ取付ブラケットが、その中間部に前記スイッチ本体を保持可能な保持枠部を上下に複数連接され、
    上下の保持枠部間の仕切棧部が、上下のスイッチ本体の車室内装パネルに対する取付角度に応じた屈曲部を有すると共に、該仕切棧部に補強手段が施されたことを特徴とする車両用スイッチ取付構造。
  2. 前記仕切棧部の補強手段が、ほぼコ字形状断面部、または、段差形状部の少なくとも一方または両方であることを特徴とする請求項1記載の車両用スイッチ取付構造。
  3. 前記保持枠部に対して、前記スイッチ取付ブラケットの表面側から嵌着可能なアタッチメントを介してスイッチ本体が取付けられることを特徴とする請求項1または2記載の車両用スイッチ取付構造。
  4. 前記アタッチメントが、前記スイッチ取付ブラケットと車室内装パネルとの間で挟着されることを特徴とする請求項3記載の車両用スイッチ取付構造。
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