JP2000182702A - コネクタ組立体及びその取付方法 - Google Patents
コネクタ組立体及びその取付方法Info
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- JP2000182702A JP2000182702A JP10354890A JP35489098A JP2000182702A JP 2000182702 A JP2000182702 A JP 2000182702A JP 10354890 A JP10354890 A JP 10354890A JP 35489098 A JP35489098 A JP 35489098A JP 2000182702 A JP2000182702 A JP 2000182702A
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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- H01R13/625—Casing or ring with bayonet engagement
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/73—Means for mounting coupling parts to apparatus or structures, e.g. to a wall
- H01R13/74—Means for mounting coupling parts in openings of a panel
- H01R13/741—Means for mounting coupling parts in openings of a panel using snap fastening means
- H01R13/743—Means for mounting coupling parts in openings of a panel using snap fastening means integral with the housing
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01R2201/26—Connectors or connections adapted for particular applications for vehicles
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低挿入力でコネクタ嵌合できる共に半嵌合を
防止でき、取付作業の容易なコネクタ組立体及びその取
付方法を提供する。 【解決手段】 本発明のコネクタ組立体1は、車体パネ
ル40の貫通穴41に固定される略円筒状のロック用フレー
ム30と、該ロック用フレーム30の一方の開口端に嵌装さ
れる第1のコネクタ10と、該ロック用フレーム30の他方
の開口端に嵌装される第2のコネクタ20とを備える。ロ
ック用フレーム30の円筒部31には、一方の開口端に連続
してロック用フレーム30の中心軸線に沿って螺旋状に延
びる第1のカム溝36と、円筒部31の他方の開口端に連続
して第1のカム溝36と同じ捩れ方向へ螺旋状に延びる第
2のカム溝39とが、コネクタ組立体1の中心軸線の回り
に等間隔に一対配設されている。第1及び第2のコネク
タ10,20には、第1及び第2のカム溝36,39にそれぞれ係
合するべくボス14,24が垂設されている。
防止でき、取付作業の容易なコネクタ組立体及びその取
付方法を提供する。 【解決手段】 本発明のコネクタ組立体1は、車体パネ
ル40の貫通穴41に固定される略円筒状のロック用フレー
ム30と、該ロック用フレーム30の一方の開口端に嵌装さ
れる第1のコネクタ10と、該ロック用フレーム30の他方
の開口端に嵌装される第2のコネクタ20とを備える。ロ
ック用フレーム30の円筒部31には、一方の開口端に連続
してロック用フレーム30の中心軸線に沿って螺旋状に延
びる第1のカム溝36と、円筒部31の他方の開口端に連続
して第1のカム溝36と同じ捩れ方向へ螺旋状に延びる第
2のカム溝39とが、コネクタ組立体1の中心軸線の回り
に等間隔に一対配設されている。第1及び第2のコネク
タ10,20には、第1及び第2のカム溝36,39にそれぞれ係
合するべくボス14,24が垂設されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被固定部である車
体パネル等の貫通穴を介して互いに接続される一対のコ
ネクタを備えたコネクタ組立体及びその取付方法の改良
に関する。
体パネル等の貫通穴を介して互いに接続される一対のコ
ネクタを備えたコネクタ組立体及びその取付方法の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用ワイヤーハーネスを被
固定部である車体パネルやドアパネル等の貫通穴を介し
て互いに接続する為のコネクタ組立体は、安全性などの
観点から、各ワイヤーハーネスの端部に設けられて該コ
ネクタ組立体を構成する一対のコネクタが、完全に嵌合
される必要がある。
固定部である車体パネルやドアパネル等の貫通穴を介し
て互いに接続する為のコネクタ組立体は、安全性などの
観点から、各ワイヤーハーネスの端部に設けられて該コ
ネクタ組立体を構成する一対のコネクタが、完全に嵌合
される必要がある。
【0003】ところが、前記コネクタ組立体により接続
されるワイヤーハーネスの電線(信号線、電力線等)の
本数増加に伴い、コネクタ相互の嵌合力も大きくなり、
半嵌合のおそれが増大している。又、特に防塵及び防水
性が必要なコネクタ組立体では、弾性材より成るシール
が嵌合部分に設けられ、該シールの潰し代による反力も
加わるため、コネクタ組立体の嵌合不良を発生し易く、
取付作業性が良くない。
されるワイヤーハーネスの電線(信号線、電力線等)の
本数増加に伴い、コネクタ相互の嵌合力も大きくなり、
半嵌合のおそれが増大している。又、特に防塵及び防水
性が必要なコネクタ組立体では、弾性材より成るシール
が嵌合部分に設けられ、該シールの潰し代による反力も
加わるため、コネクタ組立体の嵌合不良を発生し易く、
取付作業性が良くない。
【0004】そこで、例えば特開平9−17508号公
報等に開示されたコネクタ組立体の取付方法では、第1
ハウジングの側部に形成された検知用挿入口から、第1
ハウジングの略中心軸線を通るように、板状の嵌合検知
ピンを仮挿入した状態で、第1ハウジングの嵌合穴内に
第2ハウジングを挿入する。次に、嵌合検知ピンを、第
1ハウジングの検知用挿入口内に本挿入し、第2ハウジ
ングに形成された検知ピン用凹部の対向する内壁に形成
されたガイドリブを、前記嵌合検知ピンに形成された傾
斜壁を持つカム溝に係合させ、このカム溝とガイドリブ
との係合により、前記第2ハウジングを前記第1ハウジ
ングの嵌合穴内に押し込む。
報等に開示されたコネクタ組立体の取付方法では、第1
ハウジングの側部に形成された検知用挿入口から、第1
ハウジングの略中心軸線を通るように、板状の嵌合検知
ピンを仮挿入した状態で、第1ハウジングの嵌合穴内に
第2ハウジングを挿入する。次に、嵌合検知ピンを、第
1ハウジングの検知用挿入口内に本挿入し、第2ハウジ
ングに形成された検知ピン用凹部の対向する内壁に形成
されたガイドリブを、前記嵌合検知ピンに形成された傾
斜壁を持つカム溝に係合させ、このカム溝とガイドリブ
との係合により、前記第2ハウジングを前記第1ハウジ
ングの嵌合穴内に押し込む。
【0005】これにより、両ハウジングに接続される電
線の本数が増大した場合でも、低操作力で良好にこれら
を嵌合させることができ、半嵌合状態をなくし、電線相
互の接続を確実に行なうことができる。又、両ハウジン
グが完全に嵌合した状態でなければ、嵌合検知ピンを、
第1ハウジングの検知用挿入口から本挿入して押し込む
ことができないので、押し込まれていない嵌合検知ピン
を観察することにより、きわめて容易に半嵌合状態を検
知することができる。
線の本数が増大した場合でも、低操作力で良好にこれら
を嵌合させることができ、半嵌合状態をなくし、電線相
互の接続を確実に行なうことができる。又、両ハウジン
グが完全に嵌合した状態でなければ、嵌合検知ピンを、
第1ハウジングの検知用挿入口から本挿入して押し込む
ことができないので、押し込まれていない嵌合検知ピン
を観察することにより、きわめて容易に半嵌合状態を検
知することができる。
【0006】更に、半嵌合状態では、嵌合検知ピンの後
端が、第1ハウジングの側部から突出した状態なので、
この状態で第1ハウジングをパネルのパネル穴に取り付
けようとしても、嵌合検知ピンの後端がパネル穴に引っ
かかり固定することができない。そのため、半嵌合状態
でコネクタ組立体がパネル穴に取付固定されることを防
止することができる。
端が、第1ハウジングの側部から突出した状態なので、
この状態で第1ハウジングをパネルのパネル穴に取り付
けようとしても、嵌合検知ピンの後端がパネル穴に引っ
かかり固定することができない。そのため、半嵌合状態
でコネクタ組立体がパネル穴に取付固定されることを防
止することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平9−17508号公報等に開示されたコネクタ組立
体の取付方法では、両ハウジングをパネルのパネル穴を
介して互いに接続すると共に該パネル穴に取付固定する
場合、電線の端部に接続された第2ハウジングを予めパ
ネルのパネル穴より引っ張り出し、嵌合検知ピンを第1
ハウジングの検知用挿入口内に本挿入させながら第1及
び第2ハウジングの嵌合作業を行った後、嵌合させた第
1及び第2ハウジングをパネル穴に戻して固定しなけれ
ばならず、作業性が良くないという問題がある。
開平9−17508号公報等に開示されたコネクタ組立
体の取付方法では、両ハウジングをパネルのパネル穴を
介して互いに接続すると共に該パネル穴に取付固定する
場合、電線の端部に接続された第2ハウジングを予めパ
ネルのパネル穴より引っ張り出し、嵌合検知ピンを第1
ハウジングの検知用挿入口内に本挿入させながら第1及
び第2ハウジングの嵌合作業を行った後、嵌合させた第
1及び第2ハウジングをパネル穴に戻して固定しなけれ
ばならず、作業性が良くないという問題がある。
【0008】そこで、例えばドアの車体取付け作業と同
時に上述の如きコネクタ組立体のコネクタ嵌合作業を同
時に行なうような場合には、第2ハウジングを予めパネ
ルのパネル穴より引っ張り出す貫通作業が必要になり、
ドア組立作業が煩雑になってしまうという問題がある。
従って、本発明の目的は上記課題を解消することに係
り、低挿入力でコネクタ嵌合できる共に半嵌合を防止で
き、取付作業の容易なコネクタ組立体及びその取付方法
を提供することにある。
時に上述の如きコネクタ組立体のコネクタ嵌合作業を同
時に行なうような場合には、第2ハウジングを予めパネ
ルのパネル穴より引っ張り出す貫通作業が必要になり、
ドア組立作業が煩雑になってしまうという問題がある。
従って、本発明の目的は上記課題を解消することに係
り、低挿入力でコネクタ嵌合できる共に半嵌合を防止で
き、取付作業の容易なコネクタ組立体及びその取付方法
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、被
固定部の貫通穴に固定される略円筒状のロック用フレー
ムと、該ロック用フレームの一方の開口端に連続してロ
ック用フレームの中心軸線に沿って螺旋状に延びる第1
のカム溝と、前記ロック用フレームの他方の開口端に連
続して前記第1のカム溝と同じ捩れ方向へ螺旋状に延び
る第2のカム溝と、前記ロック用フレームの一方の開口
端に嵌装されると共に、前記第1のカム溝に係合する第
1の係合突起を備えた第1のコネクタと、前記ロック用
フレームの他方の開口端に嵌装されると共に、前記第2
のカム溝に係合する第2の係合突起を備えた第2のコネ
クタとを備えたコネクタ組立体であって、前記第1のコ
ネクタは、前記第1の係合突起を前記第1のカム溝の仮
係止位置に係合させることによって前記ロック用フレー
ムの一方の開口端に仮係止され、前記第2のコネクタ
は、前記第2の係合突起が前記第2のカム溝に係合する
ようにして、前記貫通穴に固定された前記ロック用フレ
ームの他方の開口端に挿入されることによって仮係止位
置の前記第1のコネクタと仮嵌合状態とされ、前記第1
及び第2のカム溝は、前記第2のコネクタが前記第2の
カム溝に従って回転しながら前記ロック用フレーム内に
嵌入させられることにより、前記第1のコネクタを前記
第1のカム溝に従って回転させながら前記仮係止位置か
ら本係止位置に変位させると共に該第2のコネクタと完
全嵌合させる方向の力が前記第1及び第2の係合突起を
介して作用するように構成されたことを特徴とするコネ
クタ組立体により達成される。
固定部の貫通穴に固定される略円筒状のロック用フレー
ムと、該ロック用フレームの一方の開口端に連続してロ
ック用フレームの中心軸線に沿って螺旋状に延びる第1
のカム溝と、前記ロック用フレームの他方の開口端に連
続して前記第1のカム溝と同じ捩れ方向へ螺旋状に延び
る第2のカム溝と、前記ロック用フレームの一方の開口
端に嵌装されると共に、前記第1のカム溝に係合する第
1の係合突起を備えた第1のコネクタと、前記ロック用
フレームの他方の開口端に嵌装されると共に、前記第2
のカム溝に係合する第2の係合突起を備えた第2のコネ
クタとを備えたコネクタ組立体であって、前記第1のコ
ネクタは、前記第1の係合突起を前記第1のカム溝の仮
係止位置に係合させることによって前記ロック用フレー
ムの一方の開口端に仮係止され、前記第2のコネクタ
は、前記第2の係合突起が前記第2のカム溝に係合する
ようにして、前記貫通穴に固定された前記ロック用フレ
ームの他方の開口端に挿入されることによって仮係止位
置の前記第1のコネクタと仮嵌合状態とされ、前記第1
及び第2のカム溝は、前記第2のコネクタが前記第2の
カム溝に従って回転しながら前記ロック用フレーム内に
嵌入させられることにより、前記第1のコネクタを前記
第1のカム溝に従って回転させながら前記仮係止位置か
ら本係止位置に変位させると共に該第2のコネクタと完
全嵌合させる方向の力が前記第1及び第2の係合突起を
介して作用するように構成されたことを特徴とするコネ
クタ組立体により達成される。
【0010】又、本発明の上記目的は、被固定部の貫通
穴に固定される略円筒状のロック用フレームと、該ロッ
ク用フレームの一方の開口端に連続してロック用フレー
ムの中心軸線に沿って螺旋状に延びる第1のカム溝と、
前記ロック用フレームの他方の開口端に連続して前記第
1のカム溝と同じ捩れ方向へ螺旋状に延びる第2のカム
溝と、前記ロック用フレームの一方の開口端に嵌装され
ると共に、前記第1のカム溝に係合する第1の係合突起
を備えた第1のコネクタと、前記ロック用フレームの他
方の開口端に嵌装されると共に、前記第2のカム溝に係
合する第2の係合突起を備えた第2のコネクタとを備え
たコネクタ組立体の取付方法であって、前記第1の係合
突起を前記第1のカム溝の仮係止位置に係合させること
によって、前記第1のコネクタを前記ロック用フレーム
の一方の開口端に仮係止した後、当該ロック用フレーム
を前記貫通穴に固定し、前記第2の係合突起が前記第2
のカム溝に係合するようにして前記第2のコネクタを前
記ロック用フレームの他方の開口端に挿入することによ
って、当該第2のコネクタを仮係止位置の前記第1のコ
ネクタと仮嵌合状態とし、前記第2のコネクタを前記第
2のカム溝に従って回転させながら前記ロック用フレー
ム内に嵌入することによって、前記第1のコネクタを前
記第1のカム溝に従って回転させながら前記仮係止位置
から本係止位置に変位させ、これら第1及び第2のコネ
クタを完全嵌合させることを特徴とするコネクタ組立体
の取付方法により達成される。
穴に固定される略円筒状のロック用フレームと、該ロッ
ク用フレームの一方の開口端に連続してロック用フレー
ムの中心軸線に沿って螺旋状に延びる第1のカム溝と、
前記ロック用フレームの他方の開口端に連続して前記第
1のカム溝と同じ捩れ方向へ螺旋状に延びる第2のカム
溝と、前記ロック用フレームの一方の開口端に嵌装され
ると共に、前記第1のカム溝に係合する第1の係合突起
を備えた第1のコネクタと、前記ロック用フレームの他
方の開口端に嵌装されると共に、前記第2のカム溝に係
合する第2の係合突起を備えた第2のコネクタとを備え
たコネクタ組立体の取付方法であって、前記第1の係合
突起を前記第1のカム溝の仮係止位置に係合させること
によって、前記第1のコネクタを前記ロック用フレーム
の一方の開口端に仮係止した後、当該ロック用フレーム
を前記貫通穴に固定し、前記第2の係合突起が前記第2
のカム溝に係合するようにして前記第2のコネクタを前
記ロック用フレームの他方の開口端に挿入することによ
って、当該第2のコネクタを仮係止位置の前記第1のコ
ネクタと仮嵌合状態とし、前記第2のコネクタを前記第
2のカム溝に従って回転させながら前記ロック用フレー
ム内に嵌入することによって、前記第1のコネクタを前
記第1のカム溝に従って回転させながら前記仮係止位置
から本係止位置に変位させ、これら第1及び第2のコネ
クタを完全嵌合させることを特徴とするコネクタ組立体
の取付方法により達成される。
【0011】上記構成のコネクタ組立体及びその取付方
法によれば、第1及び第2のコネクタを被係合部の貫通
穴を介して互いに接続すると共に該貫通穴に取付固定す
る場合、先ず、電線の端部に接続された第1のコネクタ
の第1の係合突起をロック用フレームの第1のカム溝の
仮係止位置に係合させることによって、該第1のコネク
タを前記ロック用フレームの一方の開口端に仮係止した
後、当該ロック用フレームを被係合部の貫通穴に固定す
る。
法によれば、第1及び第2のコネクタを被係合部の貫通
穴を介して互いに接続すると共に該貫通穴に取付固定す
る場合、先ず、電線の端部に接続された第1のコネクタ
の第1の係合突起をロック用フレームの第1のカム溝の
仮係止位置に係合させることによって、該第1のコネク
タを前記ロック用フレームの一方の開口端に仮係止した
後、当該ロック用フレームを被係合部の貫通穴に固定す
る。
【0012】次に、第2の係合突起が前記ロック用フレ
ームの第2のカム溝に係合するようにして第2のコネク
タをロック用フレームの他方の開口端に挿入することに
よって、当該第2のコネクタを仮係止位置の第1のコネ
クタと仮嵌合状態とする。そして、ロック用フレームの
中心軸線に沿って延びる前記第2のカム溝に従って第2
のコネクタを回転させながらロック用フレーム内に嵌入
すると、第1のコネクタは第2のコネクタと共に回転し
ながら前記第1のカム溝に従って仮係止位置から本係止
位置に変位させられる。
ームの第2のカム溝に係合するようにして第2のコネク
タをロック用フレームの他方の開口端に挿入することに
よって、当該第2のコネクタを仮係止位置の第1のコネ
クタと仮嵌合状態とする。そして、ロック用フレームの
中心軸線に沿って延びる前記第2のカム溝に従って第2
のコネクタを回転させながらロック用フレーム内に嵌入
すると、第1のコネクタは第2のコネクタと共に回転し
ながら前記第1のカム溝に従って仮係止位置から本係止
位置に変位させられる。
【0013】この際、第1のコネクタには第2のコネク
タと完全嵌合させる方向の力が前記第1及び第2の係合
突起を介して作用するように、前記第1及び第2のカム
溝が構成されているので、作業者は予め貫通穴に固定さ
れたロック用フレーム内に第2のコネクタを回転させな
がら挿入するだけで、第1及び第2のコネクタを嵌合さ
せることができる。
タと完全嵌合させる方向の力が前記第1及び第2の係合
突起を介して作用するように、前記第1及び第2のカム
溝が構成されているので、作業者は予め貫通穴に固定さ
れたロック用フレーム内に第2のコネクタを回転させな
がら挿入するだけで、第1及び第2のコネクタを嵌合さ
せることができる。
【0014】又、第1及び第2のコネクタには、ロック
用フレームの中心軸線に沿って螺旋状に延びる第1及び
第2のカム溝に係合する第1及び第2の係合突起を介し
て互いに嵌合方向の力が作用するので、両コネクタには
嵌合時の偏心力が殆ど作用しない。そこで、両コネクタ
は、捩りが発生し難くなり、低操作力で良好にコネクタ
嵌合させることができ、コネクタ相互の接続を確実に行
なうことができる。
用フレームの中心軸線に沿って螺旋状に延びる第1及び
第2のカム溝に係合する第1及び第2の係合突起を介し
て互いに嵌合方向の力が作用するので、両コネクタには
嵌合時の偏心力が殆ど作用しない。そこで、両コネクタ
は、捩りが発生し難くなり、低操作力で良好にコネクタ
嵌合させることができ、コネクタ相互の接続を確実に行
なうことができる。
【0015】更に、上記構成のコネクタ組立体及びその
取付方法によれば、第1及び第2のコネクタ相互の嵌合
状態は、ロック用フレームに対する第2のコネクタの相
対回転位置と連動するので、両コネクタを完全に嵌合さ
せる為には、ロック用フレームに対して所定位置まで第
2のコネクタを回転させなければならない。そこで、ロ
ック用フレームに対する第2のコネクタの相対回転位置
を観察することにより、きわめて容易に第1及び第2の
コネクタ相互の半嵌合状態を検知することができる。
取付方法によれば、第1及び第2のコネクタ相互の嵌合
状態は、ロック用フレームに対する第2のコネクタの相
対回転位置と連動するので、両コネクタを完全に嵌合さ
せる為には、ロック用フレームに対して所定位置まで第
2のコネクタを回転させなければならない。そこで、ロ
ック用フレームに対する第2のコネクタの相対回転位置
を観察することにより、きわめて容易に第1及び第2の
コネクタ相互の半嵌合状態を検知することができる。
【0016】尚、好ましくは二組以上の第1及び第2の
カム溝と第1及び第2の係合突起とが、前記コネクタ組
立体の中心軸線の回りに、互いに等間隔に配設されるこ
とにより、両コネクタは、更に捩りが発生し難くなり、
より低操作力で良好にコネクタ嵌合させることができ
る。又、好ましくは前記第1及び第2のカム溝が、前記
第1及び第2のコネクタが完全嵌合状態のまま前記ロッ
ク用フレームに対して所定角度回転できるように構成さ
れたカム形状を有することにより、前記第2のコネクタ
をロック用フレームに対して所定角度以上回転させるだ
けで、各構成部品の成形誤差や寸法公差に関わらず、両
コネクタを完全に嵌合させることができる。
カム溝と第1及び第2の係合突起とが、前記コネクタ組
立体の中心軸線の回りに、互いに等間隔に配設されるこ
とにより、両コネクタは、更に捩りが発生し難くなり、
より低操作力で良好にコネクタ嵌合させることができ
る。又、好ましくは前記第1及び第2のカム溝が、前記
第1及び第2のコネクタが完全嵌合状態のまま前記ロッ
ク用フレームに対して所定角度回転できるように構成さ
れたカム形状を有することにより、前記第2のコネクタ
をロック用フレームに対して所定角度以上回転させるだ
けで、各構成部品の成形誤差や寸法公差に関わらず、両
コネクタを完全に嵌合させることができる。
【0017】又、好ましくは前記第1のカム溝には、前
記第1の係合突起を仮係止位置に保持可能な係止突起が
設けられていることにより、第1のコネクタをロック用
フレームに対して容易に仮係止させることができ、コネ
クタ相互の接続が更に容易になる。
記第1の係合突起を仮係止位置に保持可能な係止突起が
設けられていることにより、第1のコネクタをロック用
フレームに対して容易に仮係止させることができ、コネ
クタ相互の接続が更に容易になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係るコネクタ組立体及びその取付方法を
詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係るコネ
クタ組立体の分解斜視図であり、図2乃至図4は図1に
示したコネクタ組立体の組立方法を説明する為の側面図
であり、図5は図1に示したコネクタ組立体のカム溝と
係合突起との関係を示す展開図であり、図6は図1に示
したコネクタ組立体の嵌合完了状態を示す側面図であ
る。
の一実施形態に係るコネクタ組立体及びその取付方法を
詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係るコネ
クタ組立体の分解斜視図であり、図2乃至図4は図1に
示したコネクタ組立体の組立方法を説明する為の側面図
であり、図5は図1に示したコネクタ組立体のカム溝と
係合突起との関係を示す展開図であり、図6は図1に示
したコネクタ組立体の嵌合完了状態を示す側面図であ
る。
【0019】本実施形態に係るコネクタ組立体1は、図
1に示したように、被固定部である車体パネル40の貫
通穴41に固定される略円筒状のロック用フレーム30
と、該ロック用フレーム30の一方の開口端(図1中、
右方の開口端)に嵌装される第1のコネクタ10と、該
ロック用フレーム30の他方の開口端(図1中、左方の
開口端)に嵌装される第2のコネクタ20とを備える。
1に示したように、被固定部である車体パネル40の貫
通穴41に固定される略円筒状のロック用フレーム30
と、該ロック用フレーム30の一方の開口端(図1中、
右方の開口端)に嵌装される第1のコネクタ10と、該
ロック用フレーム30の他方の開口端(図1中、左方の
開口端)に嵌装される第2のコネクタ20とを備える。
【0020】前記ロック用フレーム30の円筒部31に
は、図1及び図2に示すように、一方の開口端(図2
中、右方の開口端)に連続してロック用フレーム30の
中心軸線に沿って螺旋状に延びる第1のカム溝36と、
前記円筒部31の他方の開口端に連続して前記第1のカ
ム溝36と同じ捩れ方向へ螺旋状に延びる第2のカム溝
39とが、コネクタ組立体1の中心軸線の回りに等間隔
に一対配設されている。
は、図1及び図2に示すように、一方の開口端(図2
中、右方の開口端)に連続してロック用フレーム30の
中心軸線に沿って螺旋状に延びる第1のカム溝36と、
前記円筒部31の他方の開口端に連続して前記第1のカ
ム溝36と同じ捩れ方向へ螺旋状に延びる第2のカム溝
39とが、コネクタ組立体1の中心軸線の回りに等間隔
に一対配設されている。
【0021】前記円筒部31の他方の開口端側には、前
記貫通穴41に嵌合する嵌合部33と共にフランジ部3
2が形成されている。更に、該嵌合部33には、前記貫
通穴41の開口縁に係合して抜け止めとなる一対のロッ
キングアーム34,34と、前記貫通穴41の切り欠き
部42,42に嵌合して回り止めとなる一対の嵌合突起
35,35とが形成されている。尚、前記嵌合突起3
5,35は、前記第2のカム溝39,39の開放端と一
致するように形成されている。
記貫通穴41に嵌合する嵌合部33と共にフランジ部3
2が形成されている。更に、該嵌合部33には、前記貫
通穴41の開口縁に係合して抜け止めとなる一対のロッ
キングアーム34,34と、前記貫通穴41の切り欠き
部42,42に嵌合して回り止めとなる一対の嵌合突起
35,35とが形成されている。尚、前記嵌合突起3
5,35は、前記第2のカム溝39,39の開放端と一
致するように形成されている。
【0022】図2に示すように、前記第1のカム溝36
は、前記円筒部31の一方の開口端からロック用フレー
ム30の中心軸線に沿って延びる第1の導入部36a
と、該第1の導入部36aから前記中心軸線に沿って螺
旋状に延びる第1の案内部36bとから成る。一方、前
記第2のカム溝39は、前記円筒部31の他方の開口端
から前記中心軸線に沿って延びる第2の導入部39a
と、該第2の導入部39aから前記第1の案内部36b
と同じ捩れ方向へ螺旋状に延びる第2の案内部39bと
から成る。そして、前記第2の案内部39bと略平行に
延びる前記第1の案内部36bは、前記第2の導入部3
9aに隣接する側から前記第1の導入部36aに向かっ
て、第2の案内部39bとの間隔が徐々に狭まった後、
平行になるようなカム形状に形成されている。
は、前記円筒部31の一方の開口端からロック用フレー
ム30の中心軸線に沿って延びる第1の導入部36a
と、該第1の導入部36aから前記中心軸線に沿って螺
旋状に延びる第1の案内部36bとから成る。一方、前
記第2のカム溝39は、前記円筒部31の他方の開口端
から前記中心軸線に沿って延びる第2の導入部39a
と、該第2の導入部39aから前記第1の案内部36b
と同じ捩れ方向へ螺旋状に延びる第2の案内部39bと
から成る。そして、前記第2の案内部39bと略平行に
延びる前記第1の案内部36bは、前記第2の導入部3
9aに隣接する側から前記第1の導入部36aに向かっ
て、第2の案内部39bとの間隔が徐々に狭まった後、
平行になるようなカム形状に形成されている。
【0023】図1に示すように、前記第1のコネクタ1
0は、車体側のワイヤーハーネスW 1 の一端部に接続さ
れた図示しない複数のコンタクトを収容する矩形状の雄
コネクタ部11と、該雄コネクタ部11の外周を覆って
前記円筒部31の内周壁に摺接可能な円筒状のフード部
12と、前記第1のカム溝36,36にそれぞれ係合す
るべく雄コネクタ部11の後端側に垂設された第1の係
合突起である一対のボス14,14とを有する(図3参
照)。前記フード部12の前端側には、後述する第2の
係合突起であるボス24,24との干渉を防ぐ為の切欠
き部13,13が形成されている。
0は、車体側のワイヤーハーネスW 1 の一端部に接続さ
れた図示しない複数のコンタクトを収容する矩形状の雄
コネクタ部11と、該雄コネクタ部11の外周を覆って
前記円筒部31の内周壁に摺接可能な円筒状のフード部
12と、前記第1のカム溝36,36にそれぞれ係合す
るべく雄コネクタ部11の後端側に垂設された第1の係
合突起である一対のボス14,14とを有する(図3参
照)。前記フード部12の前端側には、後述する第2の
係合突起であるボス24,24との干渉を防ぐ為の切欠
き部13,13が形成されている。
【0024】一方、前記第2のコネクタ20は、補機側
のワイヤーハーネスW2 の端部に接続された図示しない
複数のコンタクトを収容して前記雄コネクタ部11と嵌
合する雌コネクタ部22と、前記第2のカム溝39,3
9にそれぞれ係合するべく雌コネクタ部22の前端側に
垂設された第2の係合突起である一対のボス24,24
とを有する(図3参照)。
のワイヤーハーネスW2 の端部に接続された図示しない
複数のコンタクトを収容して前記雄コネクタ部11と嵌
合する雌コネクタ部22と、前記第2のカム溝39,3
9にそれぞれ係合するべく雌コネクタ部22の前端側に
垂設された第2の係合突起である一対のボス24,24
とを有する(図3参照)。
【0025】次に、本実施形態における上記コネクタ組
立体1を車体パネル40の貫通穴41に固定する際の取
付方法を説明する。先ず、車体側のワイヤーハーネスW
1 の一端部に接続された第1のコネクタ10をロック用
フレーム30の一方の開口端より円筒部31内に嵌装す
る。この際、前記第1の導入部36a,36aからボス
14,14を導入し、突き当たるまで押し込んだ所で該
第1のコネクタ10を時計回り方向に回転させながら第
1の案内部36b,36bに沿ってボス14,14を変
位させ、該第1のカム溝36の溝奥に設けた係止突起3
7を乗り越えさせることで各ボス14を仮係止位置に保
持する。そこで、ボス14,14が係止突起37,37
により仮係止位置に保持された第1のコネクタ10は、
ロック用フレーム30に対して仮係止され、不用意に回
転して外れてしまうことがない。
立体1を車体パネル40の貫通穴41に固定する際の取
付方法を説明する。先ず、車体側のワイヤーハーネスW
1 の一端部に接続された第1のコネクタ10をロック用
フレーム30の一方の開口端より円筒部31内に嵌装す
る。この際、前記第1の導入部36a,36aからボス
14,14を導入し、突き当たるまで押し込んだ所で該
第1のコネクタ10を時計回り方向に回転させながら第
1の案内部36b,36bに沿ってボス14,14を変
位させ、該第1のカム溝36の溝奥に設けた係止突起3
7を乗り越えさせることで各ボス14を仮係止位置に保
持する。そこで、ボス14,14が係止突起37,37
により仮係止位置に保持された第1のコネクタ10は、
ロック用フレーム30に対して仮係止され、不用意に回
転して外れてしまうことがない。
【0026】そして、図3に示すように、ロック用フレ
ーム30の嵌合部33が車体パネル40の貫通穴41内
に嵌装されると、切り欠き部42,42に嵌合突起3
5,35が嵌合すると共に貫通穴41の開口縁にロッキ
ングアーム34,34が係合し、該ロック用フレーム3
0は貫通穴41に固定される。尚、図2に図示したよう
に、予めロック用フレーム30を貫通穴41に固定した
後、第1のコネクタ10を円筒部31内に嵌装して仮係
止させても良い。
ーム30の嵌合部33が車体パネル40の貫通穴41内
に嵌装されると、切り欠き部42,42に嵌合突起3
5,35が嵌合すると共に貫通穴41の開口縁にロッキ
ングアーム34,34が係合し、該ロック用フレーム3
0は貫通穴41に固定される。尚、図2に図示したよう
に、予めロック用フレーム30を貫通穴41に固定した
後、第1のコネクタ10を円筒部31内に嵌装して仮係
止させても良い。
【0027】次に、補機側のワイヤーハーネスW2 の一
端部に接続された第2のコネクタ20をロック用フレー
ム30の他方の開口端より円筒部31内に嵌装する。こ
の際、前記第2の導入部39a,39aからボス24,
24を導入し、突き当たるまで押し込む。そして、図4
及び図5(a)に示すように、ボス24,24が第2の
導入部39a,39aの内壁に突き当たるまで押し込ま
れた第2のコネクタ20の雌コネクタ部22は、ロック
用フレーム30の仮係止位置に仮係止されている第1の
コネクタ10の雄コネクタ部11に対して仮嵌合状態と
なる。尚、仮嵌合状態とは、雌コネクタ部22のコンタ
クトと雄コネクタ部11のコンタクトとが電気的に接続
される完全嵌合状態ではないが、ハウジング同士は嵌合
して互いに相対回転不能な状態である。
端部に接続された第2のコネクタ20をロック用フレー
ム30の他方の開口端より円筒部31内に嵌装する。こ
の際、前記第2の導入部39a,39aからボス24,
24を導入し、突き当たるまで押し込む。そして、図4
及び図5(a)に示すように、ボス24,24が第2の
導入部39a,39aの内壁に突き当たるまで押し込ま
れた第2のコネクタ20の雌コネクタ部22は、ロック
用フレーム30の仮係止位置に仮係止されている第1の
コネクタ10の雄コネクタ部11に対して仮嵌合状態と
なる。尚、仮嵌合状態とは、雌コネクタ部22のコンタ
クトと雄コネクタ部11のコンタクトとが電気的に接続
される完全嵌合状態ではないが、ハウジング同士は嵌合
して互いに相対回転不能な状態である。
【0028】そこで、図5(b)に示すように、この状
態から第2のコネクタ20を時計回り方向に回転させな
がら第2の案内部39b,39bに沿ってボス24,2
4を溝奥へ移動させると、雄コネクタ部11が雌コネク
タ部22に仮嵌合状態となっている第1のコネクタ10
は、図5(c)及び図6に示すように、第2のコネクタ
20と共に回転しながらボス14,14が第1の案内部
36b,36bに沿って仮係止位置から本係止位置に変
位させられる。
態から第2のコネクタ20を時計回り方向に回転させな
がら第2の案内部39b,39bに沿ってボス24,2
4を溝奥へ移動させると、雄コネクタ部11が雌コネク
タ部22に仮嵌合状態となっている第1のコネクタ10
は、図5(c)及び図6に示すように、第2のコネクタ
20と共に回転しながらボス14,14が第1の案内部
36b,36bに沿って仮係止位置から本係止位置に変
位させられる。
【0029】そして、上述した如く徐々に間隔が狭まる
これら第1及び第2のカム溝36,39に沿って移動す
るボス14とボス24との距離も、図5(a)に示した
仮嵌合状態の距離L1 から図5(b)に示した嵌合途中
状態の距離L2 を経て、図5(c)に示した本嵌合状態
の距離L3 へと徐々に近づく。即ち、前記第2のコネク
タ20を時計回り方向に回転させながら、ロック用フレ
ーム30の第2の案内部39b,39bに沿ってボス2
4,24を溝奥へ移動させると、第1のコネクタ10に
は第2のコネクタ20と嵌合させる方向の力がボス14
及びボス24を介して作用するように、前記第1及び第
2のカム溝36,39は形成されている。
これら第1及び第2のカム溝36,39に沿って移動す
るボス14とボス24との距離も、図5(a)に示した
仮嵌合状態の距離L1 から図5(b)に示した嵌合途中
状態の距離L2 を経て、図5(c)に示した本嵌合状態
の距離L3 へと徐々に近づく。即ち、前記第2のコネク
タ20を時計回り方向に回転させながら、ロック用フレ
ーム30の第2の案内部39b,39bに沿ってボス2
4,24を溝奥へ移動させると、第1のコネクタ10に
は第2のコネクタ20と嵌合させる方向の力がボス14
及びボス24を介して作用するように、前記第1及び第
2のカム溝36,39は形成されている。
【0030】従って、作業者は予め貫通穴41に固定さ
れたロック用フレーム30内に第2のコネクタ20を回
転させながら挿入するだけで、第1及び第2のコネクタ
10,20を容易に嵌合させることができる。又、第1
及び第2のコネクタ10,20には、ロック用フレーム
30の中心軸線に沿って螺旋状に延びる第1及び第2の
カム溝36,39に係合するボス14,24を介して互
いに嵌合方向の力が作用するので、両コネクタには嵌合
時の偏心力が殆ど作用しない。
れたロック用フレーム30内に第2のコネクタ20を回
転させながら挿入するだけで、第1及び第2のコネクタ
10,20を容易に嵌合させることができる。又、第1
及び第2のコネクタ10,20には、ロック用フレーム
30の中心軸線に沿って螺旋状に延びる第1及び第2の
カム溝36,39に係合するボス14,24を介して互
いに嵌合方向の力が作用するので、両コネクタには嵌合
時の偏心力が殆ど作用しない。
【0031】そこで、第1及び第2のコネクタ10,2
0は、捩りが発生し難くなり、低操作力で良好にコネク
タ嵌合させることができ、コネクタ相互の接続を確実に
行なうことができる。従って、例えばドアの車体取付け
作業と同時に上述の如きコネクタ組立体1のコネクタ嵌
合作業を同時に行なうような場合にも、作業者は予め車
体パネル40の貫通穴41に固定されたロック用フレー
ム30内に第2のコネクタ20を回転させながら挿入す
るだけで、第1及び第2のコネクタ10,20を確実に
嵌合させることができ、従来のように第1のコネクタ1
0を貫通穴41より引っ張り出す貫通作業が不必要にな
り、ドア組立作業が簡単になる。
0は、捩りが発生し難くなり、低操作力で良好にコネク
タ嵌合させることができ、コネクタ相互の接続を確実に
行なうことができる。従って、例えばドアの車体取付け
作業と同時に上述の如きコネクタ組立体1のコネクタ嵌
合作業を同時に行なうような場合にも、作業者は予め車
体パネル40の貫通穴41に固定されたロック用フレー
ム30内に第2のコネクタ20を回転させながら挿入す
るだけで、第1及び第2のコネクタ10,20を確実に
嵌合させることができ、従来のように第1のコネクタ1
0を貫通穴41より引っ張り出す貫通作業が不必要にな
り、ドア組立作業が簡単になる。
【0032】尚、本係止位置に移動させられた各ボス1
4が、第1の案内部36bの溝手前に設けた一対の係止
突起38,38により本係止位置に保持されるので、第
1及び第2のコネクタ10,20は不用意に回転した
り、嵌合が外れたりすることは無い。
4が、第1の案内部36bの溝手前に設けた一対の係止
突起38,38により本係止位置に保持されるので、第
1及び第2のコネクタ10,20は不用意に回転した
り、嵌合が外れたりすることは無い。
【0033】更に、上記実施形態におけるコネクタ組立
体1及びその取付方法によれば、第1及び第2のコネク
タ10,20相互の嵌合状態は、ロック用フレーム30
に対する第2のコネクタ20の相対回転位置と連動する
ので、両コネクタ10,20を完全に嵌合させる為に
は、ロック用フレーム30に対して所定位置まで第2の
コネクタ20を回転させなければならない。
体1及びその取付方法によれば、第1及び第2のコネク
タ10,20相互の嵌合状態は、ロック用フレーム30
に対する第2のコネクタ20の相対回転位置と連動する
ので、両コネクタ10,20を完全に嵌合させる為に
は、ロック用フレーム30に対して所定位置まで第2の
コネクタ20を回転させなければならない。
【0034】そこで、ロック用フレーム30に対する第
2のコネクタ20の相対回転位置を観察することによ
り、きわめて容易に第1及び第2のコネクタ10,20
相互の半嵌合状態を検知することができる。尚、第2の
コネクタ20のハウジング後端部は、矩形状に形成され
ているので、ロック用フレーム30に対する相対回転位
置の識別は可能であるが、雌コネクタ部22の外周面に
マークを施し、更に容易に相対回転位置を識別できるよ
うにしても良い。
2のコネクタ20の相対回転位置を観察することによ
り、きわめて容易に第1及び第2のコネクタ10,20
相互の半嵌合状態を検知することができる。尚、第2の
コネクタ20のハウジング後端部は、矩形状に形成され
ているので、ロック用フレーム30に対する相対回転位
置の識別は可能であるが、雌コネクタ部22の外周面に
マークを施し、更に容易に相対回転位置を識別できるよ
うにしても良い。
【0035】又、上記実施形態におけるコネクタ組立体
1は、ロック用フレーム30の円筒部31に形成される
第1及び第2のカム溝36,39と、第1及び第2のコ
ネクタ10,20に形成されるボス14,24とが、コ
ネクタ組立体1の中心軸線の回りに二組、互いに等間隔
に配設されている。そこで、第2のコネクタ20を回転
させながら第1及び第2のコネクタ10,20を嵌合す
る際には、第1及び第2のカム溝36,39に係合する
ボス14,24を介して互いに作用する嵌合方向の力
が、回転中心であるコネクタ組立体1の中心軸線の回り
に均等に作用する。
1は、ロック用フレーム30の円筒部31に形成される
第1及び第2のカム溝36,39と、第1及び第2のコ
ネクタ10,20に形成されるボス14,24とが、コ
ネクタ組立体1の中心軸線の回りに二組、互いに等間隔
に配設されている。そこで、第2のコネクタ20を回転
させながら第1及び第2のコネクタ10,20を嵌合す
る際には、第1及び第2のカム溝36,39に係合する
ボス14,24を介して互いに作用する嵌合方向の力
が、回転中心であるコネクタ組立体1の中心軸線の回り
に均等に作用する。
【0036】従って、両コネクタ10,20は、更に捩
りが発生し難くなり、より低操作力で良好にコネクタ嵌
合させることができる。尚、上記実施形態においては、
コネクタ組立体1の中心軸線の回りに二組の第1及び第
2のカム溝36,39とボス14,24とを配設した
が、三組以上でも良いことはいうまでもない。
りが発生し難くなり、より低操作力で良好にコネクタ嵌
合させることができる。尚、上記実施形態においては、
コネクタ組立体1の中心軸線の回りに二組の第1及び第
2のカム溝36,39とボス14,24とを配設した
が、三組以上でも良いことはいうまでもない。
【0037】更に、上記実施形態におけるコネクタ組立
体1は、前記第1及び第2のカム溝36,39が、第1
及び第2のコネクタ10,20が完全嵌合状態のまま前
記ロック用フレーム30に対して所定角度回転してから
本係止位置に保持されるように、本係止位置直前では間
隔が平行になるようなカム形状に形成されている。そこ
で、前記第2のコネクタ20をロック用フレーム30に
対して所定角度以上回転させるだけで、各構成部品の成
形誤差や寸法公差に関わらず、両コネクタ10,20を
完全に嵌合させることができる。
体1は、前記第1及び第2のカム溝36,39が、第1
及び第2のコネクタ10,20が完全嵌合状態のまま前
記ロック用フレーム30に対して所定角度回転してから
本係止位置に保持されるように、本係止位置直前では間
隔が平行になるようなカム形状に形成されている。そこ
で、前記第2のコネクタ20をロック用フレーム30に
対して所定角度以上回転させるだけで、各構成部品の成
形誤差や寸法公差に関わらず、両コネクタ10,20を
完全に嵌合させることができる。
【0038】尚、本発明のコネクタ組立体において、ロ
ック用フレームに形成される第1及び第2のカム溝の形
状及び形成位置と、第1及び第2のコネクタに形成され
る第1及び第2の係合突起の形状及び形成位置とは、上
記実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の
趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは言うまでも
ない。
ック用フレームに形成される第1及び第2のカム溝の形
状及び形成位置と、第1及び第2のコネクタに形成され
る第1及び第2の係合突起の形状及び形成位置とは、上
記実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の
趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは言うまでも
ない。
【0039】例えば、第1及び第2のコネクタを嵌合す
る際の嵌合力は、コンタクト同士が接触するまでの嵌合
初期段階と、接触してからの嵌合後半段階とでは異なる
ので、第1及び第2のカム溝の形状(ロック用フレーム
外周面に沿った溝の曲率)を適宜設定することで、第2
のコネクタの回転角度と回転嵌合方向のストロークとを
最適化して嵌合力の変化を均一にすることもできる。
る際の嵌合力は、コンタクト同士が接触するまでの嵌合
初期段階と、接触してからの嵌合後半段階とでは異なる
ので、第1及び第2のカム溝の形状(ロック用フレーム
外周面に沿った溝の曲率)を適宜設定することで、第2
のコネクタの回転角度と回転嵌合方向のストロークとを
最適化して嵌合力の変化を均一にすることもできる。
【0040】又、上記実施形態のコネクタ組立体におい
ては、ロック用フレームに対応して形成される第1及び
第2のカム溝が隣接して設けられているが、ロック用フ
レームの外周面に沿ってそれぞれ離れた位相(例えば、
角度90度の位相差)を以て形成することもできる。
又、上記実施形態における第1及び第2のカム溝36,
39は、ロック用フレーム30を貫通した貫通溝として
形成されているが、該ロック用フレームの内周面に有底
溝として形成することもできる。
ては、ロック用フレームに対応して形成される第1及び
第2のカム溝が隣接して設けられているが、ロック用フ
レームの外周面に沿ってそれぞれ離れた位相(例えば、
角度90度の位相差)を以て形成することもできる。
又、上記実施形態における第1及び第2のカム溝36,
39は、ロック用フレーム30を貫通した貫通溝として
形成されているが、該ロック用フレームの内周面に有底
溝として形成することもできる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のコネクタ組立体及びその取付方法によれば、作業者は
予め第1のコネクタが一方の開口端に仮係止され、貫通
穴に固定されたロック用フレーム内に第2のコネクタを
回転させながら挿入するだけで、第1及び第2のコネク
タを嵌合させることができる。
のコネクタ組立体及びその取付方法によれば、作業者は
予め第1のコネクタが一方の開口端に仮係止され、貫通
穴に固定されたロック用フレーム内に第2のコネクタを
回転させながら挿入するだけで、第1及び第2のコネク
タを嵌合させることができる。
【0042】又、第1及び第2のコネクタには、ロック
用フレームの中心軸線に沿って螺旋状に延びる第1及び
第2のカム溝に係合する第1及び第2の係合突起を介し
て互いに嵌合方向の力が作用するので、両コネクタには
嵌合時の偏心力が殆ど作用しない。そこで、両コネクタ
は、捩りが発生し難くなり、低操作力で良好にコネクタ
嵌合させることができ、コネクタ相互の接続を確実に行
なうことができる。
用フレームの中心軸線に沿って螺旋状に延びる第1及び
第2のカム溝に係合する第1及び第2の係合突起を介し
て互いに嵌合方向の力が作用するので、両コネクタには
嵌合時の偏心力が殆ど作用しない。そこで、両コネクタ
は、捩りが発生し難くなり、低操作力で良好にコネクタ
嵌合させることができ、コネクタ相互の接続を確実に行
なうことができる。
【0043】更に、第1及び第2のコネクタ相互の嵌合
状態は、ロック用フレームに対する第2のコネクタの相
対回転位置と連動するので、両コネクタを完全に嵌合さ
せる為には、ロック用フレームに対して所定位置まで第
2のコネクタを回転させなければならない。そこで、ロ
ック用フレームに対する第2のコネクタの相対回転位置
を観察することにより、きわめて容易に第1及び第2の
コネクタ相互の半嵌合状態を検知することができる。従
って、低挿入力でコネクタ嵌合できる共に半嵌合を防止
でき、取付作業の容易なコネクタ組立体及びその取付方
法を提供できる。
状態は、ロック用フレームに対する第2のコネクタの相
対回転位置と連動するので、両コネクタを完全に嵌合さ
せる為には、ロック用フレームに対して所定位置まで第
2のコネクタを回転させなければならない。そこで、ロ
ック用フレームに対する第2のコネクタの相対回転位置
を観察することにより、きわめて容易に第1及び第2の
コネクタ相互の半嵌合状態を検知することができる。従
って、低挿入力でコネクタ嵌合できる共に半嵌合を防止
でき、取付作業の容易なコネクタ組立体及びその取付方
法を提供できる。
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタ組立体の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】図1に示したコネクタ組立体の組立方法を説明
する為の側面図である。
する為の側面図である。
【図3】図1に示したコネクタ組立体の組立方法を説明
する為の側面図である。
する為の側面図である。
【図4】図1に示したコネクタ組立体の組立方法を説明
する為の側面図である。
する為の側面図である。
【図5】図1に示したコネクタ組立体のカム溝と係合突
起との関係を示す展開図である。
起との関係を示す展開図である。
【図6】図1に示したコネクタ組立体の嵌合完了状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
1 コネクタ組立体 10 第1のコネクタ 11 雄コネクタ部 14 ボス 20 第2のコネクタ 22 雌コネクタ部 24 ボス 30 ロック用フレーム 34 ロッキングアーム 36 第1のカム溝 37 係止突起 39 第2のカム溝 40 車体パネル 41 貫通穴 W1 車体側のワイヤーハーネス W2 補機側のワイヤーハーネス
Claims (5)
- 【請求項1】 被固定部の貫通穴に固定される略円筒状
のロック用フレームと、 該ロック用フレームの一方の開口端に連続してロック用
フレームの中心軸線に沿って螺旋状に延びる第1のカム
溝と、 前記ロック用フレームの他方の開口端に連続して前記第
1のカム溝と同じ捩れ方向へ螺旋状に延びる第2のカム
溝と、 前記ロック用フレームの一方の開口端に嵌装されると共
に、前記第1のカム溝に係合する第1の係合突起を備え
た第1のコネクタと、 前記ロック用フレームの他方の開口端に嵌装されると共
に、前記第2のカム溝に係合する第2の係合突起を備え
た第2のコネクタとを備えたコネクタ組立体であって、 前記第1のコネクタは、前記第1の係合突起を前記第1
のカム溝の仮係止位置に係合させることによって前記ロ
ック用フレームの一方の開口端に仮係止され、 前記第2のコネクタは、前記第2の係合突起が前記第2
のカム溝に係合するようにして、前記貫通穴に固定され
た前記ロック用フレームの他方の開口端に挿入されるこ
とによって仮係止位置の前記第1のコネクタと仮嵌合状
態とされ、 前記第1及び第2のカム溝は、前記第2のコネクタが前
記第2のカム溝に従って回転しながら前記ロック用フレ
ーム内に嵌入させられることにより、前記第1のコネク
タを前記第1のカム溝に従って回転させながら前記仮係
止位置から本係止位置に変位させると共に該第2のコネ
クタと完全嵌合させる方向の力が前記第1及び第2の係
合突起を介して作用するように構成されたことを特徴と
するコネクタ組立体。 - 【請求項2】 二組以上の第1及び第2のカム溝と第1
及び第2の係合突起とが、前記コネクタ組立体の中心軸
線の回りに、互いに等間隔に配設されていることを特徴
とする請求項1に記載のコネクタ組立体。 - 【請求項3】 前記第1及び第2のカム溝が、前記第1
及び第2のコネクタが完全嵌合状態のまま前記ロック用
フレームに対して所定角度回転できるように構成された
カム形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記
載のコネクタ組立体。 - 【請求項4】 前記第1のカム溝には、前記第1の係合
突起を仮係止位置に保持可能な係止突起が設けられてい
ることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載
のコネクタ組立体。 - 【請求項5】 被固定部の貫通穴に固定される略円筒状
のロック用フレームと、 該ロック用フレームの一方の開口端に連続してロック用
フレームの中心軸線に沿って螺旋状に延びる第1のカム
溝と、 前記ロック用フレームの他方の開口端に連続して前記第
1のカム溝と同じ捩れ方向へ螺旋状に延びる第2のカム
溝と、 前記ロック用フレームの一方の開口端に嵌装されると共
に、前記第1のカム溝に係合する第1の係合突起を備え
た第1のコネクタと、 前記ロック用フレームの他方の開口端に嵌装されると共
に、前記第2のカム溝に係合する第2の係合突起を備え
た第2のコネクタとを備えたコネクタ組立体の取付方法
であって、 前記第1の係合突起を前記第1のカム溝の仮係止位置に
係合させることによって、前記第1のコネクタを前記ロ
ック用フレームの一方の開口端に仮係止した後、当該ロ
ック用フレームを前記貫通穴に固定し、 前記第2の係合突起が前記第2のカム溝に係合するよう
にして前記第2のコネクタを前記ロック用フレームの他
方の開口端に挿入することによって、当該第2のコネク
タを仮係止位置の前記第1のコネクタと仮嵌合状態と
し、 前記第2のコネクタを前記第2のカム溝に従って回転さ
せながら前記ロック用フレーム内に嵌入することによっ
て、前記第1のコネクタを前記第1のカム溝に従って回
転させながら前記仮係止位置から本係止位置に変位さ
せ、これら第1及び第2のコネクタを完全嵌合させるこ
とを特徴とするコネクタ組立体の取付方法。
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